どうも、中村りんです。
今日は「ナルシストがこの世で一番嫌いなこと」というテーマでお話しします。
ナルシストがこの世で一番嫌いなこと
①拒絶されること
自己愛性パーソナリティ障害の人にとって、拒絶は彼らの心の奥にある不安を刺激するもので、いわゆる心理学でトリガーと呼ばれるものなんですね。
例えば、相手からはっきりとノーと言われることや、孤立や孤独感は彼らにとって耐え難いんですが、このことからナルシストの人たちは、周囲の関心とか注目を常に必要としている、いわば「かまってちゃん」とも言えます。
拒絶されることに踏まえて、見捨てられることに対しても非常に恐れているので、実は他者の反応に敏感なんですね。
これが、ナルシストを撃退する大きなヒントになります。
彼らの期待に応えないことで、逆に彼らのコントロールを失わせることができるというわけです。
特に自己愛が強すぎるナルシストのような感情的に未熟な人は、自分を大切にする方法や癒す方法、尊重する方法、自分自身を肯定する方法を知らないことが多いです。
歪んだ自己愛を抱えているからという理由が挙げられますが、ひどい場合は、ストーカー化したり、距離を置こうとするターゲットを精神的・身体的に傷つけることも少なくありません。
つまり、ターゲットが離れること自体を非常に嫌がるのです。
例えば具体的な例を挙げると、家族だとすると、ターゲットが家を出ること、パートナーや結婚相手が別れや離婚を告げること、友達が距離を置き始めること、そして子供が会いに来ないことなどが挙げられます。
こちらが「もう会えない」とはっきり言わなくても、連絡を控えるだけでターゲットを失うことをめちゃくちゃ嫌がるんですね。
こうした状況で私が推奨する対策方法があるんですが、拒否や拒絶をとても嫌うナルシストに、単刀直入に「もうあなたとは会いたくない」と言うのではなく、会う回数を減らしたり、LINEの返信を遅らせたりして、徐々にフェードアウトする方が効果的です。
こうすることで距離を取ることを相手に気づかれにくくすることができるので、自分の心を守るためにも、少しずつ距離を置くことをぜひ試してみてくださいね。
じゃあ、どうやって上手く距離を取ればいいのか、対処法を知りたい方はぜひ概要欄から私の電子書籍などを読んでみてください。
先日新しいオンラインコースも作りました。
このコースでは、今、職場に気難しい人がいて困っている方や、家族や友達に振り回されている方へ、
すぐに使える具体的な対策や、アメリカの最先端の知識をぎっしり詰め込んでお届けしています。
もし私の動画を観て、「身近にいる人がナルシストの特徴にめちゃくちゃ当てはまる」とか、「今、対処法が自分に必要かも」と感じた方は、私のオンラインショップをチェックしてみてくださいね!
②無視されること
他者との境界を理解できないナルシストは、人と適切な距離感を掴むのが苦手です。
ですので、彼らはかなり近すぎる距離で他者に接したり、相手が嫌がっていたとしても共感力が低いためにそれに気づくことができないなどの理由から、相手との境界線を平気で侵害くるんですよね。
ナルシストは他者から奪うことが大好きなテイカーです。
そんなテイクばかりするナルシストは、自分の自己陶酔を養ってくれる存在を強く求めているため、そのいった人の世話をするのが好きな人や、自分よりも他人を優先しがちな自己犠牲的な人に依存する傾向があるんですね。
自己陶酔を育んでくれる人は、ナルシストにとって格好の餌です。
自己尊重感が低いナルシストは、自己陶酔を得られない状況では楽に生きていけず、供給源が尽きることを非常に恐れています。
相手に「もうこれ以上はできません」とはっきりノーと言われることをめっちゃ嫌がります。
特に私たちは子供の頃から我慢することを強く教わってきたため、我慢は美徳の常識が植え付けられていますよね。
だからこそ、こういった我慢強い人や責任感が強い人はナルシストに都合よく利用されてしまうターゲットになる可能性が高まります。
特に、ナルシストは境界線が緩い人を簡単に狙います。
他にも、他者のニーズばかり優先してしまう人や、優しすぎる人、断るのが苦手な人、正義感が強い人は注意が必要です。
私を含め、皆さんの中にも心当たりがあるという方も多いんじゃないかなと思いますが、ナルシストの境界線への侵入を断じて許さないためにも、しっかりとした境界線を持つことが大切です。
自分を守るために、まず自分を責めたり後悔して落ち込むのではなく、少しずつ意識を変えていったり、自分を守るために何ができるか、それを自分のペースで学んだりして、対策するための知識やスキルを身につけることが被害者の方々に必要なことだと思います。
スポンサーリンク
③批判されること
ナルシストにとって、批判や間違いを指摘されることは非常に苦痛です。
というのも、彼らは完璧主義で、自分には間違いなどないと信じ込んでいます。
ですので、「あなたの言っていることは間違っていますよ」とか「あなたの発言は矛盾していますよ」と指摘されると、自己愛憤怒が引き起こされるかもしれません。
自己愛憤怒が生じるのは、プライドが傷ついた証拠です。
この瞬間、ナルシストは逆ギレし、反発してくることが多いので、要注意です。
自分が特権を持っていると思い込んでいるナルシストは、他人からの批判を受け入れることができません。
NPDの人は批判を恐れるので、彼らは論点をずらし、ガスライティングやムービングゴールポストといった心理的操作を行います。
ムービングゴールポストを知らない方もいらっしゃると思うんですが、ムービングゴールポストというのは、簡単に言うと、「約束や目標がどんどん変わること」です。
例えば、最初に「これを達成しよう」と言っても、その後にいきなり新しい条件を持ち出して、相手がその目標を達成することが難しくなるように仕向けるんですね。
例えば、何か仕事とかの交渉で「この条件で進めよう」と相手が合意した後に、「あれも必要だ、これも必要だ」とどんどん追加してくる感じです。
要は、相手を混乱させたり、操作したりするためのテクニックなんですね。
ムービングゴールポストとかガスライティングとか、ナルシストはこれらのマニピュレーションを何でするのかというと、ターゲットに責任を転嫁するためです。
ナルシストはものすごく操作的で、コントロール欲が異常に強いです。
彼らにとって、他人を操りたいという欲望は本能的なもので、操れないことは自分の敗北を意味します。
ナルシストにとって、これはまさに生き残りのための戦いで、「やるかやられるか」の世界なんですね。
白黒思考、英語ではブラックホワイトシンキングと言われるですが、彼らは相手の考え方や価値観を次々と支配していきます。
そして、相手がそれに従わないと強い怒りをぶつけて、この怒りは大人の癇癪となり、いじめやモラハラ、パワハラ、虐待、カスタマーハラスメントなど、精神的虐待や心理的虐待へとエスカレートするのがナルシシズムのメカニズムなんですね。
スポンサーリンク
④主導権を握れないこと
ナルシストが一番苦しむのは、ずばり主導権を握れないことです。
彼らはターゲットをコントロールすることで自己陶酔を得ているんですが、これができなくなると、まるで魚が水を失ったように苦しむんですね。
ターゲットがナルシストに気づいて、知識を深め、心理的距離を取ると、ナルシストは非常に苛立ちます。
特に、自分の境界線を引き始めると、コントロールが効かなくなり、再び虐待行為に走ることが多いかと思います。
これは理想化から脱価値化へ変わる瞬間で相手を罵ったり、過小評価したりすることで、自己陶酔をどんどん取り戻そうとするんですね。
これはただのいじめに見えるかもしれませんが、実は心理的虐待で、「虐待」の一種なんです。
心理的虐待は日本ではまだまだ認知度が低く、周囲に理解してもらうのは難しいかもしれません。
でも、私はその経験をした一人として、堂々と声を上げていきたいと思っています。
こうした行為は決して許されることではないと伝え、少しでも多くの人に理解してもらいたいんですね。
みんながこの問題に気づくことで、少しでも救われる人が増えると、私は信じています。
スポンサーリンク
⑤他者の成功や幸せ
他者の成功や幸せは、ナルシストにとってトリガーとなります。
なぜかと言うと、注目を浴びて賞賛されることを喉から手が出るほど欲していて、自分よりも幸せそうな人を見ると「なんであいつが?」と許せない気持ちが湧いてきます。
特にSNSでは、自分よりも格下だと思っていた人が自分より充実した人生を送っていると、嫉妬や妬みが爆発します。
私も経験済みなので、決して珍しい話ではないですが、ナルシストは時にそのターゲットの幸せを壊そうとする時もあります。
その方法はナルシストによって様々ですが、相手の幸せをぶち壊そうとする行動を取るんですね。
具体的には、ターゲットの知らないところで悪い噂を流したり、第三者を巻き込んで妨害をすることもあります。
なので、ナルシストが自分の知っている人や周りの人に近づいてくるときは要注意だと思います。
それは、自分が注目されていないことへの悔しさや嫉妬、恨みなど、否定的な感情を抱いている証拠だからです。
このことを理解しておくことで、少しでも心の準備ができるかもしれません。
そして、ナルシストは、他人の幸せを自分の不幸と重ねてしまいます。
「なんであいつはうまくいっていて、自分はこうなんだ」と、自分と他人を比較しているからなんですね。
努力を積み重ねたり、他者に思いやりや謙虚な気持ちを持たず、ただひたすら自己陶酔を搾取するために卑怯な手を使ってでも他人を陥れようとします。
相手を落とすことで自分が上がると勘違いしているので、他人の真似をしたり、手柄を横取りしたりすることも平気でやります。
特に悪性ナルシストは、自分が何かを得られると感じると、相手を騙してでもそれを手に入れようとするんですよね。
自己陶酔に溺れているので、自分自身をコントロールすることができず、他者の成功や幸せは目障りで仕方ないものなんです。
もっと言うと、脆い自尊心がそれをもっと助長して、他者よりも上に立たないとプライドが傷ついてしまう。
その結果、メンタルが崩れ、鬱やひどい落ち込みを抱えることも珍しくないです。
ナルシストにとっては、勝たなければならない、そして相手を打ち負かさなければならないという強迫観念が常に付きまとっているんですね。
スポンサーリンク
⑥責任を負わされること
自分の責任を他人に押し付ける無責任な部分も、ナルシストの性格特性の一つです。
自分の過ちを認めることは不可能ですから、他の人に責任を負わせて、自分は常に「被害者」になりきるのです。
そんな自分勝手で自己中心的な人に振り回されて落ち込んで、私のチャンネルを見てくださっている方も少なくないんじゃないしょうか?
悩みや不安、怒りが収まらず、相手を許せないという気持ちも本当に理解できます。
でも、心配しないでください。
私もメンタルがダダ下がりして大変で、どこまで落ちんねんというところまで経験した過去があります。
ただ、落ちるところまで落ちたらあとは上がるだけです。
それ以上下がることはありません。
どんなに辛い状況にいても、ナルシストは変われませんが、あなたは変われます。
自分のせいにされても、理不尽に責められても、あなたの価値は決して変わりません。
この動画を見て、今日もあなたが自分の道を歩んでいけることを、心から願っています。
さて、今回はナルシストがこの世で一番嫌いなこととについてお話ししましたが、これらの問題にどう立ち向かうか、もっと深く知りたい方はぜひメンバーシップに参加してみてください。
メンバーシップでは、ナルシストへの対処法に特化した情報を、メンバー会員の方々へ惜しみなくお届けしています。
ここでは、無駄な雑談やどうでもいい話は一切なしで、役立つ内容だけをお伝えしています。
他のメンバーシップ会員さまたちと一緒に安心して学び、共に成長できる場を沢山の方々へ提供したいと思っているので、まだメンバーシップに参加されていない方、ぜひこの機会にメンバーシップも覗いてみてくださいね。
また他にも解説してほしいテーマがありましたら、コメント欄で教えてください!
皆さんが知りたい情報をお届けしたいので、多かったものから動画で取り上げたいと思っています。
気軽にコメント残してくださいね!
では最後に、皆さまにお願いがあります!
このチャンネルをもっと大きくしたいと思います。
多くの人に必要な情報を届けたいと思っています。
そのために、ぜひチャンネル登録、高評価、コメントをしていただけると嬉しいです。
今、困っている方々に少しでも力になれるよう、皆さんのご協力が本当に必要です。
どうぞよろしくお願いします!
アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント。
自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)を学び、独学で米国の心理学に基づいたナルシシズムの専門知識を深める。
ナルシストの虐待サイクルを初めて日本に広め、認知度の低いナルシスティック・アビュースへの理解を促進するため活動中。
最先端のナルシストに関する情報を取り入れ、「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人々」への対処法を詳しく解説。
同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントへの支援に力を注いでいる。
【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg