中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【末路】ナルシスト「逃げられた…」自己愛性パーソナリティ障害の人と縁を切った後どうなる?

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【末路】ナルシスト「逃げられた…」自己愛性パーソナリティ障害の人と縁を切った後どうなる?

 
この記事では、自己愛性パーソナリティ障害を持つ人たちについて、その特徴や対処法について詳しく解説します。身近に多いと感じる方も多いのではないでしょうか?
 
彼らから距離を取った後も、被害に苦しむことがあるのがこの自己愛性虐待です。私自身も経験者として微力ではありますが、どんなに小さなことでも役に立てるように、私の実体験やアメリカで学んだことを皆さんにシェアしています。
 
今回は、『ターゲットに逃げられたナルシストの末路』や、ターゲットに逃げられた後のナルシストの恐るべき報復手段について詳しくお話ししますので、是非観ていただければと思います。

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ターゲットに逃げられたナルシストの末路

①取り巻きに同情を誘う
 
『自分たちは正しい』『私たちが善で相手が悪だ』と言って、自己正当化をすることで心のバランスを保つことがあります。『自己正当化』とは、自分自身の行動や思考を正当化し、自分が正しいことを信じ込むことを指します。
 
これは、自己愛が強い人が、失敗や挫折、他人からの批判に敏感に反応し、プライドを傷つけないように自分自身を守ろうとする行動をとることが原因です。
 
特別な存在だと思わなければならないというナルシストの多くは、『スミアキャンペーン』と呼ばれるものを行います。
 
これは、ネガティブキャンペーンとも呼ばれ、周囲を巻き込んだ陰湿ないじめのようなものなんですね。他人を貶めることで自分自身を高めようとする戦略で、多くの場合、心理的な苦痛をもたらします。
 
ただ自己愛を守りたいが故に、彼らはあらゆる方法で人を傷つけます。
 
では、一体どうしてナルシストはこのスミアキャンペーンをするのかというと、目的は証拠隠滅のためだとされています。
 
自分の立場が悪くなると、嘘で塗り替える作戦であるスミアキャンペーンをフライングモンキーと行うんですね。
 
ナルシシズムが異常なほど強いと、もし自分自身がやっているいじめや嫌がらせなどの悪行がバレてしまった時、非を認めることは自分の存在を否定することと同じなのです。
 
ですので、現実を歪ませて周囲や状況を混乱させますし、解決に導くよりも『どうしたら責任逃れができるだろうか』と、都合の良いように逃げる方向を見つけ出すのが得意なんですね。よって、第三者を含めた話し合いを設けたとしても、まず話が通じないのでできません。
 
彼らは自分自身を信じたいし、自分が吐く嘘さえも信じないと、壊れていってしまいます。彼らのスミアキャンペーンによる嫌がらせを受けるターゲットは、次に何を言っても周囲に被害を理解してもらえないという二次被害に遭う可能性があります。
 
『もっと我慢できなかったの?』『あなたにも悪い所があったんじゃない?』『我慢が足りない』など、フライングモンキーは被害者の傷口をえぐるような発言を繰り返し、スミアキャンペーンはターゲットに外傷が残らないように、心を傷つける卑怯なやり方なのです。

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②もっと酷い嫌がらせをする
 
残念なことにナルシストから逃げられたからと言って、彼らがその現実を受け入れたとは限りません。ナルシストは変わることはありません。
 
逃げてモラハラ、攻撃や支配がなくなっただけで、もし彼らが戻ってきた時嫌がらせがエスカレートすることもあります。例えば子供、お金や周りの人たちを使ってターゲットをコントロールし始めるかもしれません。
 
この段階でよく起こるのが、被害者のフリです。『いじめられた』『〇〇は私のことが嫌いなんだ』『嫌がらせをされて困っている』など周囲に言いふらしたりします。
 
ナルシストって自分の思い通りにしたい気持ちが強いし、他人からいい人に見られたい傾向がありとっても見栄っ張りなんですね。
 
被害を受けたとしても、彼らの攻撃を阻止することが難しかったり、彼らの行動をこちらがコントロールすることは不可能なので、こういった破壊的なナルシストに標的にされると心が病んでしまうケースがかなり多いんですよね。
 
なぜここまでして、ターゲットに執着しないといけないのか。その理由はたった一つで、支配的なナルシストは他人をコントロールしたいわけです。
 
相手をコントロールすることができれば、自己陶酔というエネルギーを搾取できます。自己陶酔という餌をくれる標的を探し、食い物をするんですね。
③復讐しようとする
 
ナルシストは愛着の問題を抱え、人と適切な距離感を掴むことができません。ターゲットが距離を取る道を選択した場合、相手の意思を尊重することはありません。
 
むしろ『自分を見捨てるなんてありえない』『相手の幸せが許せない』と復讐心を抱くことが多いです。そして、裏切られた腹いせにターゲットを価値のないものとみなします。
 
子供がいるケースでよくある例としては、子供に会わさないなど、使えるものは何でも使ってターゲットを脅します。
 
他にはありもしない噂話を流したり、相手が憎くてたまらない心を癒すために、とにかく相手を精神攻撃するわけです。
 
『裏切られて捨てられて傷ついた自分』を友達や家族にアピールしたり、ターゲットの周りの人間関係をぶち壊しにして、相手の幸せを望まない言動をします。
 
特にSNSは簡単に受動的に攻撃できる手段でもあるため、彼らはわざとターゲットが嫌がるような投稿をすることもあります。
④SNSチェック
 
先ほどもお話ししたようにナルシストはストーカー化しやすい傾向があります。好意を抱いた相手に執着して、つきまとったり、何をしているのか誰といるのか様子を伺います。
 
例えば分かりやすい例で言うと、DV加害者は被害者に逃げられた時、再び自分の支配下に戻すために家や職場で待ち伏せしたりしますよね。
 
悪性ナルシストの場合、逆上するとストーカー行為がエスカレートして暴力的な行動に発展することもあります。
 
ストーカーになりやすい人の特徴としては、とにかく自己愛が強いです。自分がプライドを汚されたくないし、自尊心を保つ行動が過剰になり、ストーキングになってるわけなんですね。
 
他者に拒絶されることに恐れ、自分自身の自己愛を確かめるために他人にやたらと固執します。

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⑤謝ってくる
 
謝るまではいかなくても、言い訳をしたり味方のフリをしてくることがあります。例えば『幼少期に虐待をされていた』といった悲しいストーリーで同情を誘い、相手を心理的に操るんですね。
 
他にも、『悪気はなかったんだ』『そんなつもりじゃなかったんだ』と言い訳を繰り返して、今までのターゲットに対する行いを全部許してもらおうと泣いてすがるかもしれません。
 
子供がいると子供のことを心配しているかのようにして、復縁する目的でさりげなく距離を縮めてくるかと思います。
 
落ち込んでいるところを見せたり、自分が生まれ変わったところを見せたりして、どうにかしてまた関係を再開させる手段を使うわけです。数々の方法を試すように失敗したら次の手を打って、ターゲットとの復縁を成功させます。
 
いきなり連絡してきて、『直接会って話がしたい』と気持ちをストレートに伝え、どれだけ今までやってきたことが馬鹿だったか泣いて謝罪をするんですよね。
 
この記事で一番大事なことは、あなたが復縁することを望まないのであれば、彼らの甘い言葉に惑わされないことだと思います。
 
連絡を避けたり、復縁を拒むと今日お伝えしたような攻撃を仕掛けてくるかと思いますが、『二度と同じような目にあいたくない』という方は、この時点で引き戻さずに全力でフーバリングに抵抗することです。
 
どうして私がここまでフーバリングへの対応が重要なのか、動画で何度も皆さんにお伝えするのかというと、私自身が実際に経験し、苦しい思いをしてきたからです。
 
心理的なこと、陰湿な嫌がらせは経験しないと理解できないことかもしれません。相手に対して不信感、恐怖心などを抱えている状況であれば、とりあえず感情的にも物理的にも距離を取って、自分自身の自尊心を回復させることを優先するべきだと思います。
⑥鬱っぽくなる
 
もし、ここまで試してもターゲットが自分の元に戻ってこない時、ナルシストはどうなってしまうのかというと、彼らは自信がなくなり、酷く気分が落ち込みます。例えば体調不良を訴えたり、依存症を抱えたりなどの問題を抱えるかもしれません。
 
私が経験したことだと、ナルシストは仮病を使って『可哀想な自分』を演じていました。
 
過去の動画でもお話しした自分より他人を喜ばすことを優先しがちなピーポープリーザーや、共感力の高いエンパスは自分を犠牲にしてまで他人を幸せにしようとするわけです。当然他人に尽くすことは素晴らしいことです。
 
『自分が無理をしてまで他人を喜ばす必要はないんだよ。全員にいい顔したって全員に好かれることはできないし、全員を幸せにすることは不可能だよ。自分を一番に考えてもいいんだよ』
 
これは私がアメリカの心理セラピストさんに言われた一言です。彼にこの言葉を言われるまで、正直無理していたし、常に自分が幸せになることよりも相手の幸せを望んでいました。
 
自分の気持ちを主張して、自分の意思を優先するという意思すらほぼなかったような気もしますし、『頼まれたら断れない』『お願いされたことは全部受け入れる』というスタンスを無意識に取っていたんですね。
 
もちろんそれが当たり前だと思っていましたし、Noということや一歩下がることはダメなことだと思っていました。
 
私がこうして経験したようなことを今体験されている方など、この動画が少しでも多くの方へ届くといいなと思います。
 
無理したら今は良くても絶対疲れてしまいますし、エンパス体質の方は頑張りすぎたら必ずいつかパンクしてしまいます。
 
エンパスじゃなくても言えることですが、特に共感力の高い方はナルシストに狙われやすく、このような悪循環のサイクルに陥りやすいです。
 
今まで自己愛の強い人に散々振り回されてきたという方は、今回はとても納得していただけるような内容だったかと思います。
 
冒頭でもお話ししましたように、一般的な本や記事ではナルシストへの対処法として『無視して関わらない』というアドバイスが多いかもしれませんが、このチャンネルではそれ以外の有効な対策方法も数多くご紹介しております。
 
このチャンネルでは、メンバーシップ会員向けに最新のナルシスト対策や、彼らに対して有効な戦略を提供しています。
 
特に、「無視より効く!口うるさいナルシストを黙らせる言葉」についての解説も行っており、それを学ぶことでナルシストに対して有利な立場に立てることができます。是非このチャンネルの会員になって、ナルシストとの戦いにおいて強くいれるよう、ナルシスト対策を学んでみてくださいね。

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この記事を書いた人
20220924101655
中村りん

2016年に渡米し、悪性ナルシストにターゲットにされた経験から、現地で学んだ自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、心理学、ガスライティングに関する知識を活かし、2021年にYouTubeで情報発信を開始。日本ではまだ知られていない自己愛性虐待(Narcissistic Abuse)の認知度や理解を高めることを目的とし、”ナルシスト対策解説者”として活動中。同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントに向けて、「目に見えない精神的虐待」や「アメリカ最新のモラハラへの対処法」について解説。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg