中村りんの心理学研究所

中村りんの心理学研究所

ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【HSP/エンパスの人必見!】ナルシストとうまく付き合うのに必要な心得

スポンサーリンク

【HSP/エンパスの人必見!】ナルシストとうまく付き合うのに必要な心得

 

自己愛の強い人はこちらの都合を無視したり、気持ちを共感してくれなかったり、言葉の暴力で傷つけてきたり、かと思えば自分が必要な時は猫を被って都合よく利用してきたり、彼らの特徴を挙げていったらキリがないですが、関わるとほんまに面倒ですよね。

今現在ナルシストと関わらないといけなくて困っているという方に向けて、今日は『ナルシストとうまく付き合うのに必要な心得』をまとめてみました。
 
ナルシストが使う心理的なテクニックからこちらのメンタルケアも含めて、私たちがナルシストのような難しい人を扱う上で心がけておきたいことを紹介します。
 
『ナルシストに傷つけられて自尊心が下がって困ってる』とか『職場にナルシストがいるけど辞められないから関わらないといけない!でもどのように対策を取ればいいのかわからない』という方に役立つ内容になっているので、最後までご覧になっていただけたら嬉しいです。
 

ナルシストとうまく付き合うのに必要な心得

①まともに相手しない
 
これはもしかしたら『そんなん当たり前やん』って思っておられる方もいるかもしれません。
 
ですが、共感力がめっちゃ高いスーパーエンパスと言われている方や感受性の高い方、繊細なパーソナリティを持つHSPの方からすると反応せずに受け止めてしまうことが圧倒的に多いと思います。
 
例えば
 
・理不尽なことを言ってくる時
・無理な要求をしてくる時
・嫌なことを強要させている時
・価値観を押し付けられている時
 
これらの状況では、ナルシストの言ってくることを全部鵜呑みにしたりまともに取り合っていたらこちらの精神が持たないので、まともに相手しないことが重要なんですね。
 
例えば、みなさんは『ダブルバインド(Double bind)』って聞いたことありますか?
 
ナルシストについてたくさん調べられている方は知っている方も多いと思いますし、このダブルバインドを経験した人も実際たくさんおられると思います。
 
ナルシストと関わっているとこのダブルバインドを使われることが多く、このダブルバインドとは一体何なのかということなんですが、『二重拘束』という意味があるらしいんですね。
 
バインドは『縛る・拘束する』という意味で、ダブルバインドは
 
『2つの矛盾したメッセージで相手を混乱させて強いストレスを与えるコミュニケーションのこと』を指すんですね。
 
『この心理学の用語わからない!』って方もおられると思いますし、私もこれ最初全然理解できなかったんですが、要するに『どっちにしろ怒られる』みたいな状態のことを言うんですね。
 

スポンサーリンク

ダブルバインドの例
 
例えば、上司が『わからないことがあったら言って』と言ってきたとします。
 
相手がナルシストっぽい意地悪な上司だと、聞いたら聞いたで
 
『そんなこともわからないの?』『自分で考えてみなさい』と言ってくるし、
 
聞かなかったら聞かなかったでもしそれが上司が期待していなかった結果になれば『なんで相談しなかったの?』『言ってくれればよかったのに』『どうして一言言ってくれなかったの?』
 
と、この2つの矛盾したメッセージによって挟まされるような状況っていうのがダブルバインドなんですね。
 
やったらやったで言われるし、やらなかっても文句言われるし結局責められるのでこのダブルバインドはメンタル面でかなりのストレスがかかってしまう訳なんですね。
 
しかもこれを日常的にやってくるんですよね。
 
何が言いたいのかというと、ナルシストはこのように相手の気持ちとか都合を一切考えず理不尽なことを平気で言うので、まともに相手をすると疲れてしまうかと思います。
 
なので、その状況にうまく対応するには『昨日言っていたことが今日変わっているかもしれない』ということを頭に入れておく必要があります。
②相手を変えることはできないことを理解する
 
『自分が支えてあげることでいつかきっと相手は変われるはず!』と相手に期待してしまう気持ちはほんまによくわかります。
 
ですが、ナルシストの支配とか虐待行為というのは完全になくなることは少ないと思います。
 
どうしてかというと、相手をコントロールすることが生活の一部になってしまっていてそれがその人のパーソナリティ、または人格なんですよね。
 
『人を操りさえすれば自分の目的を達成することができるんだ』という心理で、周囲をコントロールするナルシストは人の心をコントロールしないコミュニケーションの取り方を知らないと言えます。
 
そんな支配欲の高いナルシストを良心的で思いやりのあるエンパスのような人に変えようとすることはかなり難しいと思います。
 
そして、エンパスのような共感能力は持っていないし、本人が自覚して共感力を鍛えようと努力をしない限りそのパーソナリティを改善することはできないわけなんですよね。
 
相手を変えるんじゃなくて自分を変えることを心掛けて、どんなに理不尽なことを言ってきても自分の軸を曲げずに、操られないような強いメンタルを持つことで、その方法というのはこういった内容の動画を観て知識をつけ、自己改善に繋げることなんですね。

スポンサーリンク

③我慢しない
 
嫌なことは我慢して耐えたりせずに『やめてほしい』ということを伝えることは重要で、例えば夫婦や家族など親しい仲なら余計にその問題行動は許さず、相手に迷惑していることは伝えた方がいいと思います。
 
ただ落ち着いて話し合いをすることを心がけて、話し合いができない状況であれば無理に会話を続けずに、機会を改めて『こういう言い方をしてくるんやったら話したくない』ということははっきりと伝えるべきなんですね。
 
ナルシストは感情的に未熟で、共感力も低いので相手の気持ちや考えていることを察することができません。
 
なので、しっかりと自分の意思を伝えないとやられっぱなしで『これをされたら嫌だ』『やめてほしい』ということは伝えるべきなんですね。

スポンサーリンク

④自分の幸せを見つけ、自分自身に集中する
 
自分勝手なナルシストはこちらの事情や気持ちを尊重しないことがほとんどですよね。
 
ゴースティングといっていきなり離れたり、突き放したり、向こうから連絡を控える期間というもありますが、大抵の場合ナルシストは離れてきますし彼らが離れていくことに対してこちらは『あんなに尽くしてあげたのに!』『今までのは一体何だったの?』と振り回されているように感じますよね。
 
いきなり姿を消したと思えば、またフーバリングしに戻ってくるので混乱される方が多いですが、その時にもし戻ることが自分の本心じゃないとすれば必ず自分の気持ちを優先したり、相手ではなく自分が幸せになることに焦点を当ててみてください。
 

【フーバリング】ナルシストの虐待サイクルの第4段階。ナルシストが離れていったターゲットをもう一度捕まえようとすること

 
具体的な例を挙げると、例えば共依存というのは『お互いに依存し合っている状態』もしくは『どちらかが相手に依存している状態』のことを言いますよね。
 
相手に焦点を当てて考えすぎるからしんどいのであって、自分に向き合うことを心がけたり相手に執着せずに他に自分が楽しいとか幸せと思えるものを見つけることは効果があります。

スポンサーリンク

⑤自分を癒す環境づくり
 
これはナルシストとの関係で絶対に忘れてはいけないことやと思います。
 
理由は2つあって、1つめはナルシストとの関係では100%こちらの自尊心が下がってしまっているのと、
 
2つめの理由はエンパスなど思いやりのある相手に尽くすタイプの人は、相手が幸せになることばかり優先して自分が幸せになることを忘れがちなんですね。
 
もしくは、ナルシストが相手を犠牲にさせるような状況に持っていくということも比較的多いと思います。
 
では、自分を癒すにはどうしたらいいの?という話なんですが、メンタルを強くするために考え方とか価値観に取り組む努力をして、自分にきつい言葉を投げかけるのではなく自分自身を褒めてあげることが大切なんですね。
 
どうしてかというと、健康的なメンタルを持つ人たちは自分自身を褒めるのが上手だからなんですね。
 
だから嫌なことを言われても受け流したりするのが得意で、ただ決して受け流せないからメンタルが弱いということではなく、敏感で感受性の強い体質の方は、その能力のせいで受け止めてしまいやすいんですよね。
 
私はエンパスは個性やと思いますし、共感力が強いという能力を持つことでその場の空気を感じ取りやすかったり、共感しすぎてしまうことで涙を流しやすかったりするかと思います。
 

スポンサーリンク

そして、他にもナルシストから嫌がらせをされたりして自尊心が下がったままの方は、自分で自分自身を癒してあげる方法を知らないのでメンタルが落ちてしまったままなんですね。
 
人は自分を責めたり自己否定をして、かなりきつい言葉を自分自身に浴びせています。
 
しかもそれは無意識になんですね。
 
例えば
 
『なんて自分はだめな人間なんだ』
『この人がこんなことを言ってくるのは自分のせいなんだ』
『あの人はすごいのに、なんで自分はこうなんだろう』
 
など知らない間に自分自身にこういったネガティブな言葉をかけているんですよね。
 
それも仕方ないのがナルシストにこういったことを日常的に言われたり、言葉でなくても態度でこちらの自尊心を下げてくるという心理テクニックも使ってくる訳ですが、ネガティブな言葉はネガティブな言葉として無視せずちゃんと受け止めて、自分の弱点と向き合って、それも自分だと認めることってめっちゃ大切やと思うんですね。
 
ということは、こういったネガティブな言葉もポジティブな言葉に置き換えられますし、とにかく人と比較する必要はないということなんですね。
 
自己肯定感の低い人はこういった思考を持つこと自体難しいですし、自分を責めてばかりで、それが習慣化されてしまっているんですね。
 
自分を客観的に見てもっと自分自身を褒めてあげることは習慣づけた方がいいと思います。
 
ナルシストの心理やどうして投影をしてくるのかなど、こういったメカニズムを理解して、『これは自分のせいなんかじゃないんだ』ということを忘れないでほしいと思います。
 
メンバー限定配信では『ナルシストのスミアキャンペーンに対処する方法』について話しています。これはフライングモンキーへの対処法としても有効です。
 
興味のある方は、ぜひメンバーに参加してご覧になってください♪
 
ナルシストとうまく付き合うのに必要な心得
 
この記事が参考になった!共感した!と思った方は、スター🌟とコメント💌お待ちしております!
 
今後も役立つ情報をどんどん配信していくので、『はてなブックマーク、読者ボタン』よろしくお願いします💛
 
読者になると最新記事をいち早くチェックできます👍では次回のブログで!
 
 
【YouTube有料メンバーシップの登録はこちら 】
 
メンバーシップに参加すると『メンバー限定動画』をご覧いただけます。
特典としてメンバーになってくださった方だけに、ナルシストや難しい人に打ち勝つために必要な秘策やモラハラなどの精神的虐待から立ち直る方法など、通常動画で紹介している内容よりもっと活用できる知識を提供します。
 
視聴者さん同士がお互いに交流して、一緒に学び情報交換できるような温かいコミュニティにしたいと思います。
お気軽にご参加ください💁‍♀️
 
iPhoneからの登録方法
 
【チャンネル支援】
チャンネル運営をサポートするために撮影・編集機材を提供したい方、
プレゼントしたいという方はこちらからお願いいたします😊💛