中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【モラハラに勝つ方法】ナルシストに打ち勝った6つのサイン

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【モラハラに勝つ方法】ナルシストに打ち勝った6つのサイン

 

ナルシストの被害に遭ったことがある方、いじめられた経験がある方、利用された方、精神的に攻撃されこてんぱんにやられた方、沢山の方が悩みを抱えこのチャンネルを見てくださったり知識をつけて対策したりしておられる方も多いと思うんですが、皆さんの目標は何ですか?

共依存から抜け出して以前の自分自身を取り戻したり、メンタルを鍛えて相手よりも幸せになることが理想ですよね。
 
前の自分よりももっとパワーアップした自分を手に入れるために、ポジティブな思考を取り戻して明るく過ごせるように、今日は『ナルシストに打ち勝ったサイン』を皆さんにご紹介します。
 
『私は被害者なんだ』とマイナス思考になるのではなくて、皆さんが心に抱えたダメージや傷を癒せて、被害者からサバイバーになれるように解説していければいいなと思います。
 

ナルシストに打ち勝ったサイン

 
まず一番始めに皆さんにお伝えしたいことは、ナルシストにとって勝ち負けが全てです。
 

白黒思考と言い、彼らは上か下か、勝つか負けるか極端に物事を捉えますので、相手に勝たすことは絶対に許されないんですね。

 
職場だったらどちらが上司に気に入られるか、どちらが成績が上か、どちらが優位に立っているか勝負でしかないし、仮に彼らが負けていたとしても負けを認めることはありません。
 
謝罪はしますが、それはあくまでターゲットを心理的にコントロールする方法として使用され、こちらの動画でもお話ししているように自分の目的のためには様々な手段で欲しいものを手に入れます。
 
欲しいものが入らないとむきになり、必死にもがいて自己陶酔的な供給を要求してきます。
①フーバリング
 
ナルシストがフーバリングをしてくるということは、皆さんが彼らが必要な自己陶酔を与えていない、もしくは彼らは自己陶酔に飢えているということになります。
 
■自己陶酔的な供給とは
 
ナルシスティック・サプライ(Narcissistic supply)というナルシストがエゴを養うのに欠かせないもの。褒め言葉、賞賛、注目やパワーを持っているような力強い気分、環境や誰かをコントロールできていると感じる気分など
 

フーバリングというのはナルシストの虐待サイクルの第4段階だと言われていて、『ナルシストが離れていったターゲットをもう一度捕まえようとすること』を意味します。

 
フーバリングという用語はまだ日本では全然知られていないので、どんなものなのか分からないという方は『ロミオメール』で調べてみてください。
 
ポイント
これは視聴者さんに教えてもらった言葉なんですが、ロミオメールというのは『別れた恋人や元夫など、復縁を求める男性から女性へと送られる重い内容のメールを指す言葉』らしく、女性から男性に送る場合は『ジュリエットメール』になるんですね。
 
ナルシストはこのロミオメールを送ったりして、フーバリングを行います。
 
なのでもしナルシストからロミオメールが送られてきた時は、『自己陶酔が不足してきたからフーバリングしているんだな』と思って、冷静に対応するように心がけるといいと思います。

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②発言に一貫性がない
 
(例)
・意見がコロコロ変わる
・焦り始める
・むきになる
・不思議なことを言い出す
 
 
こういった様子が見られることがあります。
 
どうしてかというと、ナルシストは『自分は負けているかも』『自分は劣っているかも』と相手の方が優れていたり、優位な立場にいることを察した時、パニックになって焦り始めるんですね。
 
必死に自分の優位性をキープしようといばったりして横柄に振る舞いますが、内心は敗北感を感じて『どうすればターゲットを打ち負かすことができるか』頭の中はその手段を考えることでいっぱいなんですね。
③エモーショナルブラックメール
 
これもこちらの動画でお話ししているんですが、これは感情的な脅迫という意味で『誰かに脅したり、感情的に不安にさせるようなことを言って自分の欲しいものを手に入れる方法』のことを指します。
 
 
■合わせて読みたい■
 
ナルシストは相手をコントロールできないと焦り始めたら、このエモーショナルブラックメールを使ってターゲットを脅そうとする訳なんですね。
 
ちょっとストーカーっぽいラインとか電話が来たり、『〇〇しないと〇〇するからね』など少し奇妙な発言を繰り返し言って、嫌がらせをしてくる可能性があります。
 
罪悪感を煽って言葉巧みに色んなことを言って感情的に操ろうとしますが、これが行われている時は状況をしっかり理解することが対策として重要だと思います。
 
また皆さんが思う『ナルシストに打ち勝ったサイン』があれば、是非コメント欄で教えていただけると嬉しいです。

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④ナルシストを手のひらで転がしている
 
自分が相手の思い通りに動かされるのではなくて、むしろ皆さんが彼らを上手く手のひらで転がしている場合は、かなり上手に対応されていると思います。
 
これはこちらが心理的に操っているということではなくて、相手をいい気持ちにさせ踊らせている状態のことを意味します。
 
ナルシストにとって自分のエゴを養うことが全てですよね。
 
なので、例えば具体的な例で言うと彼らが自分の承認欲求を満たすためにマウントを取ってきたら、逆に褒め返して『すごいやん!よく頑張ったね!』とむしろ彼らにエゴを少し与えるんですね。
 
これは逆マウンティングと言って、否定すると面倒なのでその状況を乗り切るためにわざと逆マウンティングで相手を肯定するなど、賢くそのナルシストに対処できるようになればかなりナルシスト対策上級だと思います。
⑤何を言われても動じない
 
これは一番分かりやすいサインと言ってもいいようなくらい、意味のある合図かなと思います。
 
カップルや元夫婦の場合だと『やり直そう』と言われても『どうしようかな』と迷ったりするのではなく、ナルシストに打ち勝っている状態では『無理。ありえへんやろ』としらっとした様子を見せたりなど、相手の存在がどうでもいいように思えたらその傷はほぼ完治している証拠です。
 
これは完璧に感情をなくしているからオッケーという意味ではなくて、落ち着いて冷静に対応できているかが肝心だと思います。
 
例えば、彼らに言われた発言に対して『どうしてそんなこと言うの?』とヒステリックになったり、感情的になったりするのではなくて、『は?何言うてんの?』『また何か言うてるわ』と反応せずに上手くやり過ごせていれば、完全にナルシストに打ち勝っていると思います。
⑥前みたいにビビらなくなった
 
『何か言われたらどうしよう』『怒られるかも』と不安や恐れの感情を抱かず、ナルシストと戦うことに対してこれ以上恐れないようになるということは完全勝利と言っても過言ではないです。
 
私のチャンネルを見てくださっている多くの視聴者さんから
 

『これらの情報を知って上手く対処できてます』『相手の戦術を知って、相手するのがもう怖くなくなりました。動画のおかげで今は冷静に対応できています』

 
といった声を沢山貰うようになったんですね。
 
勝ち負けが全てではないかもしれませんが、こうして自分や大切な人を攻撃してくる敵の戦略や弱点を知って、立ち向かうということは精神的虐待に闘うのにものすごく大切なことだと思います。
 
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この記事を書いた人
中村りん

渡米後、悪性ナルシスト(Malignant Narcissist)によるモラルハラスメント体験をきっかけにナルシシズムやパーソナリティ障害を知る。アメリカの自己愛性パーソナリティ障害(NPD)に関する研究から得た知識を集め、同じ境遇の方に向けて『目に見えない精神的虐待』や『有害な人(Toxic person)』への対策を解説。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg