中村りんの心理学研究所

ナルシストの心理、特徴、自己愛性パーソナリティの特性、心理的操作(Manipulation)のテクニックなど『ナルシシズムについての知識を深めたい』『ナルシストにどのように対応したらいいのかわからない』という方に向け、様々な状況で役立つ対処法を紹介しています。もっと多くの方がガスライティングや精神的虐待(Narcissistic abuse, Psychological abuse, Emotional abuse)を知り、被害者が減ることを願います。

ナルシストの正体を見破った時に起こることって?【自己愛性パーソナリティ障害】

ナルシストの正体を見破った時に起こることって?【自己愛性パーソナリティ障害】

 

当然ですが、みなさんの関わっているナルシストは本性を隠して、裏と表の顔をうまく使い分けているタイプですか?

例えば、
 

ナルシストの正体を見破った!些細な一言を言ってナルシストを怒らせてしまった!相手にナルシストだと言ってしまった!ナルシストを敵に回してしまった!フライングモンキーと揉めてナルシストに敵意を向けられている!

 
こういった状況など、もしみなさんが相手がナルシストだということを見抜いた時、彼らが取る行動をこの動画でみなさんにご紹介したいと思います。
 
彼らが本性を出してくる時、一体どういったことが起きるのか知っておくのと知らないのでは全然違うと思うので、今日は『ナルシストの正体を見破った時に起こること』についてお話しするので、ナルシスト対策のために役立ててみてください。
 

ナルシストの正体を見破った時に起こること

 
基本的にナルシストの性格は英語ではSuperficial(スーパーフィシャル)と言われているんですが、このSuperficialは『外見上。外面。表面的。上辺。見せかけ』という意味なんですね。
 
要するにナルシストはかなり表面的な性格をしていて、彼らの行動、性格や人間関係などあらゆる面でかなり見せかけで、上辺だけなことが多いかと思います。
 
そんな表面的なパーソナリティを持つ自己愛の強いナルシストは、誰かに自分の正体を晒されることを非常に嫌うわけなんですね。
 
例えば、前の動画でもお話しした自己愛損傷と呼ばれるナルシストが内側に持つ傷に触れられた時、自己愛憤怒というナルシストの怒りをあらわにしたり、他にもわかりやすい例を挙げると、ナルシストが自分のやっている嫌がらせやいじめなど虐待行為を自分の尊敬している人や周りの人に知られてしまった時、自分の正体がバレてしまった時彼らは隠していた本性を現すと言われています。
 

 

例えば、こちらが『〇〇にこんなことをされた!』とナルシストから受けている被害を誰かに訴え始めると、彼らは防衛的になって戦闘モードに突入するわけなんですね。
 
全ては自分を守るための防衛規制という心理メカニズムによって行われ、人を操ろうとする支配的なナルシストが自分の正体を晒された時は、今からお話しする様々なことが起こるので注意が必要だと思います。
①何度もガスライティングを繰り返す
 
ナルシストは『自分の正体を見破られてしまった!』と感じた時、自身の立場、または自分の味方の誰か(特にフライングモンキー)を守るためにターゲットに何度も何度もガスライティングをして事実を捻じ曲げようとします。
 
ガスライティングやガスライティングのフレーズについてこのチャンネルでたくさん話しているので、詳しく知りたい方は過去の記事を観ていただいたらガスライティングとは一体なんなのか、ガスライティングの定義がはっきりとわかると思います。
 
 
このガスライティングは心理的操作の一形態と言われていて、彼らは自分の嘘がバレてしまった時などガスライティングをして相手を心理的に操ろうとするんですね。
 
ガスライティングをする時に言われることというのは、例えば
 
『そんなこと起きませんでしたよ』『あなたの勘違いじゃないですか?』『それは事実ではないですね』『他のみんなはそんなことないって言っているし、あなたが間違っているだけじゃないんですか?』
 
こういったことを何度も何度も言って、ターゲットの記憶や認識を上書きしてあったことをなかったこと、もしくはなかったことを実際にあったことのように話す心理テクニックのことをガスライティングというんですね。
 
ガスライティングはいろんな状況で起きますし、アメリカでは結構認知されている言葉なので日本でももっと広く知られるべきだと私は思うので、このチャンネルで発信している訳なんですが、ナルシストは特に自分の失敗とか自分の虐待行為(精神的にも身体的にも)など知られたくないことが明かされてしまった時、自分が不利になったと感じた時、ターゲットがおかしいということを伝えて、相手のメンタルを削っていきます。
 
『問題があるのはあなたの方ですよ』と言うことによってターゲットは
 
『本当に自分がおかしいのかもしれない』『自分のせいだったんだ』『自分が間違っているんだ』『こんなこと言われるのは自分が言われた通りにしないからだ』
 
と必要以上に自分を責めたり、自分の認識を疑うことに繋がります。
 
ちなみにガスライティングは相手を傷つけるためだけに行われるとは限らず、ナルシストの虐待サイクルの第1段階のLove Bombingの段階でもターゲットを自分の世界に引き込むためにガスライティングのテクニックを使用することもあります。
②投影
 
投影についても過去動画で話していて、対処法も紹介しているのでまだ観ていない方はチェックしてみてください。
 
投影というのは心理学で
 

【投影】自分の中にある受け入れたくない不都合な感情や衝動を、他人のものだと思い込むこと

 

を言います。
 
例えばナルシストは無意識に自分の問題を相手の問題だと勘違いして自分の責任を相手になすりつけたり、よくあるのがナルシストが誰かをナルシスト呼ばわりすることもあります。
 
実際によくあるのがモラハラや嫌がらせの加害者なのに、自分が被害者だと言って相手を悪者にしたり、罪悪感や責任から逃れるために相手に投影をして自分を守るわけなんですね。
 
③可哀想な人を演じる

 

『でも実はこんなことがあったの』『私はこんなことをされて、ずっと辛かったの』『これをしたのには訳があったんだ』『どうして私だけがこんな目に遭うの?』

 

と周囲に同情してもらうための発言を繰り返し、自分に起きた悲しいストーリーを話します。
 
これは自分が嫌がらせの加害者だったとしても絶対に被害者になろうと、自分に同情してくれそうな人を狙って永遠に自分に起きたことを話して味方をつけます。
④脅す
 
ナルシストは相手に正体がバレてしまって離れていくかもしれない時、ターゲットの弱点とか言われたくないことなどを理解しているので、相手を脅したりわざと自尊心を下げる発言をして精神的に攻撃することが多いかと思います。
 
例えば別れようとしたら
 

『そんな性格だから誰も君と一緒にいたくないよ』『君一人でやっていけるわけないのに何を言ってるの?』『別れたら子供は私が引き取るから』『別れても一銭も払わないから』

 
ナルシストは脅しを使ってこういうターゲットが不安になることを言い、心理的に操る傾向があります。
 
『〇〇しないなら〇〇だからね』と相手を脅して強制的に相手が嫌と言っていることをやらせるというのは、ナルシストがよく使う戦術だと思います。
⑤被害者を悪者にする
 
ナルシストが加害者だったとしても被害者を演じて、周りの人たち(フライングモンキー)を使って本物の被害者を加害者になるように仕向けることは、みなさんの中にも経験したことがあるという方は多いですよね。
 
こういう知識を知らないとナルシストと揉めてしまった時、いきなり悪者扱いされてショックを受けるということもあるかと思います。
 
なので、自己愛の強いナルシストを敵に回すと彼らは自分を守るために被害者を悪者にするという戦術を使う可能性が高いと思うので、トラブルになってしまった時のために少し頭に入れておくとびっくりしたり、必要以上に落ち込んだりせずに済むと思います。
⑥自己愛憤怒を起こす
自己愛憤怒はナルシストが持つ特有の怒りでNarcissistic Rage(ナルシスティック・レイジ)と言われ、ナルシストが内側に持つ自己愛損傷という傷に触れてしまった時にこの自己愛憤怒を向けます。
 
 
自己愛損傷は簡単に言うと、ナルシストが抱えるトラウマとか彼らの心の奥に抱える痛みや傷なんですね。
 
本当は自己価値の感覚がなく自信がないナルシストですが、それを隠すために大きなモンスターのように振る舞ったり歪んだ自己愛のせいで自己重要性を自分の理想に近づけるために誇張するんですね。
 
彼らは脆く壊れやすい自尊心を持つので、誰かがその自己愛の傷に触れてしまうことがナルシストの怒りであるこのNarcissistic Rageの原因になります。
 
例えば『少し注意や指摘したり、意見を述べたり、否定したらキレてきた』ということが多いと思いますが、このNarcissistic Rageが起こる時は相手に人格否定レベルで暴言を吐いたり、暴力的になったり、モラハラの場合は被害者に罰を与えるかのように経済的虐待にエスカレートするので怒りっぽいナルシストと関わっていて離れようとしている方は、こういった行動パターンを把握しておく方がいいと思います。
⑦嫌がらせがエスカレートする
 
正体を見破ったり、ナルシストを晒そうとした時モラハラ、パワハラやいじめ、虐待、様々な状況で彼らの問題行動はさらに悪化する可能性も十分にあると考えられます。
 
相手を傷つけて楽しむサイコパシーなナルシストもいますし、支配欲からターゲットが離れようとするともっと苦痛を与えるために嫌がらせが加速することもあったり、もっと攻撃的になることもあり得るんですね。
⑧スミアキャンペーン

 

【スミアキャンペーン】周囲にターゲットの悪口を言ったり、毒を吐いてターゲットを陥れようとする行為
 
彼らはターゲットの評判を落とすためにあらゆる嘘をついたり、悪い噂を流してスミアキャンペーンをするわけなんですね。
 
彼らはまず自分の正体がバレた時、自分の味方を増やす努力をするんですが、そのためにどうするのかというとフライングモンキーを増やすんですね。
 
フライングモンキーは代理ナルシシズムとも言われていて、フライングモンキーという存在はナルシストにとって嫌がらせを行う絶好のパートナーです。
 
どうしてかというと、フライングモンキーはナルシストの代わりに毒を吐いてくれる、要するにナルシストの嫌がらせ行為に加担する存在なのでナルシストはフライングモンキーを増やすために自分の周りにいる人から、ターゲットの周りの人までも攻めていって自分を守るためにスミアキャンペーンをするんですね。
 
スミアキャンペーンというのはつまり嘘で塗り替える作戦で、ナルシストが本性を出してきた時に起こることやということを私たちは覚えておく必要があると思います。
 
ナルシストにスミアキャンペーンをされる時によく言われることを皆さんに少し紹介しておきたいのですが、例えば被害を受けている人に対して
 

『あの人ナルシストだよ』『精神的に不安定』『あの人絶対鬱でしょ』『嘘ついているのは向こうだよ』『関わらない方がいいよ』『あの人にこんなことされたんだよ。ありえないでしょ』

 
こういったことを言ってスミアキャンペーンを行います。
 

最後に

 
以上がナルシストの正体を見破った時に起こることで、これらはナルシストが取る行動のほんの一部に過ぎないですし、ナルシストが使う心理テクニックなどの戦術は他にもたくさんあります。
 
こういったモラハラなどの精神的虐待は目に見えない虐待ですし、被害を受けた方がどれだけのダメージを受けているのかということは客観的に見ることができません。
 
なので、自分で『これは自分がされていることだ』ということに気付いてトラウマを解消していくことが必要だと思いますし、まずはこのような種類の虐待があるんだということを知って知識をつけることが大事です。
 
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