どうも、中村りんです。
今日は「ナルシストが仕掛ける心理ゲームと行動パターン」について解説していきます。
最近巷で話題の「自己愛性パーソナリティ障害」ですが、このチャンネルの視聴者さんはご存知の通り、私の住んでいるアメリカでは自己愛性パーソナリティ障害の人、あるいはこの傾向が強い人のことをナルシスト(Narcissists)やナルシシストと呼びます。
日本では若干ニュアンスの違いがありますが、海外でナルシストという概念は、「かっこつけな人」ではなくて、一般的には自己愛の強い人、歪んだ自己愛を持つ人、ナルシシズムの傾向が強い人格を持った人のことを指すんですね。
ナルシスト、つまり自己愛性パーソナリティ障害を持つ人は、次のような特徴があります。
・自己価値の過大評価
自分の価値や能力を実際以上に高く評価します。
・賞賛と承認を強く求める
常に褒められたり、承認されたりすることを求めます。
・共感性の欠如
他人の気持ちや視点に対する理解や感受性が欠けています。
・誇大性
自分の業績や価値、能力を過剰に誇張します。
・特別な存在であるという空想
自分は特別で、他の人とは違うという幻想に浸ります。
・強い特権意識
自分は特別扱いされるべきだと強く思っています。
これらの特徴が持続的に現れる人がナルシストです。
ナルシシズムの性格を持つ人は、間違いを指摘されたり、意見を否定されることを嫌い、そのことから攻撃的になることがあります。
思いやりや誠実さに欠けていて、地位やイメージを重視し、他人とは価値観が大きく異なります。
ただ、演技が得意なナルシストは、外面や第一印象が良いため、ナルシストを見分けるのはほんまに難しいんですよね。
ですが、彼らが仕掛ける心理ゲームを特定することで、行動パターンを認識し、対処するのに役立ちます。
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ここで本題に入る前に、ちょっとだけ皆さんにご報告です。
実は、新しいオンラインコースを作ったんですね。
これはただの宣伝じゃなくて、本気でみなさんに役立ててもらえる内容になってます。
YouTubeや電子書籍とは違って、より深く、実践的にナルシストとの向き合い方を学べるので、今、職場に気難しい人がいて大変な思いをしている方や、家族や友達など誰かに振り回されてる方や、もっと強くなりたい方にこそ、ぜひ試して欲しいです。
このコースでは、すぐに使える具体的な対策や、アメリカの最先端の知識を、これでもかっていうくらい詰め込んでいます。
もし、少しでも『これ、自分に必要かも』って思った方は、概要欄にリンクを貼っておくので、ぜひ私のオンラインショップを一度覗いてみてください!
学ぶことで、あなた自身を守る力を身につけましょう。
さて、ここからは本題に入りますね!お待たせしました!
ナルシストが仕掛ける心理ゲーム
①責任転嫁
責任転嫁は心理学用語で、ブレイム・シフティング(Blame Shifting)と呼ばれます。
これは、自分の失敗や問題の責任を他人に押し付ける行為です。
ナルシストはそのコミュニティ内で、自分の失敗や責任を押し付けるために、スケープゴートという存在を作り、標的に定めます。
自分の問題から目を逸らし、スケープゴートを非難し自己防衛します。
今、この動画を観ていて、心当たりがある、経験したことあるかもという方へお伝えしたいんですが、そもそもその問題はあなたのじゃなく、何が起こっているのかと言うと、
ナルシストは自分の犯したミスや自らの行動を改めず、罪のないターゲットに問題をなすりつけ、彼ら自身がしたことなのにもかからわず、まるであなたが悪者であるかのように見せかけます。
例えば、あくまで極端な例ですが、浮気をしたのはナルシストにもかかわらず、彼らは「お前がこうしなかったからこうなったんやろ!」「あなたがずっと仕事で忙しかったから、寂しかった」みたいなことを言って、浮気をした問題ではなく、「自分が浮気をしたのは相手に問題があるから」という風に主張します。
こうして被害者の位置について、離婚後や別れた後に、周囲に嘘をついて騙して、ターゲットに責任転嫁するのがブレイム・シフティングです。
責任逃れのために事実を捻じ曲げ、自身の行動を正当化しながら、相手を責め立てるのがブレイム・シフティングの代表的な特徴です。
この戦術は、ターゲットが彼らの問題行為を指摘し始めた時や、彼らから受けた被害を暴露し始めた時、ターゲットに味方が増え始めた時によく行われるので、この戦術は、離婚や退職などでコミュニティから離れる際に特に注意が必要です。
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②被害者を演じる
被害者を演じる戦術は、Playing the victimと呼ばれ、ナルシストは加害者なのに被害者のように振る舞って、本物の被害者を加害者に仕立て上げるんですよね。
ターゲットであるスケープゴートを傷つけ、心理的虐待あるいは身体的に虐待をしていたのは自分なのに、その事実を全部隠蔽して、「あなたのせいでこうなった」とターゲットに悪者のレッテルを貼ります。
浮気や浪費がバレた時。
自分が失敗した時。
物事がうまくいかない時。
自分の行いのせいで、子供や孫に会えない時。
味方してくれていた取り巻きが距離を置き始めた時。
ターゲットが虐待被害を公にした時。
自分が家族を養わなければならない時。
相手のために労力やお金を使わないといけない時。
どんな時も、全部相手のせいにして、
自分はこんなに犠牲になり、傷ついている被害者だ。不当な扱いを受けた、あるいは酷い目にあったのはこいつちゃんねん、自分なんや!と言い張りながら、自分自身を被害者として見せることで、周囲から同情を引けますよね。
自分が作った問題や、自分が抱える問題に立ち向かう代わりに、スケープゴートに身代わりになってもらい、自分が負うはずの責任を代わりにスケープゴートにされてしまったターゲットに背負ってもらうことで、自分はもう嫌な目にあったり傷つかなくて済みますよね。
現実逃避して自分を守りたいがゆえに、特にカバートナルシストがよく被害者を演じて、ターゲットを悪者に仕立て上げ、周りの人たちに「自分はあの人(ターゲット)にこんなにしてあげた。でもあいつにこんなことをされた。あいつはおかしい。変や。悪い奴や」と悪評を流す。
そして、ナルシストは周囲に「なんてこの人は可哀想なんや。こんな目にあって放っておけない。そんなことされたの?許せない」と思わせるような状況へ持っていくのです。
③ガスライティング
ガスライティングについては、私の電子書籍『もし私の傷が見えたら…』の25ページ以降で詳しく解説しています。
この本では、ガスライティングがどのようなもので、ナルシストがなぜそのような行為をするのかについて触れているので、まだご覧になっていない方はぜひチェックしてみてくださいね。
ガスライティングとは、相手の現実認識を歪める心理的操作のテクニックで、心理的虐待とも言われています。
ナルシストやソシオパスがよく使うそうですが、彼らは相手が自分の意見や事実を指摘すると、それに対して責任転嫁や言い訳を行って、あたかも指摘された側に問題があるかのように見せかけます。
ガスライティングは先ほどお伝えした
①責任転嫁と②被害者を演じる
これらの行為をミックスした感じのもっと強力な心理テクニックで、ナルシストは、自分を守るために他人に責任を押し付けて、自分の行動や言動の問題を隠そうとするわけです。
その結果、被害者は次第に混乱し、次のような反応を示すことがあります。
①責められて混乱する
自分が何か間違ったことをしたのかと混乱し、状況が曖昧になる。
②忘れる
自分の記憶が正しいかどうか疑い始め、物事を忘れることが多くなる。
③うまく説明できない
自分の感じていることや状況をうまく説明できなくなる。
④「お前がおかしい」と言われる
ナルシストから「お前のせいやからな」「お前が間違っている」と言われ、自分に問題があると信じ込まされる。
⑤「私のせいなのかも」と考える
自分がナルシストなのではないかと自問自答して、自分を責めるようになる。
最終的に、問題を指摘したあんたが悪いと責められ、自尊心が深く傷つくことになります。
ナルシストのこのような行動は、被害者に混乱を引き起こし、自分の判断や能力、価値について疑い始めるきっかけとなってしまいます。
これは簡単に言うと、自分が正しいかどうか、自分に価値があるのかを自信が持てずに悩む状態です。
このような自己否定感や自己不信感を引き起こすガスライティングの目的について詳しく知りたい方は、ぜひ私の電子書籍をご覧くださいね。
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④目標、ルールや条件の変更
ナルシストは目標、ルールや条件を途中で変えて、わざとターゲットに混乱や苦難を与える言動をします。
心理学用語では、ムービング・ゴールポスト(Moving Goalposts)」と呼ばれ、これは基準や目標を意図的に変えることを指します。
ムービング・ゴールポストという言葉を理解するために、サッカーの試合を想像してみてください。
選手がゴールを狙って一生懸命ボールを蹴っているとします。
ですが、ゴールの位置が動いてしまい、選手が近づくたびにゴールが遠くなってしまうんですね。
つまり、選手はどれだけ努力しても、ゴールを決めるのがどんどん難しくなります。
このように、ムービング・ゴールポストは、最初に設定された目標や条件を意図的に変更して、達成するのを難しくすることなんですね。
最初に合意した基準を変えることで、達成するのが困難になって、ターゲットを混乱させたり、不満にさせたり、疲労させたりするのです。
この心理テクニックは、特に不公平や操作的な状況で用いられることが多く、例えば、ある人物がプロジェクトの進捗を評価する際に、最初に合意した成果基準を変更して、さらに高い基準を設定することで、責任を押し付けたりすることが、職場や家庭内などで起こるんですが、ナルシストや支配的な人が非常にこのテクニックを好む傾向があります。
こちらがいくら努力しても、彼らが決めた条件を途中で変更したり、いい加減で無責任な行動を取るということから、中々話が進まなかったり、問題解決できなかったりして、ターゲットのエネルギーや労力ばかりを消耗させる。
そしてターゲットは「自分の努力が足りないからかも」「自分さえもっと頑張ればいいんや」と思い込み、自責の念に駆られ、罪悪感からもっともっと自分を犠牲にするような行動を繰り返したり、親、パートナー、友達、上司であるナルシストに対して、奉仕するような形でスケープゴートの役割に励んでしまいます。
⑤無視や沈黙
無視や沈黙も、アメリカの心理学では正式にサイレントトリートメントという名前がついています。
サイレントトリートメントとは、相手にわざと無視や沈黙を使って罰を与える行動なんですね。
相手が気に入らない行動や言動をしたときに、感情的な反応やコミュニケーションを避けることで、相手を罰する心理的虐待の一つです。
例えば、パートナーや同僚が何か気に入らないことをした場合、言葉や接触を拒否することで相手を不安な気持ちにさせたり、そのグループ内で孤立させたりします。
こうしてターゲットに自分の言動を改めさせようとするのです。
サイレントトリートメントは、無視することで感情的、あるいは心理的な影響を与え、ターゲットに対するコントロールや支配を行おうとする一つの手段なわけです。
ただ無視されるだけやんって思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、家庭や学校、職場などでサイレントトリートメントが起こるとターゲットからすると精神的苦痛なんですね。
サイレントトリートメントは受動的攻撃の一つとも言われていて、直接攻撃するのではなく、表面的には攻撃していないように見えますが、実際には相手に精神的な苦痛や孤立感を与え、間接的に圧力をかけています。
無視や沈黙で相手に不安、罪悪感やダメージを与えます。
無視や沈黙でお互いに話をせざるを得ない状況で、ターゲットに「話をしてほしい」と求めさせるような巧妙な心理テクニックであり、
無視や沈黙でコミュニケーションを拒否して、パワーや支配力を得ます。
何でこんなことをするのかというと、ターゲットに罰を与えるためで、例えば、彼らが言われたくないことを言われたとか、彼らの意見に反対した、あるいは過去の話を持ち出した。
こうした理由から相手を罰するためにコントロールの方法として、無視と沈黙であるサイレントトリートメントを使用します。
ちなみに、メンバーシップでは「モラハラ夫・妻の無視攻撃に効果覿面!サイレントトリートメントへの対処法」という動画も用意しています。
受動的な攻撃や無視、ハラスメントにお困りの方は、ぜひメンバーシップに参加して、自分を守るための対策を学んでくださいね!