【これがガスライティングの手口です】ナルシストやソシオパスが人の心を操るために使う心理的虐待
ガスライティングとは
皆さんはガスライティングってご存知ですか?
ガスライティングとはわざと間違った情報を与えてターゲット自身の記憶や正気を疑わせるように仕向ける心理的虐待の一種です。
ガスライティングは職場、親子、恋人や夫婦関係など意外と身近に起こっているものだったりします。ガスライティングをされると自分の判断力が低下し、精神的に追い込まれたりすることもあるそうです。
別の動画でもガスライティングについて詳しく話していますが、
『じゃあ一体何がガスライティングなのか』と思ってる方も多いと思うので、今日は『ガスライティングをする人がどのようなことを言ってガスライティングをしてくるのか』お話ししたいと思います。
ガスライティングは映画に由来している
まずガスライティングという用語は1939年の舞台劇『ガスライト』から来ていて、
このストーリーは妻が正気を失ったと周りの人に信じ込ませるために夫は妻にしか気づかないような小細工をします。
ガスのライトをつけたり消したりして、それに妻が気づいて夫に尋ねても夫は妻の勘違いだと主張します。妻に謝った情報を与えて彼女をマニピュレーション、つまり操作して洗脳します。
誰がガスライティングをする?
心理学者のマーサ・スタウト博士によればこのガスライティングは反社会的な行動や気質を特徴とするソシオパスが使うことが多いらしいです。
ソシオパスは自分の失敗を人のせいにしたり、相手を騙して人を操ろうとする傾向があります。ただガスライティングをするからと言って彼らがソシオパスやサイコパスなどの人格障害も持っているということにはならずガスライティングは日常的に行われていることがあります。
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ガスライティングをする人はどのように相手を心理的に操作する?『ガスライターが使うガスライティングのフレーズ』
今から、これらのことを言ってこられたらガスライティングをされている可能性が高いという彼らがガスライティングをする時によく使うフレーズについてお話ししていきます。
ただこれらのことを言う人が全てガスライターだということにはならないみたいで、あくまでガスライティングをされている時どういう風に聞こえるのかという例えなのでご理解いただきますようお願いします。
ガスライティングは意図的なもので、ガスライティングをする人は彼らが言っていることやしていることをはっきりと理解しています。
①『私が何をしたっていうの?』
『なんか毒親が言いそうなセリフだな』と思ったんですが、
誰かが私たちを傷つけてしまって自分の間違いについて尋ねる時に反省するためにこういった質問をしてくることがあるかもしれません。
でも、ガスライティングをする人は私たちを『傷つけるために自分がしたこと』っていうのは十分に理解しています。
でも自分がしたことについてわからないふりをして私たちに与えた影響を否定します。
ちなみに毒親も自分の子供にガスライティングをしながらマニピュレーションすることも非常に多いです。
②『周りの人たちに問題があるんじゃなくて、あなたに問題がある』
こういった理不尽なことを言って会話を終わらせようとします。
彼らは何が起こっているのか実際に確かめたり問題解決を避けるためにこの方法を使います。
ターゲットに問題があるかのように感じさせて、ターゲットが加害者であるかのように非難します。
これはいじめなどの状況で相手をコントロールするために使われることがあります。
③『あなたは治療が必要だ』
相手を心配して言ってくる状況ではなく、ガスライティングが起こっている状況で『ターゲットが精神的におかしくて何か問題がある』と思わせるために『治療などの助けが必要だ』というようなことを言います。
実際は彼らに問題があったとしても彼らは自分の問題を解決せず現実逃避して相手に責任転嫁します。
本来まともな人は誰かとの関係に問題があって修復しようとするのであればお互いの欠点を見直して共に問題を解決することが必要だということを理解できます。
でも彼らは共感できないので自分を認めてくれる人だけに依存し、また自分の行動に責任を取ることを避けようとします。
④『あなたのせいだ』
ガスライティングをする人は自己中心的で自分の非を認めません。
自分がしたことについて反省せず他人を責めるのが代表的な特徴です。
彼らはターゲットのせいではないことについて非難して、ターゲットに謝罪を求めることがあります。
人を責め謝罪させようとする心理は、『ターゲットに謝らせることで彼らの気分が良くなり、優越感に浸るため』だということが挙げられます。
⑤『あなたは感情的または敏感すぎる』
これを言うことによってターゲットの弱点を責めることでターゲットは自分自身の意味や自分が一体どういう人間なのかを疑わせてしまうことになります。
⑥『大したことではない』
彼らは
『ターゲットが物事を実際よりもっと大きく大袈裟に話している』
と言う風に感じさせます。
でも実際にはターゲットは大袈裟に話していなくて、オープンにして誰かにそのことについて話す権利があったとしても『過剰に反応している』とターゲットの発言を否定します。
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⑦『どうしてそんなに攻撃的なの?』『どうして私を攻撃してくるの?』
彼らは話をねじ曲げるのが得意で彼らと話していると話が少し歪んで聞こえたりします。
自分を被害者に仕立て上げるために会話の内容などを『ターゲットが自分に攻撃してくる』という風に持っていく傾向があります。
攻撃的な人の心理は自己肯定感の低さが原因です。
『悪人は善人を悪人に仕立て上げることから始める』という言葉のように他を悪にすれば自分は正義だと言う風に彼らは錯覚することができます。
この7つのフレーズを使うからと言って相手がガスライターまたは自分がガスライティングをしているということにはなりません。
先ほどもお話ししたようにガスライティングは意図的に行われるものです。
ガスライターは
『彼らのしていること、彼らの言動が誰かに影響すること、それによって誰かを傷つけてしまうかもしれない』
ということを十分に理解しています。
上記の動画の最後には対処法について詳しく話していますので、
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