どうも、中村りんです。
今日は「ナルシストに話が通じない理由」を解説していきます。
ナルシストはバレにくい巧妙な嘘をついたり、肝心な部分を切り取って隠すように話したりするので、会話の中で矛盾が多く、非常に疲れることがあります。
こちらの気持ちを全く理解してくれないため、ストレスが溜まりますよね。
長年一緒にいる夫婦でも、パートナーがナルシストだと話し合いが必要なときに会話が噛み合わず、感情的な言い合いに発展することが多いです。
なぜかお互いがパニックになり、喧嘩が絶えなくなることもあります。
ナルシストとの会話は、キャッチボールができません。
丁寧に説明しても、話が通じないのです。
そもそも、ナルシストは相手の話を聞く姿勢を基本的に持っていません。
彼らは他者との関係で心理テクニックであるマニピュレーション(Manipulation)を自在に操り、相手の心を操るような関わり方をします。
わざとコミュニケーションを避けたり、巧妙にコントロールしようとするのです。
それは、パワハラやモラハラ、いじめ、虐待といった形で現れることが多いです。
私は、自己愛性パーソナリティ障害の人たちがガスライティングを頻繁に使うことを知っていますし、実際に経験もしています。
また、私のチャンネルでは、自己愛性パーソナリティ障害の人やその傾向が強い人を「ナルシスト」と呼んでいます。
これはアメリカの心理学に基づいた呼び方で、診断を受けていない自己愛性パーソナリティ障害の特徴が強い人を「ナルシスト」として扱うからです。
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ナルシストに話が通じない理由
①ガスライティング
「ガスライティングなしでは自己愛を語れない」と言っていいほど使うガスライティングは、ナルシストが頻繁に使う手法です。
これがある限り、健全なコミュニケーションを取ることは不可能です。
・ガスライティングとは?
ガスライティングは精神的虐待の一種です。
この言葉は、1944年の映画「ガス燈」に由来しています。
この映画では、夫が妻の精神状態を揺さぶるために、家のガス灯を暗くしたり明るくしたりしながら、妻には「何も変わっていない」と嘘をつき続けます。
これにより、妻は自分の感覚や記憶に疑念を抱き、最終的には夫の言葉を信じてしまいます。
同様に、現実のガスライティングでは、ナルシストが相手の現実感覚を揺るがして、自分の言い分を信じさせようとすることでターゲットを心理的にコントロールします。
ガスライティングの目的は、ターゲットを洗脳することです。
ナルシストは、相手の自尊心を削り、「自分自身がおかしい」と思い込ませることで、ターゲットを思い通りにコントロールしようとします。
ガスライティングを使うナルシストは、ターゲットとの間で支配関係を築き、一生懸命コントロールしようとします。
彼らは、「私の言う通りにしないとこうなるから!」と脅し口調でターゲットを不安にさせたり、突然関係を切ったり無視したりすることで圧力をかけてきます。
こうして、自分の勢力を拡大しようとするのです。
そのためナルシストとの関わりでは、こうした心理的操作が行われていることを理解し、彼らがこれらの心理戦術を使うことを知っておく必要があります。
・ナルシストは独裁主義
ナルシストは独裁的です。
非常にプライドが高く、自己中心的な振る舞いが目立ち、特に尊大型ナルシストと会話をしていると自分の話ばかりです。
また、ガスライティングを使うナルシストは、相手との適切な距離感を保とうとしません。
ナルシストはターゲットの感情や考え方、意見、価値観を軽視し、無視するというような特徴があります。
相手が自分自身を表現することを決して許さず、相手を尊重しません。
ですから、こちらが相手に意見すると、「ほら、またその話出してくるやろ」「それはもう過去の話。済んだことやのに、いつまで根に持ってんの?」
「またその話か」「もう過去のことでしょ」「なんでそんなに根に持ってるの?」といった風に、相手の感情を無視し、否定します。
ナルシストはよく自分の意見や考え方を押し通そうとし、相手の意見が気に入らないと無視したり、忘れたふりをして逃げようとする行動を取ります。
自分の主張を通すことに執着し、他者の意見や感情に耳を傾けることなく、自分の立場を強引に貫こうとするんですね。
その結果、やはりコミュニケーションがどうしても一方的になり、対話が成立しなくなるわけです。
これらのナルシスティックな行動は、相手の存在や意見を尊重せず、自身の支配的な姿勢を強調することにつながります。
自分の意見や欲求を優先し、他者の感情や意見を無視します。
この振る舞いが長く続くと、夫婦間や親子間、職場での人間関係においてネグレクト(無視)が生じる可能性が高まります。
彼らはターゲットの立場や感情を考慮することなく、自分の意見や欲求を押し付けることによって、支配的で独裁的な関係を築き上げます。
例えば、パートナーの意見や子供の気持ちを一切気にせず、自分の言いなりにすることで、相手の自己表現や存在意義を軽視してしまうのです。
これにより、相手が不安や不満を抱えてもナルシストはそれに一切耳を傾けず、自己中心的な関係が一層深まることがあります。
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②自分の都合の良いように脳内変換
ナルシストは自分の都合の良いように事実を脳内変換します。
自分の思い込みや解釈に基づいて話を進めるため、相手の意見や事実を無視し、的外れな反応を示すことがあるんですね。
よって、コミュニケーションがとても困難になり、ナルシストとの会話は成立しません。
例えば、ナルシストは自分の視点とか主張を優先したり、相手が伝えようとしているメッセージを正しく理解せず、自分の思い込みに基づいた解釈をしてしまうわけです。
この行動は、相手の言葉や意図を歪曲し、本来の対話の目的から外れてしまう原因となります。
ナルシストが自己愛性パーソナリティ障害やそれに類する特徴を持つ場合、このような行動が現れます。
自分の都合の良い解釈を優先し、自分中心的な思考回路に固執するため、他者とのコミュニケーションができないというのが、ナルシストに話が通じない理由の一つと言えます。
・意見すると怒る
自己中心的なナルシストは自分にとって都合が良く、耳障りの良いことしか聞きたくありません。
ですから、異なる意見や批判には怒りや攻撃的な反応を示し、「その考え方はおかしい」「変やろ」と否定し、ターゲットをおかしい人扱いします。
もしくは、自分とは逆の意見を言われたり指摘されると、直ちに会話を終了するか、相手の発言から揚げ足をとって馬鹿にします。
「相手には相手の価値観がある」ということを理解できません。
自分の感情が全く理解されない不健康な関係が続くと、ターゲットはある習慣が身につくようになります。
それは混乱です。
・パターン化された行動
ナルシストの行動は予測可能で、特定のパターンに従っています。
たとえば、「そんな昔の話を持ち出してくるあんたが悪い」と、自分の立場を守るために相手を非難し始めます。
他者の意見や感情を受け入れることなく、自分の都合の良い解釈や主張を通します。
「何が言いたいのか分からん。わがまま言いたいだけやろ」と、自分が毒親であることを自覚せず、何も悪くない子供を責め、子供の感情を完全に無視して、ただ単にわがままだと一方的に決めつけます。
その上で、ターゲットの言葉を一つ一つ取り出し、都合の良いように解釈し、「結局、あんたの言いたいことってこういうことやろ?」と言葉を捻じ曲げて返します。
・気持ちを一切理解しない
相手の気持ちよりもあくまで結果論が全てです。
こっちは「なぜそのような状況に至ったのか」、話の筋道を立てて考えようとしているのに、ナルシストは結果にばかり目が行き、原因を理解しようとしません。
ナルシストとこんな会話をした後ってよく「そんなこと言いたいんじゃなかったのに」「なんでこっちの気持ちを必死に伝えても、全然理解してくれへんの?」と感じた方はきっと多いですよね。
ナルシストに話が通じない理由は、自分が信じたくない真実を聞きたくないので、事実を捻じ曲げ、相手に「これは事実ではなく、単なる勘違いやったんや」と認識を疑わせるように仕向けるガスライティングを使用しているからということになります。
ですので、ナルシストと会話している時に「どうしてこんなに一生懸命説明してるのに、伝わらんのやろ?」「こっちはしっかり話し合いたいのに、なんでこんな難しいんやろ?」「あれこないだは、この人こう言ってたのに、今全然ちゃうこと言うてる!」と感じたら、ガスライティングが起きているかもしれないと疑い始めることが大切です。
人を信じること、疑うこと、誰かに誤解を招いてしまうこと、自分のプライドを守ろうとすること。
これらの行為は決して悪いことではありません。
ただし、こうした行動がパターンのように何度も繰り返し行われ、相手に自分自身の尊厳を傷つけられたり、心理的虐待によってメンタルに支障がきたしてしまっている場合は、その関係内において注意が必要だとされています。
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③真実を隠したい
ナルシストには、真実を隠したいという動機があります。
自分の正体が暴かれることを避け、「常に被害者でいたい」という強い気持ちがあります。
しかし、表向きでは偽善的な行動をとり、英語ではhypocriticalと言って、他人に対して猫を被ることが多いです。
でも、それはあくまで被害者以外への対応で、ターゲットにされた人に対しての扱い方は最悪です。
・悪者扱いしてくる
彼ら自身、自分では自覚はないんだけど、責任転嫁のため話の論点をすり替えたり、人間付き合いをして根に持たれると悪者扱いしてくるんですよね。
かといって、こちらが関わりたくないから避けて無視し始めるとストーカーになって付き纏ったりする粘着するナルシストもいます。
こうして記憶を都合の良いように改ざんするナルシストは絶えず嘘をつき、事実を捻じ曲げ、ガスライティングを行うのです。
例えば、些細なことで責め立て、ターゲットの問題にして、相手に謝らせるように話を持っていきます。
発言する権利や自分自身を信頼する能力を奪い、無力感を植え付け、自分の世界に引きずり込みます。
エネルギーやモチベーションを消耗させ、まさにストレスの捌け口として利用される心理的なサンドバッグとされてしまうのがナルシスティック・アビュース(自己愛性虐待)の悲しい現実なのです。
・感情を相手に写す投影
英語ではプロジェクション、日本の心理学では投影(Projection)と言いますが、これは映画のプロジェクターを表した心理学の用語です。
映像が流れているのはプロジェクターなんだけど、スクリーンに映し出されたものを見ている状態を表しています。
彼らの内面で抱える劣等感や不安、理想と現実の自分とのギャップが生じていたり、自分自身と向き合えない葛藤、自己価値の感覚がないその行き場のないやるせない負の感情をぶつけるために、他人に投影します。
この投影とは、自分の持つ負の感情や未解決の問題を相手に押し付ける行為であり、その結果、自分に自信が持てないのです。
自分の理想を追い求めますが、現実とのギャップを受け入れたくありません。
なので、発言と行動の矛盾が露呈し、周囲の人たちは段々と彼らの都合の良い言動に呆れ始めるかもしれません。
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・自己愛性虐待被害者のサイン
いじめられているからと言って、ただ相手がナルシストかと言うとそうではありません。
意地悪な人だから相手が自己愛性パーソナリティ障害を患っているということではなくて、自己愛性虐待を経験した被害者には必ずこれらの兆候が見られます。
アメリカの心理学者たちが声を揃えて仰るフレーズがあります。
それは、You feel like walking on eggshells.
つまり、「卵の殻の上を歩いているような感覚」ということです。
これは、ガスライティングの加害者の言動によって次のような状態に陥ることを指します。
自分がどんな人物なのか分からない
自分を信じることができない
自分のことをダメな人間だと思う
自分の考えていることが分からない
自分のやりたいことがわからない
何が正解なのかすらわからない
と考えるようになる
自意識が持てない
自分自身を疑う、英語ではよくSecond guessingという言い方をされます。
これは自分自身をジャッジしてしまう状態です。
以前の自分とはまったく異なる存在になってしまったような感覚に襲われます。
日常生活で幸せや喜びを感じにくくなり、関係から逃れることができずに絶望感を抱くこともあるかもしれません。
加害者との関係は苦痛でありながらも、離れられずに共依存の状態に陥って悩むこともあります。
自分が悪いことをしていないにもかかわらず、常に罪悪感が消えないのです。
一番のレッドフラッグは、They always make you feel that they are better than you.
常に自分が他人よりも優れていると感じさせることです。
つまり、「自分よりも彼らの方が常に格上であると思わせてくる」ということです。
とにかく自分自身のエゴや優位性を強調し、「私は凡人で、ちっぽけな人間なんや」という感覚を植え付けます。
常に「自分はどれほどすごいか」「何ができるか」をアピールする自己意識が高いですが、その一方で自己価値を実感できないことがあります。
ですから、自己を守るためには、他者を貶めて自分を際立たせる必要があります。
そのため、ターゲットとなった人を攻撃することが必要になります。
ターゲットが意見したり、自己表現を始めたり、以前の自分らしさを取り戻すと、ナルシストは焦りや強い劣等感を感じ始めます。
このような不利な状況から逃れるために、ナルシストはガスライティングや精神的攻撃を行います。
そして、ターゲットは単純な意思決定をすることさえ難しく感じるようになり、怒られたり、ビクビクしたり、気を遣うことが常態化します。
慢性的な不安や落ち込み、感情的に不安定になるケースもあるそうです。
疲れ果てて憂鬱になることもあります。
依存的な関係に身を置き、物理的にも感情的にも逃れることができない状況に自覚があっても、「私が我慢すればいい」「きっと今だけやから、様子見てみよう」「もしかしたら改善するかもしれない」と相手に期待を寄せ、その関係にしがみついてしまうのです。
これが心理的虐待の一形態であるナルシスティック・アビュースです。
会話や関わりが心地よくない、トラウマを引き起こす、精神的な苦痛だけでなく、体調不良など身体的な健康にも影響を与える可能性があると多くの専門家が仰います。
共感のない人と関わると大変です。
理由は、その関係は常に自分よりも相手中心になりがちになってしまうからで、ナルシストとの関係では、相手がいつも中心に立っていて、自己陶酔を求めて行動します。
自己陶酔を搾取されてしまうと、こちらのメンタルは消耗してしまい、I'm not enough. 「自分はダメだ、足りない部分が多すぎる」と感じてしまうことがあるんですよね。
But you are good enough.
でも、あなたは十分です。
You are worth much more than you think.
あなたは自分自身が思っている以上に価値があります。
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今日解説させていただいたようにナルシストとのコミュニケーションは非常に困難なものとなりがちです。
そんな中、自分自身を守り、「会話が成立しないナルシストとのコミュニケーションの取り方」を学びたいという方には、メンバーシップにご参加いただくことをお勧めします。
メンバーシップには、ナルシストとの関わり方やコミュニケーションの戦略に関するメンバーシップ限定の解説動画をご覧いただけます。
興味のある方は、ぜひメンバーシップにご参加くださいね。
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自己防衛の方法など役立つ情報がたくさん詰まっているので、ぜひこの機会にアメリカ最新のナルシスト対策を学んでみてくださいね!