中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

ナルシストから逃げたターゲットに起こること|自己愛性パーソナリティ障害

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人付き合いをしていく中で、私たちは二つのタイプの人に遭遇します。

一つは、己の利益に働く者と、もう一つは我が身に益せざる者です。

 
例えば、利益を求め、常に自分中心に行動する自己愛の強い人は悪気がなくても、態度や言葉で自尊心を傷つけてきたり、嫌だと訴えても何度もひどい嫌がらせを繰り返します。
同じ屋根の下共に暮らしているけど、彼らの言動によってこちらの精神が病んでしまう。
 
そんな時、私たちは自分に危害を加える人といち早く距離を取らねばなりません。
ただし、ナルシストとの人間付き合いは非常に困難で、嫌がらせや虐待の被害を受けた後ターゲットが距離を置こうとしても、執拗に絡んでくることも多いです。
 
それでも暴言を吐き、暴力を振るって傷つけてくる攻撃的な人に遭遇したら、直ちに逃げなければならない時がやって来るかもしれません。
なぜなら、虐待は誰にでも起こりうることだからです。
 
被害者が加害者から逃げざるを得ない時は、被害者が自分自身で逃げる決意をした時です。
ただし言い換えると、絶えずあなたを攻撃しようとしてくるナルシストから逃げる時、それはあなたが自由を手にする時です。
 
ナルシストと結婚しても、ナルシストの親を持ったとしても、最終的には夫婦の縁、親子の縁を切って新しい人生をスタートする方が多いです。
ありとあらゆる対処法を試したけど、嫌がらせは一向に収まらないし、もうこれ以上精神的虐待に耐えられない。
 
ナルシストに支配されずに、自分の人生を歩みたい。
ナルシストから逃げたいと考えている方へ、今日は「ナルシストから逃げたターゲットに起こること」というテーマでお話ししたいと思います。

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本題に入る前にお知らせがあります。
なんと2作目の電子書籍をがついに完成しました!
 
「心理ゲームに勝つための10の鍵 ナルシストとの付き合い方」という本で、この書籍ではナルシストとの関係でお悩みの方々に向けて、心理的虐待から抜け出すための貴重な情報をお届けしています。
私の実体験と米国の心理学研究に基づいて、ナルシストとの関わり方や今すぐ活用できるコミュニケーション術などを幅広く解説しています。
 
前作を買っていただいた方に「また読んでみたい」と思っていただけるように、今回はもっと以前よりもバージョンアップした形でだいぶ熱を入れて執筆しました。
「心の傷を癒す方法を知りたい」「攻撃してくる人から自分を守る方法を教えてほしい」という方は、この本にあなたの探している答えが詰まっていると思うので、興味を持ってくださった方は是非下記のリンクから詳細をご覧くださいね。
 

ナルシストから逃げたターゲットに起こること

①耐えない攻撃により、トラウマを抱える
 
ナルシストの嘘やガスライティング、心理的操作、言葉の暴力、周囲を巻き込んだ集団いじめ、理不尽に怒鳴られ叱責や非難を受けたり、容赦ない搾取。
こうした辛い出来事を経験したターゲットの多くは加害者から離れた後もなおトラウマを抱え、人間不信や不安障害など人間関係や健康面、精神面で様々な問題を抱えます。
 
さらには日々受けてきた心理的な虐待であるガスライティングによって自分自身を疑い、ひどく落ち込んだり。
英語ではよくOver thinkingという言い方をしますが、何でも深刻に考えすぎてしまうようになる人も多いです。
 
どうしてナルシストによる精神的虐待は、こんなにも破壊的なのかというと自己愛性パーソナリティは、敵に回すと恐ろしく攻撃性の強い性格特性だからです。
彼らは他者を攻撃することで、自己陶酔のエネルギーを搾取して、自身の精神を安心させ、ストレスを軽減させます。
 
こうした関わると害を及ぼすサイコパスやナルシストなどのトキシック・パーソンと距離を取るために、彼らを避け始めると一番に起こる事はなんだと思いますか?
ナルシストの種類にもよりますが、大半はターゲットの悪口を吹聴し、フライングモンキーという取り巻きを巻き込むネガティブキャンペーンや仲間外れ、他にも脅迫、ストーキング、様々な精神攻撃です。
 
他者からの無視や拒絶を嫌うナルシストにとって、ターゲットに避けられているという事実を目の当たりにすることは非常にやるせないわけです。
でも、大丈夫です。
その攻撃は一時的なもので、小さい子供が起こす癇癪のように時間が立てば、大抵の場合は徐々に状況が落ち着くでしょう。
 
ただ、執念深く逆恨みするナルシストもいますし、彼らは自己陶酔を常に他者から搾取する必要があるため、自己陶酔欲しさにまたターゲットに近づき、フーバリングというものを行います。
しかし、ターゲットが自己愛性パーソナリティ障害を知り、フーバリングに応じず、何度か心理的攻撃を上手くかわすと自然と適切に対処する方法を身につけることができます。

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②自尊心の回復
 
「離れて良かった」「離婚してよかった」「別れてよかった」「自分は間違っていなかったんだ」と少しずつ自信がつくようになります。
彼らが持つ人格障害を理解して、「何が原因だったんだろう」と自分に降りかかったことを客観視して見れるようになり、ターゲットは回復に向かいます。
 
現在ナルシストと関わらなあかんって方や、最近関係を絶った方は特に「いつまでこの苦しい状況が続くんやろ」「いつ抜け出せるんやろ」と感じていらっしゃるかもしれません。
ですが、その暗いトンネルには必ず終わりがあり、すぐに抜け出せるということを皆さんにお伝えしたいです。
 
なぜかというと、私も当時は「早くこの環境から抜け出したい」と強く感じていましたし、暗いトンネルに果たして終わりがあるのかかなり絶望的でした。
でも、今こうして皆さんに動画を通してですが自信を持ってお話し出来ているということは、回復した証拠であり、これは自分が「こんな人になりたい」「こんなことをしてみたい」と目標を持って、一歩一歩進んできたからです。
 
もちろん人によって歩幅も違うし、歩くスピードも違いますからゆっくり自分のペースで、今自分の心が安心できる方法を少しずつ模索しながら回復に近づける目標設定をし、その目標に向けてゆっくり行動することが大きな回復の一歩だと思います。
③再び虐待のサイクルが繰り返される
 
②の自尊心回復はめっちゃ成功した、上手くいったパターンで、実はナルシストとの縁切りっていうのは、残念ながら良いものだけではありません。
中にはフーバリングの罠に引っ掛かり、以前のように虐待のサイクルに再度巻き込まれるパターンも少なくありません。
 
ナルシストを完全無視して、絶対に反応したらあかんっていうものではないですが、フーバリングに応答すればまた虐待のサイクルに吸い寄せられるということは覚えておくといいでしょう。
どうして彼らに狙われてしまったのか、なぜ虐待が起きていたのか、彼らがあなたを攻撃する理由や根本的な原因を理解できず、状況を俯瞰で見るのが難しいと回復や適切な対処法を身につけるまでに時間がかかります。
 
ナルシストというキャラクターの餌食にされやすい、その原因を突き止めないことには、ターゲットは彼らとの関係においてどうしても受け身になりがちです。
フーバリングをされる度にエネルギーを奪われ、ナルシストはいつものお決まりの行動パターンを繰り返してはターゲットを粗末に扱い続けるでしょう。
 
果たして、ナルシストに尽くすような自分を犠牲にした利他的な生き方に満足し、それが本当に幸福であるのか、彼らとの関係性を見つめ直すのも大事です。
だけど、彼らの標的にされやすいからといって、決してあなたに問題があるのではありません。
 
なぜなら、性格に難があるナルシストの共感力の低さや、自分勝手で無責任な言動に問題があるからです。
嘘をついて全く被害者じゃないのに、悲劇のヒロインを演じたりするナルシストに対して、共感的になりがちなエンパスは一番標的にされやすいです。
 
エンパスは共感を感じやすいがゆえに、ナルシストが求めてきたらそれに反応し、すぐ手を差し伸べてあげる親切で暖かく思いやりのある人たちです。
動画でエンパスについてお話しすると、多くの視聴者さんが「私エンパスかもしれない」「自分がエンパスの傾向が強いと、動画を観て気づきました」とよくコメントをいただくんですね。
 
感受性が強かったり、相手の意見に忠実であることはとても素晴らしいです。
しかし、過去にトラウマや不安を抱えたエンパスはナルシストの心理的操作に引っかかりやすいです。
 
理由は、自己肯定感が下がってしまうとどうしても相手に承認されることを求めがちになり、徐々に共依存関係に発展してしまう可能性があるからなんですね。
例えば、自身がナルシストに育てられたり、過去にナルシストに傷つけられた過去があったりすると、足りない何かを埋めようと、自己肯定感を高めるために彼らとの関係に依存してしまうなんてことも多いです。
 
普段ナルシストによく遭遇するなって方は、特にほんの少しだけ自己愛傾向が強い人に警戒しながら、こうした自己愛性パーソナリティ障害の特徴を認識する必要があります。
「ナルシストは変わらない」と心に留めておくといいでしょう。
 
彼らが自分と同じ感情を持っていると思い、彼らに期待してはなりません。
そして自分の弱さと強さ、両方を理解してナルシストの自己愛的行動に、少し細かい注意を払って予防策を講じてくださいね。

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④自由が手に入る
 
ナルシストから逃げると攻撃が続き、再び虐待サイクルにハマってしまう現実が待ち受けているのか…と思われた方もいらっしゃると思いますが、実際は悲しいことばかりではありません。
彼らと縁を切る前はかなりがんじがらめに縛られた支配関係の中にいたかもしれません。
 
でも、その有毒な関係から抜け出した後、手に入るのは奴隷状態ではなく「自由」なのです。
もう彼らを怒らせないように機嫌を取ったり、悪意のある発言で気分を害される心配をする必要はありません。
 
ナルシストとの関係は、Emotional roller coster、つまり感情のジェットコースターのようなものとよく言われています。
感情の浮き沈みが激しく、周りにいる人たちを意のままに操り、振り回すナルシストですが、彼らとの関係を断ち切ると、感情のジェットコースターからやっと降りられます。
 
ガスライティングはされないし、自分らしく生きられます。
もう辛い思いをしなくて済みます。
 
実は感情的ではなく、経済的にもメリットがあります。
ナルシストがもう搾取してこなくなれば、当然お金は溜まります。
 
さらに、健康面にも大きな影響が与えられ、体調が良くなり、精神バランスが安定し、メンタルも改善するでしょう。
次第に混乱がとけ、洗脳から目を覚まし、自分の頭で考え、自分の意思で行動できるようになります。
 
「私がおかしいのかも」「私のせいかもしれない」と自分自身に疑いを持たなくなるため、自分の意見が言えるまで健全なマインドが出来上がることが可能です。
自分にガスライティングをしないというのは、決断力のアップに繋がりますので、自分で意思決定できるようになるんですね。
 
ナルシストの精神攻撃によって、不安、心配、落ち込み、悲しみ、苦痛、後悔、罪悪感、動揺、混乱、憎しみを感じたりしていたものの、心の中にあるモヤモヤが少しずつ晴れていくでしょう。
暗闇から抜け出すと、「自分ってこんな人間だったよな」と気づきがあり、以前の自分、もしくはもっとパワーアップした自分に出会うかもしれません。
 
他にも、メリットはたくさんあります。
私が経験したことだと、当時はナルシストにいつ攻撃されるか、いつフーバリングされるか、かなり用心深くなっていましたが、回復すると緊張しなくなりました。
 
ナルシストとの関係を断つまでの日々は、まさに波乱万丈で、ドラマティックで本当に綱渡りしているみたいなものでした。
ですが、物理的な距離を取れて、頭の中で混乱してもつれた糸が気持ちいいほどに解けていって、ずっと心の中に溜まった不満や不安もスーッと晴れていったんですね。
 
ナルシストと関わりたくなくても関わらないとならない状況は本当にフラストレーションで、苦でしかありませんでした。
でも、その分学んだことの方が大きいし、自分が成長出来たことが何よりですし、ナルシストの傾向がある人に会った時に「あ、この人自己愛強いな。気をつけよう」と見抜く力が養われました。
 
辛い経験をしたことに変わりはありませんが、これらの心理学の知識が私を助けてくれたのです。
だから、もし今ナルシストとの人間関係で頭を抱えておられる方に聞いて欲しいです。
 
決して悲観的になったり強い怨念を抱いて報復を果たすのではなく、そのエネルギーをどうかご自身が癒えて立ち直るために役立ててあげてください。
「許せない」という気持ちは痛いほど分かります。
 
私も許せないし、一生許さないと思います。
だけど、相手を許すのではなく、相手を許せない自分に許可をあげる。
自分を傷つけた相手を許せない自分を非難せず、許せない自分に許しを与えると気持ちが楽になります。
 
ナルシストから逃げ出した後、許す、許さないよりも、あなたが幸せに過ごせられるかの方が大事です。

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ナルシストへの接し方や対処法についてたくさん紹介していますが、「ナルシストとの関係から抜け出した後、回復するにはどうすればいい?」という質問もかなり頂いているんですね。
なので、こちらのメンバー限定動画では、「ナルシストの自己愛性虐待から回復する3ステップ」を詳しく解説しています。
 
恨みや未練を断ち切り、新しいスタートを切るためにどんなステップを踏めばいいのか。
ナルシストとの関係を過去にして、前向きに進む具体的な方法についてお伝えします。
 
メンバーシップにまだ参加したことがない方は、お気軽に参加してみてくださいね。
通常動画では公開されていない未公開の情報をたくさんお届けしています。
 
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この記事を書いた人
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中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

ナルシストの虐待サイクルを初めて日本に広め、認知度の低いナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)への理解を深めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg