私たちは日々様々な問題に直面していますが、その中でも特に深刻な問題の一つがモラハラです。このモラハラ問題については多くの情報が存在していますが、多くは夫に関するものが中心で、モラハラ夫の被害者について話が進んでいます。
しかし、実際モラハラの加害者は男性だけではありません。家庭内暴力の問題を取り上げるにあたって、女性の立場にも注目する必要があります。その中でもモラハラ妻について、その特徴と見分け方についてお話ししたいと思います。
結婚後に豹変するモラハラ妻の特徴
前半はモラハラ妻の特徴について、後半はモラハラ妻の見分け方について解説していきます。
①暴言や侮辱的な言葉を投げかける
モラハラ妻の特徴として、まず口数が多いことが挙げられます。相手に向かって延々と話をすることが多く、相手を圧迫しようとする傾向があるんですね。
また、口調が命令口調や高圧的なトーンで話します。モラハラ妻は相手に対して批判的な態度をとることが多く、相手を貶めるような発言をすることがあります。
旦那さんの発言をとにかく否定したりするため、パートナーに対して常に不安や緊張感を与えます。モラハラ妻の被害を受けた夫は、家にいても休まらないと感じることが多くなるかもしれません。
もしくは、家に帰りたくないと思うこともあるかもしれません。モラハラは、家庭内の暴力と同様に深刻な問題であり、被害を受けた人は精神的に苦しむことがあります。
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②責任の押し付け
モラハラ妻には、夫を責めることや批判することが特徴的です。自分の問題や責任を相手に全てなすりつけて、あなたを悪者に仕立て上げるかもしれません。
さらに、夫の言動を常に監視したり、低く評価して責め立てます。他にも自分の意見を押し通す傾向があるので、夫が反論するのを決して許さずに、自分の正しさを主張し続けることがあります。
③夫に依存する
モラハラ妻は、相手に対して過度の依存心を抱いていることがあるので、自分から離れられないように仕向けることがあります。例えば、夫に対してある特定の行動を禁止したり、強い制限や罰を課したりします。
すべてのモラハラ妻が夫に依存しているというわけではありませんが、依存もモラハラの原因の一つと言えます。他にも自尊心の問題やコントロール欲、ストレスなどが原因となっていることもあります。
依存の形は人それぞれですが、女性が加害者の場合だとよくあるのは経済的な依存です。例えば、経済的な自立をあえて拒んで、金銭的な面で男性を利用する女性がいるのも事実です。
もちろん家庭や育ってきた環境にもよりますが、モラハラ妻の場合は夫が頑張って働いているにも関わらず、家族を養ってくれていることに感謝をしなかったり、「夫のお金は自分のお金」だと思い込む女性がモラハラ妻になりやすいかと思います。当然賛否両論はあるかと思いますが、経済的にも精神的にも自立した女性だと、「男性に奢ってもらって当たり前」という考え方の人は少ないかと思います。
ですので、結婚後に男性が経済的DVを受けないように、パートナーのお金に対しての価値観も結婚する前にしっかり見極めておくことが大事なんじゃないかなと思います。他にもモラハラ妻は、相手を自分の思うようにコントロールしようとして、夫の行動や思考に干渉することがあります。
例えば、友人関係など人との付き合いを制限して、相手の感情や意見を尊重せず、自分の意見を押し付けたりします。これは、毒親の特徴と一緒ですよね。
モラハラ妻が夫を攻撃することは、その家庭に暴力や不安定な環境をもたらします。ですが、その被害は夫だけに留まらず、将来的には子供たちにも及ぶ可能性があります。
彼女たちは子供たちに対して同じような攻撃的な態度をとることがあり、子供たちが心的外傷を負う原因になることがあるんですよね。また、モラハラ妻が子供たちに対して攻撃的な行動をとらなくても、夫婦関係がギクシャクしていたり、夫婦喧嘩が耐えないと、子供たちは家庭内の緊張感や不安定な環境によってストレスを感じたりするため、アダルトチルドレンに育つ可能性が高まります。
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④嫉妬心が強い
モラハラ妻には、嫉妬深い人が多いです。夫が他の人と関わることや、自分以外の人と時間を過ごすことに対して、強い嫉妬心を持つことがあります。
その嫉妬心が過剰になると、相手を束縛する行動や言動を取って、夫をコントロールしようとするようになります。例えば、モラハラ妻の嫉妬心は、夫の社交的な行動や、仕事の成功、自立した行動、趣味などにも及ぶことがあります。
こういった場合、モラハラ妻は夫に対して攻撃的な態度をとったり、批判的な発言をしたりするんですね。このような嫉妬心と攻撃的な態度が続くと、夫は精神的に疲弊し、関係に大きなダメージを受けることになります。
⑤冷たい態度を取る
モラハラ妻は、気に入らないと夫に対して冷たい態度を取ったり、無関心な態度を示したりします。わざと相手を無視して、孤独感を与えたりして夫を精神的に疲弊させるんですね。
自分の立場を主張するため、自分の欲求や要求を満たすために、相手の感情や気持ちを無視し、冷たい態度を取るわけです。
モラ妻に悩まされる前に！見抜くためのポイント
モラハラ妻は、相手を精神的に苦しめる行動をとるため、被害者である夫や周りの人々にとって大きな問題となります。しかし、モラハラ妻は表面上見かけが良く、虐待的な一面を見せないケースが多いです。
これらの兆候を見逃さないように、今からモラハラ妻を見抜くためのポイントを10個ご紹介します。
①常に行動などを監視している
モラハラ妻はあなたが何をしているか、誰と話しているかを異常なほど確認しようとしたり、些細なことでヤキモチを妬いて感情的になって怒鳴ってきたりするかもしれません。
②いつも非難し、批判し、罵倒する
彼女が間違っていることを指摘すると、急に怒り出したり、攻撃的になる可能性があります。
③コントロールする
モラハラ妻はあなたが何を着て、どこに行くか、誰と話すかを制限して、交友関係にも口出ししてきます。何も悪いことしていないのに、罪悪感を植え付けてくるタイプには注意が必要だと思います。
④孤立させようとする
モラハラ妻はあなたが誰かとコミュニケーションを取ることを制限するかもしれません。例えば、夫が友達や家族と話すことを許さず、孤立するように仕向けたりします。
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⑤攻撃的
虐待的な言葉を投げかけたり、物を投げたり、言葉の暴力だけではなく、物理的に攻撃することもあります。
⑥高圧的な態度を取る
あなたに自己犠牲を強いたり、感情を無視したり、あなたが望まないことをするように圧力をかけたりします。
⑦尊重されない
モラハラする女性は、常に自分の意見や要求を優先し、夫の意見を無視します。
⑧完璧を求められる
モラハラ妻は、夫に対して過度な期待を抱いていることが多いです。例えば、「どうしてあなたっていつもこうなの？」と言ったり、夫が完璧であることを要求して、失敗することを許さないかもしれません。
⑨心理的に虐待する
虐待は暴力だけでなく、精神的な虐待も立派な虐待に該当します。暴力は旦那だけがするものでなく、女性が男性に暴力を振るうケースも少なくないんですよね。実際に殴ったり蹴ったり、身体的に傷つけなくてもモラハラ妻は夫を不安や恐怖に陥れて、自尊心を傷つけていきます。
⑩自分に依存させる
夫自身を犠牲にしているかのように見せかけて、時には慰めたりして、自分に依存させようとすることがあります。例えば、夫に対して「〇〇したら離婚だからね」「〇〇したらこうなるけど、それでもいいの？」と脅すような言葉で、巧みに操ったりするんですね。
モラハラは、誰にも起こりうることです。ですので、問題を解決するためには、まず問題の本質を見抜くことが重要なんですね。
自分自身の気持ちに敏感であることは容易なことではありません。ただ自分の感情をしっかりと把握して、加害者の行動や言動を記録して分析することが必要です。
相手と話をする際には、相手の表情やトーン、ボディランゲージを観察することで、相手の本心を読み取ることができます。また、「なんかこの人ちょっと変だな」と違和感を感じたら、すぐ自分の周りにいる人たちにも相談してみることも忘れてはいけません。
このような問題に直面することは、決して孤独ではありません。周りには必ず理解してくれる人がいます。
モラハラの被害者として生きていかなくていいし、自分を犠牲にしなくても良いのです。助けを求めることは、強さの証しだと思います。
自分自身や大切なお子さんの幸せのために、周りの支援を受けることが大切です。ですので、これからもモラハラの被害者が一人でも多く、自分自身を守り、前に進むことができるように発信していきたいと考えております。
また、皆さんがこのチャンネルに足を運んでくださって、こういった情報にたどり着いて本当によかったと思っています。私たちは、生きる上でさまざまな問題や困難に直面することがあります。
その中でも、人間関係の問題は特に深刻で、解決が難しいものもありますが、このチャンネルを通じて、その問題を解決するためのヒントや知識を手に入れることができますので、ツールとして使っていただけたら嬉しいです。
今回のトピックとして「モラハラ妻の特徴と見抜き方」を紹介していますが、メンバーシップ限定動画では「初対面でのナルシスト見抜き方」について詳しく説明しているので、ぜひ見ていただきたいと思います。
会員制のメンバーシップに参加することで、モラハラから立ち直るための方法やナルシストとの戦いに必要な知識を学ぶことができます。参加して、自分自身を強くし、自信を持って前を向く力を身につけてくださいね。
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この記事を書いた人
中村りん
2016年に渡米し、悪性ナルシストにターゲットにされた経験から、現地で学んだ自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、心理学、ガスライティングに関する知識を活かし、2021年にYouTubeで情報発信を開始。日本ではまだ知られていない自己愛性虐待(Narcissistic Abuse)の認知度や理解を高めることを目的とし、”ナルシスト対策解説者”として活動中。同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントに向けて、「目に見えない精神的虐待」や、「心理的に攻撃してくる人」への対処法をアメリカの最新心理学から解説。
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