中村りんの心理学研究所

中村りんの心理学研究所

ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

付き合うと有害な毒友を見分ける方法【フレネミー・ナルシスト】

スポンサーリンク

付き合うと有害な毒友を見分ける方法【フレネミー・ナルシスト】

 

今日は付き合うと自分に害を及ぼすかもしれない『毒友を見分ける方法』についてお話しします。

毒友というのは毒親という言葉のように『毒を持った友達』のことです。
 
私は幸いこういったタイプの人と友達になったことはないんですが、視聴者さんの中には『友達に精神攻撃された』『散々利用されて友人関係を終わらせた』という方も非常に多いんですね。
このような毒を持った人と友人関係を築いて深い関係になっていくと、段々と本性が見えてくるはずです。
 

例えば、仲良いのにトゲのあることや嫌味を言ってきたり、褒めながらけなしてきたりなど、味方の友達を落として自分は優位に立とうとします。

 
今から毒友の特徴を沢山ご紹介するので、『この人といると疲れるな』『長い付き合いだけど、何か時々毒を吐いてきて疲れるんだよな』と友達に対してストレスを感じている方は、もしかするとその関係から少し距離を置いて関係を見つめ直してみたり、自分のメンタルのために見切りをつけるタイミングかもしれません。
 
 
毒蛇とか毒を持った植物のように、毒を持った人は存在していますし、毒を持つクラゲや花が美しいように、実際有毒な人も魅力的だったりすることも多いです。
 
彼らはカリスマ性を使って、周囲から注目を浴びますがターゲットととして狙った存在には、奴隷のように扱ったりかなり加虐的なんですね。
 
身近にいる人を言葉巧みに操って、彼らのダークなパーソナリティを上手く隠します。
 
ちょっとわがままとかいうレベルではなくて、このような毒を持った人は損得で物事を考え、友達を平気で利用したり自分のことしか考えない行動を取ります。
 
そこで『そもそも友達という言葉の定義は何なのか』疑問に思ったので調べてみたんですね。
 
■友達とは
 
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだり喋ったりする親しい人
 
『どちらかが心を許さず、対等な関係ではないなら友達ではないと言うことなのかな』と思ったんですが、相手に気を遣いすぎて本音が言えないとなるともしかすると本当の意味で友達とは言えないのかもしれません。
 
ここで『自分が心を許せない人』が毒友を見極める大きなポイントになるかと思うんですが、では今から『付き合うと自分にとって有害な毒友を見分けるサイン』をご紹介していきます。

スポンサーリンク

毒友を見分ける方法

①自分の素を出せない
 
本当の友達といると心が落ち着き、自分らしくいられるはずですが毒友の場合は、やりたくないことを強要させられたり配慮に欠けています。
 
『友達だからやってくれて当然』とも考え、感謝の気持ちがありません。
②自分の友達に嫉妬する
 
毒友は独占欲が強いです。
 
例えば、もし皆さんが他の友達と遊んだり、仲良くしていたら毒友に嫉妬心が芽生えるんですね。
 
普通は相手の幸せを望むのであれば、もし自分の大切な友達が楽しんだり喜んでいるのを誇らしく幸せに感じると思うんですが、毒友は『どうして自分よりも仲良くしているの?』と不愉快な気持ちを抱くらしいです。
 
友達に嫉妬してしまう原因は、例えば
 
・自分に自信がない
・他人が気になる
・友達との距離感が近すぎる
・人に認められていないと不安
・今の生活に満足していない
・何かに没頭したり趣味や楽しみがない
 
 
こういった心理で、友達を自分の所有物だと勘違いしてやきもちを妬いてしまうんですね。
③コミュニケーションが一方通行
 
恋愛でも友人でも誰かと人間関係を築く時、一方通行ではなくお互い信頼をし合える良好な関係を作り上げるためにはお互いに努力する必要があると思います。
 
ただ毒友だとラインしても忙しくないのにわざと無視したり、彼らが何か必要な時しか連絡してこないなど自己中心的な言動が目立つかもしれません。
 
もちろん相手にも仕事や育児が忙しいなど事情があります。
 
毒を持った友達と毒を持っていない友達の違いは、『相手の利用価値を図っているか』です。
 
出会ってすぐは相手は自分の友達になるにふさわしいか品定めするんですね。
 
始めはまめに連絡をくれたりしますが、段々と素っ気なくなったり表面上の付き合いだけで、発言と行動が矛盾していることがあります。
④人の気持ちを無視する
 
人の気持ちがわからない人は
 
・相手が嫌がっていると気づけない
・人が嫌がることを平気で言う
・協調性がない
・思ったことをすぐ口に出してしまう
・冗談と言いながら相手をけなす
・仲良いのに何故か友達を貶める
・褒めながら皮肉を言う
・人を傷つけていても悪気がない
 
こういった特徴があります。

スポンサーリンク

⑤罪悪感を感じさせようとする
 
毒友は過去の失敗をいつまでもグチグチ言ったり、ねちっこいなと感じる発言が多いです。
 
彼らは相手に罪悪感を感じさせて自分に反抗できないようにします。
 
自分を上、ターゲットを自分よりも下に置きたいのでさりげなく支配関係を作って思い通りに相手を動かします。
 
ターゲットが自分から離れないようにじわじわとコントロールしていきます。
⑥一緒にいてストレスを感じる
 
・いつも誰かの悪口を言う
・よく嫉妬される
・自慢話を聞かされる
・やたら上から目線で見下される
・マウントを取りたがる
 
 
など、もし『その友達と接していてストレスが溜まる』『相手が難しい性格をしていて、時々接し方が分からない』という方はもしかするとその関係は皆さんにとっていい友人関係ではないのかもしれません。
⑦コントロールしたがる
 
毒友は善人を装います。
 
例えば、かなり極端な例ですが友達の彼氏を奪いたいがために『そんな男別れちゃいなよ』とアドバイスした後、友達の元カレと付き合ってしまうとかですよね。
 
自分の利益のために『あなたのためを思って言ってるんだからね』と言って、相手のためではなく自分の目的達成のために友達を丸め込みます。

スポンサーリンク

⑧陰で自分の悪口を言う
 
友人関係で悩んでいること、その人のことで悩んでいることを打ち明けたり、されたことを相談することではなくて、今お話ししている毒友は実際には仲良いふりして裏では悪口を言ったり秘密話を暴露します。
⑨人を不当に利用する
 
例えば向こうが悩んでいる時相談に乗ってあげたのに、こっちが必要な時側にいてくれたりせず、他人事のように接するとかですよね。
 
こういう人って実際めっちゃ多いと思います。
 
毒を持った人は自分が助けてもらったことや、自分が何か相手にしてもらったこと、相手が自分のために苦労したことなどは覚えてないんですよね。
 
実際には『ありがとう。助かったよ』とお礼を言っていても、内心は『友達なんだから、自分のために動いてくれて当たり前』という思考で人を利用するので、共感力の高いエンパスや人のエネルギーに敏感なHSPの方は、こういった関わると有毒な人に利用されないようにしっかりと対策する必要があると思います。

スポンサーリンク

まとめ

 
今回は『毒を持った友達』についてお話ししましたが、このトピックについて私が感じたことは『本当の友達は自分が大変な時にそっぽ向いて離れていくんじゃなくて、助けてくれる』ということだと思います。
 
実際に私も大変だった時に、こっちに来て出来たアメリカ人の友達が自分の時間を少し割いて助けてくれたり、支えてくれてものすごく力になったんですね。
 
日本人の私に分かりやすい英語で説明してくれたり、そういった細かい気遣いが出来る人って素敵だし本当に友達として尊敬します。
 
私はその友達が信頼できるかとどうかは、自分が大変な時に自分のことを支えてくれるかだと思うんですね。
 
自分が相手に尽くして与えてばかりの一方通行の関係ではなく、自分のことも同じように気にかけてくれているか見極めることは本当に大切です。
 
メンバー限定配信では『利用してくるナルシストへの対処法』について話しています。
 
▼興味のある方は、ぜひメンバーに参加してご覧になってください♪

【自分がエンパスだと思う方へ】利用してくるナルシストを上手に対処する方法|How To Deal with the Narcissists Who Use You【メンバー限定動画】 - YouTube

 
メンバーシップの登録はこちら
※iPhoneからの登録方法
 
【RinNakamuraDesign】
私がデザインしているレディース服はこちらからご購入いただけます
 
【チャンネル支援】
チャンネル運営をサポートするために撮影・編集機材を提供したい方、
プレゼントしたいという方はこちらからお願いいたします😊💛
 
この記事を書いた人
中村りん

渡米後、悪性ナルシスト(Malignant Narcissist)によるモラルハラスメント体験をきっかけにナルシシズムやパーソナリティ障害を知る。アメリカの自己愛性パーソナリティ障害(NPD)に関する研究から得た知識を集め、同じ境遇の方に向けて『目に見えない精神的虐待』や『有害な人(Toxic person)』への対策を解説。

【YouTube】https://youtube.com/channel/UCfEUQrCx31yDdNPiKqkApMg