中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【体験談】悪性ナルシストの女性にタゲられた話 |自己愛性パーソナリティ障害

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あの頃は、自分に何が起こっているのか、自分が何をしているのかも分からないほど、ナルシストに振り回されていました。
 
周りの人たちは、私を理解してくれなくて、孤独で苦しい日々を過ごしていました。完全に逃げ場を失っていたのです。でも、ある時、私は自分だけではなく、同じような境遇にいる人たちがいることを知ったのです。
 
Narcissistic Abuse(自己愛性虐待)
この言葉との出会いが、私に力を与えてくれました。
 
今では、ナルシストの被害から立ち直り、新しい自分を見つけることができました。心身ともに疲弊していた私が、自分自身を救うために前に踏み出したからです。自分の体験を通じて、ナルシストの被害に苦しんでいる人に呼びかけることで、多くの方々がその困難から抜け出せるきっかけになれば嬉しいです。

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ナルシストの被害から抜け出す方法

 
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)を持つナルシストによる虐待被害を受けた方は、自分だけがこんな苦しみを抱えていると感じがちです。ですが、実際には世界中で同じような被害を受けている人がたくさんいるのです。

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今回、この動画を作ろうと思ったきっかけというのは、自分が体験したことや、アメリカで学んだことを皆さんにお話しすることで、今一人で抱え込んで被害と戦っている人の気持ちが、ほんの少しでも楽になったり、「こんな辛い思いしてるのは、自分だけじゃないんだ」と感じてもらえればいいなと思ったからなんですね。
 
私は関西出身で、8年前まで横須賀に住んでいました。その後、横須賀からアメリカに引っ越すことになったのです。日本に住んでいる時は、比較的人間関係で悩んだりすることはなかったのですが、アメリカである人物と出会いました。
 
その頃は、彼女がナルシストだということに気づきませんでした。至って普通の人でしたが、「私よりも年上だけど、なんかこの人幼い感じがするな」
そんな印象がありました。
 
最初、私に親切に接してくれたりはしたけど、徐々に彼女の言動や態度に疑問を感じるようになります。私の些細な行動が癪に触ったらしく、いきなり怒り出し、泣き喚きだしたんですね。
 
私は思ってもいないことをこう考えているんだと決めつけられて、濡れ衣を着せられ、急に責め立ててきました。何が起こっているのか理解できない私は、混乱し、全く言葉が出てこなかったんですね。
 
そんなことが立て続けに起こり、次第に彼女から精神的に追い詰められるようになり、自信を失くし、自分自身を責めることが習慣化されていきました。彼女の言動のせいで、大切な人を失いそうになったこともあったんですね。
 
ただ、一番悩まされたのが、彼女は偽善者を装ってコントロールしてくるタイプだったということです。いかに、周りの人たちを自分の都合の良いように動かせられるか、いかにして、周囲を騙し、努力なしで欲しいものを手に入れられるか、そんなことにしか目がないナルシストは、私を陥れようと何度も攻撃を仕掛けてきました。
 
ネガティブキャンペーンをして、悪者扱いされたし、嘘をついて私をコントロールすることを楽しんでいたようにも感じました。もちろん、私が彼女の裏切りに対して、「あの時、〇〇するって約束したじゃない」と言っても、「あの時はあの時!あなたも〇〇しなかったじゃない」と責任転嫁され、私は酷く落ち込みました。
 
忘れた頃に戻ってくる。当時、ずっとそう感じていたのを覚えています。
また自己愛性パーソナリティ障害の人は、うつ病や依存症と合併しやすいとされています。彼女の場合、NPDだけではなくて、他のメンタル疾患も抱えているらしく、依存症のナルシストの相手をすることは、本当に振り回されて大変でした。
 
何度も暴言を吐かれ、酷いことを沢山言われて、何度も生きた心地がしないような体験をしました。多分、当時私は、アメリカに来て1、2年とかなので、24歳だったと思います。
 
慣れない海外生活の中で、こういった許しがたい言動を繰り返されて、正直しんどかったです。ですが、とにかく毎日必死に生きて、自分がやらないといけないことを一生懸命やっていたんですね。
 
精神が参ってしまったので、今よりもっと痩せてて、ガリガリでした。それでも食べなきゃと思って、ご飯が喉を通らないので、栄養が摂れるようにスムージーを飲んでいたんですね。
 
そこで、私はある日突然、ネットで検索したとき、ナルシストという言葉と出会いました。
 
当時はまだ、ナルシストという言葉そのものが何を意味するのかすら知らなかったんですね。自分が傷つき、苦しんでいることはわかっていたけれど、何が原因で、どうして自分だけがこんなにも苦しまなければならないのか、理解できませんでした。
 
ナルシストという言葉を知ってから、私はたくさんの情報を集め、自己愛性パーソナリティ障害という病気の存在を知ったんですね。そして、私が体験していたことが、それこそがその病気の症状だったのだと気づいたのです。
 
その瞬間、私は今まで自分に起こったことなど、自分の過去を振り返って、ナルシストによる被害を受けていたことを悟りました。自分が今までされてきたことを受け入れることはできませんでした。
 
それでも、私はナルシストという言葉に出会えたことを、逆にラッキーだと感じたんですね。自分が抱えていた苦しみは、自分のせいじゃないということに気づけたからです。
 
そして、ナルシストという言葉を知ったことで、私は自分自身を救うことができました。この一部始終をしっかり理解したり、頭の中を整理できなかったら、今自分はどうなっていたんだろうと思います。
 
自分自身だけでなく、自分の大切な人たちも救うことができました。今では、私はナルシシズムという心の病気や、ナルシストとの関わり方についてたくさんの知識を持っています。

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そして、私は自分が経験してきたことを、同じような苦しみを抱えている人たちに伝えることができます。私がナルシストという言葉に出会ったことで、私自身が救われたように、私の話を聞いた人たちが少しでも救われるきっかけになれば、と思っています。
 
あなたがナルシストに出会ったり、被害を受けたのは、あなたが悪いわけではありません。それは彼らの問題で、あなたの問題ではありません。あなたが罪悪感や責任感を感じなくていいし、あなたは自分自身を責める必要はないのです。
私がどうしてナルシストの被害を乗り越えられたのかというと、自分にラベリングすることをやめたんですね。
 
ラベリングというのは、自分にラベルを貼ることです。要するに、自分のせいにして、自分がダメなんだと決めつけていたんですね。
 
例えば、ナルシストに攻撃されていた時は「自分が悪いんだ。自分に問題があるんだ。私のせいなんだ。私がもっとこうしていたら。」と自分自身にガスライティングをしていたのです。ナルシストのガスライティングによって、自己肯定感が下がってしまっていたので、常に「自分は価値のない人間」だと、自分自身にラベルを貼っていたんですね。
 
自分に対する偏見を持つことは、自分自身を雑に扱うことになります。あなたには価値があります。「弱いから狙われたんだ」と思っている方、それは間違いです。
 
ナルシストに狙われる理由と、メンタルの弱さは全く関係ありません。ナルシストは、あえて価値のある人を狙います。
 
彼らは、劣等感の塊で、自分に自信がないが故に自分の精神を保つために、他者を攻撃するんですね。ですから、あなたが悪いわけではありません。
 
あなたが狙われてしまったのは、彼らの内面の自己愛損傷という傷によるものです。彼らは、その傷がうずかないように他人を攻撃して、痛みを麻痺させるのです。
 
それが、ナルシシズムや自己陶酔の心理的メカニズムなんですね。ナルシストは、自分自身を満たすために、他人を利用することができると考えています。

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彼らの欠けている部分を被害者で補い、自分たちを正当化することができるので、誰かをサンドバッグ扱いするのです。誰かを盾にして、自分を守ろうとするわけです。
私たちは自分が弱いから狙われたと感じて、自分を責めてしまいがちですが、それは違います。ナルシストは、自分自身を高めるために他人を利用し、支配し、傷つけます。
 
あなたが被害者から、サバイバーになるには、とにかく知識を身につけて、自分自身を守ることだと思います。私で乗り越えられたのだから、あなたにも乗り越えられます。
 
すぐナルシストに狙われたり、被害を受けた経験がある方々へ、この動画が少しでも希望の光になり、勇気を与えることができたなら、これ以上の喜びはないと思っています。
 
あなたが幸せになり、自分を取り戻し、そして自分らしく生きることができることを願っています。また、こうして8000人以上の方々にこのチャンネルを登録してもらったり、視聴者さんから毎日のように応援のコメントをいただき、自分自身が成長できたのは、皆さんのサポートが一番大きいと思っています。
 
被害を受けていた時は孤独を感じ、とてもしんどかったですが、今はこうして皆さんとYouTubeを通してお話しできたり、すごく楽しいです。当時は楽しみだったアメリカ生活も酷いものでしたが、その苦難を乗り越えたからこそ、今のような幸せな生活があると思っています。
 
今まで沢山励ましていただき、本当にありがとうございました。微力ながら、皆さんのお役に立てますように、情報発信を続けていきたいと考えておりますので、これからも中村りんを応援していただけると嬉しいです。
 
このチャンネルのメンバーシップでは、ナルシストに対して有効な対処法や、自分自身を守るためのノウハウを学ぶことができます。
 
特に、『無視はもう古い!ナルシストへの効果的な対処法』については、この動画で詳しく説明しているため、ぜひ見ていただきたいと思います。お互いにサポートできる温かいコミュニティを作りたいと思っていますので、お気軽にメンバーシップにも参加してみてくださいね。

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この記事を書いた人
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中村りん

2016年に渡米し、悪性ナルシストにターゲットにされた経験から、現地で学んだ自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、心理学、ガスライティングに関する知識を活かし、2021年にYouTubeで情報発信を開始。日本ではまだ知られていない自己愛性虐待(Narcissistic Abuse)の認知度や理解を高めることを目的とし、”ナルシスト対策解説者”として活動中。同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントに向けて、「目に見えない精神的虐待」や、「心理的に攻撃してくる人」への対処法をアメリカの最新心理学から解説。

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