中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【◯◯だと感じたらマニピュレーションされているかも】心理的操作をされているサイン

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【◯◯だと感じたらマニピュレーションされているかも】心理的操作をされているサイン

 
みなさんはマニピュレーションという言葉をご存知ですか?
 
また今まで誰かにマニピュレーションをされたことはありますか?
 
マニピュレーションというのは心理学で心理的操作のことを言います。
 
これはナルシストやカバートアグレッションなどのマニピュレーターが行う人を巧みに操って支配する戦術のうちの1つなんですね。
 
こういった関わると有害な人はターゲットにした人を心理的に操作して、自分の欲しいものを手に入れたりメンタルを保ったりします。
 
今日は『心理的操作をされているサイン』についてお話しします
 

心理的操作をするマニピュレーター

 
まずこの心理的操作は誰がするのかという話なんですが、マニピュレーターといわれる『人のことを精神的に追い詰めて感情や心を支配する人』が使います。
 
基本的にナルシスト、ソシオパス、サイコパスやカバートアグレッションなどの操作的な人が使うマインドコントロールの方法です。
 
これはあからさまに洗脳しようとするのではなく、まず優しいふりをして近づいてきます。
 
そして、ターゲットの弱みを握ったところで自尊心を傷つけたりじわじわと精神的に攻撃するとても悪質で陰湿なやり方です。
 
心理的操作をされると頭の中が混乱したり、マニピュレーターの思い通りに操作されてしまうので自分の考えや意思が持てなくなるんですね。
 
自尊心が低下して自信を失ってしまったり、以前の元気だった姿を完全に失うこともあります。
 
最悪のケースですが、精神が崩壊してしまうこともあるみたいです。

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心理的操作をされているサイン

 
今から10個の心理的操作をされているサインをご紹介します。
 
もしマニピュレーターなどの有害な人が身近にいる場合、その人が有害だと気づくきっかけになったり、被害に遭うことを避けることができるかもしれません。
①罪悪感を植え付ける
 
カバートアグレッションの特徴の1つとも言われている罪悪感を植え付けるということなんですが、彼らは言葉巧みに操作しながら私たちに罪悪感を感じさせようとしてきます。
 
彼らに罪悪感を植え付けられるとターゲットは何も悪くないのに自分の欠点を探し出したり、自分の行動を問題視し始めます。
 
彼らは人に罪悪感を与えるとその人をもっと操作しやすくなるので、自分が有利になる状況を作るために罪悪感を植え付けます。
②受動的攻撃行動を取る
 
ニピュレーターは受動的攻撃性を持っていることが多いです。受動的攻撃については以前の動画で詳しく話しています。
 
マニピュレーターは露骨に暴言を吐いて怒鳴ったり攻撃せずに、受動的に攻撃する陰湿な方法を好む傾向があると言われています。
 
直接怒りをぶつけたりせずに受動的に私たちを困らせるような行動を取るんですね。
 
例えばわざと無視をしたり、そっけない態度を取ったりします。
 
また頼まれていたことをせずに忘れていたふりをします。
 
笑顔で会話をして相手を褒めたりしますが、さりげなく皮肉を混ぜて遠回しに侮辱するといった行為も受動的攻撃に含まれます。
③ガスライティング
 
みなさんはガスライティングって聞いたことはありますか?
 
ガスライティングとは心理的虐待とも言われていて、以前の動画でもお話ししています。
 
【ガスライティング】心理的虐待の一種。ターゲットにわざと誤った情報を伝えターゲットが自身の記憶や知覚、正気を疑うように仕向ける手法
 
これはマニピュレーターが人を操作するために使う代表的な戦術のうちの1つです。
 
日本ではまだ認知されていないことが多く知らない方も多いんですが、ガスライティングをされると自分の記憶や正気を疑ってしまうということが脳内で起こるんですね。
 
ガスライターは実際に起こっていることを起こっていないと言って、ターゲットに誤った情報を信じ込ませようとします。
 
彼らはターゲットが傷つくようなことを言っても、後で『そんなつもりで言っていない』もしくは『そんなこと言っていない』と言って事実を捻じ曲げたり、ターゲットを巧みに支配して感情的にコントロールします。
 
これは単に操作的だけではなく、心理的虐待の一種なので目に見えない虐待とも言われていて時に深刻な問題になることもとても多いです。
 
自分のメンタルを守るためにまずは自分が『ガスライティングをされているかも』と気づくことがその困難な状況から抜け出すための第一歩だと思います。
 
身近にナルシストなどの他人を操作する人格を持った人がいる場合はガスライティングをされている可能性が高いと言われています。
 
このチャンネルではガスライティングについてたくさん話しているので、以前の動画もぜひチェックしてみてください。

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④きつい冗談を言う
 
マニピュレーターは笑えない人が傷つく冗談を平気で言います。
 
もしターゲットが『それどういう意味?』など聞き返した場合、
 
『ただの冗談だよ』
『気にしすぎ』
『君はほんと敏感だよね』
 
など言ってターゲットを見下したりします。
 
『君は空気が読めない』
『場をしらけさせた』
『お笑いのユーモアがない』
『君は面白くないよね』

など言ってターゲットがその場の空気を壊したように言ってきます。
 
マニピュレーターは人を傷つける言葉であってもそれを冗談だと言ってターゲットの値打ちを下げる為に大勢の前でからかったりして恥をかかせることもあります。
 
彼らは単に性格が悪いとかそういったレベルではなく、マニピュレーションを使って人の感情や周りの人間関係を操ろうとします。
⑤被害者のふりをする
 
彼らは常に人のせいにしたり、例えそれが自分の失敗であっても誰かに責任転換をして責任を取ることから逃れようとします。
 
マニピュレーターは見かけがよく、周りから人気があったりいい人で通っているので、彼らが被害者ヅラしていても周りの人はマニピュレーターが言うことを信じ込んでいることがほとんどです。
 
彼らがひどい性格をしていてひどいことをしているのは彼らの方なのに、彼らは潔白で何も悪くないターゲットのことを
 
『この人にこんなひどいことをされた』
 
と周りに言いふらします。
 
彼らがターゲットにしたことは絶対に問題視せずに、ターゲットの問題にすり替えます。
 
自分の過ちについて絶対に謝らずに、ターゲットに常に謝らそうとしたりマニピュレーターは自分を正当化します。
 
彼らは自分の失敗や過ちに対して自らの責任を取るといったことは一切しませんし、常に人のせい、誰かのせいにして彼らの抱える問題を自分の問題だという見方をしないんですね。

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⑥優しさを利用する
 
彼らは優しい人のふりをして近づいて相談に乗ったり、プレゼントや褒め言葉を与えたりします。
 
でも実はこれも彼らのマニピュレーションの方法でマニピュレーションの第一段階になります。
 
彼らは共感しているふりや親切な人のふりをしてターゲットと上手にコミュニケーションを取って、ターゲットから信頼を得ます。
 
弱みを握ったりターゲットを自分の操作できる範囲内に固めた後、本格的な嫌がらせや心理的虐待を始めます。
 
ターゲットに自分を魅了させ相手を信用させたり、油断させている隙に、じわじわと攻撃を開始するという心理テクニックを使います。
 
ターゲットは最初彼らはものすごく素敵な人に思えたりすることが多いですが、実際それは見せかけの偽りの姿です。
 
彼らが本性を出してきた時はターゲットはすでに逃げられない状態にいたり、とても悪質で危険な場合もあります。
⑦ターゲットの問題を問題視しない
 
ターゲットが抱えた深刻な悩みや問題を彼らはかなり低く見て、
 
『考えすぎ』『敏感すぎ』
『気にしすぎ』『大袈裟だな』

など言って大したことがないように話します。
 
実際ターゲットが困難な状況を乗り越えていたり、それについて議論する必要があってもむしろ彼らは自分の悩みや問題を出してきたりします。
 
彼らは自分が注目されることや誰かと比較することを好む傾向があるんですね。
 
『自分はこんなに頑張っている』
『自分はこんなにしてあげている』
『自分はこんなに苦労して犠牲にしている』

など言ってターゲットや周りの人からの同情を得ようとします。
 
これについては操作的な毒親がよく使う戦術だと思います。
 
彼らは自分にとって都合の悪い問題にはわざと触れないで問題を直視しませんが、自分が評価されるべきだと思うことには自分のエゴを養うために自分が犠牲にしていることなどを他人にアピールします。

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⑧『ターゲットが過剰に反応している』と思わせようとする
 
例えばターゲットはただ単に彼らから言われたことやされたことについて傷ついて感情的になっているとします。
 
ターゲットは怒りや悲しいという感情を持って、彼らに納得のいかないことを訴えるとしますよね。
 
それはマニピュレーターの態度や言葉によって出てしまう感情でごく普通な様子ですが、彼らはターゲットのことを『過剰に反応しすぎ』と言ってターゲットと話すことを拒否したりします。
 
こういった『自分がドラマの悲劇ヒロインのように演じて、感情的に振る舞って周囲から同情を得ようとする人』を英語でドラマクイーンと言います。
 
マニピュレーターは何の罪もないターゲットのことを周りの人にドラマクイーンだと言いふらし、悪い噂を流して周りの人さえも洗脳します。
 
ターゲットは単純に自分がマニピュレーターにされたことなどを訴えているだけなのに、彼らはターゲットのことを
 
『大袈裟に騒ぎ立てる人』
『芝居がかった行動を取る人』
『過剰に反応する人』
『揉め事が大好きな人』

など悪者に仕立て上げるのでめっちゃタチが悪いんですね。
 
このように周りも操作することでターゲットがいつの間にか悪者になっていたり、面倒臭い人や変な人扱いされてしまうことがあります。
 
なのでマニピュレーターが家族や親戚、職場など身近にいる場合は被害に遭わないように十分に気を付ける必要があります。

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⑨脅す
 
例えばカップルや夫婦の場合、
 
『あなたと別れたらどうしたらいいのかわからない』
『別れたら生きていけない』
『あなたが自分を捨てるんだったら、自分自身を傷つけるかもしれない』
『別れてしまうんだったらもうどうなってもいい』

 

という言葉を使い、ターゲットが不快になることを言って脅します。
 
彼らは相手を脅したらもっと操作できることを知っているので、もしこのような状況にいて困っている方は信頼できる人に相談したり、必要であればサポートしてくれる公共の機関に相談するべきだと思います。
 
彼らから離れることや何か自分の意思で行動を起こそうとした時に彼らが脅してくるのであればそれは間違いなく心理的操作をされているサインです。
 
彼らが脅してきてどう対処したらいいのかわからないという方は、1人で抱え込まずに専門の方からのアドバイスを得るべきだと思います。
⑩ターゲットの優しさを利用する
 
マニピュレーターは弱みに漬け込むのが得意です。
 
彼らはわざと親切で思いやりのある人を狙って、標的にします。めっちゃ優しい性格を持った方や自分を犠牲にして他人に尽くしてしまう人は彼らに狙われやすいです。
 
ターゲットの脆弱性を利用して弱っているところを狙ったり、弱みに漬け込んできます。
 
それからターゲットの信頼を得て、弱みを握ったところで本性を出してくるといったとても悪質な方法で操作してきます。
 
悩んでいる時や物事がうまくいっていない時に彼らと会うと要注意が必要です。助けるふりをして相談に乗ってこようとしたりしますが、実際それは最終的に相手を裏切る行為だったり、何か彼らは目的があって人を操作するんですね。
 
簡単に誰かの人間関係を壊したり、ターゲットの人生をめちゃくちゃにしても何とも思わない精神病質(サイコパシー)の特性を持ったマニピュレーターもいます。
 
自分の身は自分でしか守れないので、彼らが身近にいる場合は十分に警戒意識を持って操作されないように対処することが重要です。
 
まずは『マニピュレーターはこういった戦術を使って人を操作する』ということを理解して、相手の破壊的な行動に気づくべきだと思います。
 
人によって特徴はそれぞれですが、彼らの行動はパターン化されています。自分で『自分は心理的に操作されている』と気づくことができれば、その状況から抜け出せるきっかけになると思います。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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