中村りんの心理学研究所

ナルシストの心理、特徴、自己愛性パーソナリティの特性、心理的操作(Manipulation)のテクニックなど『ナルシシズムについての知識を深めたい』『ナルシストにどのように対応したらいいのかわからない』という方に向け、様々な状況で役立つ対処法を紹介しています。もっと多くの方がガスライティングや精神的虐待(Narcissistic abuse, Psychological abuse, Emotional abuse)を知り、被害者が減ることを願います。

【自分がナルシストだと思う方へ】自己愛に問題を抱えるナルシストの心理と解決法

自己愛に問題を抱えるナルシストの心理と解決法

 
一般的にナルシストは『自分のことが大好きな人』と認知されていますが心理学でいうナルシストといわれる人は自己愛に問題を抱えています。
 
ナルシスト=自分に自信がある人と知られていますが本来のナルシシズムの要素を持ったナルシストは
 
自分は特別だからどんな状況でも優先されるべき
自分はすごいんだから認められるべき
この人じゃなくて自分が注目されるべき
特別な人にしか自分の凄さは理解できない
自分は特別だから相手は自分を満足させるべき
自分の目的達成の為にこの人を利用しよう
自分のメンタルを保つ為にこの人を犠牲にしよう
 
こういった思考を持ちこのような歪んだ性格を持っているので人間関係でよくトラブルを引き起こします。
 
ナルシストではない普通の人からするとこういったナルシシズムの性格を持つ人の心理は理解し難いものだと思います。
 
今日は『自己愛に問題を抱えるナルシストの心理』についてお話しするので、『自己愛が強い』というのはどういった心の状態なのか納得していただけると思います。
 
身近にナルシストがいて困っている方は参考にしてみてください。
 
そして最後に歪んだナルシシズムの改善方法についてお話しするので、自己愛に問題を抱えている方にぜひ読んで欲しいと思います。

 

まず自己愛というのは『自分自身とその能力を信頼し、自分に自信を持ち、誇りを持つこと』です。
 
健康な自己愛を持つ人は自分自身で自分のことを褒めてあげることが上手です。
 
例えば他人に嫉妬してしまっても妬みなどネガティブな感情を自分の内側でうまく処理することができます。
 
健康的な自己愛を持った人は仮に悲しい、羨ましい、失望、不満、心配、怒り、恥などネガティブな感情を感じることがあってもそれをポジティブな感情に変えることが得意です。
 
例えば
 

素直に喜ぶ、感謝、希望、楽しい、やる気、満足、熱意、愛情、受け入れ、幸せ

 
これらのポジティブな感情を持つことができます。
 
それができないのが健康的な自己愛を持っていない人です。
 
歪んだ病的な自己愛を持つと心の中でネガティブな感情を持ちます。
 
なのでナルシストは自己愛が歪んで周りの人に攻撃したり迷惑をかけるんですね。
 
健康的なナルシシズムを持つこと自体は自信や成功に繋がるので自己愛を高めることはとても大事です。
 
でも歪んだ自己愛を持つことは人に迷惑をかける可能性もあるので、それがナルシストがターゲットに嫌がらせを行う理由なんですね。
 
そんな歪んだ自己愛を持つナルシストの心理について今日はお話ししていきます。
 
心理というのは心の働きのことで目に見えない無意識に働く精神の状態を言います。
 
自己愛に問題を抱えているナルシストは幸せを感じられないんですね。
 
彼らは劣等感を感じることが多く、他人と自分を比べて自分の幸福度や価値を評価します。
 
劣等感というのは『自分は他人より劣っているかもしれない』というネガティブな感情で、それを認めたくないので無意識に他人に感情を移します。
 
彼らの内側では『他人の評価を下げることで自分の価値が上がる』と錯覚している状態が続きます。
 
それがマウンティングをしたり他人を中傷したり批判的になる原因ですが本人は自覚がないことが多いんですね。

自分を守ろうとする心理メカニズム『防衛規制』

 
ナルシストは無意識に他人を傷つけていることもあり、それは自己防衛の心理メカニズムから起きています。
 
その自分を守ろうとする心理メカニズムを『防衛規制/ Defence mechanism』といいます。
 
これは『受け入れ難い状況、または潜在的な危険な状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な心理的メカニズム』です。
 
ナルシストは人の成功や幸せを素直に喜んだり認めたくないので、自分が抱えた問題や不満を他人にぶつけます。
 
健康的な思考を持った人は『よかったね。すごいやん』と心から喜んで相手を褒めることができるんですね。
 
でもじわじわと人を攻撃する人は心のどこかで嫉妬心、劣等感、自信のなさを常に感じています。
 
そのネガティブな感情と向き合うことができないから彼らは自分自身の問題を解決することができないんですね。
 
こういう自己愛に問題を抱えた人は他人を傷つけたり、または相手にバレないように攻撃することが多いです。
 
基本的に他人を攻撃する人や毒を持った人、他人を操作する人のほとんどは勘が鋭いんですね。
 
自分の気に入らないことやターゲットに向ける嫉妬や怒りなどレーダーですぐに察知するように、ネタを見つけたらすぐに批判し始めます。
 
私はそれは間違ったストレスの解消法だと思うんですね。
 
確かに愚痴を言うことは必要だし全く悪いことではないと思いますが、ナルシストのように暴言を吐いたり侮辱して人を傷つけても本来抱えている問題は解決しないです。
 
その問題に向き合ってどうすれば改善できるか、自分自身に集中するべきで、そしてその時間を自分自身に使う方が合理的だと思うんですね。
 
歪んだ自己愛の人が周りにいる場合彼らは無意識のうちに傲慢な態度でマウントを取っていたり、相手の自尊心を下げる為にさりげなく皮肉を言ったりします。
 
ナルシストは本当に扱いづらいので周囲に避けられたり距離を置かれたりしてしまいます。
 
ナルシストはただ単に競争心が強くプライドが高いだけではなく、自己愛が強すぎるので人間関係でトラブルをよく引き起こすんですね。
 
誰かに褒めてもらえない
注目されない
羨ましがってもらえない
尊敬されない
認めてもらえない
 
このような屈辱を感じやすく不満を抱き、人に敵意を向けます。
 
『自分は特別なんだからこれをしても許されて当然』と考えるナルシストは他人が不快になる行動を取ったりかなり迷惑をかけるんですね。
 
例えば相手が『かまってくれない』『自分に興味を持ってくれない』と感じると、侮辱したり暴言を吐いて攻撃することもあります。
 
一方で自分のことに興味を持ってくれる人に対してはやたらと優しく接して自身のエゴを養います。

自己陶酔的な供給と虐待のサイクル

 
ナルシシズムと言えば必ず出てくるのが自己陶酔的な供給です。
 
ナルシストは自己陶酔的な供給を常に必要として、自己陶酔を得る為にこのような形でターゲットを自分の範囲内にがっちり固めるんですね。
 
ターゲットと思い切り距離を縮めて逃げられないようにした後自己陶酔をターゲットから得ます。
 
それが以前にもお話ししたナルシストの虐待のサイクルなんですね。
 
彼らは親切な素振りを見せて近づいてきたら、自己陶酔を得る為になんらかの形で攻撃してきます。
 
自己陶酔の供給方法は数え切れないほどありますが自己陶酔を得られ次第ターゲットを突き放したり捨てるといった行為を行います。
 
これがナルシストの虐待のサイクルの第3段階で、ターゲットを傷つけ手放した後、再び自己陶酔が必要になってくると第4段階に入りフーバリングを行います。
 
第4段階はナルシストがターゲットをもう一度手に入れようとするフェーズなんですね。
 
自己愛に問題を抱えたナルシストは自己陶酔的な供給が全てなのでこのサプライなしでは生きていくのが困難なんですね。
 
これらがナルシシズムを持った自己愛の強い人の心理なんですが、最後に今日は違った観点からナルシストについてお話ししたいと思います。

自己愛に問題を抱えた時のための解決法

 
どういうことかというといつもは『こういった人を攻撃するナルシストをどのように対処すればいいのか』お話ししていますが、今日は『このような自己愛に問題を抱えた人に向けての解決法』についてお話ししたいと思います。
 
いつもはナルシストへの対処法ばかり話していますが私はナルシストの敵ではないので、もしナルシシズムが強くて困っている方がいれば少しでも改善できるといいなと思うので歪んだ自己愛を直すために5つの実践的な解決策を紹介します。
 
実際に誰もがナルシシズムを持っているので劣等感、嫉妬心などの否定的な感情を抱えてしまうのはごく普通のことなんですね。
 
でも『自己愛に問題を抱えて幸せを感じられない』という方はぜひ今からお話しする改善方法を試してほしいと思います。
 
少しでも気持ちが楽になったり自分がナルシストになって無意識に人を傷つけてしまうことを防ぐことができると思います。
ありのままの自分を認めて受け入れる
 
自己愛に問題を抱えるということは誰かに裏切られたなど、何かネガティブなことを過去に経験した人を信じられなくなったなど心のどこかで問題を抱えていることがあります。
 
誰かに傷つけられたのは事実だとしても『自分のことを大切に思ってくれる人もたくさんいるんだ』と感じることができれば気持ち的に楽になると思います。
許す
 
決して簡単なことではないですがいつまでも根に持って恨み続けていても前に進めないと思うので、その恨みを取り払うことができれば幸せを感じ取ることができるはずです。
自己肯定感を高める
 
いつも人と比べてすぐに嫉妬してしまう人は幸せを感じにくいらしいです。
 
『自分は自分なんだ』とありのままの自分を受け入れることで自信を持ったり、ポジティブな思考を持つことができます。
 
自己肯定感の高め方はたくさんありますが、まず実践的な方法としては自分自身の気持ちに注目して『自分の感情を否定しなくてもいいんだ』と心がけます。
 
そして自分が感じていることをそのまま受け止めて認めることで自分の感情を無視せずに上手に向き合うことができます。
 
他にも自分自身を褒めてあげたり他人ではなく自分に集中することで他人と比較することを避けることができます。
 
自分を褒めてあげることで幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが脳内で分泌されます。
 
そして誰かに褒められた時素直に受け入れることを心がけることは自信に繋がるんですね。
 
誰かに褒められても否定して跳ね返さずに『ありがとう』と感謝することで自己肯定感は高まります。
セルフトークを改善する
 
幸せを感じることができない人はネガティブな思考を持ち独り言も否定的な言葉が多いです。
 
何か挑戦してうまくいったことや成し遂げたことを振り返ることで自信がつきます。
 
例えば自分の中に優しい天使と意地悪な天使が話しかけてきたとします。
 
意地悪な天使が何を言ってきても無視をして、優しい天使とうまくコミュニケーションを取れるように心がけます。
 
ネガティブな感情を持つこと自体は何も悪いことではないですが、うまくバランスを取ることで健康的な思考を持つことができます。
生活習慣を見直す
 
古臭いかもしれませんが一日3食食べて、早寝早起き、日光を浴びることはとても大切なことだと思います。
 
健康を意識することは鬱やストレスの予防にもなるので、気分をリフレッシュするために散歩に出かけたり瞑想を行ってストレスを軽減させます。
 
ストレスが溜まってしまっている状態の時は余裕がないので人に優しくできなかったり攻撃的になってしまうと思います。
 
マインドフルネスは脳の疲労を回復させる効果があります。
 
瞑想は脳を活性化できるのでストレスを抱えた脳を休めさせてリセットしてストレスを取り払ってくれるんですね。

まとめ

 
最後に自己愛に問題を抱えてしまった時の解決法をまとめると
①ありのままの自分を認めて受け入れる
②許す
③自己肯定感を高める
④セルフトークを改善する
⑤生活習慣を見直す
 
これらのことを日常生活に少しずつ取り入れることで自己愛の問題を改善できます。
 
一気に全部取り組む必要はなく自分のペースでいいので1個ずつできそうなものを実践することで、健康的な自己愛を持つことができると思います。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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