中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

ナルシストが持っていないもの TOP5|自己愛性パーソナリティ障害

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自己愛の強いナルシストが持ちたくても持てないものって何だと思いますか?

ナルシストが持っていなくて、ナルシストじゃない人が持っているものって何だと思いますか?
ナルシストが持ちたくても絶対に手に入らないものがいくつかあります。

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⑤愛情
 
健康的な自己愛を持っていないナルシストは他人に対する良心や思いやりが欠如しています。
ナルシストと呼ばれる人たちには、いくらこちらが親切にし、愛情を注いだとしても、感謝の気持ちを表してくれない人が多かったりします。
 
「この人にこうしてあげたらきっと喜ぶかもしれない」と、相手に対する思いやりの心ではなくて、「これをしたら次はこの人は自分のために動いてくれるから、自分にとっては好都合かもしれない」
ナルシストはこんな風に考えるんですね。
 
こうした損得で判断し、他者と利用価値で人間関係を構築しようとするタイプの人たちは、愛情表現をコントロールの方法として利用します。
そこに本物の愛情とか誠実さはないので、彼らの言動には十分に注意する必要があります。
 
このような人を支配したがる操作的な人格が出来上がるには必ず理由があります。
多くの場合、ナルシストは幼少期に家庭環境によって、自己愛性パーソナリティが形成された可能性が高いとされています。
 
ここで一番に考えられるのは愛着障害であり、これにはいろんな愛着スタイルがありますが、彼らが他者に依存したり、回避傾向があるのは、愛着の問題が1つの原因だと考えられます。
要するに、自分が傷つかないように、相手を傷つけたり、自分自身を愛せないからこそ、人を愛せない。
 
もしくは、自己への愛情すら非常に歪んだもので、子供やパートナーに対していびつな形で、愛情を示します。
幼い時に親から虐待やネグレクトを受けていたり、親から十分な愛情をもらえなかった、親に愛されなかったナルシストは他者を愛するという概念がそもそもないのです。
 
その関係内でパートナーへの束縛や監視がエスカレートしていくにもかかわらず、その支配とコントロールを愛情とすら考え、ターゲットとの共依存の問題に繋がっていくケースが多いです。
皆さん、経験された方も少なくないと思いますが、こうした共依存関係は非常にトキシック(有毒)なものであり、次第に暴力や悪質なストーカー行為と化していくんですね。
 
私も、愛情と虐待をターゲットに繰り返し与えるナルシストとの有毒な関係から抜け出すのは、本当に大変だと理解しています。
ですが、DVや虐待が起きている関係ではまず最初にターゲットが
・自分は被害者であること
・これは愛情ではなく、コントロールであること
これらを理解し、自他の境界線をしっかり引いて、自分自身の心と身の安全を守ることが大切です。
 
有毒な関係にいればいるほど、感覚が鈍くなり、自己認識力や自己肯定感が下がり、判断力が衰えてしまうということを忘れないでくださいね。
ナルシストの愛情表現の段階であるラブボミングは、日本語でいうハネムーン期であり、「自分はこの人に愛され、大切にされているんだ」と感じ、気持ちが高まる依存要素の強いものです。
 
何年にも渡って、ラブボミングと虐待を経験すると、その関係が良くないものだと分かっていても、暴言を吐かれたり暴力を受けていたとしても、それが普通であるかのように受け入れてしまうのがナルシスティック・アビュースの恐ろしい側面です。
実は、このラブボミングの段階でターゲットに何が起こっているのかというと、彼らの過剰なアプローチによって大量のドーパミンが分泌されるんですね。
 
この時、ターゲットはまるで夢のような魅力的な状況が続き、相手は幸福感に包まれるような気分になります。
しかし、忘れてはいけないのは彼らが見せる愛情はその人をコントロールするためのもので、油断させた瞬間に本格的な虐待行為を開始し、こちらの自尊心を侵害してきます。
 
ナルシストは共感力がなく、相手に対する深い感情を持てないので、彼らの愛情は自分を満たすためのものであり、マニピュレーションと呼ばれる一種の洗脳なのです。
 
ナルシストの心理的操作のテクニックなど、ナルシストに関する知識をまとめた電子書籍も販売しているので、ぜひ良かったら読んでみてくださいね。
ビデオガイドでは、ナルシストと関わらないといけない時の対処法や秘訣を分かりやすく動画でご紹介しています。
 
④向上心や自己改善力などのポジティブな感情
 
彼らは自尊心が低いわりに自己重要感とプライドが高く、自分自身を過大評価しがちです。
ですが、間違いを認めたり「もっと良くなろう。努力しよう」「自分のここがダメだから直していこう」と改善していく気がなく、自分の失敗やダメな部分を受け入れることはしません。
 
ナルシストはいわゆる性格で、キャラクターの一つでもあり、健全な自己愛は私たちにとって必要な要素で、ナルシシズム自体が有害だということではありません。
ナルシストって、自己改善を嫌う人たちなんですね。
 
自己愛が強いということは、どんなに口先だけでは他人のことを言おうが、結局は自分だけが可愛いんですね。
だから、パートナーや我が子にもモラハラや虐待をしたり、部下に嫌がらせをしても平気な顔をしていられる。
 
こうした無責任な行動によって、腹立たしい思いをされた方も多いと思いますが、ナルシストはそれでも時間が経てば変わると思いますか?
改善してくれると思いますか?
もし、精進して心を入れ替えてくれて自己愛的行動がなくなったらなら、その人はもしかするとナルシストの傾向が強かっただけで、真のナルシストではないのかもしれません。
 
自己愛性パーソナリティ障害は人格障害ですが、ナルシストは性格特性です。
ナルシシズムの度合いによっても、タイプによっても特徴や言動は違ってきますが、ただ一つだけ言えることは悲しい現実ですが、「ナルシストは変わらない」ということです。
 
理由は、「自分じゃなくて周りが変わってくれれば良し」という思考を持つので、他人の助言は決して受け入れられないのです。
その場では了承した素振りを見せるかもしれませんが、ナルシストは批判に弱い人たちなので、少し問題点とか直して欲しい所とか指摘したらブチギレられるんですよね。
 
これは、恥の感情に弱いからで、普通は「あ、ごめん。次から気をつけるね」と一言言えばいいもものの、ナルシストにそれはできず「そんなお前はどうやねん」「大したことないやん」「ほなもうこれからせん。あんたが全部自分でやってな」と子供のように屁理屈をこねます。
また、自制心が弱い部分もあって自身が抱える依存症を治そうとしなかったり、ターゲットである被害者に対して「カウンセリングに通うから、もう一度結婚生活やり直したい」と頭を下げて復縁を申し出たとしても、治療やセラピーを受けずに現状維持を好むナルシストも多いです。

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③自信
 
「ん?」と思われた方もいらっしゃるかなと思うんですが、実はナルシストが持っていないものは自信です。
先ほどもお伝えしましたが、彼らはプライドの高い持ち主で、非常に競争心が強く他人と比較する癖があります。
 
「でも、待って。他人と比較したらナルシストなん?」っていうことではないし、私も負けず嫌いな性格でもあり、皆さんの中にも「負けるの嫌」って方は少なくないんじゃないかなと思います。
他人と比べることがダメとかじゃなくて、ナルシストは自分と誰かを比較した時に劣等感を感じたら、攻撃してくるという点ですね。
 
例えば、アンチなんかが一番分かりやすい例だと思います。
自信がないから、人を叩くのです。
だから自信があるように見せる人を見つけては悪口を言ったりして攻撃します。
 
自信がある人はわざわざ人に自分が衰えている部分を投影し、怒りや悲しみをぶつけることはしませんよね。
自信がない人は自分よりも優秀だと思う人に遭遇したら、まず同じ位置まで下げるために粗探しします。
 
「そんなこともできないなら母親失格だ」など言葉の暴力で罪悪感とネガティブなエネルギーを植えてつけてくるんですよね。
忠実でまじめな人は言われたことを全部受け入れてしまい、こうした精神的な嫌がらせが長く続くことで自分に自信をなくしてしまいます。
 
自己肯定感が下がったり、混乱を招いたりしてその原因を調べるために私のチャンネルに辿り着いた方が大半だと思いますが、つまりナルシストは自信がないからあなたを攻撃するのです。
健全な自己愛を持つ人とのマインドセットとは全く違います。
 
虐待なんかがまさにですが、「自分よりも〇〇なんて許せない」という嫉妬からパートナーや家族を傷つけますが、それも潜在的に行われることが多く、彼ら自身は無自覚な場合が多いです。
②人との繋がりや適切な距離感
 
虐待は絶対に許されない行為ですが、彼らが悲惨な行動を取るのには相手との境界線が全くないことが理由の一つとして挙げられます。
動画の冒頭でもお話しした愛着障害ですが、ナルシストは他者と適切な距離感を保つことができず、人と健全な関係を築くことが苦手です。
 
ナルシストはナルシストを集めます。
彼らの周りにはフライングモンキーといういわばナルシストに操られた人が存在し、ナルシストはこの取り巻きたちを巧みに操り利用します。
この関係というのはとても有害なものであり、それをアメリカではトキシック・リレーションシップと言いますが、例えばそのグループ内でいじめや虐待が起きているのに、フライングモンキーはその状況を無視したり、酷い場合は隠蔽しようと行動に出たりナルシストの肩を持つんですよね。
 
必死にナルシストを支えるフライングモンキーとの関係は健全なものとは言えませんし、一人の標的を集団でいじめることを目標に団結する味方は決して仲間ではありません。
フライングモンキーもナルシストも実は無責任で、今までの悪行がバレてしまったらどうするのかというと、誰かに責任をなすりつけてターゲットがいなくなった環境で新たに別のターゲットを見つけてはいじめを何度も繰り返すんですね。
 
フライングモンキーの正体は、ナルシストのイネーブラーです。
イネーブラーという役割は、イネーブリング行為をする人たちのことで、自立しようとしないナルシストの手助けをしてしまう人を心理学でイネーブラーというんですね。
 
人を支えることが悪いということではなくて、過度な甘やかしや虐待やいじめの手助け、依存症を悪化させる行為は決して良くない方向に進むということです。
話が少しそれましたが、フライングモンキーによるイネーブリングなどの心理学の知識も知っておくと、自分自身がイネーブラーにならず事前に被害に遭うことを防げると思います。
 
ナルシストとは人をコントロールする人たちです。
そして、周りにいる人たちはそれがまるで本物の愛だと錯覚してしまうほど、彼らの心理テクニックは巧妙に行われます。
 
彼らがフライングモンキーを味方につけたがる理由の一つには、自分がいじめに加わらなくてもフライングモンキーが自分のために動いてくれることで、そのいじめが成立してしまうという点です。
要するに、自分が直接ターゲットに攻撃を仕掛けなくても、取り巻きがネガティブキャンペーンとか間接的な攻撃や、仲間はずれなど受動的な攻撃をしてくれるから、自分が手を汚さなくてもターゲットに対するコントロールという目的を達成することができてしまうんです。
 
フライングモンキーにちょっと一言言っただけで信じてしまうのは、彼らがナルシストに徹底的に操られ洗脳されている状態であるのと、嘘の噂を流せばフライングモンキーがターゲットを敵対視し始め、人間関係を壊すことが可能になり、フラングモンキーという軍隊を強化させることはナルシストにとって好都合なんですね。
ただ、皆さんに知ってもらいたいことがあります。
 
それは、そんないびつな関係は本物の繋がりではなく、すごく薄っぺらい表面的な関わりでしかありません。
人の悪口で盛り上がったり、他の人たちにどう見られているか気にするばかりの人たちが寄り合った関わりは、こちらには本当にそれが強い絆で結ばれているのかなんて分かりません。
 
仲良さそうに見えたとしても、簡単に裏切りが起こったりするのがナルシストと取り巻きの関係であり、その良好な関係が続くのも最初だけで表だけなんです。
裏で何が起こっているか分からないし、フラングモンキーはナルシストに騙され操り人形になっている存在です。
 
ある意味、彼らの取り巻きもターゲットにされた人物でもあるのに変わりはありませんが、このようにナルシストは悩みを持つ人や共感力の高い人など、脆弱な人を狙っては次々といざとなった時に利用できるポジションに置いておきます。

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①幸福
 
ナルシストに与えても、与えても満たされることはありません。
欲しいものを手に入れて満足するのは一時的で、自己陶酔のエネルギーが減ってきたら幸福度が一気に下がります。
 
彼らは心から幸せを感じられず、相手の幸せを憎む嫌悪の気持ちから、傷ついた心を癒すための方法としてターゲットを傷つけます。
なぜそこまで人に攻撃するのかというと、セルフコンパッションがないからです。
 
セルフコンパッションというのは、自分に対する思いやりという意味で、これは心理学の用語です。
自分を満足させてあげるために自分自身を大切にすることができなくて、自分に甘えるために人に厳しくして、自尊心を一生懸命守ろうとします。
そのためには、他人から自己陶酔のエネルギーを補わねばなりません。
 
等身大のありのままの自分を認められず、「他者に承認されたい」という強い思いから、自己愛的行動を繰り返します。
自己愛的行動はナルシストのタイプによっても異なりますが、それが最悪の場合虐待行為に繋がるということです。
 
英語ではInsecureと言って、ナルシストはものすごく不安を抱えているんですね。
その不安をかき消すために、意地悪なことをしたり、あからさまに攻撃しなくても嫌味や皮肉で相手を困らせたり、無視やネグレクトをして精神的苦痛を与えたりして、「自分にこれだけの影響を与えられるパワーがあるんだ」ということを知り、自己陶酔的な供給をするのです。
全てはコントロールするためにです。
 
モラハラやDV、パワハラ、いじめなどの理不尽な攻撃や酷い嫌がらせを経験して、「どうして加害者が自分を傷つけてきたのか分からず、混乱している」という方は、まず
・どうやってナルシストのパーソナリティが作られたのか
・どうして自分を狙うのか
・何のために攻撃してくるのか
少し細かいところまで探って、原因を知り混乱を解く必要があります。
 
私も、ナルシストに攻撃された時は何度も同じように言い返したりして、激しい口論に発展しては泣いて、落ち込んでを繰り返していました。
今思うと本当に辛かった思い出ですが、それが何年か続いて精神的に疲れていましたし、何でいつもこうなるのか原因が分からず、「自分がおかしいんだ」と自分自身を責めていました。
 
でも、心理学を学んで気づいたんです。
あの時、私は頑張ってその人と仲良くしようと努力していたものの、根本的に合わなかったのと、一番に気づいた大きな点は、その人が何度も私を感情的にさせるような話し方で挑発してきたということ。
 
I feel like this when you do this. So I need you to stop.
「こういう風に感じるから、ほんまにやめて欲しい」と訴えても、
I didn't mean to do that. but you...
You did this. あなたがこれをしたんでしょ。
You caused this. あなたに原因がある。
You made me do this. あなたがこうさせたんでしょ。
You messed up. あなたが全部台無しにしたんでしょ。
It's your fault. あなたのせいでしょ。
What is wrong with you? あなたどうしちゃったの?
と、全て原因は私にあると毎回責められていました。
 
どんなにこっちが否定しても、どんなに事実を述べても、ナルシストは
Not me. It's you.
「私じゃなくて、あなたでしょ」と言ってきます。
 
There is nothing wrong with you.
It's not your fault.
 
あなたはおかしくないし、あなたのせいじゃない。
 
やってもいないことをやったと言われ、悪くもないのに悪者にされるのは悔しいと思います。
対処法を調べても「無視すること。なるべく関わらないこと。距離を置くこと」それくらいしか書いてなくて、どうしても付き合わないとならないナルシストにどういう風に対処していけばいいのか分からない人はたくさん居られると思います。
 
ナルシシズム、心理的操作や精神的虐待に関する知識をつけて戦ってください。
手を出されていないから虐待じゃないなんて考えないでください。
 
精神的な虐待は身体への影響を含み、深刻な問題にもかかわらず、認知度が低く状況を説明しても理解されないことが多いです。
だから、ナルシストの欲しがるエネルギーを一滴も与えず、遮断して自分を守ってください。
 
あなたが本来持っていたパワーを取り戻してください。
加害者の言ってくることを鵜呑みにせず、あなたの信念を持って、自分自身を大切にしてください。
 
あなたの心を傷つけてくる人の心を守る必要はありません。
逃げること、拒否することに罪悪感を感じなくても良いんです。
心に平穏が訪れるために、あなた自身を守ってあげてください。
 
不安になった時とか、今攻撃されて辛いみたいな時はこの動画をまた観に来てください。
今日の動画が役に立てばいいなと願っております。

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こうしたナルシストのパーソナリティを持つ人は、実際に学校や職場などどこにでもいます。
身近にナルシストに当てはまる人がいて、いじめやハラスメントを経験していたり、ネット上で嫌がらせを受けて困っていたり、どのように対処すればいいのか分からない方に向けて、こちらのメンバー限定動画で、「アンチやいじめをする人への対処法」を詳しく解説しています。
 
この動画では誹謗中傷や精神的虐待の被害に遭った時に役立つ知識をまとめてお伝えしています。参加ご希望の方はチェックしてみてくださいね!
 
ビデオガイド「ナルシストに無傷で打ち勝つ方法」
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この記事を書いた人
20230617021657
中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

ナルシストの虐待サイクルを初めて日本に広め、認知度の低いナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)への理解を深めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg

これが出来ないとナルシストの自己愛は崩壊する。|自己愛性パーソナリティ障害

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ナルシストに散々傷つけられて辛い思いをし、絶縁、裁判、離婚、引っ越し、退職、病気などを経験したのに、加害者は好き放題して被害を受けた自分は、なぜいまだに苦難に耐えなければならないのかなんて考えたことはありませんか?

今こうした理不尽を感じていたとしても、ナルシストがどういう人たちなのか、彼らの心の中に隠された心理をしっかり理解することができれば、事の発端は彼らの自己愛的言動から始まり、「自分のせいじゃない」と知ることができます。
 
その背景として、ナルシストの自己愛の崩壊というものがあります。
これを生み出すものは一体何なのか。
どのようなことがきっかけで自己愛の崩壊が起こるのか、この動画で是非知ってください。
どうして彼らが何度もあなたを攻撃してくるのか、その理由や、悔しい思いをした時にどんな風になるべくポジティブな方へ考えることができるのかが分かるので、今困っている人は少しでも心が軽くなるといいなと思います。

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自己愛が崩壊した後のナルシストはどうなるのか

①今までついた嘘が少しずつバレてきた時
 
彼らにとってついた嘘が相手にバレてしまうことは、非常に都合が悪いです。
ナルシストはこれでもかっていうほど嘘をつく人たちなので、私たちは彼らの言うことは話半分で聞く必要があるんですよね。
 
「嘘つかんと正直に言うたらええのに」っていう場面でも嘘をついて、彼らからしてみれば嘘をつくという行為はあくまで自己防衛であり、偽ることを得意とします。
そんな嘘ばかりつくナルシストが嫌うタイプの人がいます。
 
それは正直な人です。
何でかというと、嘘偽りなく正々堂々と真実を告げる人は彼らからしてみたら天敵なんですね。
 
ナルシストと言う人たちは口が達者で、上手に嘘をつきます。
大胆な嘘というよりも、バレにくい細かい嘘を事実に混ぜたり、相手が誤解するような言い方をわざとします。
 
ただ、彼らは嘘をつく必要がない状況でも嘘をつくほど、嘘がルーティン化しているので、こうした嘘を頻繁につくナルシストが身近にいる場合は彼らの言動に警戒しながら、嘘を見破ることをお勧めします。
もし、その嘘を見抜いて彼らを指摘したり、こちらが隠したてのない事実を述べると、彼らの自己愛は崩壊するでしょう。
②責任から逃れられない時
 
嘘をよくついて、自己中心的で責任を取るのを嫌う。
もし、そんな人が身近にいたらもしかするとその人はナルシストの傾向が強いかもしれません。
 
皆さんに知って欲しいのは、ナルシストは責任を取ることを避けたいので、責任から逃れるために色んな言動をし、あなたを裏切るということです。
何でかというと、私は信頼していたナルシストに裏切られたことがあって、「こんな無責任な人いるんだ」とショックを受けた経験があるからです。
 
彼らがどうやって責任回避をするのかというと、関係のない人のせいにして責任転嫁したり、言い訳を繰り返して被害者を装い、あたかも自分が被害を被って辛い思いをしているような演技をして、周りの人たちに味方してもらったり、誰かに頼んで尻拭いしてもらったりします。
でも、もしそれが全部できない、言い逃れができない状況に身を置かれてしまった時は、高い確率で彼らの自己愛は崩壊します。
 
普通は悪いことをしてしまったら、反省し相手に対して謝罪して、100%変われなくても、今後改善できるように努力をしますよね。
もちろんナルシストはそんなことしません。
 
間違いを認め、態度を改めることは絶対にしません。
そんなことしたら、完璧な自己象が崩れ、自己愛がもっと崩壊するからです。
 
彼らは自分の自己愛が崩壊しないように、自分が作った原因や問題でさえも、あなたのせいにして罪悪感を植え付けて、あなたの自尊心を下げてきたということです。
「あ、ごめん。次は気をつけるね」と言って、次から注意することは決して難しいことではありません。
 
ですが、この言葉をナルシストの口から聞いたことはありますか?
あなたのために、家族のために、友達のために変わろうとしたり、「このままじゃもっとあなたを傷つけるかもしれない」と意識して、思いやりの心を持ってくれたことはありますか?
 
当然ながらナルシストに忠実心はなく、「こんなことするんじゃなかった」「本当に申し訳ないと思ってる」と心から悪いと思えず、泣きを入れるのもそれは反省しているのではなく、都合が悪くなったから逃げたいのです。

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③恥の感情を抱いた時
 
ナルシストは、誰かに負けた時や人前で恥をかいた時、その劣等感、屈辱に耐えられず、強い羞恥心を覚えます。
恥という感情に非常に敏感ですので、それが彼らが失敗を嫌い、自分のミスを認められない理由の一つです。
 
自分が恥じたくないから、自分の立場を守るためにあなたを責め、悪態をつくのです。
彼ら自身が罪悪感や嫉妬を感じたくないから、それを相手の抱いている感情だと勝手に思い込んだり、自分の持つ感情を相手に押し付けて投影するわけです。
 
他の誰かが褒められたり、他人が自分が持っていないものを持っているのを見ると、それが羨ましくて嫉妬心が生まれます。
自分を重要だと感じる自己重要感が強いナルシストは、人に承認してもらえないように感じた時、自己愛が崩壊します。
 
それとナルシストが他人を妬ましく思うのは、自分自身が老いていくのを実感した時です。
健全な自己愛を持つ人は自分よりも若い人を見ても、そこまで強い嫉妬心を持たないですよね。
 
ですが、彼らは違います。
相手が自分よりも年が若く、周囲からの注目を浴び、自己重要感を感じることができなければ、それは恥じらいとなります。
④自身の敗北を経験した時
 
よって、「自分の負けだ」と自身の敗北を思い知らされた途端、屈辱を受けエゴが酷く傷つきます。
当然のごとく、人間なので競い合い、勝ち負けをすることは決して悪いことではありません。
 
私も負けず嫌いですし、皆さんも負けることよりも勝つことの方がどれほど嬉しいかご存知かと思います。
ただ、ナルシストの場合は単なる負けず嫌いではなく、ずるをして卑怯な手を使ってでも、勝ち抜こうとします。
 
相手を打ち負かし、絶対に自分が勝ちたいという欲求に我慢できず、人に危害を加えてでもとにかく勝たないと意味がないのです。
なぜなら、そうしないと自己愛が崩壊するから。
 
こうしたタイプの人が友達や家族だと非常に危険です。
常に勝ち負けで生きていて、良きライバルとかそんな素敵なものではなくて、サポートするべき仲間なのに競争相手として扱います。
 
どちらが有利なポジションにいるか、どちらが幸せでどちらが不幸か、どちらが賢くどちらが愚かか。
いつも自分と相手と比較し、こちらが相手にしたくなくても張り合ってくるんですよね。

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⑤相手が自分よりも幸せだと知った時
 
ナルシストが危険な理由の一つは、彼らに思いやりなど良心がないことです。
自己愛の強い人は、自分のことしか愛せません。
 
ですから、他人の幸福は決して微笑ましいことではなく、むしろ嫌悪感を抱くこともあるでしょう。
競争心が強く、相手が自分よりも幸せなのを憎く思い、それを自身の敗北のように感じる心理が隠されています。
 
自分の方が劣っていると感じる時、彼らはいかに自分がダメな人間か…そんな風に感じるわけです。
「私も幸せになって、この人を見返したい」「私もこの人みたいに幸せになりたいから頑張ろう」と自己愛がポジティブに働くナルシストは努力を重ね、自ら幸せを掴みに行こうとします。
 
一方で、トキシック(有毒)タイプとされるナルシストは、頑張ろうと向上心に変わるはずはなく、自己愛が傷つき場合によっては鬱っぽくなったり、メンタルに問題を抱えることもあります。
 
ナルシストは期待している理想の自分と、現実の自分のギャップに大きな差があるのを実感した時に、酷く落ち込むんですね。
相手が幸せだと知り、自分は不幸せだという風に感じた時、自己陶酔することができないからです。
 
自己陶酔というのは、自分に酔いしれることを意味しますが、陶酔の陶(とう)という字はどんな意味が含まれているか皆さんはご存知でしょうか?
陶器という言葉のように、焼き物や形を作る。整えるという意味の他に、陶は喜ぶ、楽しむ、和らぐという言葉も含まれているんですね。
 
つまり、ナルシストが自己陶酔を得られないということは、自分に酔いしれることを喜べなくなる、楽しめなくなるということなのです。
自己陶酔はナルシストの生活において必須要素であるため、それが失われることは自尊心が満たされないということになります。
 
ナルシストは非常に重要な自己陶酔を他者から搾取し、補いますが、この自己陶酔は一度補えば何年も維持することも可能なんですね。
この自己陶酔のエネルギーが不足さえすれば、何時間、何日、何週間、何ヶ月、何年か後にまた自己陶酔的な供給を行うためにターゲットに近づき、自己愛的行動(Narcissistic behaviors)を始めます。
 
しかし、この自己陶酔が補充できないとなると、自己愛が傷つきますが、この傷は心理学では自己愛損傷、または自己愛的傷つきとも呼ばれます。
以前の動画でも解説させていただいていますが、自己愛損傷という傷が痛むことで、ナルシスト特有の自己愛憤怒という怒りを引き起こすんですね。
 
この自己愛損傷は、アメリカのある精神科医が仰るには、癒えることはないそうで、自己愛憤怒にまでエスカレートするとナルシストはターゲットにリベンジを行う可能性が高まります。
それが、ナルシストが行ういじめや虐待、もしくはそれ以上の残酷な行為に繋がっていくわけです。
 
こうした自己陶酔のメカニズムはこちらの電子書籍で徹底解説しています。
また、先日発売を開始しましたビデオガイドは、対処法をまとめた動画になっています。
どちらでもYouTubeではお話ししきれていない有益な情報をお伝えしているので、良かったら一度手に取ってみてくださいね。
 
⑥相手をコントロールできない時
 
コントロールしないナルシストはおらへんのちゃうかってくらい、彼らは他者を操りたがります。
ナルシストはどのように人を操るのかというと、感情的にコントロールを好むタイプは、心理的な嫌がらせとかマニピュレーションと呼ばれる心理的操作をしてターゲットを困らせたり、怒らせたり、泣かせたりして感情的にさせることを楽しみます。
 
経済的にコントロールするナルシストは、お金や地位、ステータスを使ってターゲットを支配します。
例えば、このタイプは経済的DVを行うことが多く、ターゲットの金銭の自由を奪い、具体的な例としては生活費や養育費を全く渡さない。
 
酷い場合は、自由にお金を使わせないように管理したり、借金を負わせたりなど様々なケースがあります。
もし、被害者である奥さんが自分で稼いでいたら、経済的DVが起こる可能性は、専業主婦のケースに比べると少ないかと思いますが、経済的DVの加害者は男性に限らず、女性が加害者になることもあります。
 
こうして経済的にも精神的にもターゲットを追い詰めるナルシストですが、彼らがターゲットをコントロールできなくなった時は自己愛が崩壊する時です。
相手をコントロールできている時というのは、彼らが自身のパワーを強め、ターゲットは操り人形になっている状態なんですよね。
 
がしかし、例えば今挙げた例のように、専業主婦だったターゲットがもし仕事をし始めて自分で稼ぎ出したり、小さかった子供が大きくなってナルシストの肩を持たず、ターゲットの味方になってくれるようになったり。
パワハラ上司のハラスメントに屈することなく、抵抗し、同僚や他の上司が助けてくれたり。
 
「もう私はあなたの操り人形ではありません」とターゲットが支配関係から無事に抜け出せたことで、力と味方をつけていくと、ナルシストは自己陶酔を与えてくれていたターゲットに逃げられてしまったということです。
彼らは居てもたってもいられず、弁解し、「今までのことは不本意だった。許してくれ」と泣いて謝罪をするかもしれません。
 
ですが、それでもターゲットは彼らに今までされてきたことを許すことなく、謝罪も受け入れない姿勢を取ると、ナルシストは気持ちの持って行き場がなくなります。
忘れないでください。
 
誰かにいじめられてしんどい時に、誰かに助けを求めるのは、それはあなたの弱さではありません。
人の助けを借りることは勇気のいることかもしれません。
 
いじめに耐えて、我慢することも強さなのかもしれません。
だけど、勇気を出してその困難な状況を乗り越えようと行動に移すことも強さなのです。
自分がされたことを口外することは、チクるということではなく、受けた被害を訴えること。
 
それは自分を尊重し、自分を大切に扱っているということです。
「この人に何て思われるやろ」と心配でたまらない気持ちも分かります。
 
だけど、いじめる側が弱い人間です。
なぜなら、いじめていたと周囲にバレた瞬間、堂々とすることはできず、「どうしたらいじめを隠蔽できるか」そんなことしか頭にないからです。
 
逆に、自信を持ってありのままを吐き出す被害を受けた側が強く、へこたれない精神を持っているのです。
どうして一人のターゲットに執着し、攻撃し続けるのか。
 
それは、自己愛を崩壊させないようにナルシストは他者を生贄にし、自分を守るために誰かを盾にしなければならないからです。

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⑦相手を利用できない時
 
そんな誰かを盾にして生きるナルシストは、自分の利益や目的のために自立を避けたり、他人に甘えたりして他人を利用します。
もちろんそこに感謝の気持ちはありません。
 
相手の気持ちや都合を一切考えず、自分だけが幸せになるために行動し、周りの人たちに迷惑をかけます。
ナルシストは自分にしか興味がなく、人間関係も一方通行なんですよね。
 
ナルシストとの関係には四段階の虐待のサイクルがありますように、利用するだけして利用価値がなくなったら捨てるような非常にむごい行動を取ります。
彼らからしてみれば、何かを与えてもらった時「ラッキー♪今度からこの人にお願いしよっと」くらいにしか思っておらず、感謝どころか貰うことが当然の如く、受け取るばかりをします。
 
彼らに一度与えると、終わりのない負の連鎖が何度も続くかもしれません。
ナルシスト対策を学ぶにおいて、皆さんに知っておいて欲しいことは、人に与えるのは素晴らしいこと。
だけど、それは自分に余裕がある時だけで十分だということです。
 
もちろん断ることを遠慮しがちな人もかなり多いと思います。
特に貰うより与えるタイプの方は「Noと言ったら相手にどう思われるやろ。これって断っても良いんかな?」と考えて、自分自身の都合より相手の気持ちを優先してしまうことがあります。
 
あなたはどうですか?
人に優しくしすぎて、自分が無理してしまう時はありませんか?
 
もし、与えるばかりの人になっていて気を遣いすぎて疲れてるなと感じる方は、これから他人に与える量を自分の中で上手く調整してみてください。
「嫌やな。やりたくないな」と乗る気でない時、断ることが可能なら無理して実行する必要はないということを皆さんに知って欲しいです。
 
「断るなんてノリが悪い。失礼やな」と言ってくる人がいます。
気にしないでください。
どんな理由があろうと、あなたのことを非難してくる人は最初から味方ではありません。
 
あなたの味方をする人は、あなたの都合を優先し陰で支えたり、協力してくれるはずです。
「この人に大事にされている」と感じることができるでしょう。

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お世話になっている人に恩返しすることや、お互い困った時に助け合う関わりは素敵ですが、ただそれが一方通行の関係になっていないか、今一度その付き合いを見直してみるのも良いと思います。
与えるばかりの存在になるのは、ゴールの見えないマラソンをしているようで、過酷で本当に疲れます。
 
今までNoと言わなかったターゲットが自力で立ち上がり、パワーを取り戻すとナルシストは間違いなく焦り始めます。
なぜなら、彼らがもうこれ以上相手をコントロールできない事実を知るショックというものは計り知れません。
 
だけど、ターゲットがその支配関係から逃げ出すことでナルシストの自己愛が崩壊してしまったとしても、それは絶対に標的にされてしまった被害者のせいではないのです。
ナルシストのプライドを傷つけないように、一生懸命気を遣い、精神が疲弊するまで頑張る必要はありません。
 
自分自身を大切に、ということを皆さんにお伝えさせてください。
「私さえ言うことを聞いていれば…」「この人の言う通りにしてれば、攻撃されることはないんだ」と彼らの全てを受け入れ、言いなりになることは自分を大切にする行為ではないです。
 
彼らは欲しいものが手に入らない時、それが手に入るまで罪悪感を感じさせるような発言を繰り返し、あなたの自尊心を下げながら巧みにコントロールしてきます。
彼らが抱える悲しみや怒り、嫉妬などのネガティブな感情を全部こちらに押し付けてきます。
 
「ここがダメなんだ」「もっとこうしないと」と弱点を見つけては責め立てて、「自分には足りない部分が多すぎる」という風に感じさせてきます。
ですが、それらのネガティブな感情は、彼ら自身が潜在的に持つものもので、彼らが認めたくない悪い面を押し付けられているだけです。
 
同じように自分を責めずに、自分自身の自己愛をできるだけ健康な状態に持っていけるように心がけてみてください。
自分自身にガスライティングをして、自己否定が習慣化してしまっていた私はアメリカの心理学を知って、まずは自分を疑うことをやめて、一つずつ自分の中にある複雑な感情と向き合うことから始めました。
 
心の中にある傷と向き合うことは痛みでもありますが、まずは混乱を解くために、ゆっくり気持ちを整理することから始めてみるんですね。
今すぐできることは、自分自身を大切にすること。
 
そして、「あなたには価値がある」ということを忘れないでくださいね。
 
こうしたナルシストのパーソナリティを持つ人は、実際に学校や職場などどこにでもいます。
身近にナルシストに当てはまる人がいて、いじめやハラスメントを経験していたり、ネット上で嫌がらせを受けて困っていたり、どのように対処すればいいのか分からない方に向けて、こちらのメンバー限定動画で、「アンチやいじめをする人への対処法」を詳しく解説しています。
 
この動画では誹謗中傷や精神的虐待の被害に遭った時に役立つ知識をまとめてお伝えしています。
メンバーシップでは、通常動画では公開されない情報を手に入れることができますので、参加ご希望の方は概要欄をチェックしてみてくださいね!
 
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この記事を書いた人
20230617021657
中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

ナルシストの虐待サイクルを初めて日本に広め、認知度の低いナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)への理解を深めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg

毒を持った意地悪な人の見抜き方と撃退法

youtu.be

世の中には、毒蛇やサソリ、毒を持った魚や植物が存在しているように、人間にも心に毒を持つ人がいます。

心理学でトキシック・パーソン(Toxic person)と呼ばれる人のことで、彼らは関わるとメンタルに害を及ぼす危険人物とされています。
 
美しい花やクラゲも、外見ではその危険性が見抜けないように、人間もときには魅力的な見た目や言葉巧みな人物には注意が必要です。
例えば、皆さんの身近に嫌がらせまではしないんだけど、傷つくようなことを言ったり、とげのある言葉を吐いてきたり、なんか意地悪だなと感じる人はいますか?
 
友達だし、家族だし、仲が良いはずなのに、どこか信用できなくて一緒にいたら疲れるなんて経験をした事はありませんか?
友達なら、家族なら信頼しあえるはずなのに。なんでも、打ち明けられるはずなのに。
 
付き合っていてもありえないくらい気を遣って神経をすり減らしたり、この人は自己中心的だから、いつも振り回されてばかり。
あなたがこんな思いをするのには、必ず理由があります。
 
敵か味方かわからない人との人間関係はストレスでしかないですし、こうしたタイプの人と関わることで、あなたが心にモヤモヤを抱えたり、ストレスを抱え込み続ける必要はありません。
こうした心理的な不安を取り除くために、ぜひご覧ください。
今回は、毒を持った意地悪な人を見抜く方法についてお話ししたいと思います。

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毒を持った人を見抜く方法

①計算高い
 
早速、本題に入りたいと思うんですが、毒を持った人はたくさん特徴があり、まず1つ目に彼らは計算高いです。
よく「こういうナルシストやサイコパスと呼ばれる人たちは、無意識で意地悪や嫌がらせをしてくるのですか?」という質問をもらいます。
 
彼らが無意識に人に傷つくことを言ったり、毒を吐いたりするのは無意識から来ています。
「こいつに何かしてやろう。こいつにガスライティングしてやろう」というよりも、自分がどれだけ得を得られるか、損得で考えて行動しています。
 
自分にとって都合が悪くなると思ったら「ごめん!忘れてた」「そんなこと言ってない。あんたの勘違いやろ?」と忘れたふりや、とぼけたふりをして、なるべく責任から回避しようとします。
それが、後に、ガスライティングなどの心理的テクニックに繋がるのですが、毒を持った人は、例えば知っているのに、あえて相手に伝えなかったり、わざと誤解させるような言い方で話し事実を捻じ曲げます。
 
私たちはもし間違った行動をとってしまったとしたら、悪いなという気持ちが先にあるし、素直に反省してごめんなさいと謝罪することができますよね。
毒を持っている人は、相手の気持ちよりも自分の欲を優先します。
 
彼らはそれがいけないことだとわかっていたとしても、それが誰かを傷つける行動だと理解していたとしても、欲が勝ってしまって問題行動を平然とし続けられるわけです。
もちろん罪悪感はありません。
②裏表がある
 
二面性のあるキャラクターを演じるのも、毒を持つ人の特徴の1つです。
例えば、こっちでも悪口言って、あっちでも悪口を言ってどこでもいい顔をしたり、自分にとって利益になることを知っているから、良心的な一面を見せて、虐待的なパーソナリティーを隠して付き合い、特に得になる人と人間関係を築こうとするかもしれません。
 
でも「もうこの人必要ない」と思ったら、容赦なく切り捨てて人を利用し、裏切るような言動を繰り返します。

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③加害者なのに被害者ぶる
 
ですが、彼らは被害者を演じます。
自分がいじめや嫌がらせをしている立場なのに、「この人がこんなことしてくるねん!」「こんなことされて困ってる!」と大声を上げて被害者のふりをします。
 
これは、アメリカでPlaying the victimと呼ばれるナルシストがよく使う心理的テクニックの戦術です。
有毒な人は、自分を有利なポジションに持っていくために、被害者のふりをして周囲の同情を誘うんですね。
 
彼らがこうした迷惑行為をすることで、大抵の場合、本物の被害者は被害を打ち明けることができません。
本当に困っているのは、被害者なのに、加害者がPlaying the victimの戦術を行うことで、周囲の人たちが不必要に加害者を被害者だと勘違いしてしまう状況が作られてしまうのです。
 
こうしたとんでもない状況を作り上げているにもかかわらず、でっち上げの話で嘘泣きをして他の人たちをまんまと騙します。
被害者が受けてきた被害を打ち明け、味方を増やそうとすればするほど、彼らは自分がどれだけ被害者を傷つけたのか、精神的に追い詰めてきたのかなんて一切気にかけず、自分の立場を必死に守るでしょう。
 
そんなことができるのは、毒を持つ人に、共感性や思いやりがないからです。
他者に共感できる人は、相手の立場になって考えられる人のことで、少なくとも、相手の気持ちを想像することができますが、毒を持つ人はそれができません。
④陰でこそこそ悪口を言う
 
毒を持つ人は、あなたの幸せを喜んではくれません。
彼らは忠実ではないので、友達だったとしても家族だったとしても、上司だったとしても同僚だったとしても、相手をサポートしたり応援する事はありません。
 
本当の友達や仲間は、あなたのことを味方して守ってくれる存在であるはずです。
例えば、もし自分が誰かに悪口を言われていたとしたら、本当の仲間は変わってくれたり、見方をして守ってくれます。
 
正直で、誠実な人であれば、一緒になって悪口で盛り上がったりせず、少なくとも聞き流してスルーしてくれるでしょう。
有毒な人は同じように、裏で陰口を叩いていつも誰かの批判をして楽しみます。
 
忘れてはいけないのは、誰かが誰かの悪口を自分に言ってくるということは、どこかでその人が自分の悪口も言っている可能性があるということです。
要するに、悪口ばかりで、盛り上がる人というのはどこでも悪口を言ってストレスを発散しています。
 
「どこかで自分の悪口も言われてるかもしれない」と、その友達に対して思うのであれば、それは友達ではありません。
私はそんな友達は必要ないと思います。
 
付き合っていても信用できないし、悪口を言う人だけでなくて、あなたが悪口を言われていたことをわざわざ報告してくる人も同じです。
本当の友達は、あなたの価値を認めてくれます。
 
ですが、毒を持った人というのは、自尊心が低く、嫉妬深い傾向があります。

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⑤競争したがる
 
よって毒を持った人は、競争心をむき出しにすることが多いです。
誰かと付き合うのは自分にとってメリットがあるからとか、彼らにとってパートナーや友達は学校でさえも競争相手なんです。
 
毒を持つ人は、いつも勝ち負けばかりで、自分と比較されて惨めに感じさせてきます。
こうした自尊心を傷つけてくるような人との人間関係は、決して健全ではありません。
 
人間は誰かに認めてもらいたいという思いが強い生き物です。
例えば「旦那が〇〇なの」「来週から旅行に行くの」「こんな事があったの!凄いでしょ」と誰かに聞いてもらったり、いかに自分が幸福なのか、見せつけることで心を満たそうとすることがあります。
 
ただ、有毒な人は、自慢話を延々と語り、いつも自分の話ばかりで、共感してくれません。
共感しているふりはできます。
だけど、そこに誠実さとかあなたの幸福を願う気持ちはなくて、彼らにとって一番大切なのは、自分自身のエゴです。
 
いつも競ってくるということは、平気であなたの真似をしてくることもあります。
真似をしてくる一番の理由は、相手が羨ましく、「この人みたいになりたい」という願望が強いことにありますが、毒を持った人が危険なのは、彼らは真似をして、人の手柄を横取りするということなんですね。
 
職場とかビジネスにおいては、このタイプの人には、本当に気をつけなければなりません。
誰かの真似をするということは100%悪いことだと言うことではありませんが、有毒な人は参考にするというよりも盗みを行います。
 
その手口は本当に手慣れていて、常に自分がどうしたら得をするか、この人を打ち負かすことができるか、騙すことができるか、そんなことばかり考えて、彼らは努力なしで上に行こうとします。
成功とは、何度も失敗を重ねて努力し続けて、叶うものだと、私は思うんですね。
 
しかし、有毒な人は、いかに自分が楽をして成功を収めるのか、第一に考えるために、誰かを踏み台にして犠牲にさせてまで欲を満たそうとするので、人を陥れることにためらいはありません。
どうやったら楽をして目的を達成することができるのか、アイディアを絞り、効率的な方法を見つけ出すのは重要です。
 
ただ、何の努力もせずに、他者から何食わぬ顔で盗んで勝ち誇ったように、被害者を見下すというのは毒を持った人にしかできない振る舞いです。

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⑥他者に対してリスペクトがない
 
毒を持った人の辞書にリスペクトという言葉はありません。
彼らは、人を見下し、相手を尊重することはなく、軽んじる言動します。
 
どうしてかと言うと、有毒な人は他者との境界が曖昧なので「これをしたらこの人は嫌がるやろな」と相手の気持ちを察することができないからです。
毒を持っていない人は、あなたが「ごめんね。言いたくない。」と言ったら、しつこく聞き出そうとせずにリスペクトしてくれます。
 
毒を持つ人からは、そんな優しさを感じられる事はなく「どうしてこの人は他人への配慮が欠けているんやろ」と理解に苦しむことが多く、その人と関係を築いていく上で違和感を感じるでしょう。
 
こういうタイプの人の心理や対処法をまとめた電子書籍も販売しておりますので、まだ手に入れられていない方は、ぜひ読んでみてください。
動画の方がいいなという方は、ビデオガイドというものも出しています。
こっちは自己愛性パーソナリティの人への対処法や接し方メインになっています。
もっと対策したい、役立つ情報を知りたいという方は、概要欄から詳細をご覧いただけます。
 
⑦孤立させようとしてくる
 
今日お伝えする特徴の中で一番これが危ないかなと思うサインが「孤立させようとしてくる」ということです。
「全然そんなことないよ。大丈夫。私を信じたら絶対に上手くいくから」というような綺麗事を並べて、騙してくる人もやばいと思うんですけれども、グループ内やそのコミュニティからはぶいて来ようとする人は特に危険かなと思います。
 
そもそも、仲間外れにするというのは非常に幼稚で卑怯な行為でもあるのと、自分に味方をつけてパワーを強めていく方法として最も効果があると理解しているからこそ、毒を持った人は悪口を言って被害者の評判を下げるわけです。
ターゲットを孤立させる手法は、アメリカの心理学ではアイソレーション(Isolation)と言います。
 
これは、ターゲットにされた被害者を精神的に苦しめる方法で、絶対にしてはいけないことです。
だけど、毒を持つ人は有毒だからそんなことが平気で出来てしまうのです。
 
ほんまに悲しいことですが、こういう関わるとメンタルが病んでしまうタイプの人たちは職場にもどこにでも存在します。
残酷なのはそれが家族だった場合です。
 
家庭内で標的を定め、誰か一人を集中的に攻撃するいじめを行うというのは、決して許されないことです。
この動画で、一番お伝えしたい大切なことは、そんないじめをする人は強い人なんかではありません。
 
こうした毒を持った人の心理や思考回路を知れば知るほど、彼らはどれだけ卑怯な手を使い、ずる賢いかが分かります。
私は、人をいじめる人について学べば学ぶほど、彼らがどれほど小さい人間なのかが分かりました。
 
毒を持った人は、相手を下げて自分を上げるということをぜひ覚えておいてください。
もしも、ターゲットという存在がいなければ、彼らは自分で自分自身を満たすこともできないのです。
 
どんなに辛い思いをしたとしても、どんなに酷いことをされたとしても、それはあなたに何か問題があるとかいうことではありません。
彼らがトキシック・パーソンだからです。
 
トキシックというのは、有害という意味が含まれ、つまり触るな危険なんです。
私はアメリカの心理学の研究によるトキシック・パーソンについて学ぶまで、「過去に自分に起こった全てのことは自分に何か原因があるのかもしれない」と感じていました。
 
どうしてこんな人と出会って、自分がなぜ狙われるのか知らなくて、攻撃される度にエネルギーを吸い取られてはしんどい思いをしていました。
そして、幸いアメリカに住んでいて英語が理解できることもあり、調べていくうちにトキシック・パーソンやナルシストという言葉に辿り着きました。
 
恐らく、私の動画を観てくださる中にも、同じような状況の方も少なくないと思います。
ある日、「私が困っているということは、他にももっとたくさん辛い思いをしている人がいるはず」と気づいて、動画編集の仕方も知らないまま、このチャンネルを開設したんですね。
 
皆さんに自分の声をお届けしていくと、大勢の方が「どうやって回復したんですか?」「どうやって対処したんですか?」と尋ねてくださいます。
私は色々な方法を試して、上手く対処できたこと、上手くいかず後悔したことをまとめて発信していますが、毒を持った人を対処するために今すぐ皆さんに試して欲しいことは、必ず「境界線を引くこと」です。
 
境界線を引かないと、彼らの言いなりになり、責任を全部押し付けられ、理不尽に責められ攻撃を受け、とことん利用し踏み台にされ、大量の嘘で騙され、人格を否定され侮辱されキレられたと思えば、いきなり何事も無かったかのように接してきたり…
トキシック・パーソンに振り回される人生を送ることになります。
 
私はそんな人生は絶対に御免だと思いました。
何を言われても言い返さず、黙っておくことが対処法ではありません。
トキシック・パーソンからは自分を守ることが重要で、そのためには絶対に境界線を引いてください。
 
相手があなたの心の中に土足で入り込んで来れないように、強い境界線を引いて、あなたのメンタルを守ってくださいね。
そのために一番重要なことは、彼らの嫌がらせ、ハラスメント、いじめや問題行為を一切受け入れない姿勢を見せることです。
 
Don't allow them to bully you.
Tell them that's NOT ok.
 
攻撃してくる人に歯向かうのではなくて、「彼らの嫌がらせを決して受け入れず、許さない」ということ。
そして、Do NOT ignore the red flags!
危険サインを見逃さないことです。
 
トキシック・パーソンの兆候は出来るだけ、早い段階で気づけば気づくほどいいです。
結婚するまで猫を被ったり、欲しいものが手に入るまで本性を隠すタイプは見抜くのが正直難しいですよね。
 
私のチャンネルをしばらく観てくださっている方は、特にだと思うんですけど、初めて動画を観ていただいた時と今現在では、有毒な人と呼ばれる人たちが使うフレーズとか行動パターンをたくさん知っていただけたかと思います。
振り返ると、「今まで付き合ってきた人みんなよくこんなこと言ってたな」とか「そういえば虐待のサイクルが起きていた」と気づく方も多いのではないでしょうか。
 
せめてこれからは自分の価値を下げてくる人をいち早く察知して、ありのままの自分を認め、受け入れる人との付き合いを大切にしたいですよね。
ネガティブは伝染するので、良くない人とつるんでいたら、自分まで良くない方向へ向かっていきます。
 
来るもの皆が友達(味方)でもない。
だけど、来るもの全員が敵でありません。
私が気づいたことは、何かを手放すことで新しい何かを手に入れることが出来るということです。
 
一緒に生活していたり、結婚していたりして完全に縁を切れない時は会う回数や話す頻度を出来るだけ減らして、とにかくトキシック・パーソンから離れるようにします。
 
最後に、大事なことだからもう一度言います。
毒を持つ人と関わると、今日お話ししたようなパターンが見えてきます。
そのパターンをぜひ覚えておいてください。
 
そして、この動画でお伝えしたような人物に出会ったら、しっかりと境界線を引いて、いじめや嫌がらせを受け入れない意思表示をしてください。
もう一つ、忘れてはいけないのは、どんな理由があったとしても、人に精神的にも身体的にも苦痛を与えることは決して許されないことです。
 
暴力を振われていないから、間接的な攻撃だからといって、心理的、あるいは精神的虐待加害者を容認したり、彼らの思い通りにさせないことです。
 
トキシック・パーソンやナルシストをどのように対処したらいいのか分からなくて困っている方は、良かったらメンバーシップに参加してみてください。
有益な情報をいっぱいお届けしています。
 
「この動画が役に立った!これからも中村りんの活動を応援したい」という方は、ぜひクラウドファンディングの方で支援してくださることもできますので、概要欄のリンクからお願いいたします。
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この記事を書いた人
20230617021657
中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

ナルシストの虐待サイクルを初めて日本に広め、認知度の低いナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)への理解を深めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg

人を支配したがる人の正体とは?「陰でコソコソ攻撃する人」をアメリカの心理学で徹底解説!

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今回は「人を支配したがる人の正体」について深掘りしていきたいと思います。

皆さんの身の回りに、他者を裏で陰湿に攻撃するような人はいますか?
今から、卑怯な手口で他人を操る人の正体を、アメリカの心理学を参考に解説していきます。

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人を支配したがる人の正体とは?

 
誰かを操ることで自分の利益に繋げようとしたり、味方のように振る舞いながらも相手にバレないように陰湿な攻撃を仕掛けてくる人を、心理学ではマニピュレーター(Manipulator)と言います。
マニピュレーターは、潜在的攻撃性パーソナリティを持ち、このパーソナリティ障害に詳しいアメリカの心理学者であるジョージ・サイモン博士によると、彼らは親切な態度を装いつつ、相手の心を巧妙に操作し、欲しいものを手に入れる手法を使うそうです。
 
このタイプの人たちは、表面上は優しく良心的な人のように見えますが、実際はありとあらゆる手段を使ってターゲットを操ろうとします。
彼らは相手に近づき、信頼を勝ち取った後、巧妙に騙し、望む結果を得るために様々な戦術を使います。
 
マニピュレーターは受動的に、遠回しに攻撃をし、相手を欺いて自分の意に沿った行動を取らせることが得意なんですね。
良い人を演じる一方で理不尽な態度を繰り返すことで、相手を混乱させ、ターゲットの心を思い通りにコントロールしていくのです。
 
ジョージ・サイモン博士の研究によれば、このようなパーソナリティー障害を持つ人たちは、非常にずる賢く、狡猾で巧妙な手口で、他者を操ることを常に考えています。
ちなみに彼らが外見や言動で善良であるかのように見せかけつつ、実際には隠れた攻撃性を持っていることから、マニピュレーターは「羊を被った狼」とも呼称されています。

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人を支配したがるマニピュレーターの特徴 TOP5

 
では、次に相手にじわじわと陰湿な攻撃方法を使って精神的な嫌がらせをしたり、巧妙でバレにくいやり方で理不尽な攻撃をするマニピュレーターにはどんな特徴があるのか、人を支配したがるマニピュレーターの特徴TOP5をお伝えします。
⑤話の半分以上嘘
 
マニピュレーターは、よく受動的攻撃というものを使用します。
受動的攻撃の方法はたくさんありますが、主に嘘をついて相手をコントロールし、陥れたり自分を有利な立場に持っていく手法は受動的攻撃に該当します。
マニピュレーターはターゲットに対して、直接的ではなく間接的に攻撃する特徴があるんですね。
 
例えば、自分の目的を達成するために情報を歪めたり、選りすぐった情報を伝えます。
大胆な嘘をつくというよりは、バレにくい細かい嘘を混ぜたり、意図的に相手が誤解するような話し方で伝え、話の内容を誇張したりします。
 
マニピュレーターはなぜ、情報の隠蔽や事実をねじ曲げたりするのか?
そして、どうしてそこまでして他人をコントロールしたがるのだと思いますか?
 
マニピュレーターの目的は、相手を欺いて自分の意に従わせることだからです。
その手段として、嘘を使うことが多いですが、彼らがつく嘘は非常に悪質で、相手に信じさせるために、感情に訴えかけるような言葉を並べることも多いので注意が必要です。

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④話の全体を話さない
 
マニピュレーターは、相手の心を支配し陥れるために、話の全体を率直に伝えることは滅多にありません。
彼らは細かい部分を故意にぼかして、情報を切り取ったり捻じ曲げたりして、事実を歪曲し捏造します。
 
相手に対して自分に有利な情報だけを与えて、話の中から都合の悪い部分を話さず、逆に都合のいい情報を強調するわけです。
これによって、ターゲットは彼らの発言が真実だと錯覚しやすくなり、マニピュレーターの思い通りになる可能性が高まります。
 
マニピュレーターは情報の操作に長け、相手を混乱させることは得意中の得意ですので、彼らとのコミュニケーションにおいては「この人の言っていることってほんまなんかな?」と真実か嘘か見極めることが重要です。
③はぐらかす/とぼける/忘れたふり
 
そんな巧妙な嘘をついて心理的操作をするマニピュレーターは、都合が悪くなるとある行動を取ります。
それは、はぐらかしたり、とぼけたり、忘れたふりをするということです。
 
もし、こちらが相手の発言を疑い「でも、さっきは〇〇って言いましたよね?」と矛盾点を突くとしますよね。
そうなれば、彼らはバレてしまった嘘を隠すため、一度ついた嘘を嘘で塗り固めなければなりません。
 
ターゲットが彼らの言動の異変に気づき、洗脳から目覚め始めると、マニピュレーターはより強力なマニピュレーションをして相手を陥れようと行動し始めます。
その一つとして、都合が悪くなるととぼけて、言い訳をしたりして逃げる準備をします。
 
ちなみにこのチャンネルでよく取り上げている自己愛性パーソナリティ障害を持つナルシストもマニピュレーターです。
こうした巧みに人を操り、標的にした人を精神的に苦しめる人についてまとめた電子書籍とビデオガイドを販売しております。
 
別々で購入することもできますし、合わせてお買い求めいただくことも可能です。
どちらも有益な情報がいっぱい詰まった内容になっているので、是非一度読んでみてください。
 
②味方のふりして実は敵
 
マニピュレーターは優しいですが、親切ではありません。
親切なふりをします。
彼らは自分がどれほど相手のことを気にかけているのか、大切に思っているのかを見せつけ、よく助けるふりをして騙そうとします。
 
例えば、被害者でも何でもないのに「私も同じ経験をしたから、あなたの気持ちが分かる」と嘘をついて、偽善者を演じることで、ターゲットの同情心を煽ります。
「親切な私」を売り込み、思いやりのある人を装い情報収集して、目的を達成するために利用します。
 
口が上手く、また聞き上手なこともあり、特に悩みを抱えている人はマニピュレーターに簡単に騙されてしまうかもしれません。
単に、不幸話を聞きたいがために「うんうん。それでそれで?」とあたかも共感しているように接して信頼度を高めます。
 
これは私が引っかかった罠でもありますが、彼らは間違ったアドバイスをして相手を陥れようとするんですね。
マニピュレーターがよく使うフレーズだと、例えば「こうすればあなたにとってこんな得がありますよ」「そんなことしたら〇〇になるよ?それでもいいの?」「そのやり方は間違っている。私の言う通りにしたら絶対に成功するから!」
 
こんな言葉を繰り返しては相手をコントロールしますが、欲しいものさえ手に入れば、マニピュレーターはその後はもちろん責任を取らないかもしれません。
こうしたターゲットの自己認識を疑うように仕向けるガスライティングと呼ばれる手法を使って、味方のポジションにいつつもターゲットへの攻撃を続けます。
 
他にも、嫉妬から足を引っ張るために「こうすれば良いんじゃない?」と相手がミスをするようにアドバイスしたりするので、「なんかこの人言ってることとやってることが違うな〜」といち早く違和感に気づくことがマニピュレーターへの対策として重要です。

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①恥と罪悪感、不安感を植え付けてくる
 
彼らがよく使うフレーズがありますが、
例えば「どうしてこんなことも出来ひんの?」といかにもマニピュレーター上司が言いそうな台詞だったり、「何でそんなことが言えるの?」「あなたのためにこんなにしてあげてるのに…」「あなたのせいでこうなった。どうしてくれるの?」「私のことが好きなら、もちろんこれしてくれるよね?」
のように脅しの言葉で罪悪感を与え、恥と罪悪感、不安感を感じさせ、相手を不安にさせることでコントロールを強化します。
 
こうして彼らは自分自身を被害者のように見せかけ、言葉巧みにじわじわと相手の自尊心を傷つけるんですね。
例えば、友人関係だと「友達なら〇〇してくれやろ?」と、やりたくないことを強要させられ、もしも彼らの誘いを断ったら「ノリ悪い」「今まであんなに良くしてあげたのに」と敵意を向け、ターゲットを周囲から孤立させようとするかもしれません。
 
ただ、その策略は一切相手に見せず、表では良い顔をして裏ではターゲットの人間関係を壊すために、陰でターゲットの悪口を言うことで仲間を作ろうとするでしょう。
マニピュレーターは自分の思い通りにいかなかったことを腹いせに、ターゲットにずる賢い陰湿なやり方で罰を与えます。

マニピュレーターが人をコントロールする理由

 
次に、マニピュレーターはどうして周りの人たちをコントロールするのかというお話しをさせていただきたいのですが、全ては相手を支配したい欲求から来るものです。
これはよく支配欲なんて言われますが、彼らは相手を自分に従わせるための関係を築き上げようとします。
 
そうすることで、自分の利益に繋がるからです。
彼らはメンタルが不健康な状態であり、極度の不安を抱え、また自尊心も非常に低いです。
 
不安をかき消すために満たしてくれる人に囲まれたいし、満足感を得たいがために、自分に慕ってくれる人を傍におきます。
なので、こちらの動画で解説している「人を喜ばせたいピーポープリーザー」のタイプに当てはまる人は、マニピュレーターのターゲットとしてもってこいの存在なのです。
 
マニピュレーターは幼少期に家庭など、親の依存症や虐待など原因は様々ですが、育ってきた環境の中で問題を抱えます。
かつて彼らは被害者側の人間だったというケースも少なくありませんが、嘘をつき人を操作するテクニックを幼い頃に習得したマニピュレーターが多いです。
 
ですから、何か問題に直面した時、自分を見つめ直したり、向き合う代わりに、相手を操ることで自分のために動いてくれるということを学んだのかもしれません。
すると、大人になるにつれて無意識に他者を操る人格が形成され、彼らに自覚はありません。
 
むしろ自分がしていることを正しいと思い込み、自分がわざわざ労力を使わなくてもコントロールしたら、他の誰かがやってくれると考えます。
私は、こうしたマニピュレーターがどんな人なのかという特徴を知るだけではなくて、彼らがなぜ他者をコントロールしたがるのか、その意図や彼らがマニピュレーターになってしまった原因について理解を深めることは重要だと思います。
 
私自身が、人生の中でこうしたマニピュレーターと呼ばれる人と出会って、たくさん経験してきたからこそ、声を大にして皆さんに伝えられると思うんですけれども、マニピュレーターは非常に悪質で陰湿な方法で嫌がらせをします。
あるいは、それが嫌がらせだと気づかないほど巧妙で、それが攻撃だとバレにくい戦術を使ってくるのです。
 
ガスライティングなど色んな心理テクニックを試しては、ターゲットの感情で弄び、自分自身の得だけを得るのです。
相手のことは一切考えていません。
 
「上手い話には裏がある」という言葉のように、相手がマニピュレーターだと見抜いたら、すぐ簡単に信頼するのではなく、マニピュレーターには疑いの目を持って警戒することは自分を守る方法の一つです。
重度の共依存になってしまうと、相手の発言が100%間違っていたとしても、それを疑いすらしないようになり、次第に加害者に頼らなければならないようになるかもしれません。
 
それほど、共依存の問題は深刻であるのと、マニピュレーターは非常に洗練されたマニピュレーションを行うということです。
大切なのは、自分自身を支配しようとしてくる人に対して言いなりにならず、自己意識を高めることです。
 

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マニピュレーターとの恋愛関係や家族関係においては、非常に難しい課題であると思いますが、自己犠牲的行動ではなく、何よりもあなたの気持ちと意思を大切にして欲しいと思い、今回この動画を作りました。
皆様にこの動画を楽しんでいただけたら良いなと思いますし、これからも皆様と一緒に学んでいけることを楽しみにしています。
 
「では、こういう自分を攻撃してきたり、心理的に操ってコントロールしてくる人が家族や友達、仕事場にいたらどうしたらいい?」という話なんですが、こちらの動画では、メンバー会員の方へ「ナルシストに心を操られないために出来るたった一つのこと」について、解説しています。
 
メンバーシップでは、マニピュレーターでもあるナルシストに対処するために必要なスキルから、傷つけられた自尊心を回復するためのメンタル強化の方法まで、通常動画では公開されない情報を手に入れることができます。
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この記事を書いた人
20230617021657
中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

日本でまだ知られていないナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)の認知度や理解を高めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg

どうしてナルシストはあなたを攻撃するのか?|自己愛性パーソナリティ障害

youtu.be

YouTubeで情報発信をしていく中で、

・どうして自分がナルシストのターゲットに選ばれたのか?
・なぜ彼らは攻撃的な態度を取ってくるのか?
・彼らが意地悪をしてくる理由は一体何なのか?
という質問をたくさんいただきます。
 
今回は、ナルシストが特定の人に対して恨みを抱いたり、攻撃的になる根本的な理由、そして彼らがなぜ自己愛性パーソナリティを持つのかに焦点を当ててお話していきたいと思います。
 
本題に入る前にお知らせですが、皆さん私の電子書籍はもうお読みになってくださいましたでしょうか?
この本はYouTubeでお話ししていることを一つの本してまとめ、ナルシストの虐待のサイクルや、ナルシストの虐待から回復するための心のケア方法などについて詳しく解説しています。
 
また、どうしても関わらないといけない時のナルシストへの対処法を知りたい方は、こちらのビデオガイドでどのように攻撃をかわしたらいいのかなど秘訣を分かりやすく動画でご紹介しています。
両方合わせて購入することもできますので、今すぐナルシスト対策を学びたい方は、ぜひチェックしてみてください。
 

どうしてナルシストはあなたを攻撃するのか?

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ナルシストの攻撃性は、非常にネガティブなもので、怒りや悲しみなどの否定的な感情からくるものです。
彼らは特権意識が高く、他者から特別扱いされたいという思いが強いですが、彼ら自身は相手を尊重することができません。
 
人に注目され、尊重されなければ、激しい怒りを抱き攻撃性に変わるわけですが、怒りの正体は自己愛憤怒と呼ばれます。
今まで蓄積した怒りとストレスを思いっきりぶつけ、ターゲットを脱価値化して、時に、いきなり別れを切り出したりします。
自己愛憤怒の形は様々ですが、この怒りの反応の特徴は長期間続くということです。
 
急に別れを告げたり、関係を切ったりカップルや夫婦だと浮気をしてターゲットとの関係を終わらすナルシストもいれば、恨みを持ち、ターゲットに執着するタイプのナルシストも多いです。
執着心を持つナルシストの攻撃の方法はたくさんあります。
 
例えば、取り巻きであるフライングモンキーと一緒になってターゲットを攻撃する主な方法としては、スミアキャンペーンと言うものがあります。
第三者を巻き込んでターゲットの悪口や噂話を拡散したりして、相手の評判を下げます。
 
次によくあるのが、ターゲットの行動を監視したり、付き纏ったりするストーカー行為です。
他にも言葉の暴力や嫌がらせ、虐待、過剰な束縛や干渉などの支配、コントロール、いろんな攻撃を繰り返し、ターゲットに精神的苦痛を与えるんですね。
 
自分が責任を負わなければいけない時、自分の行いのせいで誰かに責められたとき、自分の存在を否定されたと感じたときに、自己愛損傷もしくは自己愛的傷つきって呼ばれるものが痛み、それが次第に自己愛憤怒に変わっていきます。
ターゲットが距離を置き始めたり、味方を増やしたり、攻撃をかわすと彼らはまた違う手を使ってあらゆる攻撃を仕掛けてくるのです。
 
特にターゲットが彼らの正体を暴き、彼らの問題行為について指摘し始めると、ナルシストは本性をあらわにします。
彼らにとって正体を晒されることは脅威であり、恐れに直面するからなんですね。
 
なので、正体がバレてしまった時、虐待的な自分を必死で隠して、自分がいかにまともな人間で、自分じゃなくて相手がおかしいことを証明するためにガスライティングなどの心理コントロールや、フーバリングと呼ばれるターゲットに復縁を迫る行為を始めます。
どんな攻撃も、あくまでナルシストの不安や恐怖からくる反応であって、「どうして私を理解してくれないんだ」「どうしてこの人は自分から離れるんだ」「どうしてこの人が自分よりも上で、自分は下なんだ」などの憤りや劣等感、不安感から「この人を攻撃したい」という欲に変わっていきます。

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ナルシストは注目されないと自尊心を保つことができません。
彼らにとって注目は食事と同じような感覚で栄養であり、補わなければいけない大切な要素です。
 
自分自身のエゴを養うために家族や職場の人、近所の人、友達、身の回りにいる人を巻き添えにして犠牲にして、自己陶酔のエネルギーを他者から吸い取ります。
また、注目されたいがために、攻撃を仕掛けるナルシストも少なくありません。
 
ナルシストは精神的に未熟だと言われ、感情的に不安定な場面が見られることがあります。
よって彼らは見捨てられ不安であり、時に被害者を演じてターゲットの同情心を煽って、あるいは罪悪感を植え付けて、標的に定めた人に固執します。
 
必要な自己陶酔が補えないから、ナルシストあなたを攻撃するのです。
自己陶酔なしでは、ナルシストは生き抜くことができません。
 
これは彼らにとって必要不可欠な要素であるからです。
喉が乾いたら水を飲みお腹からご飯を食べる。それと同じなんです。
ナルシストは自分自身が満足し、内面の空虚感を埋める必要があります。
 
健康的な人は、自分の心を癒すためのセルフケアが得意ですよね。
例えば、趣味を持ったり、自分が楽しいと思えることをして、自己肯定感を高めたり、メンタルケアを行います。
 
しかし、ナルシストの心のケアの方法の1つは他者を攻撃することなんです。
標的であるターゲットの悪口を言って、フライングモンキーと盛り上がったり、ターゲットを傷つけて、自分の自尊心を高める。
これらの方法で彼らは自分たちの精神バランスを保ちます。
 
「自分には価値がある。こんな自分にも価値があるねん」という感覚である自己価値感が持てないため、賞賛や注目、承認などのポジティブな自己陶酔、もしくは、いじめ、嫌がらせ、虐待、暴力などのネガティブな自己陶酔を得て自尊心を整えます。
 
自分に酔いしれることがナルシストの主な特徴の一つで、自己を陶酔させるために人を攻撃する行為が自分にエネルギーをもたらすことを理解しています。
彼らは他者を攻撃することで、優越感とか支配感を感じ、自分の存在を確認しようとするんですね。
 
こちらが「攻撃をやめて欲しい」と頼んだ場合でも、逆に嫌がったり、困ったり、苦しんだりなどターゲットの反応を利用して、相手を攻撃し、傷つけることを楽しむことが彼らの生きがいのように感じます。
悲しいことに、ナルシストにとっては他者への攻撃や傷つける行為が生活の一部と化しており、他者への支配や攻撃が喜びや充足感をもたらす重要なものなのです。
 
その喜びが得られなければ、自己陶酔という大事な要素がすり減ってきてくるので、「あなたのせいでこうなった」と被害者を演じ、ターゲットに「あなたに落ち度がある」と相手を責めて責任を罪のない人になすりつけます。
彼らにとって攻撃はあくまで、自分たちを守る反撃であり、それは心理学では防衛機制と呼ばれる心理メカニズムです。
 
拒絶されることや責任を負うこと、周囲の注目が自分に向かないこと、相手に味方がつくこと、嫌がらせが継続できないこと。
こうした様々な理由を避けたいがために、心理的に操ってはターゲットとの支配関係を維持しようとします。
 
ナルシストの中には、直接的な攻撃を見せずに、受動的攻撃を用いるタイプもいます。
彼らは「トライアンギュレーション」と呼ばれる心理的テクニックを使用して、周囲の第三者を利用して攻撃します。
 
例えば、別の家族のメンバーや共通の友達など、ターゲットと関係のある人にターゲットの悪口を吹き込み、洗脳しようとするんですよね。
これによって、ターゲットに対する嫌がらせを強化し、自分の味方を増やす戦略をとります。
 
この受動的攻撃は、彼らが敵対行動や、自らの悪意を巧妙に隠して、同時に他者を巻き込んで自分の味方につけることができる方法です。
また、ナルシストは常に同じターゲットを攻撃し続けるのではなく、状況に応じて態度を変え、別の標的を選んで虐待のサイクルを何度も繰り返します。

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ナルシストの虐待のサイクル(The Narcissistic Abuse Cycle)
 
・第一段階 ラブボミング(Love bombing)
・第二段階 脱価値化(Devaluing)
・第三段階 廃棄と別れ(Discarding)
・第四段階 フーバリング(Hoovering)
 
いきなり廃棄と別れを経験したと思ったら、次にフーバリングが始まり、ナルシストがターゲットを再び引き寄せます。
フーバリングが成功すれば、以前と同じように脱価値化が始まり、最終的には廃棄と別れへと至ります。
 
そして、このサイクルは終わりのない繰り返しとなり、このサイクルにどっぷりハマると、自分が悪いんじゃないのかという自己否定の習慣が身についてしまいます。
しかし、重要なのは、あなたのせいではないことを理解することです。
 
「あなたのせいじゃないんだよ」と声を大にして伝えたいですし、「こんな自分だから狙われるんだ」と自分を過小評価してしまっている人に対して、あなたがおかしいわけではないことを知って欲しいのです。
ナルシストの攻撃やサイクルには被害者が悪いわけではなく、それはナルシスト自身の問題であることを理解することが重要です。
 
私自身、「攻撃されたらやり返そうとする部分はあるものの、私は人にいじめられやすい存在なんだ」という思い込みに囚われていた自分に気づいたのは、心理学との出会いからでした。
日本の心理学を学ぶことなく、アメリカに住んでいることもあり、アメリカの心理学を独学で学び始めました。
 
そのため、一般的な日本の心理学とは異なる切り口かもしれませんが、このような知識はまだ日本で広く知られていないと強く感じます。
これからの時代では、学校や職場、コミュニティなどで心理的虐待に関する知識を持つことがますます重要になるでしょう。
 
私はこのチャンネルを通じて情報を発信し、これらの知識を広めるために頑張ります。
嫌がらせやいじめは、それを経験したことがある人にしか分からない痛みがあり、本当に傷つくし絶対に許されないことです。
 
心に負った傷は治るのに時間がかかるかもしれません。
切り傷のように縫ったり、薬を塗るだけでなく、自分主導で取り組むことも大切です。
 
心の傷は放置せず、自分で向き合いながら癒していくものだと思います。
この動画が今、心に傷を負って辛いなと感じる方や、ナルシストの攻撃を受けて苦しんでいる方々へ届くといいなと願っています。

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こちらのメンバー限定動画では、ナルシストとの関係から抜け出した後、自分が受けているのはナルシストによる精神的虐待だと知った後、傷ついた心をしっかり自分でケアできるために、「ナルシストへの未練を断ち切るには?」というテーマで詳しく解説しています。
 
当チャンネルのメンバーシップでは、今日の動画でご紹介したようなナルシストに対処するために必要なスキルや、心理的に攻撃してくる人から自分を守るための方法を公開しています。
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正体がバレたナルシストはどんな行動を取るのか?|自己愛性パーソナリティ障害

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皆さんは、ナルシストの正体がバレた瞬間、彼らはどんな反応を示すと思いますか?

自分の正体を隠すことに長けていた彼らにとって、歪んだ自己愛と虐待的な本性があらわになってしまう状況はまさに予期せぬ出来事です。
 
彼らは、今まで自己イメージを守るために心理的操作や演技をしたり、あらゆる手段を使ってきたことでしょう。
しかし、隠していた本性を出した時に、一体どんなことが起こるのか。
 
今回は「正体がバレたナルシストが取る行動」についてお話ししますので、彼らの虐待や嫌がらせ行動を晒そうと思っている時や、加害者から逃げようと計画している時にぜひ役立ててみてください。

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正体がバレたナルシストが取る行動

①ターゲットを悪者扱いする
 
ナルシストの間違いを指摘したり、距離を置き始めたりすると、恐らく彼らの攻撃性は高まります。
ナルシストでない人は、異なった意見をもらったとしても、相手を傷つけてまで人格を否定する発言、存在意義を否定する発言をすることはありません。
 
自己愛が健全な人は、どんな意見であれ受け入れ、相手を尊重することができます。
ですが、ナルシストは相手の意見や価値観を軽んじ、ナルシストがいる家庭内や職場など、そのグループ内では必ずスケープゴートという存在を作ります。
 
例えば、被害者であるスケープゴートに我慢の限界が来て、ナルシストのいじめや虐待、依存症や金銭、人間関係の問題など、あらゆる問題を指摘してしまったとします。
ターゲットがナルシストの行動を指摘し始めた途端、ナルシストでなく、ナルシストの取り巻きであるフライングモンキーが彼らの肩を持つためにターゲットに攻撃を始めることがあります。
 
フライングモンキーは、職場環境だと上司、同僚、後輩など、さまざまな立場や階層に存在するんですね。
友人関係の場合だと、共通の友達がナルシストの取り巻きとなります。
 
家族においても同じで、親、兄弟、親戚がナルシストと共依存に陥り、彼らの問題行動を手助けする役回りを務めるんですよね。
フライングモンキーは盲目です。
 
ナルシストに巧みに操られていることによって、フラングモンキーは彼らのエゴを全力で守るために、彼らを支持し、時に自己犠牲的な行動を取ります。
お互いを補充し合うようないびつな関係を築くナルシストとフライングモンキーは、自分たちを守る目的でターゲットを悪者扱いし出します。
 
被害者であるターゲットがナルシストとの関係から抜け出そうとした時や、ナルシストにいじめられていることを公にすると、彼らはターゲットを徹底的に批判し始めます。

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②スミアキャンペーン
 
フライングモンキーとナルシストが最も行う精神的な嫌がらせ行為はスミアキャンペーン(Smear campaign)です。
これは日本ではネガティブキャンペーンと呼ばれていますが、簡単に言うとターゲットに対する誹謗中傷です。
 
彼らがどうしてスミアキャンペーンをするのかというと、これはターゲットへ罰を与える行為でもあるんですね。
ナルシストのグループには、「問題行為を指摘してはならない」「いじめや虐待が起こっていることを見てみぬふりしなければならない」など、暗黙のルールが存在することが多いです。
 
彼らからすれば、ターゲットが第三者に自分等がやっていることを晒したり、その関係から抜け出すことは裏切り行為同然だと感じ、ましてや虐待行為を晒されるなんてことは脅威でしかありません。
彼らは問題行動を隠蔽するために色んなマニピュレーションを繰り返し、ターゲットとの関係を繋ぎ止めようとします。
 
ただし、その関係内で問題が起こっていたとしても、彼らがターゲットが逃げること、関係を絶つこと、新しい環境に身を置くこと、洗脳から目覚めることを断固として許しません。
ナルシストを無視したり、境界線を引き距離を取ることは彼らにとって攻撃とみなすことがあるので、フライングモンキーと反撃に出るのです。
 
ところが、皆さんに絶対に忘れないでいて欲しいのは、その彼らの発言は投影であるということです。
たとえ、ナルシストやフライングモンキーが酷く傷つく言葉を吐いてきたとしても、それは彼ら自身の欠陥であり、彼らの劣等感や自信のなさから来るものだということを心に留めておいてください。
 
彼らは自分たちの負の感情をぶつけられる身代わり的存在をスケープゴートに選抜します。
罪のない被害者を非難し、悪者に仕立て上げ、スミアキャンペーンをしてターゲットに孤独感を与えます。
 
こうしたナルシストのマニピュレーションの戦術や、攻撃の方法から対処法など、ナルシシズムに関する情報をまとめた電子書籍も販売しておりますので、まだ読まれていない方は、ぜひ概要欄から詳細をチェックしてみてくださいね。
そして、「ナルシストに無傷で打ち勝つ方法」をテーマにしたビデオガイドも、最近発売開始しました。
 
ナルシストと関わらないといけない時の対処法を知りたい方へ、ナルシストとのコミュニケーションにおいて、どのように攻撃をかわしたらいいのかなど秘訣を分かりやすく動画でご紹介しています。
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③とぼけたり、知らないふりをする
 
正体がバレたナルシストは、その事実に直面すると、様々な行動に出ることがあります。
例えば、自分の本心や真実を隠すために、とぼけたり、知らないふりをすることが多いですよね。
 
まず、周囲からの指摘や批判に対して「そんなことしたっけ?」ととぼけて、過去の事実をなかったことにしようとすることがあります。
彼らは自らの行動を忘れたふりをして、状況をごまかそうとします。
 
被害を打ち明けられても、「そんなことしてへん。勘違いちゃう?」と覚えていないふりをして、とぼけることもよく見られます。
自分を守るために演技をするのです。
 
また、真実を話しても決して認めず、嘘を突き通すこともナルシストの特徴です。
自分の本心を知られることや、自分の弱さを他人にさらけ出すことは、彼らにとって恐怖なんですね。
 
ナルシストは自分が完璧であるという幻想を保ちたいので、他者に自分の不完璧さを見せることを嫌います。
また、他者との境界が曖昧ですので、自分の考えや感情を他者に押し付けがちであり、「自分がこう考えているのだから、相手もきっとこう感じている」という思い込みが強いです。
 
そのため、ナルシストは自分の思い込みや決めつけが激しいエゴイストでもあります。
まとめると、ナルシストは正体がバレた時、自分の本心を隠すために様々な手段を使い、とぼけたり、知らないふりをすることが彼らの典型的な行動パターンとなります。

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④ガスライティング
 
ガスライティングをしないナルシストはおらんのちゃうかっていう位、ナルシストはガスラティングをします。
心理学ではガスライティングを行う人物をガスライターと呼びますが、ガスライターはターゲットに対して矛盾した情報を提供することで、現実を歪ませ、ターゲットに罪悪感を抱かせたり、混乱させたりすることに長けています。
 
ガスライティングを受けると、ターゲットの自尊心は低下し、混乱や不安に襲われることがあるため、「自分はおかしいんかもしれん…」という錯覚に陥りがちです。
例えば、ガスライターは状況を歪曲して「そんなことは言ってへん」とか、「あんたの記憶違いやろ」と主張してくるんですね。
 
これによって、ガスライティングの被害者は自分の記憶や感覚に対する自信を失い、ガスライターの言うことを信じ込んで、自分を見失ってしまいます。
「私が悪いのかも。私のせいなのかも。私に問題があるのかも。私がおかしいのかも」と強く感じている場合、その関係内でガスライティングが起きている可能性が高いとされています。
 
ナルシストは自己保身のためにガスライティングをする必要があり、洗練された話術と巧妙な嘘でターゲットの心を上手く操ります。
例えば、ナルシストはガスライティングをする時にこんなことを言ってくるかもしれません。
 
ターゲットが事実を述べたり、話し合いたいだけなのに、「何でそんな人を傷つけることを言うの?」「今まで良くしてあげたのに、ようそんなこと言えるな」「そんなこと言うあんたはどうなん?」「またその話?」「いつまでその話すれば気が済むん?」「まだ根に持ってんの?」「もう済んだ話やん」と言って問題を矮小化します。

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⑤責任から回避しようとする
 
責任から回避しようとするのは、ナルシストの主な特徴の一つです。
彼らは恐怖、強い孤独感や罪悪感をターゲットに与え、どうにかして責任から逃れようとします。
 
健康的な自己愛を持つ人は、自分のミスを受け入れ、改善する努力をします。
謝らないといけない場面で謝罪することができ、反省し次に生かすことができます。
 
一方でナルシストは自己改善の能力が低いため、どれだけターゲットに酷い扱いをしてきたとしても、自らの非を認め、心から反省しすることはありません。
単にプライドが高いというわけではなく、自己愛が異様なほど強い人は意地っ張りで自分の考えを曲げないんですよね。
 
自分の間違いを認め、正すことなく、謝るどこから言い訳や自己正当化を図って自分の立場を守ります。
ナルシストはずる賢く、謝ったら責任を取らなければいけないことを理解していて、さらに責任を取ることにメリットがなければ、どうすれば責任から逃れることができるか悪知恵が働く人たちです。
 
こちらが丁寧に説明し改善をお願いしたとしても、自分の良くなかった点を見つめ直すことはなく、同じ失敗を何度も繰り返すことの方が圧倒的に多いです。
ナルシストは利益で動く人たちですから、自分への利益に繋がらないことはしたくありません。
 
もし、その場で謝罪することがメリットだと判断すれば、涙を流し、反省した姿を見せ、自分のしてきたことを許してもらおうと行動することがあります。
だけど、その心のこもっていない謝罪は見せかけに過ぎず、それは他者から指示を得るためや、周囲をコントロールするための手段であって、「ナルシストは演技をする」ということを知っておくことが重要です。
 
ナルシストは演技力に長け、感情を装うことができますし、彼らは事実を捏造し、ターゲットを心理的に操作して欺くことに優れています。
理由は、ナルシストは非常に不誠実であり、他者を惑わせることで自らの都合を優先させようとするからです。
 
その行動が本物の反省と改善の意志からくるものか、あるいは単なる計算された演技かを見抜くことが重要です。
心のこもっていない謝罪に惑わされず、彼らの本質を見抜くことが大切だと思います。

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⑥フーバリング
 
そんな演技が得意なナルシストが、敵意を隠す時があります。
それは、逃げたターゲットを再び負の虐待サイクルへ連れ戻す時です。
 
正体がバレた時、ナルシストは虐待のサイクルの一環として「フーバリング」をします。
ナルシストとの関係においては、The Narcissistic Abuse Cycleと呼ばれるものが繰り返されることが多いです。
 
ナルシストの虐待のサイクル(The Narcissistic Abuse Cycle)
 
・第一段階 ラブボミング(Love bombing)
・第二段階 脱価値化(Devaluing)
・第三段階 廃棄と別れ(Discarding)
・第四段階 フーバリング(Hoovering)
 
最初のラブボミングの段階でターゲットを理想化し、自己陶酔というエネルギー源が底をついてきたときに、相手を徐々に脱価値化し始めます。
過去に与えてきた愛情や注目が薄れ、心理的な攻撃や侮辱、具体的な例で言うとモラハラや暴力、酷い束縛などのコントロールなどを行います。
 
脱価値化が進むと、ナルシストはターゲットに急に別れを切り出したり、ネグレクトをしたり、関係を切り捨てることがあります。
関係を切らなくても、この廃棄と別れの段階はサイレントトリートメントと呼ばれる冷たい無視の形で現れることもあり、ターゲットはトラウマや自尊心の低下など、心に深い傷を負います。
 
このように支配的で虐待的なパーソナリティを持つことや、正体がバレて都合が悪くなった時は、彼らがフーバリングを始める時です。
多くの場合は、自己陶酔のタンクが空になり、自己陶酔的な供給をしなければいけない状況でフーバリングが起きやすいです。
 
ターゲットに逃げられると困るナルシストは、正体がバレたとしても、ターゲットを手放さないかもしれません。
再び関係を修復しようとし、味方のふりをして前向きな変化を装います。
 
フーバリングでは、相手を引き寄せ、再びナルシストに従属させることが狙いです。
またターゲットと依存関係を構築して、言いなりになってくれる都合のいい人として扱うためです。
 
ナルシストはフライングモンキーを使い、自分の目的達成に利用することもあります。
例えば、フライングモンキーをターゲットに近づかせ、感情的なアプローチを用いて、ナルシストに対する許しを請うよう仕向けることがその一例です。
 
命令とまではいかないけれども、ナルシストはフライングモンキーに、特定の行動や言動を促したりして、ターゲットに影響を与え、自らの利益に繋げる仕向けるんですね。
これは非常に巧妙な心理的な戦略であり、フライングモンキーはその役割を果たすことでナルシストに忠誠心を示し、彼らの操り人形となるわけです。
 
具体的な例としては、フライングモンキーはターゲットに「〇〇(ナルシスト)この前のこと、めっちゃ反省してたで。許してあげなよ」とか「〇〇(ナルシスト)の立場になってみいや。可哀想に。彼は良かれと思ってやってあげたんやで」みたいな言葉でナルシストの立場を弁護するわけです。
同時にターゲットに感謝や謝罪の気持ちを引き起こすように仕向けて、復縁を成功させるための仲介としての役割を果たすのがフライングモンキーです。
 
この戦略は、ターゲットに感情的な圧力をかけ、ナルシストが自らの責任を逃れつつ、周囲の人や人間関係を操りながら自己保身を図る手段で、すごく巧妙に行われることが多いです。
この手の洗脳方法はナルシストは自ら動くことなく、フライングモンキーを通じて、ナルシストはターゲットを操作し、目的達成と自己満足感を得ることが主な狙いとなります。
 
このサイクルは、ターゲットを混乱させ、心理的に縛り付け、このサイクルが繰り返されることで、被害を受けたターゲットは巧みに行われるマニピュレーションによって、再びナルシストの支配下に置かれることがよくあります。
 
ですが、被害者になってしまったとしても、あなたはそのサイクルから抜け出すことができます。
ナルシストのマニピュレーションに惑わされず、自分の価値を見失わないようにしてください。
 
ナルシストは潜在的に自分の価値を低く見積り、歪んだ自己愛によって人を傷つけます。
彼らは他者を傷つけていたとしても、それにすら気づきません。
 
人の痛みが分からないからです。
ですが、あなたは人の痛みが分かる思いやりの心を持つ人です。
ナルシストのように人に愛されたことがないと、人のことが愛せなくなります。
自分すら愛せなくなります。
 
だけど、あなたは自尊心を回復し、再び自分を愛すことを知り、自分自身を受け入れることで成長を経験し、新たな力を見つけることができます。
辛い過去は、決してあなたの未来を決定するものではありません。
 
こちらの動画では、メンバー会員の方へ『性格に問題のある人を見抜く方法』を詳しく解説しています。
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【閲覧注意】ナルシストは人を愛することができるのか?|自己愛性パーソナリティ障害

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皆さん、こんにちは。中村りんです。

今日は、「ナルシストは人を愛することができるのか?」というお話しをします。
私がどうして自己愛性パーソナリティという性格を持つナルシストと呼ばれる人について詳しくお話しするのかというと、今ナルシストとの人間関係で悩んでいる方に、それが心理的な虐待に該当するということに気づいて欲しいからです。

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ナルシストは人を愛することができるのか?

 
結論から申しますと、ナルシストは人を愛することができません。
ナルシストとは自分のことしか愛せない人です。
 
もちろん彼らと家族や恋愛関係にいる場合、「彼らに愛される事を期待してしまう自分がいて辛い」という思いをされている方も多いと思います。
親や人生のパートナー、我が子、大切な友達がナルシストだと、「この人は初めから自分のことを愛してくれていなかったんだ」という現実に直面する事は非常に苦難であります。
 
ただその苦しい気持ちから解放されるためには、彼らがこちらに与えられるものと与えられないものを私たちは理解して、今自分がいる状況と向き合ったりすることが大切なんですね。
ですが、このお話を始める前にとっても重要なことをお伝えしたいのです。
 
それはナルシストの振る舞いは、決してあなたのせいではないということ。
そして、あなたは自分自身を責める必要はありません。
 
ナルシストの心理的虐待を経験すると、99.9%の被害者が「自分が悪かったんや」と自分を責め罪悪感を抱える傾向があります。
しかし、忘れてはいけないのはナルシストが他者をどのように扱うかは、あなたの今までの行動には一切関与していないのです。
 
ナルシストは、他者から搾取する人たちです。
自分の立場、精神、自尊心を守るために、気分的に気持ちよくなりたいがために、相手から欲しいものは何でも奪うのです。
 
他者からあらゆるものを搾取する人たちを心理学ではテイカーと言います。
もしテイカーと関わりを持ってしまった時は、あらゆるレッドフラッグと呼ばれる危険サインに気づくようになります。
 
こうした人から奪うテイカーや、周囲の人間を巧みに操作するマニピュレータと呼ばれる人たちは、嘘をついたりして、操ることに長けています。
なので、ターゲットにされた被害者は、加害者との関係に依存し、後に共依存という問題を抱えてしまいます。
 
共依存の問題は私たちの日常生活の中で、いろんな関係内で起こるもので、かなり複雑です。
というのも、加害者側が被害者をうまく心理的に操作し、被害者に飴と鞭、つまり愛情と不安や罪悪感。
これを交互に行い依存状態へ持っていきます。
 
ナルシストがどのようにターゲットを心理的に操り、洗脳するのか知ることはとても大切です。
付き合ってすぐなど、このレッドフラッグに早ければ早いほど気付くのが良いですし、出来るだけ早い段階で「この人の性格なんか変…」と彼らの性格の異常さに気づけるとその関係から抜け出しやすくなります。
 
こちらの電子書籍とビデオガイドでもナルシストの虐待のサイクルや、ナルシストの虐待から回復するための心のケア方法など有益な情報をお届けしているので、どうしても関わらないといけない時のナルシストへの対処法を知りたい方は、是非概要欄のリンクからチェックしてみてくださいね。
 

ナルシストについて知識を身につけることが重要

 
話を元に戻しますが、ナルシストとの関係で陥りやすい共依存について深い理解を得ることは重要だと思います。
自己愛性パーソナリティ障害を患っている人に限らず、ナルシストの傾向が強い人と結婚している、一緒に暮らしている、働いている、同じコミュニティに所属しているなど、彼らとの人間関係において、なるべく自分自身の心の安全を守るためにこうしたナルシストの知識を持っておくこと自体がとっておきの対策となるからです。
 
彼らと別居したり、離婚したり、所属しているグループを抜けたり、退職したりできなかったとしても、ナルシストの虐待に関する知識を身につけ、自分自身が抱える過去の傷を癒し、成長に繋げることは可能です。
 
自己愛性パーソナリティについて理解を深めていくと、4段階ある虐待のサイクルが存在することに気づき始めるでしょう。

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ラブボミングから始まるナルシストの虐待のサイクル

 
ナルシストの虐待サイクルは通常、以下の4つの段階から成り立っていますが、これらの段階が特定の期間に起こるとは限りません。
各段階は数日から数週間、数ヶ月、あるいは数年にわたって発生する可能性があります。
 
そのため、一つの段階が長期間にわたって続くこともあり、または急速に終わり、次の段階に進むこともあります。
 
ナルシストの虐待のサイクル(The Narcissistic Abuse Cycle)
第一段階 ラブボミング(Love bombing)
第二段階 脱価値化(Devaluing)
第三段階 廃棄と別れ(Discarding)
第四段階 フーバリング(Hoovering)
 
第一段階: ラブボミング (Love Bombing)
この段階では、ナルシストは相手に対して過度な愛情や注目を示します。
相手との依存関係を築くために積極的で魅力的な一面を見せるので、この時ターゲットは「私はこの人に大切にされているんだ」と感じさせられます。
 
第二段階: 脱価値化 (Devaluing)
ラブボミングが成功すると、ナルシストは段階的に相手を軽視し始めます。
ターゲットに対する批判や非難を行うことで、相手の自尊心や自己価値感が徐々に崩れていきます。
 
第三段階: 廃棄と別れ (Discarding)
脱価値化が進むと、ナルシストはその関係を冷淡なものにし、相手を見捨てたりします。
これは急な別れや、冷たい態度、廃棄する行為を含むことがあり、ターゲットは深い失望や痛みを経験することが多いです。
 
第四段階: フーバリング (Hoovering)
ナルシストは、廃棄した相手を引き寄せようとし、彼らが一度離れたターゲットに復縁を迫る行為を、アメリカの心理学ではフーバリングと言います。
ターゲットに対して再び愛情や注意を向け、「もう一度やり直そう」「今までのこと許して欲しい」と謝罪することがありますが、これは実際一時的なもので、サイクルが再び始まる可能性が高いです。

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このサイクルは厳密に順番に沿わないこともあり、一部の段階を飛ばしたり、断片的に発生することもあるんですね。
ナルシストの行動は予測不可能で複雑であるため、関係の状態やナルシストの心理的状態によって変動することがあります。
 
このサイクルを見てみると、ナルシストの人に対する愛情は非常に表面的で、偽りなのが分かりますよね。
ターゲットはその関係内で想像を絶するほどの我慢を何度も繰り返し、加害者であるナルシストが謝罪やフーバリングをするたびに、「相手を許す」といった負のサイクルを継続するのです。
 
また、辛い状況がずっと続くとは限らず、ナルシストの愛情表現であるラブボミングによって、ターゲットが加害者から離れにくい状況が作られてしまいます。
ほとんどのターゲットは、「付き合いたての頃は優しかったのに」「付き合っている時はどこか違和感を感じていたんだけど…」「自分がサポートしてあげることで、いつか心を入れ替えてくれるかもしれない」「それは過去のことだから、これから私のために頑張ってくれるはず」と強い期待を抱き、フーバリングと呼ばれる心理的テクニックの罠に引っかかってしまう結果となるのです。
 
フーバリングを含め、ナルシストが見せる愛情は、表面上は真の愛情のように見えますが、その根底にはコントロールという動機が潜んでいます。
ラブボミングは、相手を虐待のサイクルに再度引き込むための手段として用いられるコントロールの戦術であり、残念ながら真の深い感情に基づくものではありません。
 
脱価値化の段階においてもそうですが、もし彼らが相手を心の底から愛していたのであれば、相手の人格を否定し、精神的に傷つけたり、暴力を振るってターゲットの人間性を低く見積もることはしません。
これらのナルシストの行動はコントロールが目的であり、彼らが優越感や自己陶酔というエネルギーを得て、自尊心のバランスを保つことが本来の目的です。
 
そして、フーバリングもまたコントロール欲求からくるもので、フーバリングによって復縁を成功したとしても、その関係は不安定なものでなる可能性が高く、悲しいですが、彼らの純粋な気持ちから来る愛情や尊重ではないのです。
ナルシストが相手をコントロールしたい時は、相手から何かを求めている時です。
 
彼らが言う「会えなくて恋しい」のは、ターゲットに会えなくて恋しいのではなく、ターゲットが与えてくれていた自己陶酔が恋しい。
「会えなくて寂しい」のも、ターゲットに会えないから寂しいのではありません。
 
ターゲットがくれていた注目や賞賛、いじめや嫌がらせから得られる快感、優越感などのナルシスティック・サプライ(自己陶酔)が得られないから寂しいのです。
ナルシストに相手の気持ちに寄り添ったり、気に掛けることは不可能です。
 
気にかけているふりをして、演じ、偽ることはできたとしても、心から相手のためを思いやる気持ちを持ち合わせていません。
「大変やったんやね。あれから大丈夫やった?心配してたよ」と気にかけているふりはできるため、「私のこと心配してくれるなんて、この人ほんま良い人やな」「私この人に大切にされてる」と感じることがあるかもしれません。

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こうしたナルシストの心理を理解し、受け止めることは辛いことですし、普通に傷つきます。
だけど、自己愛性パーソナリティ障害を持つ人、あるいはナルシストの傾向がある人は歪んだ自己愛を持つこと。
 
そして、彼らは他者を愛せず、自分しか愛せないことを私たちは理解する必要があります。
ナルシストは巧妙なマニピュレーションをして、ターゲットを虐待のサイクルに巻き込んだり、試し行動をして心理的コントロールをして、ターゲットの感情を弄んだりします。
 
ナルシストは脆弱な人を狙うので、彼らのマニピュレーションの一つであるラブボミングは、ターゲットからすると本物の愛情のように感じてしまいがちです。
ラブボミングは日本語に訳すと「愛の爆弾」で、彼らはターゲットに対し、引っ切り無しに猛アプローチするんですね。
 
この手法では、言葉巧みに操り、お世辞を使い、相手との距離を縮めます。
プレゼントや旅行などを通じて、相手に対して特別な存在だと感じさせ、ターゲットの心を掴もうとします。
 
ナルシストのラブボミングは、まるで本物の愛情のように感じられるように仕組まれていますし、彼らの言葉や態度はターゲットにとって心地よく、その人が求めていた愛情や理解を与えてくれるような印象を与えます。
これにより、ターゲットはナルシストにとって都合の良い存在にされてしまいやすく、関係が進展するにつれてますますコントロールされやすくなるんですね。
 
しかし、これらの愛情表現は本物ではなく、コントロールと支配を目的とした手段に過ぎません。
ナルシスト自身は、無自覚で嘘をついたり「マニピュレーションを使って、こいつを操ってやろう」と計画しているわけではありません。
 
ですが、サイコパスやナルシストは計算高いパーソナリティを持つとされ、人を利用価値で品定めします。
自分の利益のために、利用できそうな人には猫を被り、本性を隠して大人しそうに見せます。
 
カリスマ性とコミュニケーション力を上手く活用して、利用価値のある人との人間関係を大切にし、その人を利用します。
しかし、「この人には値打ちがない」と感じたら第三段階の廃棄と別れを行い、容赦無く切り捨てたりするのです。
 
過度な愛情表現を見せるラブボミングでは、そんな虐待的な一面を上手に隠してターゲットに近づくでしょう。
偽りの姿で自分を誇大に見せ、仮面を被り、誠実で、思いやりがあり、愛情深い一面を見せつけます。
 
でも、それは他人を欺くための嘘の姿。
表面上は暖かく感じる一方で、その背後には冷酷で虐待的な本質が潜んでいます。
 
彼らの行動は主に自分の欲望や支配欲を満たすためにあり、他者を欺くことが手段として使われています。
ナルシストやサイコパスは冷酷であると同時に非常に虐待的であり、どちらのパーソナリティも相手を徐々に精神的に疲弊させることでコントロールを強めていくんですね。
 
特に、過去にトラウマがある人や悩みを抱えている脆弱な人たちを標的にし、その心を侵略することで、相手を弱体化させ、自分の支配下に置こうとします。
支配的かつ自己中心的な性格は、ナルシストの行動の基盤となっているのです。
 
相手の感情やニーズなんかよりも、彼らの自分自身の欲望を満たすために必死です。
つまり、ラブボミングは目的を達成するための計算された過程です。
 
具体的に言うと、お金や地位、家、ステータスを手に入れたり、「こんな自分になりたい」と自分の理想を追い求めるために、ターゲットを道具にし依存感を植え付けて上手く利用します。
ナルシストにとって、他者を操らないといけない理由。
 
それは、優越感に浸る必要があるのと、自己満足の追求です。
ターゲットは常にナルシストの都合に合わせざるを得なくなり、彼らとの距離が近づくにつれて独裁的な関係が作られてしまう結果となります。
 
このような関係をアメリカの心理学では、トキシック・リレーションシップ(Toxic relationship)と呼ばれ、かなり破滅的で、ターゲットにとって深刻な心理的、及び身体的影響を及ぼす可能性が高まります。
特に、このトキシック・リレーションシップが危険なのは、虐待者は表では良心的な人を演じ、裏ではターゲットをコントロールして、精神的に傷つける。
 
それに加えて、虐待の被害者は自分自身に問題があり、「私がおかしいのかもしれない」と自責思考に陥ってしまう点です。
そして、もう一つの点は虐待のサイクルが繰り返されることで、ラブボミングの段階を迎える度にふり出しに戻ってしまいます。
 
こうしたタイプの虐待が長期間続くと、ターゲットは自分を見失ってしまったり、精神的に疲弊したり、自己価値感を失うだけでなく、身体的な不調を引き起こしたりなど、深刻な苦悩に直面することがあります。
私はナルシシズムという毒から解放されるべき人たちに、この闇の中から抜け出して欲しいと思います。
 
冒頭でもお話ししたように、まずはナルシスティック・アビュースという虐待に気づくこと、ナルシストの危険サインであるレッドフラッグを見落とさないこと、自己愛性パーソナリティ障害への理解を深めること。
そして、ナルシスト対策を学び、有毒な関係から解放されることが重要です。
 
このブログが少しでも役に立てればと思います。

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こちらの動画では、メンバー会員の方へ『仕返す代わりに⚪︎⚪︎して!ナルシストへの究極の復讐』にというテーマで、恨みを解消する方法を解説しています。
 
この動画を観てくださったメンバー会員さんからは、
「とてもタイムリーな欲しい内容でした。」
「やっと、どーでもいいと思えるようになってきました。スルーして、ナルシストとは関係なく幸せに自分の人生を歩むことなんだなと実感してきています。何度も動画を見ながら学んで前を向いていきます!」
という声が届いています。
 
当チャンネルのメンバーシップでは、今日の動画でご紹介したようなナルシストに対処するために必要なスキルから、傷つけられた自尊心を回復するためのメンタル強化の方法を公開しています。
これらの知識があなたのナルシスト対策に役立つこと間違いなしなので、参加ご希望の方は下記の動画をチェックしてみてくださいね!
 
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この記事を書いた人
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中村りん

アメリカ在住のナルシスト対策解説者・自己愛性虐待リカバリーコンサルタント

自身の経験から自己愛性パーソナリティ障害(NPD)、有毒な人(トキシック・パーソン)やガスライティングに関する専門知識を現地で学び、2021年よりYouTubeで情報発信を開始。

日本でまだ知られていないナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)の認知度や理解を高めるため活動中。

最先端のナルシスト情報を取り入れながら「目に見えない精神的虐待」や「心理的に攻撃してくる人」への対処法を解説。

同じ経験をされた方々の自尊心の回復とエンパワーメントを支援することを目指す。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg