中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【モラハラ加害者の特徴を紹介】自己愛性パーソナリティ障害を持つナルシストはどのように攻撃する?

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【モラハラ加害者の特徴を紹介】自己愛性パーソナリティ障害を持つナルシストはどのように攻撃する?

 

前回の記事ではモラハラとは一体何なのか、そして、モラハラをする加害者のパーソナリティや心理についてお話ししました。

rinnakamura.hatenablog.com

今日はモラハラ加害者の特徴』をご紹介します。
 
今回は、モラハラの加害者の特徴や彼らが使う手口についてもっと詳しく探ってお話ししていきたいと思います。
 
モラハラは夫婦だけではなく、彼氏彼女など付き合っている関係でも起こることです。
 
なので、モラハラをする人から自分を守るためにこれらのサインを知っておくと、予防できたり早い段階でその関係が有害なんだと気づくことができます。
 
そして、
 

『今奥さん/旦那さんに傷つくことを日常的に言われて、自己肯定感が下がってる』『暴力は振るわれていないから、虐待のうちに入らないんじゃないの?』『いつも暴言を吐かれているわけじゃないし優しい時もあるけど、なにか心にモヤモヤを抱えている』

 
という方にぜひみて欲しいです。
 
自分がモラハラをされていると気づくきっかけになったり、どんな行為がモラハラに該当するのかわからないという方にモラハラの被害をご紹介したいと思います。
 

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モラハラとは?

モラハラは精神的に相手を追い詰める行為
前回もお話ししたようにモラハラというのは『精神的に相手を追い詰める行為』のことを言います。
 
例えば、モラハラをする人は毎日のように暴言を吐いたり人格否定をします。
 
モラハラをされた人は自尊心が傷ついて、いつの間にか自己肯定感が下がるんですね。
 
それだけではなくトラウマや精神疾患を抱えるケースもあって、メンタルに大きな影響を及ぼします。
 
まず、大きな特徴としてモラハラの加害者は罪悪感を持たないことがほとんどなんですね。
 
自分を正当化するために相手に責任をなすりつけるんですが、外面がいいので周りには親切でいい人だと思われていることが多いです。
 
自分より上だと思う人には気に入られるために猫を被りますが、自分より下だと思う人に対しては粗末に扱い、暴言を吐いたり罵って相手を否定します。

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モラハラをする人は被害者を演じるのが得意
 
ちなみにモラハラの加害者は被害者のふりをするのが得意です。
 
自分の責任を上手に相手になすりつけて、パートナーに罪悪感を感じさせようとするんですね。
 
なので、自分がされたことに対しては周りの人に大袈裟に被害を訴えたり、
 
『〇〇(ターゲット)にこんなことをされた』
 
と言います。
 
自分が加害者なのに被害者のふりをするので、周りの人は混乱して加害者の言っていることを信じ込んでしまうことがほとんどなんですね。
 
これがモラハラの加害者が使う手口で、自分を有利な立場に持っていくためにまず相手を悪者にします。
 
そうなると被害者は
 

『自分が悪いのかな』『自分のせいでこうなったのかな』『パートナーにも何か理由があったんだろう』

モラハラをされると、自分を責めてしまう
 
とモラハラをされていること自体それを当たり前のように感じたり、悪くなんかないのに自分を責めてしまう状況に陥ってしまいます。
 
モラハラは状況によって違うかもしれませんが、
 
『あなたのためを思って言っているんだよ』
 
など毎日言われ続けたら、被害者は
 
『あ、この人は自分のために言ってくれてるんだ』
 
と思ってしまいます。
 

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実際、自分がモラハラをされていることに気づけない人も多いです。
モラハラ加害者は嘘をついて、狙ったターゲットを操る
 
例えば、モラハラの加害者はよく
 
『あんた嫌われてんで』『〇〇があんたのことこんなこと言うてたよ』
 
と周りから被害者を孤立させようとします。
 
でも、それは実際にあったことじゃないかもしれないし彼らが勝手に嘘をついて被害者を意図的に傷つけようとする行為なんですね。
 
このように『相手の自尊心を傷つけながら嘘の情報を相手に与え、精神的に追い詰める行為』をガスライティングといいます。

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モラハラチェックリスト

 
では、具体的にどういった行為がモラハラなのかと疑問に思っている方もおられるかなと思ったので、モラハラのチェックリストとしてまとめたんですね。
 
該当する項目が多いとモラハラをされている傾向が強いです。
 
加害者側と被害者側の2つに分けたので、ぜひチェックしてみてください。
 
【加害者の特徴】
 
☑︎こちらの言われたくないことを探し出して悪態をつく
☑︎ギブアンドテイクの概念がない(自分のものは絶対に共有したくない)
☑︎自己中心的でいつも自分の都合ばかり優先する
☑︎お金を管理するが一切パートナーに与えない(自分の趣味には使うが、パートナーの支出は細かくチェックする)
☑︎パートナーが自分の友達や家族の悪口を言う
☑︎支配的で孤立させるために人間関係をコントロールしてくる
☑︎嫉妬深い
☑︎腹を立てると物を投げたり物に当たる
☑︎物を壊したり音で脅そうとする
☑︎大声で怒鳴る/キレたり攻撃的
☑︎目的のために平気で嘘をつく
☑︎自分の家族や周りの人にパートナーの評判を下げる発言をする
☑︎子どもに妻(夫)の悪口を吹き込んで、洗脳する
☑︎もしくは人前ではいい夫/奥さんを演じる(裏と表の顔を持ち外面がいい)
☑︎自分の評価を上げるために周囲にパートナーのことをわざとらしく褒める
☑︎何かが欲しい時だけパートナーを褒める
☑︎離婚や別れを切り出すとキレたり反省した態度を取るが嫌がらせが繰り返される
☑︎自分の欠点をパートナーの欠点だと思い込んで、必要以上に指摘する
☑︎自分だけが大変な思いをして他の家族は楽をしていると勘違いする
☑︎被害者意識が強い
☑︎人を利用するが自分が尽くすことはない
☑︎イライラし始めると何日も無視をしたり素っ気ない態度を取る
☑︎ストレスをパートナーにぶつける
☑︎常に自分が正しいと言い張る
☑︎自分に非があっても絶対に謝らない
☑︎人格を否定するような発言をする
☑︎言われたくないことを言われ、指摘すると『冗談だ』など言って言い訳をする
☑︎パートナーを尊敬しない
☑︎理屈っぽく問い詰めてくる
☑︎思い通りにいかないと逆上する
☑︎パートナーが友達や家族と会うのを嫌がる
☑︎出会った頃、付き合っている頃と自分に対する態度が全然違う
☑︎パートナーより優位な立場に立ちたいのでパートナーの成功を喜ばない
 

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【被害者の特徴】
 
☑︎些細なことでキレられる
☑︎パートナーを怒らせないか怯える
☑︎パートナーが怒るタイミングがわからない
☑︎キレられないように常に自分の言動に気をつけないといけないように感じ、気を遣っている
☑︎喧嘩した後、いつも自分が悪者にされる
☑︎異なった意見は受け付けないので本音を伝えられない
☑︎『自分のせいなんじゃないのか』『自分が悪いのかも』と自分を責める
☑︎友達や家族と疎遠になった
☑︎服装や見た目に文句を言われるので服装や趣味が変わった
☑︎意見を述べると言い返してきたり、すぐに喧嘩になる
☑︎『自分が我慢すればいいんだ』と感じる
☑︎少し帰りが遅くなるとすぐ浮気を疑われる
☑︎話し合いをしても解決したり、きちんとした結論が出ない
☑︎パートナーが家にいる時機嫌が悪いことが多く気が休まらない
☑︎感謝されない
☑︎体調が悪いのに気遣ってもらえない/家事や育児を手伝ってくれない
☑︎よく他人と比較され自信をなくしてしまう
☑︎『バカなの?』『能力がない』『頭が悪い』など人格を否定される
☑︎相手の失敗なのにいつも『お前のせいだ』『お前が悪い』と責められる
☑︎離れようとすると脅してくる
☑︎時々異常なくらい優しくされるので離れることが難しく感じる
☑︎『夫婦の問題は他人には関係ない』と言われるので周りに相談できない
☑︎その関係にパワーバランスが生じているように感じる
☑︎こちらの都合や予定を考慮してくれない

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まとめ

 
どうでしたか?当てはまる項目が多ければ多いほど、モラハラである可能性が
高いです。
自分の気持ちを大切にする
 
まず、一番に大事なことは『被害を受けているみなさんの心はどういった状態なのか』ということが一番大切だと思います。
 
もちろんモラハラを我慢して受け入れたりせずにしっかり対策して、自分のメンタルを守り被害をなるべく最小限に抑えるべきだと思います。
 
残念ですが、それは相手が長年持っている性格が原因でパーソナリティはその人が持っているものそして、その人の一部なので相手を変えようとするのはかなり難しいです。
 
相手を変えようとしないこと、そして、モラハラをする人は相手をコントロールしたいのでこういった行動を取りますが、心がけることは過剰に反応しないということです。
 
反応すればするほど彼らの行動は悪化し、こちらの心が疲れてしまいます。
 
周りの友達や相談機関で被害について相談したり、こっそり証拠を集めて離婚の準備をしたりなどできることを少しずつ始め逃げ道を作ることです。
自分を責めない
 
何かみなさんのことを下げる発言をしてきたとしても決して
 
『自分が悪いんだ』『自分のせいなんだ』
 
と責めるんじゃなくて、相手の性格の問題で相手が支配しようとすることが原因だということを忘れないで欲しいんですね。
相談することを忘れない
 
モラハラを我慢して溜め込まずに、信頼できる人に相談することを忘れたらいけないと思うんですね。
 
被害が深刻になる前に助けを求めることは自分を守るために大事なことなので、勇気を出して悩みを打ち明けることは問題解決に繋がるきっかけになります。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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