中村りんの心理学研究所

ナルシストの心理、特徴、自己愛性パーソナリティの特性、心理的操作(Manipulation)のテクニックなど『ナルシシズムについての知識を深めたい』『ナルシストにどのように対応したらいいのかわからない』という方に向け、様々な状況で役立つ対処法を紹介しています。もっと多くの方がガスライティングや精神的虐待(Narcissistic abuse, Psychological abuse, Emotional abuse)を知り、被害者が減ることを願います。

自己愛性パーソナリティ障害の攻撃性について詳しく解説します【モラハラとナルシシズム】

【ナルシストの攻撃性】モラハラの正体とナルシシズム


突然ですが皆さんはモラハラの正体は一体なんだと思いますか?
 
このチャンネルを観てくれている方達の多くは、家族やパートナーに心理的に操作をされたりモラハラにあった経験があるとおっしゃる方がほとんどです。
 
今日はモラハラについてお話しします。
 
一体モラハラとはなんなのか、モラハラの加害者はどういう人たちなのか、モラハラの正体はなんなのか、モラハラをされるとどうなるのかなど詳しくお話ししたいと思います。

 

 
まず最初にモラハラとは一体なんなのか、どういった行為をモラハラというのかモラハラについて詳しくお話ししていきます。
モラハラは精神的DV
 
モラハラというのはモラルハラスメントの略で、モラル(良識とされる道徳や論理)によって行われるハラスメント(嫌がらせ)です。
 
モラハラは精神的DVとも呼ばれることもあって肉体的外傷を与えずに精神的に追い詰める行為のことを言います。
どういった行為がモラハラになる?
 
ではどういった行為がモラハラなのかというと、よくあるのが家庭内で旦那さん、または奥さんがパートナーのメンタルが病んでしまうまで精神的に攻撃します。
 
モラハラはカップルだけではなく職場やいろんな状況で起きます。
 
よく一般的にモラハラ夫、モラハラ男、モラハラ彼氏と言われていることが多く、モラハラ=男性がするものだと思っている方もおられるんですね。
 
でもモラハラは決して男性だけが加害者というわけではなく女性が加害者のケースも多いし、実際に男性でモラハラの被害を受けているの方はたくさんいます。
代表的なモラハラの例
 
このモラハラを行う人はどういう行動を取るのかというと、
 

モラハラの例

 

暴言を吐くパートナーを束縛する
生活費を渡さない
パートナーを無視したり、長い間素っ気ない態度を取ったり冷たく接する
パートナーが何をしても否定する
子供にパートナーの悪口を言って洗脳しようとする
 
他にもたくさんありますがモラハラをする人はものすごく支配的で攻撃的で、言葉の暴力や攻撃的な態度で相手に精神的苦痛を与えます。
 
暴力だけが攻撃ではなく、皮肉や嫌味など小言をチクチク言い続けて相手のメンタルを追い詰めたり、無視など素っ気ない態度を取ることは精神的虐待の一種に当たり、被害者のメンタルに大きな影響を与えます。

被害者への影響

 
では次にモラハラをされるとどうなってしまうのか、被害者への心身への影響についてお話ししたいと思います。
 
まずモラハラは長い期間に渡って行われ、被害者のメンタルに悪影響を及ぼします。
 

例えばストレスによって不眠、食欲不振、頭痛、腹痛、イライラなどの機能障害を患ったり、うつ病やトラウマと言われる心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する可能性があります。

 
他にもアダルトチルドレンと呼ばれる心の傷や生きづらさを抱えてしまう状態になったり精神疾患を患う原因になったりするので私生活に大きく影響してしまいます。

モラハラの正体

モラハラはナルシシズムが原因?
 
ここからはこのモラハラを行う人の正体についてお話ししていきたいんですが、ここまで被害者の心身に影響を与えてしまう原因というのは一体なんなのか、そして何がここまで被害者の健康に破壊的な影響を与えるのかというとまず一番に言えるのがモラハラの加害者は自己愛性パーソナリティ障害を抱えた人が多いと言われています。
 
私のチャンネルでよく話しているパーソナリティ障害ですが、この自己愛性パーソナリティ障害はめっちゃ破壊的で、彼らに攻撃されて被害を受けている人はほんまに数え切れないくらいいます。
 
年々増えてきているように感じますが、なぜ彼らはそこまで攻撃的なのかというと彼らはナルシシズムを持っているんですね。
 
モラハラをする加害者の攻撃性、つまりモラハラの正体はナルシシズムだと言われていて、このナルシシズムは時にポジティブに働くとカリスマ性を生み出したりビジネスで成功したりいい一面もありますが、ネガティブな要素のナルシシズムは攻撃的で破壊的で大変危険なものだと言われています。
 
どうしてこのナルシシズムはこんなに恐ろしいものなのかというと『自己愛』は時に相手を身体的にも精神的にも傷つけるのでこのナルシシズムはいろんな形で現れることがあります。
 
例えば隠れた攻撃性を持っている場合モラハラが行われている関係では表と裏の顔を使って相手を心理的に操作し、ターゲットが自分から離れていかないようにうまく操ろうとします。
 
ナルシシズムを持つ人はものすごく操作的なので、モラハラをする人は表向きでは人気者だったり親切な人で、周りの人はナルシストの虐待的な一面に気づくことが難しいことがあるかもしれません。
サディスムが加わるともっと破壊的
 
モラハラの加害者の攻撃性はナルシシズムが病的に拡大されたものだと言われ、そこにサディズムという要素が加わることが多いです。
 
サディズムというのは攻撃的なパーソナリティのことをいい、サディズムの要素を持った人は他人に苦痛を与えることによって快感を得ます。
ダークトライアドとダークテトラッド
 
サディズムはダークテトラッドと呼ばれるパーソナリティの中の4つの要素のうちの一つに定義されていて、ナルシシズムもこのダークトライアド、またはサディズムの要素が加わったダークテトラッドのパーソナリティの要素のうちの一つなんですね。
 
なのでナルシシズムの傾向がある人でもたまにサイコパシーやサディスム、マキャベリアニズムなど別の要素が混じっていることもあり、要するにナルシシズムが風船のように膨らんで肥大していくとものすごく攻撃的で虐待的なので危険だということなんですね。
 
ダークトライアド、ダークテトラッドについては以前の動画で詳しく話しているので、もっと詳しく知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
 

モラハラ加害者の人格と心理構造

 
次に加害者の人格と心理構造についてお話ししていきます。
 
まず自己愛の強いナルシストは支配的で操作的です。
 
パートナーを感情的に支配したり、ナルシシズムのパーソナリティを持つ人は相手を尊重することはありません。
 
自己愛が強いので完璧な自分を演じるため自分の理想像を崩されることを嫌います。
 
自分のミスや欠点に触れることを嫌い、自分の弱点を暴かれないように相手の欠点を探し、責め立てます。
 
完璧な自分を演じるために周りの人(フライングモンキー)を必要とし、賞賛を受けるために人を操るんですね。
 

【フライングモンキー】ナルシストのイネーブラー。ナルシストに成り代わって周囲に毒を吐く代理人

 

自分が抱えないといけないストレスや苦しみから逃れるためにターゲットに責任を押し付けて、もし自分がその責任を負わないといけない場合はターゲットに対し怒りや恨みの気持ちを抱きます。
 
ターゲットの弱点を見つけ出し攻撃して優位な立場に立とうとし、等身大の自分を受け入れることが苦手です。
 
彼らは不安やストレスを抱え、パートナーにぶつけることで精神を保っています。
 
精神が安定している時は優しい態度で接しますが、ナルシストが優しい言葉で接してきたとしても何か理由があることが多いです。
 
例えばエゴを養ってもらっている、目的達成のため、欲しいものを手に入れようとしている、理想の自分を演じるために他人を利用しているなどが挙げられ、モラハラの手口は数え切れないほどたくさんありますがモラハラをする人は心に問題を抱えています。

まとめ

 
モラハラは大抵の場合、被害者が加害者から離れようとした時『反省した』と言って謝ってくることが多いかもしれないですが、そこで許してもモラハラが治るということは少ないです。
 
むしろ許したことで悪化するケースが多いんじゃないかなと思います。
 
治療に通ったとしても何かと理由をつけて、カウンセラーのせいにしたり揉めたりしてカウンセリングも続かないことがほとんどです。
 
彼らはよくなったと思って治療をやめてしまいますが、モラハラが少し収まっただけでモラハラを完全にやめたわけではないんですね。
 
何かがきっかけで、または徐々に精神的な嫌がらせ行為が始まる可能性も高いです。
 
なのでパーソナリティ障害を抱えた人が変わる見込みがないことを頭に入れておくことが大事だと思います。
 
モラハラなど精神的虐待はサイクルのように波があって調子がいい時は穏やかで笑顔を見ることができるかもしれませんが、また調子が悪くなった時攻撃的になったり鬱っぽくなったりひどいことをしてパートナーを突き放そうとするのでものすごく不健康な関係なんですよね。
 
まずは自分が受けている被害に気づくこととそれがモラハラで許されることではないんだと理解することが重要なんですね。
 
自分を大切にするということを忘れないで欲しいと思いますし、こういった態度や行いを受け入れず我慢しないように、そして自分を守るためにその状況にあった対策方法を見つけるのが一番です。
 
そのためには、例えば証拠を集めたりこちらが悪くないのに謝らないなど相手にせず漠然な態度で接したりモラハラを悪化させずうまくスルーできる対処法を実践してみることを心がけることなんですね。
 
モラハラの被害は状況によってそれぞれ違うと思いますが、耐えるのが大変だということはどんなケースでも同じだと思います。
 
ターゲットに逃げられないように持っていくのがモラハラの手口で、その関係から抜け出すことは困難かもしれませんが、自分に合った対処法を見つけ、しっかり対策していくことは自分の身を守るためにほんまに重要なことやと思います。

 

 
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