中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

ナルシストをパニックにさせて立場を逆転させる方法【精神的虐待から自分の身を守る】

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ナルシストをパニックにさせて立場を逆転させる方法【精神的虐待から自分の身を守る】

 

悪意のあるナルシストに狙われると、精神を追い詰められるまで攻撃されるんですよね。

陥れられる前に自分自身を守るために、今日は『ナルシストと自分の立場を逆転させる方法』をご紹介します。

ナルシストをパニックにさせる方法

①証拠集め
 
職場でのハラスメントや、離婚などの家庭内の問題、ご近所トラブル、学校のいじめなど、どんな状況でも証拠を集めて準備しておくことは重要です。
 
裁判でどういったものが認められるのか、どうしたら被害を信じてもらえるのか、早い段階で弁護士さんや専門家に相談し、戦う体制を整える必要があると思います。
 
ナルシストは病的な嘘つきなので、平気で嘘に嘘を重ねる傾向があります。
 
後から『そんなこと言ってない。あなたの勘違いなんじゃない?』と事実を捻じ曲げて、ガスライティングと言うものを行います。
 
このガスライティングはまだ日本で周知されていないため、正しい知識を沢山の方に知ってほしいと思い、このチャンネルを始めたきっかけでもあります。
 
ガスライティングは実は、職場や学校、家庭内などどんな状況でも起こりやすいものであり、心理的虐待の一種と言われています。
 
意図的に誤った情報を流したり、被害者の記憶、知覚、正気や認識を疑うように仕向ける手口をガスライティングといい、これはナルシストやソシオパスがよく使うらしいです。
 
彼らは自分たちの嫌がらせや問題行動が公になると困るので、このガスライティングを使って責任逃れをしようとするんですよね。
 
その際に必ず証拠が必要になってきますので、被害を証明できるものがあると彼らが責任から回避することは困難になり、『周囲に信じてもらえない』などの二次被害を防ぐことができます。

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②被害を打ち明ける
 
そして、被害を打ち明けたり、彼らの正体を晒すことことも大変効果があります。
 
ナルシストは特に彼らが尊敬している人、逆らえない人に彼らが行なっているハラスメント行為がバレることを恐れています。
 
理由は、ナルシストは罪悪感や恥の感情に弱いとされているからです。
 
我慢して泣き寝入りせずに、勇気を出して『理不尽な扱いを受けた』『この行為を今後許容しない』という訴えることは、ナルシストをパニックにさせます。
 
ちなみに被害を打ち明けることは被害を受けた側が助けを求める行為であり、決してガスライティングではありません。
 
ハラスメントの加害者は被害者が大人しくしていることを良いことに、問題行為をエスカレートさせるケースが多いです。
 
3つめの対処法に入る前に、メンバー限定動画では【重要】ナルシストのフーバリングへの対処法 |メンバー限定配信 - YouTube を紹介しているので、是非そちらもチェックしてみてくださいね!
③抵抗する
 
ですので、3つめに抵抗し、『ハラスメントを絶対に許さない』と加害者に理解させることも、問題行為を止めさせるきっかけに発展します。
 
有毒な人は関わると面倒なので、無視することが一番だと言われていますが、無視をしてもハラスメントが収まらない場合は、止めるように訴えることが重要です。
 
ターゲットがナルシストに反抗し出すと、『この人をコントロールできると思っていたのに』と驚くかもしれません。
 
理由は、ターゲットが日頃から彼らが欲しいものを受け入れて与えている場合、彼らはそれが当然と思っています。
 
でも、彼らが期待していることと反対のことをすると、彼らは焦り始めます。
 
具体的な対処法は、『この人に嫌がらせをしてもいいんだ』と思わせないことです。
 
彼らに迷惑をかけられている場合、我慢して耐えるのではなく『どうすればこれ以上我慢せずに済むか』解決策を見つけることが重要です。

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④事実を述べる
 
歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)』ということわざがあります。これは『包み隠さず、思ったまま率直に言う』ということなんですね。
 
なぜ正直さがナルシストをパニックにするのか。その理由は、大半のナルシストは病的な嘘つきであり、誠実性もありません。
 
ナルシストは嘘をつく必要がないことに関しても、嘘を繰り返したり嘘に嘘を塗り重ねます。
 
理由は3つあって、
①プライドが高く、見栄を張りたい
②どんな手段を使っても得をしたい
③自信がなく、コンプレックスを持っている
という理由で、ナルシストは口がうまく頭の回転も早いです。
 
ある意味ずる賢いとも言えますが、その手口にまんまと騙されないように、矛盾した発言や繰り返される嘘を否定することはナルシストをパニックにさせます。
 
もしターゲットが彼らの嘘を暴いて、正直に『でも〇〇って言ってたよ』『〇〇したのはあなたでしょ』と責められると、ナルシストは焦り始めます。
⑤ターゲットを支配できない
 
ナルシストはターゲットをコントロールできなくなると、パニックになる可能性が高くなります。
 
また彼らの行動はいじめのようなもので、ターゲットが少し反抗する度に、彼らは面白がってさらに嫌がらせをしてくることがあります。
 
そうなれば、彼らはもっと嘘をつき、コントロールをして、自己愛憤怒というナルシスト特有の怒りを向けてくるかもしれません。
 
もしくはフライングモンキーという取り巻きを使って、ターゲットに接触しようとしてきたり、とにかく使える手段は何でも使って、ターゲットを再び取り戻そうとフーバリングというものを行います。
 
こういったやり方で彼らは不安定な自尊心を満たすためにターゲットを支配しますが、ではどうしてここまでして他者に固執するのかというと、ナルシストなど精神的に攻撃してくる人たちは感情的に幼稚だと言われています。
 
自己愛憤怒は幼児の癇癪と同じ仕組みで、『もっと泣き叫ぶと、ママは与えてくれるんだ』と考えるのと同じなのです。
 
よって『これからはこれをしたら許さないよ』という強い意志を示すことは、ナルシストの態度が改善することになります。
 
そのためにはどうしたらいいのかというと、『自尊心を高めること』です。
 
ナルシストの被害に遭うと、自尊心の低下に悩みます。自尊心が下がってしまうと中々メンタルも良くなりませんし、ダメージを受けやすいですよね。
 
自尊心を回復すると、失ったものを取り戻せますし、自分らしさを取り戻すということはナルシストはパニックになります。理由はたった一つで、『これ以上ターゲットを操れないから』です。
 
自尊心を高めると今後ナルシストに狙われにくくなります。要するに、自分に自信をつけて自分の価値観を大切にするということです。
 
自分の信念を持っていると、他人に何か言われてもそこまで気になりませんし、自分の頭で考えることができ、ガスライティングをされることはありません。
 
もっと言うと、ガスライティングできないとなるとフーバリングも効かないしスミアキャンペーンも効果がありません。
 
ターゲットをコントロールできないナルシストはパニックになった後、自己陶酔を得られなくなり新しいターゲットを見つけるしか方法はないわけです。
 
是非今日ご紹介した方法を使って、皆さんを陥れようとするナルシストを対処してみてくださいね。
 
こちらの動画で『ナルシストが嫌いなこと』を解説していますので、ナルシスト対策を強化したい方は、是非この動画の次にご覧になってください。

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この記事を書いた人
20220924101655
中村りん

渡米後、悪性ナルシスト(Malignant Narcissist)によるモラルハラスメント体験をきっかけにアメリカのナルシシズムに関する知識を得て、2021年情報発信するためYouTubeを開始。日本でまだ知られていない自己愛性虐待や、ガスライティングへの認知度と理解を高めるために活動中。同じ境遇の方の自尊心の回復とエンパワーメントに向けて『目に見えない精神的虐待』や『有毒な人(Toxic person)』への対策を解説。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg