中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【ナルシストをサポートするイネーブラー】フライングモンキーになりやすいタイプ

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ナルシストをサポートする『フライングモンキー』になりやすいタイプ

 
最近、YouTubeを観てくれている視聴者の方からリクエストを頂いたんですが、こういった内容なんですね。
 
『フライングモンキーになりやすい人はどんな人?』 ということなんですが皆さんもこのような疑問を抱いたことはありませんか?
 
フライングモンキーについて質問をいただくことは多くて、ナルシストが直接攻撃してこなくてもフライングモンキーが周りに溢れかえっていたり、『ナルシストがフライングモンキーを使って間接に攻撃してきて困っている』という方も多いと思います。
 
ナルシストが周りを巻き込み、人間関係を壊すために使うフライングモンキーという存在ですが、今日はこのフライングモンキーになりやすいタイプについてお話しします。
 
フライングモンキーが身近にいて困っている方や、『ナルシストが周囲にいて自分がフライングモンキーにさせられそうになっている』という方も参考にしていただけると思うのでぜひご覧になってください。

 

フライングモンキーとは

 
フライングモンキーというのはナルシストが巧みに操る第三者のことです。
 
フライングモンキーについては以前の動画で詳しく話しているので興味のある方はぜひご覧になってください。
 
このフライングモンキーという存在はナルシストのターゲットに対する嫌がらせに加担する存在で、ナルシストは彼らを言葉巧みに操って利用するんですね。
 
フライングモンキーは職場の人や家族、親、兄弟、親戚、近所の人、友達など誰でもなり得ます。
 
基本的にナルシストに成り代わって周囲に毒を吐いたり、噂を流したり、ナルシストの代理人になります。
 
ナルシストはカリスマ性を使って周囲を犠牲にさせ、ターゲットの周りの人間関係を壊していくのでものすごく破壊的なんですね。
 
フライングモンキーはナルシストのイネーブラーと言われていて、このイネーブラーというのはナルシストの問題行動をサポートする人のことをいいます。
 
サポートの仕方はその関係によって色々ですが、フライングモンキーはナルシストに対してイネーブリングというものを行います。
 

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これはナルシストが悪いことをしているのに黙認したり、彼らの手助けをするといった行動のことを言います。
 
要するにフライングモンキーはナルシストを有効化させるために嘘をついたり噂を広めてターゲットの嫌がらせに協力するんですね。
 
ナルシストにもっと効力を持たせるためにフライングモンキーは助けようとします。
 
他にも彼らの役割としてはターゲットがいい人でも悪者に仕立て上げることも多いです。
 
フライングモンキーはナルシストにこういった形で自己陶酔的な供給を与えるんですね。
 
ナルシストはフライングモンキーをスパイとして利用することもあります。
 
例えばターゲットとナルシストとフライングモンキーの三角関係を作り、ターゲットの共通の知り合いであるフライングモンキーからターゲットの情報を得させようとします。
 
ナルシストはこのように平気でフライングモンキーとターゲットの関係を悪用するんですね。
 
フライングモンキーは利用されていることに気づきながらもこういった彼らをサポートするような行動を取り続けます。
 
どうしてかというとフライングモンキーは彼らに洗脳され支配されている状態なのでナルシストの言うことは絶対だというケースがほとんどです。
 
悪気なくフライングモンキーになっている場合もあります。
 
でもナルシストに都合よく利用されることは、悪口を言ったり誰かを仲間はずれにしたり結果的にナルシストが行ういじめに協力してしまう形になるので誰かを傷つけてしまうことがあります。
 
例えばターゲットがフライングモンキーにナルシストにされたことを伝えるとします。
 
でもほとんどの場合フライングモンキーはナルシストのことについてこういったことを言います。

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フライングモンキーがよく使うガスライティングのフレーズ

 
『〇〇はそんな悪い人ちゃうよ』『〇〇はそんなつもりで言ったんじゃないよ』
『〇〇は悪気ないと思うよ』『〇〇は絶対そんなことしないよ。あなたの考えすぎじゃないの?』
『あなたが揉め事を引き起こしてるんやろ』『あなたが大袈裟に騒ぎ立ててるんじゃないの?』
『なんでそんなに〇〇を嫌うの?』
 
フライングモンキーはナルシストをかばうためにこういったことをターゲットに言ってガスライティングをします。
 
ターゲットは『孤立させられている』や『誰にも信じてもらえない』『被害者はこっちなのに』と感じてしまうんですね。
 
そんな関わると厄介なフライングモンキーですが、『フライングモンキーになりやすいタイプ』があります。
 
もしかしたら皆さんの周りにいるフライングモンキーの特徴に当てはまることもあるかもしれません。
 
またナルシストが周囲にいる場合は自分がフライングモンキーになって誰かを傷つけることを防ぐことができるはずだと思います。

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フライングモンキーになりやすいタイプの特徴

①他人を批判するのが好きな人
 
単純に人を侮辱する事が彼らにとって楽しいんですね。
 
人の価値を下げる事で自分の方が上だと感じ、喜びを感じられるという意地悪な発想から来ています。
 
人間誰もがストレスが溜まったら愚痴を言うし、不満を吐き出さないとメンタルによくないので悪口を言わない人の方が少ないと思います。
 
ただ常に人の悪口を言う人といるのって居心地悪いと思うんですね。
 
『趣味とかあれへんの?』『暇なん?』ってくらい他人の悪口を言うのが生きがいな人っていませんか?
 
そういう人は人のことが気になるタイプで、根掘り葉掘り聞いて情報を仕入れてナルシストに流すタイプなので注意が必要です。
②ゴシップが好きな人
 
彼らは中傷キャンペーンというものを行います。
 
これはナルシストやフライングモンキーがあることないことターゲットの噂話を周囲に流してターゲットの価値をわざと下げるような行為のことをいいます。
 
ターゲットの生活や人間関係などを根拠のない勝手な決めつけで批判して盛り上がったりするのが中傷キャンペーンです。
 
私は中傷キャンペーンと呼んでいますが一般的にネガティブキャンペーンと呼ぶ人もいたり、英語ではスミアキャンペーン(Seamer campaign)といいます。
 
中傷キャンペーンは基本的に彼らにとってエンターテイメントとして行われます。
 
【中傷キャンペーン】周囲にターゲットの悪口を言ったり、毒を吐いてターゲットを陥れようとする行為
 
彼らはターゲットを批判することで優越感に浸ることができ、自分の抱えているストレスを発散することができるんですね。
③ナルシスト
 
ナルシシズムを持った人にはナルシシズムを持った人が集まるという現象が起きるんですね。
 
どうしてかというとナルシシズムは伝染すると言われています。
 

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ナルシストと付き合っているからといって自分がナルシストだということではなく、ナルシストに寄ってくるフライングモンキーもナルシストの可能性が高い場合もあります。
 
ナルシストと馬が合うということはその人もナルシシズムを持っている可能性もあるということなんですね。
 
自己愛の高い人はフライングモンキーになってエゴを養っていることが多いです。
 
ナルシスト同士でエゴを養い合ったりする行動が見られることも少なくないです。
 
ナルシストはもちろんフライングモンキーのケアも忘れないんですね。
 
フライングモンキーを褒め称えたりものやプレゼントを渡したり自分の元から離れないようにフライングモンキーを自分の味方につけます。
 
基本的にナルシストが人と築く関係はかなり表面的だと言われています。
 
『ナルシストと関わっていても自分の性格とか内側をよく知らない』
『相手は距離を縮めてくるけど自分の内面などわかってくれたことがない』と感じる方は多いと思います。
 
そもそもナルシストは自己愛が強いから自分中心的なんですね。
 
口では相手に興味あるふりをしますが、彼らからすると他人の内面とか興味ないしどうでもいいと内心で感じていたりします。
 
ナルシストは相手には完璧さを求めるので他人の欠点や失敗にはすぐに注目します。
 
どうしてかというとそれは自己陶酔の供給源になるからすぐに食いついてくるんですね。
 
でも相手の良さとかポジティブな内面の部分には一切関心がなく、盲目になっている状態でナルシストもフライングモンキーも『〇〇(ナルシスト、又はフライングモンキー)はこう言ってるけど、本当のことはどうなんやろう』『この人のことをもっと知ろう』というようにターゲットに対してポジティブな見方をしないんですね。
 
片方(ナルシスト)の言うことだけを信用して状況を判断し、人を批判するのがフライングモンキーで、こういうタイプのフライングモンキーは自己愛に問題を抱えている場合があります。

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④断れない人
 
ナルシストにはっきりとNOと言えない人は彼らのフライングモンキーになりやすいです。
 
このタイプはフライングモンキーになるつもりもないしターゲットを傷つけるつもりは全くないのに、ナルシストにフライングモンキーにされてしまうタイプです。
 
ナルシストは威嚇したり傲慢な態度を取ってくることがほとんどなので彼らの要求にはっきりと断れない人も実際多いです。
 
例えばナルシストは独自のルールを作ろうとしたり、支配的なので実際に口にしなくてもチーム内や職場、家族などその関係で暗黙のルールが存在することもあります。
 
具体的なわかりやすい例を挙げるといじめなどで
 
『〇〇を無視しなきゃいけない。〇〇と喋ったらだめ』
 
とかですよね。
 
『この部屋の中で自分が一番偉い』という思考を持つナルシストは誰かがそのルールを破ったらその人がターゲットになってしまったり『ナルシストの怒りの矛先が自分に向く可能性がある』と考え、フライングモンキーは自分を守るための自己防衛の方法としてフライングモンキーになることがあります。
 
ナルシストがよくやるのは彼らは脅してマニピュレーションを行うんですね。
 
ターゲットやフライングモンキーは『それをしないといけない』というように感じたり、断るという選択肢があるのに断れないことがあります。
 
真面目で責任感が強い場合ナルシストはそれを利用して相手をフライングモンキーとして利用することがあるんですね。

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⑤騙されやすい人
 
ナルシストは他人の脆弱性を利用します。
 
まず彼らは他人を操作するのに『被害者のふりをする』といった戦術を使います。
 
フライングモンキーはナルシストの嘘を簡単に信じて状況をしっかり把握していないのにターゲットを責め始めたりします。
 
専門家の方達は『ナルシストは空想の世界の中に住んでいる』とおっしゃいます。
 
自己愛が強い人は被害妄想が激しいので大したことないことでも過剰に反応して大袈裟に騒ぎ立てるんですね。
 
ターゲットとナルシストの間に何があったのか、詳細も知らないのにナルシストの言い分だけを聞いて一方的にターゲットを悪者にしてしまうといったことが起きます。
⑥共感力が高い人
 
共感力が高い人をエンパスと言うんですがエンパスでフライングモンキーになってしまうタイプは悪気のないタイプです。
 
エンパシーを持った人は共感力が高いせいでナルシストに感情的にコントロールされてしまいやすいんですね。
 
フライングモンキーもある意味ナルシストのターゲットになったようなものだと言えると思います。
 
エンパスの場合自分を犠牲にしてでもナルシストをサポートするので共依存の関係でいることが多いケースもあります。
 
自分のことを差し押いてナルシストのエゴを養うためにナルシストを優先する行動を取ってしまうので、ナルシストを過度に甘やかしてしまう結果になります。
 
例えば子供がナルシストの場合親が子供を過保護にしたり、過干渉になったり親がナルシストの場合子供が親を喜ばせるために自分を犠牲にしてしまうということに繋がります。
 
『子供のため』『親のため』という気持ちがエスカレートして共依存の関係に陥ってしまったり、健康的な関係を築くことが難しくなってしまうんですね。
 
今日はフライングモンキーになりやすいタイプについてお話ししましたが、フライングモンキーにならないための対処法やフライングモンキーから被害に遭ってしまった時の対処の仕方など今後も役に立つ情報を配信していきます。
 

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上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊

 
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