中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【実は…】ナルシストとの戦いに勝った3つのサイン|自己愛性パーソナリティ障害

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【実は…】ナルシストとの戦いに勝った3つのサイン|自己愛性パーソナリティ障害

 
ナルシストに狙われて攻撃され続けて落ち込んでいる方へ、あなたは彼らの言動のせいで悩んでいませんか?
 
もしかすると、その兆候はナルシストが負けを認めたサインかもしれません。今日はナルシストとの戦いに打ち勝ったサインを紹介します。
本題に入る前に、今日は皆さんに特別な報告があります。
 
先日youtubeのコミュニティのページでもお伝えさせてもらったんですが、この度人生初めて、電子書籍の販売を開始いたしました。
 
まずは、この本を読んでくださった方々、ありがとうございました。こんなに多くの人が手に取ってくださると思っていなかったので、本当に嬉しく思いますし、心から感謝しています。
 
この本は、「もし私の傷が見えたら…」という名前で、私自身の経験とアメリカの心理学の知識を元に、ナルシストの心理的攻撃への対処法や回復のための心のケア方法など、役立つ内容を提供しています。また、ナルシストに関する情報だけでなく、私自身が心理的虐待に対して思うことや、被害を受けた、もしくは受けられている方々への思いもいっぱいこの本に込めました。
 
今回は電子書籍のみの販売となりますが、もしまだこの本を手に取っていない方は、概要欄のリンクから詳細をご覧いただけますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
 

ナルシストとの戦いに勝った3つのサイン

 
では本題に移りたいと思います。ナルシストに攻撃されっぱなしで困っている方、実は心理学の観点から見て、ナルシストに打ち勝ったサインというものがあります。
 
今からそのサインを1つずつお伝えしますので、皆さんが今置かれている状況や、彼らの行動に照らし合わせてみてくださいね。

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①孤立させようとしてくる
 
まず1つ目のサインは、ナルシストは周囲との人間関係をこじらせたりして、被害者を孤立させようとしてきます。職場や家庭内、コミュニティー内などそのグループの中でターゲットである被害者をわざと仲間外れにしたり、他の人たちにターゲットの悪口を吹き込んんで、精神的に追い詰めてくるんですね。
 
このナルシストに操られた人たちを心理学では、フライングモンキーと呼びますが、ナルシストは彼らにターゲットのことについて悪人像を抱かせて、加害者であるナルシストではなく、被害者であるターゲットを悪者扱いします。
 
ナルシストなど、意地悪な人や心理的な攻撃を仕掛けてくる人は、自分より勝っている相手や自分の方が衰えていると認めたくない相手を、そのコミュニティー内から追い出そうとする行動をとることがあります。
 
理由は3つあります。1つ目の理由は自分の負けを認めたくないから、2つ目の理由は、相手が自分以上の価値を持っているから。そして3つ目は、自分がやっている嫌がらせなどの問題行動を暴かれたくないからです。
 
すなわち、どんな状況でも自分を正当化し、責任から逃れようとするのがナルシストです。
 
よって、ターゲットが彼らのハラスメント行為を周りの人たちに打ち明けたとき、彼らは取り巻きであるフライングモンキーを交えたターゲットに対する嫌がらせを開始する可能性が高まります。
 
ナルシストとフライングモンキーが行うハラスメント行為にも様々な種類がありますが、1番多いのはネガティブキャンペーンだと考えられます。
 
ネガティブキャンペーンというのは事実ではないことをあたかも実際にあったことのように、第三者に話して、周囲を心理的に操ったりして、ターゲットの評判を下げてターゲットの知らないところで、ターゲットを陥れる非常に悪質で陰湿な精神攻撃だと言われています。
 
ちなみに、このチャンネルのメンバーシップでは、ナルシストのネガティブキャンペーンへの対処法などもたくさん紹介しています。
 
もし、今ナルシストやフライングモンキーから攻撃を受けていて、どう対処すればいいのかわからず、困っておられる方は、ぜひこのチャンネルのコミュニティーであるメンバーシップに参加してみてくださいね。
 
周囲に理解されない心理的な攻撃や目に見えない虐待の被害を受けているケースでは、こうした被害者同士が悩みを打ち明けたり、お互いに意見交換できるコミュニティーに所属することが、その被害を乗り越える回復への近道になります。
 
このメンバーシップをどうして始めたのかというと、被害を受けた人たちが自分らしさを取り戻したり、悩んでいる方たちがお互いに助けあったり、できる場を設けたいと思ったからです。
 
なので今1人で悩んでおられる方がいらっしゃったら、メンバーシップへの参加もぜひご検討くださいね。皆さんのご参加をお待ちしております。
 
メンバーシップの参加はこちら

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②攻撃性が増す
 
次に、ナルシストがフライングモンキーを巻き込んでターゲットを攻撃しても、ターゲットが大してダメージを食らわなかったり効果がないと感じた時、ナルシストはどのような行動に出るのか。もっと攻撃性が高まり、ありとあらゆる精神攻撃をしてくるかもしれません。
 
より攻撃してくるということは、焦っている証拠だとも言えます。ターゲットが彼らの正体を見破り、彼らの戦略を見抜いたりターゲットが知識を身に付ける事は、彼らにとって本当に都合が悪いわけです。
 
その関係が夫婦でも上司、部下の関係でも友人だとしても、どんな関係でもナルシストが使う心理テクニックや言動パターンをターゲットが見抜いてしまったということは、彼らはそれ以上、心理的虐待を継続することはできません。
 
虐待のサイクルや自己陶酔的な供給、これらの仕組みを理解したターゲットは、少しずつ頭の中を整理することができ、混乱しながらも、本来の自分を取り戻していきますよね。
 
そうなれば、正体を見破られてしまった以上、ナルシストはターゲットをコントロールすることはできません。前みたいに自己陶酔を供給することが非常に難しくなるでしょう。
 
自分の価値や満足感を高めてくれたターゲットが感情的に距離を取り始めた時、ナルシストは自分の自己価値感を認識し始めるのです。
 
「自分には価値がないのかもしれない」と感じたり、ターゲットが自信を持ち始め、前進しだしている事実を目の当たりにした時、ナルシストは自分よりも高いレベルを行こうとするターゲットに対して強い嫉妬心や羞恥心を覚えます。
 
そんな時、彼らは鬱っぽくなったり、メンタルの調子が狂い始めます。この時に彼らが使う戦術はたくさんありますが、例えばもっとコントロールするために、ガスライティングや巧妙な嘘を繰り返したり、自己愛憤怒と呼ばれる怒りをぶつけてくることが多いです。
 
そうなれば、自己陶酔を与えてくれるターゲットが自分の元から離れていかないように、脅しを使ってターゲットの感情を支配したり、自分を見捨てるターゲットに嫌悪感を抱いてストーカーになるケースも少なくありません。
 
ナルシストがストーカーになる原因など、ストーカーの心理についても解説した動画を作っているので、ぜひこちらもにご覧になってくださいね。
 
このチャンネルでは家庭内だけでなく、職場や友人関係などいろんな状況で役立つ情報や対処法をたくさん発信していますので、いっぱい知識を身に付けて対策に役立ててくださいね。
 
皆さんがこのブログを見つけてくださったり、記事や動画にたどり着いたことについて、本当に良かったと思います。
 
こうした情報は私の住んでいるアメリカでは徐々に普及していく中で、日本ではまだ知名度がかなり低く、こうした被害を周囲に理解されないため、被害者が泣き寝入りしなければいけないケースがかなり多いように感じます。被害を受けた、もしくは受けているあなたが負けたのではありません。
 
ナルシストはプライドが高く、自己価値の感覚に問題を持ち、自分のエゴを養うために他者を犠牲にします。
 
あなたに価値があるからナルシストは狙うのです。
あなたが悪いからではありません。
 
そのことを忘れず、どんどん知識を身に付けて後ろを振り向かず、前に進んでくださいね。私はナルシストと戦われている皆さんは、本当に強いと思います。

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③心をコントロールされなくなった
 
3つ目のサインは、もう心をコントロールされないということです。これは、アメリカの心理学ではよくEmotional triggerと言われて、日本の心理学では心理トリガーと言います。
 
トリガーというのは、引き金やきっかけを意味していて、要するに感情的に影響されることを表します。例えば、彼らが復縁を迫るためにいきなりラインをしてきたとします。
 
これは、ナルシストがターゲットを再び支配下に置くために、相手を取り戻そうとするフーバリングと呼ばれる心理的テクニックなんですね。彼らがフーバリングをしてきても、「もう絶対にあの頃に戻りたくない。自分は過去を忘れて、前に進むんだ」という強い意志があり、彼らの心理戦術の罠に引っかからないようになれば、彼らを上手く対処されていると思います。
 
ちなみにフーバリングに対処するコツは、心理的に支配されず、自由に振る舞うことです。これはどういうことかというと、心を操ってコントロールされずに、自分の意思表示がしっかりできる状態でいることなんですね。
 
いつ、何時ナルシストが距離を縮めようとしてきても、必要以上に警戒する必要はないですが、自分と彼らとの間にしっかり境界線を引いておくことを忘れてはいけません。
 
無理なお願いをされても、「どうしようかな…」と返事に困ったり、そのことで悩み続けてしまう状態は彼らに感情をコントロールされているのかもしれません。
 
でももし、自分の中で「それは許されない。これはできない。やりたくない。引き受けない。受け入れられない。」と、彼らのエゴではなく、自分自身の気持ちを優先できているのであれば、それはナルシストに打ち勝ったサインです。
 
彼らのパーソナリティに問題があることに気付いて、それに対処しようとこちらがアクションを起こしている時点で、あなたの勝ちです。どうしてかというと、彼らがあなたをコントロールしようとしていることを、あなたはちゃんと見抜いて対策を取っているからです。
 
言い換えると、あなたは彼らがどうしてこうなってしまったのか、その原因や彼らの心理、動機を理解して、その上彼らの弱点も見通しているわけです。ナルシストは自分に欠陥があるという事実を決して認めたくありません。
 
認めたくないというよりも、認められません。
 
でも、あなたはどうして自分が狙われてしまったのか、自分の強さも弱さも理解して、知識を増やして自分自身を根本的に理解しようとしています。
 
ナルシストに、ありのままの等身大の自分を見ることは不可能です。プライドのために、着飾って見栄を張り、横柄に振る舞って威張ることで自分の価値を見出そうとするのです。
 
他者を攻撃し、傷つけることで喜びを得たり、自己受容できず、自分のミスを全部他者のせいにして現実から逃げている人に、あなたは負けていませんし、困難に耐えて戦ってきた皆さんに敵いません。
 
私はこれからもナルシストとの戦いに打ち勝つためのヒントや、心理的に攻撃してくる人から自分自身を守るための方法をもっと紹介していきます。
 
ナルシシズムを多くの方に知ってもらうために、情報発信を続け、もっと声を上げていきます。被害者が一人でも減ったり、その困難な状況から抜け出したり、痛みから解放したり、傷が癒されるようにこのチャンネルで発信し続けます。
 
一人でも多くの方に、目に目えない精神的虐待を知ってもらえるように、皆さんにこのチャンネルをサポートしていただけると嬉しいです。もし良かったらチャンネル登録、高評価、SNSでのシェアを是非よろしくお願いします。
 
現在クラウドファンディングでも、支援を募っています。
 
動画投稿に必要な編集機材を調達するために始めましたが、経緯や詳細については、コミュニティのページでお伝えしています。
 
クラウドファンディングに参加するためには、アカウント登録やログインは必要ありませんし、約700円から寄付することができます。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。
 
今回のトピックとして「ナルシストとの戦いに勝った3つのサイン」を紹介していますが、これから彼らとの戦いに勝つために離婚の準備をしたり、嫌がらせ行為を訴えたりして、具体的な対策を取り始めておられる方もかなり多いと思います。
 
では、もし私たちが彼らの正体を暴いて、ナルシストを指摘しだすと一体どうなるのか、この動画で「被害を晒されたナルシストが取る行動 TOP10」について紹介しています。
 
身近にいる意地悪なナルシストにされたことを、周囲に打ち明け始めた時に彼らはどんな反応をして、どんなことが起きるのか、詳しく解説しています。知っているのと、知らないのでは精神的にも全然違うと思うので、今後の対策のために見逃さないように、是非この動画の次にチェックしてくださいね。
 
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この記事を書いた人
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中村りん

2016年に渡米し、現地で自己愛性パーソナリティ障害(NPD)や心理学、ガスライティングに関する知識を学び、2021年にYouTubeで情報発信を開始。現在は、日本ではまだ知られていない自己愛性虐待(Narcissistic Abuse)の認知度や理解を高めることを目的とし、「ナルシスト対策解説者/自己愛性虐待リカバリーコンサルタント」として活動中。アメリカの最新心理学を取り入れながら、「目に見えない精神的虐待」や、「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg