中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【自己愛性パーソナリティ障害の人にやっちゃダメ】ナルシストには避けるべき!9つのタブーな行動

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【自己愛性パーソナリティ障害の人にやっちゃダメ】ナルシストには避けるべき!9つのタブーな行動

 

『もうナルシストの行動にはほんまうんざりやわ!』っていう方のために『自己愛の強いナルシストには避けるべき行動』を解説していきます。

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まずは対処法を知ることが重要!

 

ナルシストって関わると本当に面倒ですよね。

 
彼らは他人からエネルギーを吸い取るエナジーバンパイアとも言われていて、一度ターゲットにされてしまうと執着が半端ないので付き纏われたり搾取されたりで、精神的にも肉体的にもかなり疲れます。
 
もっと言えば、彼らはわざと相手が弱っているときを狙って攻撃してくるんですよね。
 
ナルシストは基本周りの人間をコントロールしようとしますし、自分の思うように物事を巧みに操作し、ひどい場合は気に入らないと発狂します。
 
まず一番最初にナルシスト対策において心構えしておきたいことは、『攻撃される前に対処法を知る』ということです。
 
ポイント
『この人に攻撃しても意味がない』『何も得られない』『何も影響しないし、無駄だ。無意味である』といかに思わせられるかが大事になってきます。
 
ステップ1としてまずは『ナルシストと言われるタイプの人がどういった性格をしているのか』十分に理解して、ナルシシズムについて知って対策することが大事です。
 
『え、この人なんか変やな』とパーソナリティの歪みとか違和感を感じたら、一番に彼らの発言や行動を少し観察し様子を見ます。
 
様子を見ながら、彼らに狙われて攻撃されないように今から解説する9つの『ナルシストにやってはいけないこと』に注意しながら、モラハラしてくるナルシストや毒親に上手く対処してもらえればいいなと思います。

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ナルシストしてはいけない9つのこと

9 期待する
 
ナルシストは共感能力が低いので、気遣いや思いやりがありません。
 
相手に同情しないので、『うん、わかる!わかる!』と言っていても、実際内心では何も相手の気持ちなんかわかってないことがあります。
 
また彼らは頻繁に嘘をつくので、信じたら騙されることもありますし、『いつも味方だよ』とナルシストに言われたとしても、必ずしもそれが事実だと限らないかもしれないんですよね。
 
特に隠れナルシストと言われるカバートナルシストは心の中で相手を見下す特徴を持っています。
 
本性を隠し、いい人を演じて陰湿なやり方で攻撃するカバートナルシストは『自分が一番、自分の方が偉い』という思考を持っています。
 
そのためこういった悪意のあるダークな一面を持つタイプに陥れられないように、『ナルシストの嘘を信じ込んだり、期待をしない』ということがナルシスト対策で非常に重要だと考えられます。
 
こちらの動画では『羊の皮を被った狼、カバートナルシストがよく取る行動』について詳しく解説していますので、家族や友達、職場に当てはまる人がいるかもという方は是非チェックしてみてください。

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8 必要以上の情報を与える
 
ナルシストは片っぱしからあらゆる情報を探ったりすることがあるので、こっちが説明しすぎることがあります。
 
彼らは会話中マニピュレーション、要するに相手を洗脳するんですね。
 
例えば、ターゲットが言ってもいないことを、あたかも相手が言ったかのように第三者に話したりして、話を大きく膨らまします。
 
そうなれば悪い噂を周りに言いふらされたりして、彼らはそのターゲットや周りの人から得た情報を利用するんですよね。
 
そういう人の心理というのは『相手の失敗や弱みを知って、自分の心に余裕を持つ』ということが挙げられます。
 
相手にはめっちゃプライベートなことも聞いてくる、だけど自分のことは教えないということになります。
 
知りたがる人への効果的な対処法としては、簡単に手短に答えます。
 
はいか、いいえか。または、皆さんが適当に話題を上手に変えることが効果的です。
 
またナルシストは話を変えたり戻したりするのが得意ですので、話を変えられたりしたら、こちらが話を戻し返す必要があります。
 
ナルシストはこういう駆け引きをしながら、相手とコミュニケーションを取る訳ですが話したくないことを聞かれても教える必要はなく『分からない。どうなんだろう』と状況に応じて対応することが最善だと思います。

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7 正当化する
 
ナルシストは基本的に『私ってすごいやろ』ということを相手に見せつけます。
 
彼らは低い自尊心を保つために、他人に高く評価され優越感に浸る必要があって精神のバランスを保つ必要があり、特に先ほどお話ししたカバートナルシストはプライド高いので、ありのままの自分を認められません。
 
なので友達や同僚、部下、家族、結婚相手など周囲が『すごい!』とおだてないとメンタルが不安定になってしまいます。
 
間違っていることさえも『あなたのやっていることは正しい』と彼らを正当化すると逆にそれが、過干渉になったりよくない方向に進むことも十分にあるので、相手の問題を正当化せずにその問題行動を軽く見ない姿勢を示すのも大事なことかなと思います。
6 変わることを期待する
 
ナルシストは幼少期に、親に甘やかされたり、愛情不足でかまってもらえなかったなど家庭環境が複雑だったことが多いです。
 
親がおかしかったなどが原因で、ナルシシズムの性格は小さい頃から少しずつ形成されていったものなんですね。
 
中には家庭環境が複雑でもまともな人もいますが、ナルシストは長年に渡って彼らの性格が形成されているので、成人してから既に作り上げられた歪んだパーソナリティを根本的に変えることはかなり困難だと多くの専門家はおしゃいます。
 
『あの人いい感じにちょっと変わってきた』と期待してしまうことがあるかもしれないですが、それはマニピュレーションの一種とされていて
 
・欲しいものを得るため
・モラハラしなくてもメンタルの調子が良い
・一時的に良くなっているだけ
 
こういった理由でただ単に『優しい人』を演じている可能性もあるとされ、何かがきっかけで再び破壊的なナルシシズムの性格が再発してしまうこともあり、それは実際に『ナルシストの虐待のサイクル』として起きているものだと理解することも大切です。
5 責任を取ることを期待する
 
彼らはプライドが高いので、全部人のせいにします。
 
結局尻拭いをするのはこちらだったりすることもあります。
4 ネガティブな感情を見せる
 
ナルシストには感情的になったり、怒りや悲しみ、不安などの否定的な感情は見せない方がいいとされています。
 
なぜかというと、それが彼らのエサになるからなんですね。
 
それを心理学では自己陶酔的な供給と言われていて、こちらが悲しい、または怒りなどの感情を見せると、彼らは面白がってもっと嫌がらせがエスカレートする可能性があり、要するにいじめっ子と同じような思考でモラハラ攻撃を楽しむ訳なんですね。
 
自己陶酔的な供給についてもこちらの動画でお話ししていますので、もっと深く知りたい方は是非ご覧になってください。
 
 

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モラハラがどうして起きるのか、心理的なメカニズムを納得していただけると思います。
 
またベスト3に入る前に、皆さんが思う『ナルシストにやってはいけないこと』または皆さんが気をつけていることってありますか?
 
『自分はナルシストをこのように対処しているよ!』などあれば、コメントお待ちしております。
3 証拠になるものを与える
 
夫婦、彼氏彼女、職場や友達など様々な状況で、メールとかラインの会話、写真、SNSの投稿とか何でも、ナルシストが有利になるものなど証拠を与えない方がいいと言われています。
 
ターゲットに利用できるものは何でも使って、ターゲットを責めていき、モラハラの材料、自己陶酔的な供給源として利用されてしまうので、彼らが知る必要のないことは伝えない、証拠が残らない電話では話さない、証拠が残るメールやラインで話す、相手がしつこい場合は少し時間を置いて返信するなど、どんな会話でもナルシストと話す際は気をつけた方がいいかなと思います。

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2 褒めちぎる
 
『標的にされたくない』『褒めないと不機嫌になるから』と言って、逆にナルシストを褒めちぎると『この人は自分のことを認めてくれる』『この人は自分を褒めてくれるし、絶好のパートナーに違いない』と自分にとって価値のある人とターゲットにされてしまい利用されてしまいます。
 
『根拠はないけど自分は特別だし、特別扱いされるべき』という空想の世界に浸って、自己陶酔をしますのでその自己陶酔の餌にされないように、過剰に褒めないことも忘れてはいけないと思います。
1 否定する
 
ベスト2は『褒めちぎらない』でしたが、ベスト1は『否定すること』です。
 
『褒めない、でも否定しないってめっちゃ難しいやん』って感じなんですが、自己愛の強い人は否定されること、他人に指摘されることを大変嫌がります。
 
要は刺激しないことです。
 
自己愛の強い人っていうのは自分の評価に敏感なんですね。
 
誰よりも上の位置にいて、優位性を感じないといけないし優越感に浸っていないと自分の価値さえも感じられないのです。
 
彼らにとって自分に関することを否定されることは、自分という存在を否定されることと同じですから、ナルシストと揉めたくないのであればナルシストの意見を否定することは避けるべきとされています。
 
ナルシストは幼少期に受けた虐待やネグレクトにより、例えば親に愛されずに育ったなどが原因で自己愛が歪んでいます。

彼らの心の奥底にある自己愛の傷に触れてしまった時に、傷が疼いてそれが『自己愛憤怒』に発展していきます。

 
自己愛憤怒についても過去動画で話しているので、『今暴言を吐いたりキレたりしてくるナルシストの相手をして困っている』という方に是非見て欲しいんですけれども、是非今日ご紹介した9個の『ナルシストにやってはいけないこと』を参考にしていただいて、皆さんのナルシスト対策に活用していただけたら嬉しいです。
 
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この記事を書いた人
中村りん

渡米後、悪性ナルシスト(Malignant Narcissist)によるモラルハラスメント体験をきっかけにナルシシズムやパーソナリティ障害を知る。アメリカの自己愛性パーソナリティ障害(NPD)に関する研究から得た知識を集め、同じ境遇の方に向けて『目に見えない精神的虐待』や『有害な人(Toxic person)』への対策を解説。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg