中村りんの心理学研究所

中村りんの心理学研究所

ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【この方法でナルシシズムを簡単に見抜けます】モラハラ加害者=自己愛が強いという訳ではない?!ナルシストを見分けるたった3つのサイン

スポンサーリンク

【この方法でナルシシズムを簡単に見抜けます】ナルシストを見分けるたった3つのサイン

 

身近にいる人が『この人はナルシストかも』と気づいて、ナルシストについて調べていくうちに特徴がたくさんあって

『んーこの人はナルシストなのかな』『私が考えすぎなのかな』

と感じたことはありませんか?

ナルシストに関するいろんな情報を目にして、いろんな情報をインプットすることで、余計に混乱してしまうことがあるんですね。
 
例えば、モラハラする人=ナルシストと思われがちなんですが、決してモラハラやパワハラをするから、すぐにキレるからナルシストということではないんですね。
 
サイコパスやソシオパスなどの人格障害を持った人、もしくは人格障害を持っていない人でもモラハラをします。
 
なので、今日は『たった3つのサインで、相手がナルシストかどうか簡単に見分ける方法』をみなさんに紹介します。
 
今『この人ナルシストっぽいな』という人といたり、『いつかナルシストに会うかもしれないしサインを知っておきたい』という方も多いと思います。
 
このたった3つのサインを知っておくことでこんな人に会ったら注意するべきやということがわかるので、ぜひ役立ててみてください。
 

youtu.be

 

今日はハーバード大学で心理学教授をされているクレイグ・マルキン博士の研究を参考にお話しします。
 
マルキン博士は、ナルシストについて深く研究されているナルシストの専門家なんですね。

健康的なナルシシズムと毒のある悪性ナルシシズム

 
実はナルシシズムはたくさんの種類があって、大きく2つに分けられます。
 
1つめは健康的でポジティブに働くナルシシズムと、2つめは健康的ではないネガティブなナルシシズムです。
 
ナルシストやからといって人に嫌がらせするとは限らないんですね。
 
冒頭でもお話ししたように、モラハラをするからと言ってナルシストということではないです。
 
単純に注目が欲しいために、大胆な行動を取ったりマウントを取って優越感に浸るだけのナルシストもいます。
 
ナルシシズムもレベルに分けると、いいように働けばカリスマ性が発揮されて有名人になります。
 
でも、悪性ナルシシズムになってくると攻撃的でかなり危険だと言えるんですね。
 
このように、もしこのネガティブなナルシシズムを持つナルシストと関わると自分にとって害を及ぼすが多いです。
 
ナルシスト=自己愛が強い人と定義されていますが、先ほども言ったように大声で怒鳴ったり、怒りをコントロールできないからナルシストではないんですね。
 
例えば、境界性を持った人でも怒りを向けるし、反社会性を持った人でもモラハラをする訳なんですよね。

ナルシストを見分ける3つのサイン

 
では、相手がナルシストかどうかを見極めるにはどうしたらいいのか、今からお話ししていきます。
 
先ほど紹介したマルキン博士がおっしゃるには、ナルシストはアルファベットのEから始まる代表的な特徴を持っているらしいです。
 
彼が言うこの3つのサインは非常に簡単で理解しやすく、覚えやすいので、今からこの3つのサインを順番に説明していきます。
①Entitlement(エンタイトルメント)特権意識が強い
 
エンタイトルメントは、特権意識が強いという意味があります。
 
これは、自分は周りからもっと褒められ賞賛されるべき、評価されて当然だという考えを持つことを意味するんですね。
 
このエンタイトルメントの性格特性を持った人は、『自分は特別な人間で、こんなにすごいんだから〇〇される権利があるんだ』という欲求を持ちます。
 
もし、周りが認めてくれないように感じると嫉妬、怒り、失望、不満など否定的な感情を持ちやすく、それがナルシストが攻撃的になる理由です。
 
彼らは人を見下したり、自分の方がすごいんだと他人に思わせる行動を取ります。
 
ありのままの等身大の自分を愛すことができず、周りに評価されることを優先するんですね。
 
ナルシストは人からどう思われるのかが気になるので、自分がやりたいこと、人の役に立つことよりも人に認めてもらうための承認欲求を満たすことを目的としてしまいます。
 
ということで、1つめのサインは特権意識です。

スポンサーリンク

②Lack of Empathy(ラック・オブ・エンパシー) 共感力の欠如
 
ナルシストは共感力の高いエンパスとは真逆のパーソナリティを持っています。
 
共感能力が低い人は、相手が置かれている状況や気持ちなどを感じ取ることができないですよね。
 
彼らは相手が実際に体験していることを理解できないので、思いやりがなく冷たく感じることがあります。
 
例えば、ナルシストに何か悲しいこと、共感して欲しいことを話しても『うん。それで?』『だから?』という素っ気ない態度で済まされたりした経験のある方は多いと思います。
③Exploitive(エクスプロイティブ) 摂取的
 
これは摂取的という意味です。
 
コンピューターに詳しい方はエクスポロイトという言葉を知っておられる方もいると思います。
 
これはIT用語で『利用する。悪用する。有害な動作を行うプログラムによる不正アクセスなどの攻撃』ということを指すんですね。
 
何が言いたいのかというと、エクスプロイティブというのは『脆弱性を利用して攻撃する、または利用しようとする傾向がある』という意味があります。
 
ナルシストがどのように摂取的なのかというと、例えば自分の利益を得るために相手を利用することはめっちゃ多いと思います。
 
例を挙げると、詐欺、浮気、不正行為や心理的操作が挙げられますが、実際にお金や物を摂取するだけではなく、人からポジティブなエネルギーを摂取することもあります。
 
それがナルシストがエナジーバンパイアと言われる訳で、彼らは他人や外側から摂取して、それをポジティブなエネルギーにして生きているからなんですね。

スポンサーリンク

まとめ

 
①Entitlement(エンタイトルメント)特権意識が強い
②Lack of Empathy(ラック・オブ・エンパシー) 共感力の欠如
③Exploitive(エクスプロイティブ) 摂取的
 
この3つのEが『ナルシストを見分けるたった3つのサイン』になり、この特徴を持つ人には少し注意が必要やと思います。
 
有毒な人は表ではいい人を演じますが、裏ではターゲットに嫌がらせを行ったり、羊の皮を被った狼がほとんどです。
 
人は見かけによらないし、何かくれたから、もしくは自分のことを褒めてくれたからいい人ではないと思うんですね。
 
カバートナルシストのように大人しく親切なふりをして、ナルシシズムを隠しながら攻撃するタイプもいます。
 
大事なポイントはこれらのサインを見逃さずに注意することなんですね。
 
今日ご紹介した『特権意識が強く、共感力がない摂取的な人』
 
この3つの特徴を持つ人はナルシシズムの傾向が高いので、自分の大切なものや大切な人、そして自分自身を守るために対策して、これらのサインをぜひ役立ててみてください。

スポンサーリンク

この記事が参考になった!共感した!と思った方は、スター🌟とコメント💌お待ちしております!
 
今後も役立つ情報をどんどん配信していくので、『はてなブックマーク、読者ボタン』よろしくお願いします💛
 
読者になると最新記事をいち早くチェックできます👍では次回のブログで!
 
【YouTube有料メンバーシップの登録はこちら 】
 
【メンバーシップに登録するとできること】
💛『メンバー限定動画』をご覧いただけます。 メンバーシップ限定配信では、特典としてメンバーになってくださった方だけに、このチャンネルで話しているナルシストや難しい人に打ち勝つために必要な秘策、他にもメンタルを改善するためのヒントや皆さんが気になるような通常動画で紹介している内容よりもっと活用できる知識を提供します。
 
【チャンネル支援】

チャンネル運営をサポートするために撮影・編集機材を提供したい方、
プレゼントしたいという方はこちらからお願いいたします😊💛
https://www.amazon.com/hz/wishlist/ls/2DFJPIUWJFESY?ref_=wl_share