中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【重大発表】ナルシストが最も嫌いなタイプ|自己愛性パーソナリティ障害

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今日はナルシストが最も嫌いなタイプというテーマでお話ししていきます。

このチャンネルを始めた当初に、ナルシストが最も嫌いなことという動画を出したんですけれども、ありがたいことにちょっとだけバズったんですね。
 
彼らの弱点は一体何なのか知ることは、ナルシスト対策において、重要なトピックのうちの一つかなぁとも思いますし、今回はその動画の続編というような形で動画にしてまとめようと思います。

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本題に入る前に、皆さんにご報告があります。
実は、クラウドファンディングで寄付してくださった皆さんのおかげで、無事に新しいパソコンを購入できました!
 
古いパソコンを使っていた時はアップロードや編集が大変でしたが、これからは編集がスムーズになります。
新しいパソコンが手に入るまでいつ故障するか心配でしたが、ドネーションをしてくださった皆さんのおかげで安心して作業できますし、ここまで支援が集まったこと、本当に感謝でしかありません。
たくさんの温かいご支援を、本当にありがとうございました。
 
クラウドファンディングにつきましては、今後も動画制作とチャンネル運営に向けて、必要なソフトウェアや撮影機材などを揃え、より充実したコンテンツをお届けしていけたらいいなと考えています。
私の活動を応援したい方は、下記のリンクからクラウドファンディングのページをご覧いただけたらと思います。
改めて、支援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。
 
①反応の薄い人
 
では、早速ナルシストが最も嫌がるタイプの人についてお話ししていきたいんですが、まず1つめは反応の薄い人です。
自分が一番だと考え、自己中心的で特別扱いされたい欲求が誰よりも強いナルシストにとって、相手が反応してくれないのは非常に許しがたいことです。
 
例えば、今まで自分の期待通りに応えてくれていた人が急に無視をしだしたりするのは、予想外なんですね。
何か頼んでも断ったり、自分の存在に気づいてくれないと不安を感じ始め、「どうしてなんだ。何が理由で無視されているんだ。自分は何も悪くないのに!」とパニックになるかもしれません。
 
彼らが注目してもらおうとちょっかいを出してきたり、挑発してきても、こちらは彼らの期待通りに反応するより、あっさりとした返事をしたりして、あまり関心を示さない方がいいんですね。
なぜ、そこまで反応の薄い人を嫌うのかというと、反応してくれないのは彼らにとってかなり不都合だからです。
 
よくあるケースを具体例として挙げると、別れたナルシストの夫や妻が子供やお金を使って、「子供に会わせないと、こうするからな!」というような発言をし、ターゲットに不安感を与えてコントロールしようとするんですね。
ところが、脅されても罪悪感を煽るような発言に対しても相手は恐れを見せず、堂々としていたならそれはコントロールしているとは言えませんよね。
 
ナルシストの挑発も同じです。
自分が必要な時に構ってくれないから怒りを向けてくるなんて、どれだけ子供やねんっていう話ではありますが、実はこれには理由があるんですね。
ナルシストは出会った時にターゲットを罠にかけるために、ラブボミングという心理テクニックを使い、この時彼らは相手を理想化します。
 
「この人は自分のために動いてくれるはず」「この人と仲良くしてれば、いざとなった時に役に立つかも」という搾取したいだとか、自分の欲を満たしたいという心理が裏で働き、まずは相手を理想化することに集中します。
勝手に相手を理想化し、その人が例えばナルシストの性格の異変に気づいて距離を起き始めたり、別れ話を切り出したりしようもんなら「こいつは私を裏切った」と望んでいた理想が破綻してしまいます。
 
ターゲットの方から別れを切り出さなくても、ナルシストは理想を追い求める理想化から攻撃的な一面を見せる脱価値化をし、相手の価値を下げるような言動をします。
段々とエゴが崩れていくと、相手を責め立てて責任転嫁したり、暴言を吐いたり悪口を言って攻撃してくるナルシストですが、その背景にはこうした理想化と脱価値化が存在し、相手の反応性が得られないから虐待行為が続くということを知ることが大切です。

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②自分の意見を持つ人
 
自己愛の強い人への対処法として、「指摘しないこと」と紹介していることが多いと思いますが、確かに刺激しないために否定的な発言をしないというのは正しい対処法ではあります。
ただ、何でもかんでも聞き入れるだけでは彼らの言いなりでしかなく、時と場合によってはこちらの意見を伝えなきゃならない時があるんですよね。
 
納得してもらうために逆の意見を述べたり、こちらの意見を押し通す目的で彼らを論破することは、自分の意思を尊重することであり、決していけないことではありません。
 
自分の意思が強い人は自分の発言、行動、意思決定に疑うことはしません。
「そういえば、この前〇〇してなかったやん」と嘘をつかれたとしますよね。
 
でも、「え、そうだったっけ?」と疑うのではなく、「は?そんなはずがない。ちゃんと〇〇したのに。この人の記憶が間違ってる」など、「私はこう思う」と強く自分自身を信じることがガスライティングをされない防御策として重要になってきます。
なぜなら、強い信念を持っている人はガスライティングされにくいからです。
 
ガスライティングの対処法のうちの一つは、「第三者に相談すること」です。
彼らは、ターゲットが誰かに自分がやってきた悪行をバラされるのを嫌いますし「こいつは誰にも言わんやろ」と温厚で大人しい人を狙うこともあるんですよね。
 
確かに、誰かに被害を打ち明けるのって本当に勇気いりますよね。
それが職場だと上司にも相談しにくいですし、ハラスメントが起きている中で「誰に相談したらいいのか」というのが一番大きな課題だと思います。
 
そう考えているうちに、「私さえ我慢すれば…」「自分にもいたらない所があったのかも」と自分を責めることで、第三者に相談する過程まで辿り着けないケースがほとんどです。
日常的に「全部あんたのせい」という冷たい言葉を浴びせられた結果、「やっぱり自分が間違っているからだ」と思い込んで、どんどんネガティブ思考に陥るのがガスライティングの恐ろしいところです。
 
つまり自分の意見が持てないと、ガスライティングされやすくなり、「誰かに言ったらあかん」「大したことないから、大事にせん方がいい」のマインドが作り上げられやすいのです。
そうなれば、本当に彼らの言いなり、家来のような存在になってしまい、何か頼まれても断れない。
それが黒だと思っていても、白だと言わないければならない。
 
上手いこと言いくるめられて、嫌なことも引き受けないといけない。
間違っているのに正しいと思い込んでしまう。
罪悪感、そして孤立に持っていく。
これがガスライティングの手口なんですよね。
皆さんは経験したことありますか?
 
これは一種の洗脳であり、洗脳から抜け出した時、アウェイキニング(Awakening)と言って目が覚めて、以前の自分に戻れたような感覚を取り戻せます。
最初からガスライティングをされず、この心理的虐待から身を守るには「自分の意思を持っている人になること」で、それがナルシストの一番の天敵です。

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③はっきりNOと言える人
 
皆さんが関わっているナルシストは、断ると不機嫌になったり、思い通りにいかないと子供のように駄々をこねますか?
ナルシストは自己中心的です。
 
自分本意で行動する人たちですから、気に入らないと発狂したりなど、いかに身の回りの人たちが自分のために動いてくれるか考えつつ、他人を顎で使ったりして人を操ることを得意とします。
例えば、癇癪を起こす子供を想像してみてください。
 
ママに大好きなおもちゃを買ってもらえないとか、夕飯前に「おやつ食べたい」とおねだりしますが、ママは「夜ご飯の前だからダメだよ」と言いますよね。
すると大体2歳〜5歳の子供は泣いてお母さんを困らせます。
 
お店の中で泣かれたら困るし、夕飯作ってるし忙しいからという色んな理由から子供の欲しいものを与えると、子供は次から「泣いたらママは欲しいものをくれるんだ」と子供なりに覚えます。
癇癪を起こすと欲しいものがくれると考える幼児と同じように、ナルシストにも拒否しないと要望がどんどん大きなものになったり、状態が悪化し負の連鎖が繰り返されるでしょう。
 
では、それを防ぐためにはどうすればいいのか?
だったら最初からあげないでおきましょう。
出会ってすぐにナルシストを見抜くのは至難の業ですが、一番良いのは様子を見ること。
 
少しずつ自分を出したり、全部引き受けるんじゃなくて本当に少しずつ与えること。
それからもし、彼らが癇癪を起こしたり気に入らないと言ってあなたを困らせてきた時は、また一歩下がって与えず少し離れた所から様子を見ます。
 
無視をしたり、不機嫌な態度をとってわざと会話しないなどサイレントトリートメントという陰湿な種類のハラスメントをするカバートナルシストというタイプもいます。
不機嫌ハラスメントをする人は、相手に気を遣わせたり精神的な苦痛をじわじわと与えることが目的なんですけれども、もし不機嫌なナルシストに振り回されているという方は金輪際彼らの機嫌を取る行動をやめてみるのです。
 
要は、不機嫌を撒き散らすと相手が関心を示してくれると自分に甘えているだけで、自分の機嫌を自分で取れず他者にぶつけているだけの話なんですね。
感情をコントロールできない人を扱うのが難しいなんて方は多いと思います。
 
苛立ちをぶつけてくる人をありのままに受け入れる必要はありません。
とても大切なことを皆さんにお伝えします。
自分が他人にどういう風に扱われたいのかを、こちらが教えることです。
 
ナルシスト対策をしていると、Xでも「どうしてこっちがそこまでせなあかへんねん」というリツイートを受け取ります。
ただ、ナルシストは感情的に未熟だということを覚えておいてください。
 
自他境界が曖昧な人は、他人との距離感が分かりませんので、あなたを尊重してくれないのであれば迷わず距離を取ることも大事です。
そんな時「次は別れるからね」と忠告しても、懲りずに嫌がらせをしてくるのがナルシストです。

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じゃあどうすればいいのか。
例えば「別れるからね」と伝えたなら忠告だけでなく、本当に実行する必要があるということを実際私はナルシストとの付き合いで学びました。
 
なので、言っても聞かない人を扱う際ははっきりと断ることが重要で、嫌なことややりたくないことに対してちゃんとNOを言える人は彼らに狙われにくいです。
 
話の途中にはなりますが、ここでお知らせです。
最新のビデオガイドでは、ナルシストとのコミュニケーションにおいて、攻撃をかわす秘訣を分かりやすく解説しております。
彼らとの関わりにおいて、どのように対処すればいいのかついて、かなり貴重な情報を動画形式で提供しています。
 
さらに、電子書籍も販売中です。
まだ手に入れていない方は、ぜひ概要欄から詳細をご確認ください。
ナルシストとの関わりに不安を感じる方々に、自信を持って対処するための有益な情報が満載です。
今すぐ手に入れて、自己防衛のスキルを磨きましょう。
 
④嘘を信じない人
 
「やっぱりな」と思った方は多いんじゃないでしょうか。
そうなんです。ナルシストは嘘を信じない人、正直な人を嫌います。
 
ナルシストの「いや〜この前、こんなことがあって大変だったんだよ〜」という嘘を見抜いて、ストレートに「あなた嘘ついてますよね?」と隠したてしない人なんか最強だと思います。
どうして正直で嘘を信じない人を嫌うのかと言うと、嘘をついてガスライティングをして、相手をコントロールすることができないからです。
 
ですので、共感してくれる人、何があっても自分についてきてくれる信じやすい人を獲物にして、心理的操作をするんですね。
よって、簡単に嘘を信用しない疑う心を持つことも大事です。
 
ナルシストはラブボミングで関係を急展開し、相手との距離を縮めますが、このマニピュレーションとやらを避けるには一体何をすればいいのか。
それは、遅らせることです。
 
例えばですが、ラインの返事を遅らせたり、電話や会う回数を減らしたりして、こちらが心地よい程度に頻度を調整してみてください。
嘘を信じやすい人は、相手に言われるがままに彼らの発言を魔に受けて、すぐに行動に移してしまうことが多いです。

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⑤自立した人
 
これは経済的にも感情的にも、精神的にもあらゆる面でです。
自立した人は自分の意見を大事にし、判断力もありナルシストに騙されにくく、彼らに頼る必要がない分共依存に陥る可能性が低いです。
 
つまり、相手が経済的にも精神的も安定しているとコントロールしにくいわけですし、しっかりどんと構えている人には特にナルシストの脅しは効かないんですよね。
考えが深いと、彼らが「ごめんなさい。もうしないから許してください」と泣きついてきても、「あ、今回はこの泣き落としのパターンか」と瞬時に相手の行動を先読みできることもなきにしもあらずです。
 
このタイプと一緒にいるナルシストは、相手が自立し成功しているため、劣等感を感じやすいんですね。
理由は、「自分が上か下か」いつも相手と比較する癖がついているからです。
 
もしくは、自立した人を都合よく利用して搾取する場合もありますよね。
相手が自分よりも下だと判断したら、同じレベルまで下げるために人格否定や言葉の暴力などの様々なハラスメントをします。
 
何か揉め事を起こして相手の関心を引こうとしたり、何かと厄介なナルシストですが、感情的に自立した人は至って冷静で、むやみに笑顔を見せません。
空気の読み方を知っています。
判断力もあります。
 
挑発されても怒りの沈め方を知っているし、怒りの感情にコントロールされることはありません。
自立した人はナルシストが復縁を迫るためにフーバリングをしてきても、「どうしよう」と迷うことなく、無反応、無関心、無視を徹底するかと思います。
プレゼント攻撃なんかされても、心がなびかないんですね。
⑥自分よりも価値がある人
 
ナルシストは自分よりも価値の高い人を目にすると、「あんなん大したことない」と価値を下げようとする傾向があります。
彼らからすると他人が賞賛されているのは面白くないので、自分と同じレベルまで下げるために足を引っ張るんですよね。
 
表面上では「良かったやん」「頑張ってね」と上手く取り繕いつつ、本心は相手を妬み、偽るのはラブボミングの初期段階のみです。
こっちが本当に幸せなのを彼らに伝えたとしても、ナルシストは喜んでくれません。
 
そのため、「成功したよ!上手くいったよ」と伝えても、「私のおかげやん」「私のアドバイスが良かったんやわ」「たまたま運が良かっただけやろ」とか意味の分からんことを言うのです。
よく視聴者さんから「タゲられて、嫉妬されて困ってます」というコメントをもらうのですが、誰かに嫉妬されるということは相手が手に入れていないものをあなたは持っているということになります。
 
それは喜ぶべきことであり、遠慮とか罪悪感は感じなくていいのです。
あなたの幸せを喜んでくれない人は友達ではありません。
 
例えば、あなたが近況報告してなんか嬉しいニュースを伝えた時に、相手がムスっとしてたり否定してきたり、からかったり疑ったりして心の底から一緒に喜んでくれないなら、それは本当の友達とは言えません。
幸せを共有できない人とは離れるべきです。
 
そして、ナルシスト、もしくはナルシストの傾向が強い人にターゲットにされてしまったからと言って、それが決して悪いことであるとは限りません。
狙われやすいからと言って、性格を変える必要もないのです。
 
今まで与えていたものをこれから控えるようにするとか、少しずつ行動を制限することで、改善は可能です。
彼らに無視をされた時に、寂しくてすぐラインを送ってしまうとか、不機嫌なナルシストに気を遣って機嫌取りをしてしまうなど、これから思い切ってそれらの行動とは逆の行動をとって相手の様子を見て、「その手には乗らない」と意思表示することで虐待や嫌がらせがましになっていくということがあるわけです。
 
例えば、ナルシストはターゲットの幸福を心から願っておらず、むしろ嫉妬心から上手くいって欲しくないとまで考えていることがあります。
その時に、こちらが笑顔いっぱいの写真をSNSにあげようもんなら、彼らは漫画でよくあるハンカチを食いしばるようなとてつもない悔しさを滲ませるでしょう。
 
でも逆に、明らかに病んでいるような悲しいツイートとか寂しがってるストーリーはナルシストの格好の餌となります。
彼らに傷つけられて悔しい気持ちを晴らして、仕返ししたいならあなたが幸せにしていることを知ってもらうことです。
 
ただわざわざ知らせる必要はなくて、あなたが幸せにしていることが最高の復讐で、もう狙われないようにどんどん幸せオーラを放ってくださいね。
幸せなんだと偽るのではなく、本当に自分が幸せだと感じることをやってみて、とにかくナルシストの存在を忘れるために自分が有意義に過ごせる何かに没頭することが大切です。
 
こちらのメンバー限定動画では、「話が通じないナルシストへの対処法」を徹底的に解説しています。。
参加すると、ナルシストへの対処法や彼らに打ち勝つノウハウなど、ナルシスト対策に必要な知識を学ぶことができます。
これらの知識があなたのナルシスト対策に役立つこと間違いなしなので、参加ご希望の方はチェックしてみてくださいね!
 
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この記事を書いた人
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中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

ナルシストの虐待サイクルを初めて日本に広め、認知度の低いナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)への理解を深めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg