ナルシストに投影をされた時にするべきこと
ナルシストは投影をよく行います。
投影というのは自身の抱えるネガティブな感情を相手に押し付ける心理状態のことで、彼らは自身が持つ否定的な感情と向き合えないから相手に投影をするんですね
自分が思っていないようなことを『どうせこんな風に考えてるんでしょ』など相手が勝手な決めつけで言ってきたり、やたら敵意を見せてくるナルシストが周りにいる方は納得していただけることが多いと思います。
今日は『投影をされた時にするべきこと』を紹介します。
投影とは
投影というのは心理学の用語で、これは『自信のなさ、劣等感から来る不安などのネガティブな感情は自分ではなく他人が持っているのだと捉えようとする心の働きのこと』を言います。
人の心を操ろうとしてくるナルシストはよくこの投影をして相手をコントロールしようとします。
彼らが投影をする理由というのは『自分を納得させるため』なんですね。
不安定な自尊心を安定させるために人を利用してメンタルを保とうとします。
実はこの投影を使って攻撃されることはかなり面倒なことなんですね。
勝手な決めつけで一方的に責められたり、批判されたり思ってもないことを言って毒を吐かれたりします。
この投影をする人は『自分だったらこうするから、きっと相手もこうするだろう』と無意識に決めつけています。
『自分がこうだから相手もきっとこう考えている』という心理で行われるんですね。
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投影の例
具体的な例を挙げます。
投影でよくあるのが例えば相手のことを嫌いだとして、嫌いなのは自分の方で相手は自分のことを嫌ってなんかないのに『自分はこの人に嫌われている』と決めつけているなど、自分が気づいていない感情や自分の心で感じていることが相手に移されている状態のことを言います。
彼らは誰かに投影をする時、何か相手が自分にしたことやほんの些細なことがきっかけで『自分は嫌われているんだ』と思い込んで、敵意を持って攻撃的になる可能性があるんですね。
よくある投影の例①返事がないことに怒りを抱く
例えばよく投影をする人は『返事が来ないから嫌われている』『無視されたから相手はきっと自分のこと嫌いんなんだ』とすごく狭い視野で物事を見る傾向があります。
投影をやりがちな人は広い視野を持って考えることが苦手で、自分が今まで持っていた固定概念を崩さない限り、相手に敵意やネガティブな感情を持ってしまうことを改善することは難しいと思います。
よくある投影の例②『自分は嫌われている』と勝手に思い込む
例えば『相手は自分のことを嫌っているはず』と考える代わりに『多分忙しいんだろうな』『忘れてるのかな』と深く考えないことで気持ちが楽になります。
でもそれができず日常的に投影をすることが当たり前になっているタイプの人たちは常に誰かの悪口を言って批判したり、勝手な決めつけで他人にレッテルを貼ります。
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よくある投影の例③情報量が少ないのにジャッジし、かなり批判的
相手のことをよく知らない状況でジャッジしてくる人や、相手が自分のことを知らなかったり、情報量が少ないのに見た目で一方的に判断したり相手に対して否定的な感情を抱く時、投影が起きていることが多いと言われています。
それは相手の価値観が自分に投影されているだけで、投影をされることはこちらの問題ではなく、相手が抱えている問題だということなんですね。
彼らがその問題を解決したり自分と向き合えていないだけで、もしみなさんが誰かに投影をされたら『自分と向き合えてないから投影をしているんだな。』となるべく気にしないようにすることが大切です。
投影をする人の心理
投影をされた経験のある方はほんまに納得していただけると思うんですが、投影をされるのってされた側からするとかなり迷惑なんですよね。
要するに自分の問題を相手に責任を押し付ける行為で、嘘をつく、ガスライティングや他の人に責任をなすりつけたり、無視をしたりなどの戦術を使って投影をしてターゲットの心を傷つけものすごく利己的なんですね。
ナルシストは割れやすいガラスのハートを持っていて、彼らの内側にあるのは壊れやすく傷つきやすい自尊心だと言われています。
また共感力がなく平気で人が傷つくことを言います。
よくあるのは親切なふりをしたり正義を振りかざして人を侮辱することがあります。
そしてナルシストじゃなくても投影をするんですね。
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投影はナルシシズムが原因?
人は誰でもナルシシズムを持っていると言われています。
そもそも自己愛が強いのはいいことで、例えばカリスマ性や魅力があったりナルシシズムがポジティブに働けば全く問題はないんですが、ネガティブなナルシシズムを持つ人は基本的に人に虐待したり嫌がらせをします。
誰でも褒められると嬉しかったり自尊心を高める行為は必要なことですが、エゴを養うために人を攻撃して自分のメンタルを守ることは私は全くモラルのない行為だと思うんですね。
例えば何か人が喜ぶことをしたり助けたりして自己肯定感など『自分には価値がある』という感覚を高めることはものすごく効果的ですが、逆に常に『自分の方が‥』と人を見下してマウントを取って自分のメンタルのために人を傷つけるタイプも多いですよね。
自己肯定感を高めることで視野も広がるし、否定的な部分をしっかりと自分で認めて受け入れることでメンタルが強化されることになります。
自己価値を感じるために他人を利用しなくていいし、ナルシシズムがいいように働けばポジティブに行動できるはずなんですよね。
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自己改善ができず投影をする意地悪な人に出会った時の対策法
対処法①餌に食いつかない
専門家の方達が必ず声を揃えて言うことは餌に食いつかないということなんですね。
彼らに反応するということはそのサイクルの渦にまた巻き込まれて抜け出しにくい状態になるということです。
彼らを相手にしないことは最初から巻き込まれることを避けることができます。
例えば『誰のせい』とか『誰々がこれをしたからこんなことになった』など責任をなすりつける人と付き合っていても、振り回されるだけの結果になってしまうと思います。
対処法②やっていないことしっかり否定する
そして次に大事な対策方法はやっていないことははっきりとやっていないと即座に否定することです。
ナルシストに対して否定をすることは反感を買ってしまう可能性もありますが、やっていないことを責められている場合は怒らず冷静に『していない』ということを伝えることは重要なんですね。
それでも嫌がらせを続けてくるなら反応せずに、自分を守るために十分な距離を取る必要があると思います。
もし彼らの嫌がらせが収まった後、謝ったり再び仲良くしようとしてきてもそのような振る舞いが何ヶ月も何年もサイクルのように続いている、または自分がその虐待行為をこれ以上受けたくないのであれば彼らと距離を保ち続けて、境界線を引くべきなんですね。
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対処法③境界を設定する
例えば彼らが『反省した』など言って謝ってきたり、周りの人たちが『許してあげなよ』など仲を取り持とうとします。
こちらがずっと彼らを無視をしたり連絡を避けて境界を作ってきたのに、そこでまた関係を繋ぐと、彼らとの距離が一気に縮まって今まで作ってきた境界を一瞬で壊すことになります。
連絡を控えたり会う回数、話す回数をだんだんと少なくしていって感情的にも距離を離していくことは効果があります。
これは心理的なテクニックではなく、自分を精神的虐待から守るのに必要な対処法としてものすごく大事なことなんですね。
毎日嫌味や暴言を言われ続けると精神的にも疲れるし、そういう振る舞いを受け入れる態度を取ると彼らは『こいつには何を言ってもいいんだ』と思い込んで、虐待をすることが当たり前になってしまうんですよね。
例えばモラハラやパワハラなどがそうですがその問題行為など嫌がらせを止めないのであればその行為は続く可能性が高いと思います。
『そのような振る舞いは受け入れない』という意思を見せないと、嫌がらせは終わらないので周りの信用できる人などに相談して助けを求めるなどできることを実際に行動に起こしてみるのはほんまに大切です。
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対処法④スルースキルを身につける
まず初めにできることは何を言われてもスルーできるマインドセットを組み立てることで、受け流すことは難しいですがそれができるようになったら精神的に全然違うと思います。
よくコメントやDMの方で『どのように対処したらいいのかわからない』『暴言を吐かれて精神的に辛い』など毎日のようにもらうんですね。
対処法⑤反撃したり、やり返そうとしない
このような難しい人を相手するのに対策する必要はありますが、彼らに精神的に反撃して勝つのが解決法ではないと思うんですね。
彼らに同じ戦術を使って操ろうとするなど精神的に攻撃し返すとかではなくて、自分自身の自己愛の高め方や自尊心を取り戻す方法など抱えてしまったトラウマを克服する方法を身につける方がもっと重要なんですね。
対処法⑥接し方を学ぶ
こういった難しい人をどのように扱ったらいいのか、彼らとの接し方や自分のメンタルの癒し方を学ぶことはとても重要です。
彼らの嫌がらせに巻き込まれて自尊心や自己愛に問題を抱えてしまったり、その有害な関係から抜け出したいけどどうしたらいいのかわからないという方に、自分に合う解決方法を見つけて欲しいと思うんですね。
対処法⑦自分のために幸せを見つける
その関係から抜け出すことができたら以前の自分を取り戻すきっかけに繋がるはずなので、まずは『自分がされていることは許されるべきことではないんだ』と認識して、自分が幸せを感じられる環境を作って欲しいと思います。
彼らを無視するなど彼らの存在を避けることに罪悪感を感じる必要はなく、彼らに対して嫌いな感情を持つことは仕方ないしそれを認めることも必要なんですね。
何が理由でどういったことが原因で相手がそういう性格になってしまったのか、彼らの心理や根本的な原因を探っていくと物事が明確に見えてきて少し気持ちが楽になると思います。
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対処法⑧うまく距離を取って自分の身を守る
悪口や否定的なことを言ったり苦手な人がいる場合少し席を離れたり、うまく距離を取って自分のメンタルを守ることを最優先にすることを忘れないことです。
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
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