【危険】信じてはいけない「ナルシスト」から出る嘘 TOP8|自己愛性パーソナリティ障害
最初にお伝えします。ナルシストは病的な嘘つきです。残念なことに病的に嘘をつく人格を持った人は、嘘をついているという自覚がないこともあります。
相手にガスライティングや罪悪感を植え付けたり、心理的操作のテクニックを使用するナルシストは人の心を操ります。
今日は、そんな他人を巧みに操るマニピュレーターである『ナルシストの信じてはいけない嘘TOP8』を暴露していきます。今回はとっても大事な内容なので、是非最後まで観ていただけると嬉しいです。
信じてはいけないナルシストがつく嘘TOP8
第8位『私のせいじゃない』
皆さんはナルシストに対して、『この人責任感ないな〜』と感じたことはありませんか?
彼らは職場などで責任を求められる重要な役割を任された時、責任感のある素振りをします。でも実際は、心にもないことを言ったり、嘘八百を並べることも少なくありません。
もし嘘がバレた時、彼らはしらを切ってごまかし、相手に責任を押し付けることもあります。
ターゲットが嘘を暴いて、指摘すると実際に起こったことをなかったことにするわけです。
『そんなこと起きなかった』『それは間違ってる』『そんなことあり得ない』そして、むしろ『それってあなたなんじゃないの?』と、皆さんに責任をなすりつけてきます。
例えば、浮気癖のあるナルシストの場合浮気がバレた時に、『浮気をさせたお前が悪い』と開き直ったりします。
そんな経験をされた方は、きっと多いはずです。こうしてナルシストはマインドコントロールしていくうちに、被害者は『本当に私が悪いのかも』という思考になってしまうのが、ナルシストの洗脳の恐ろしさだと思います。
ナルシストは嘘がバレると、論点のすり替えを行うんですよね。『違う。私はこれをしていたのに、◯◯がこれをしたからこんなことになったんだ』と、罪のない人に責任を押し付けます。
彼らは自分の問題を他の誰かの問題にすることで、気持ちを楽にしようとするわけなんですね。
『お前のせいだ』『君がこんなことしなかったら、良かったんだ』『あなたに問題があるんじゃない?』『これはあなたの問題なんだから、あなたがどうにかしないと』『あなたがちゃんとしなかったからでしょ』『あなたが間違ってるんだよ』
これらの発言も脱価値化に含まれ、ナルシストは自分を優位に立たせ、価値を高めるために相手の価値を下げる言動をします。
第7位『いつでも頼ってね』
一つ目でもお話ししたように、ナルシストは責任感がありません。いざとなったら逃げ出したり、裏切ったり、自分の立場だけを考え行動する場面も多いですよね。
ナルシストは基本的に自分中心なので、自分自身を一番に優先します。理由はその人を利用価値のある人間かどうかで、人との付き合いを見極めているからです。
私が関わったナルシストは、説得力もあり、私が間違った方向にいくようにアドバイスしたりしました。
これらは全て、彼ら自身の利益のために取る行動なんですね。
人を騙す人は、相手を騙すための話術がすごく、大変口が上手い特徴があります。
頭の回転が速く、ターゲットが迷っている時を狙って、相手にとって都合がいい言葉を並べるわけです。
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第6位『何でも言ってね』
これは、今日ご紹介する中でもナルシストがつく大きな嘘だと思います。
実は、ナルシストに彼らが知る必要のない必要以上の情報を与えることは大変危険です。
例えば、隠れナルシストというカバートナルシストは良い人のフリをして攻撃する陰湿なタイプのナルシストです。
ターゲットから聞いた情報を周りの人たちに言いふらしたり、『◯◯があなたの悪口言っていたよ』と本人に告げ口して、職場や友人の間での人間関係を壊そうとするなんてこともよくあるケースです。
嘘をついたり話を誇張して、周囲にいる人たちが自分から離れていかないように、味方をつけるために彼ら自身にとって都合の良い部分だけを切り取って、第三者に伝えるんですね。
ターゲットから得た情報は彼らにとって、武器となりターゲットに対する嫌がらせやハラスメント行為を加速する『攻撃材料』となるのです。
ちなみにこれはこちらが助けが必要で、『いつでも頼ってね、何でも相談してね』と心から心配してくれる人の話ではありません。
今お伝えしているのは、偽善者を装い悪意で攻撃してくる隠れた攻撃性を持つカバートナルシストの性格特性であります。
皆さんの悪口を言う人も性格が悪いと言えますが、『〇〇がこんなこと言ってたよ』と悪意で、皆さんを陥れようとする人には注意が必要だと思います。
第5位『何でそんなことも分からないの?』
家庭内や職場、友達間でこれを言われたという方は多いのではないでしょうか。
ナルシストは『自分の考えていることが一番正しい』と、本気で思い込んでいるため、自分の価値観を押し付けてきます。
でもそれは彼らの常識なんですよね。彼らは自分の話を大人しく聞いてくれたり、口答えしない人を好みます。
反論したり、注意してくる人を嫌がり、誰かに反対意見を述べられると自己愛憤怒というナルシスト特有の怒りを向けます。
人に否定されるとプライドが傷つき、自分自身の自己愛を守る防衛反応として、人を傷つけなければいけないのです。
なので、『どうしてこんなことも分からないんだ』と相手を馬鹿にする発言をしますが、言い換えると『察しろ』とか『この人なら自分のことを分かってくれる』と自分に甘えているのと同じです。
ナルシストでない人は、相手が理解してくれない時や他の誰かが違う意見を持っていたとしても、敵意や怒りを向けることはありません。
ナルシストは自分以外の意見は間違っていると考えるため、攻撃せずにはいられないパーソナリティを持ちます。
彼らと口論になったり、関係がギクシャクしたり、彼らが皆さんの意見を全否定してきても、『ナルシストの発言を鵜呑みにしない』ということを忘れないでくださいね。
『自分を認めてもらいたい』という感情が、過剰に反応して癇癪に変わっているだけなんです。
皆さんの心を守るには、『一方的に判断して否定してくる人がいる』と知ることは、とっても大切なことだと思います。
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第4位『大丈夫。大したことない』
ナルシストに『心配しすぎ』『大袈裟』と言われたことはありませんか?
実際に解決すべき、議論すべき話でも軽視したり、彼らの被害者に対する言動を軽んじたりして、ターゲットに『騒ぐな』と黙らせるわけです。
自分がやっているモラハラやパワハラなどの自分が行った悪を公にされると困るので、被害を矮小化します。
ナルシストは自分が悪いと認めることと、彼らにとって都合の悪いことを晒されることを嫌います。
見栄っ張りな性格であるナルシストは、人前で良い顔したいがために、仮面を被り偽った完璧な自分を演じます。
しかし本性を暴かれることを恐れるので、嫌がらせや虐待行為に何かと言い訳をつけて、『みんなやってる』『これ位大したことない』とターゲットを精神的にコントロールします。
第3位『約束する』
ナルシストは約束を守りません。私の体験談ですが、ナルシストは時間にルーズで時間通りに来ないし、平気でドタキャンするはで、当時は何度も予定が狂いました。
でも私が体調を崩して『ごめん。今日行けない』ということは、決して許されなかったのです。
体調を気遣うどころか『せっかく誘ってあげてるのに』と文句を垂らす始末。
『自分は特別』という思考を持ち、他人の都合なんかお構いなしに行動するのがナルシストです。
『私を信じて』『私に任せて』と言って、ターゲットを安心させ相手を油断させている隙に、欲しいものを奪ったり搾取的行動を繰り返します。
特に、尊大型ナルシストは誇大性を持ち合わせ、非現実的な優越感に浸ります。自身を過大評価し、理想と現実の境目が分からないのが特徴的です。
こちらの動画でもお話ししていますが、フューチャー・フェイキングという『守らない将来の約束』をし、ターゲットを洗脳するんですね。
ナルシストはファンタジーの世界の中に住み、自己の感覚や自己愛が歪んだパーソナリティを持ちます。
第2位『あなたのためを思って言ってるんだからね』
『あなたのことを気にかけているよ』と言いますが、結局はエゴや自分自身の承認のためです。
ナルシストは自分を愛することに一生懸命で、周りが全く見えず、他者を重んずることはありません。
偽りの姿で接し、社交性やカリスマ性で他者に自分自身を魅了させる能力を持ち合わせているタイプも少なくありません。彼らの発言より行動を見れば一目瞭然だと思います。
『あなたのことを幸せにする』とラブボミングという心理的操作で、相手に注目させ依存させる。
その時は被害を受けたターゲットもそれを愛情と受け止めていましたが、モラハラなどの心理的虐待を受けていく上で、それが次第に痛みや苦痛へと変わっていきます。
第1位『ごめんなさい』
ナルシストは『反省しているから許してほしい』『もう二度としないから』とターゲットを上手く説得し、手っ取り早く問題を解決させる方法として、『フォーポロジー』というものを行います。
これも過去動画で解説しているので、まだ観ていない方に是非ご覧になっていただきたいと思います。
フォーポロジーというのは、簡単にいうと『偽物の謝罪』です。
彼らがフォーポロジーを行う理由は3つあって、
①相手を黙らせるため
②相手を操るため
③責任から逃れるため
です。
基本的にナルシストは謝らないことがほとんどですが、ターゲットを失いたくない場合のみ、謝罪し反省した態度を取ることがあります。
もしくは、悪いとも思っていなく反省していないにも関わらず、とりあえず謝って許してもらおうとすることもあります。
この場合は、『申し訳ない』というよりも、相手を操るために謝罪という方法を心理的操作の手段として使用します。もう一つは、謝っても皮肉が混じっているケースも多いです。
例えば、『はいはい。謝れば良いんでしょ』『あー、大変だったね。ごめんごめん』『私謝ったんだから、あなたも謝りなよ』『あなたが私を怒らせたんでしょ』
など、これは明らかに謝罪ではないですよね。
彼らは悪意なしで言っていたとしても、相手をイラッとさせるほどひねくれた発言をします。ナルシストは高いプライドの持ち主であり、根性が曲がっています。
多くは家庭環境が原因のケースがほとんどで、親のどちらかが歪んだ性格をしていたとか、家族に操作的な人がいて子供の頃にこういった心理テクニックを習得したことが考えられます。
ナルシシズムは成長していく段階で形成されていくんですね。
親のモラハラを近くで見てきた人が将来モラハラの加害者になったり、彼ら自身が親から虐待を受けていた被害者である。または、周りの人に過度に甘やかされた。親の言いなりになって生きてきた。親と健全な親子関係を築けられなかった。
こういったことが原因で、嘘をついたり人を操ったりする自己愛性パーソナリティが作り上げられていくんですね。
今日お話ししたようにナルシストは嘘を人を騙したり、相手の心を操る手段として使用します。
今回の動画で、ナルシストがどのように嘘をつき、どういった嘘が危険なのか、どういった種類の嘘をつくのか納得していただけたかと思います。
今後ナルシストと会話する上で、今日お伝えしたこの8つの嘘に注意していただくと、上手く対策に繋げていただけるはずです。
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この記事を書いた人
中村りん
渡米後、悪性ナルシスト(Malignant Narcissist)によるモラルハラスメント体験をきっかけにアメリカのナルシシズムに関する知識を得て、2021年情報発信するためYouTubeを開始。日本でまだ知られていない自己愛性虐待や、ガスライティングへの認知度と理解を高めるために活動中。同じ境遇の方の自尊心の回復とエンパワーメントに向けて『目に見えない精神的虐待』や『有毒な人(Toxic person)』への対策を解説。
【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg