自己愛性パーソナリティ障害のターゲットなるのを防ぐ対策
皆さんはナルシストからの被害に遭ったことはありますか?
ナルシストに攻撃されたり、よくナルシストに出会ってしまうという方は『どうして私はいつもナルシストを惹きつけるんだろう』と感じることがあると思います。
実はナルシストに狙われやすいタイプがあって、今日お話しする内容はいつもこのチャンネルを観てくれている視聴者さんの中にももしかしたら当てはまる人が多いと思います。
彼らが好むタイプを把握することでこちらの弱点を知ることができ、今後ナルシストに狙われることを防ぐことができるかもしれません。
いつもこのブログでお話しするナルシストですが、これまで彼らの特徴をたくさんお話ししてきました。
閲覧者さんの中にもナルシストの被害に遭った人は多く、今日はまだ被害に遭ったことがないという方にも、今後の対策のためにぜひ観てほしい内容だと思います。
ナルシストからの被害に遭った方はよく知っておられると思いますが、彼らはエゴを養うことが全てで常に自分中心です。
自分の利益のためなら人を踏み台にしてでも欲しいものを手に入れ、自分の目的を達成します。
またその利益しか頭にないので人の都合や事情を考えられなかったりします。
人間界にはこういうタイプの人がいて、彼らは周りの人に迷惑をかけ、自己陶酔というエゴを養いながら生きていくんですね。
では、そんなナルシストは一体どんなタイプの人を好み、ターゲットにするのでしょうか?
どんな人が彼らを惹きつけるのかお話ししたいんですが、まず私たちが覚えておくべきことは
『皆さんが彼らに引き寄せられるのではなく、彼らが皆さんに惹きつけられている』
ということなんですね。
ナルシストは自己陶酔的な供給をしてくれる相手をターゲットにし、ターゲットからエネルギーを吸い取る生き物です。
ということはまず1つめにどんなタイプの人がナルシストを引き寄せるのかというと、
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①エンパス
以前にもエンパスについて紹介しましたが、ナルシストにターゲットにされる人のほとんどはエンパスです。
エンパスというのはエンパシーから来ていて、エンパシーは共感、感情移入の力といった意味があります。
このエンパスと呼ばれる人は共感力の高い人のことです。
共感力の高い人は感情やエネルギーに敏感で、他人の感情を自分のことのように受け取る洞察力を持っていたり、他人の痛みや感情をまるで自分が感じているように感じることができます。
エンパスは本当に思いやりのある優しいタイプの人でナルシストとは真逆の性格をしています。
反対の性格だからナルシストとマッチするのかもしれませんが、エンパスは他人のことを気にかけたり、自分よりも他の人のことを優先したりします。
エンパスはそんな素敵な性格を持った人で、このような優しい性格を持つことはとても素晴らしいことですが、残念ながらナルシストとの関係において彼らに標的にされてしまう可能性は非常に高いです。
なので『自分が他の人と比べて共感力が高いな』と感じる人は、彼らに狙われないように注意する必要があります。
共感力が高いことはすごくいいことで、それをどうにかしなければいけないといったことではないんですね。
共感力が高いエンパスをナルシストは『この人は自分のことをよく理解してくれるから、自分のターゲットにふさわしい』と感じます。
エンパスは自身のエゴを養ってくれる存在として完璧なので、彼らはエンパスと出会うととても魅力的に感じます。
ナルシストが言うことを素直に聞いたり、彼らの要求を全部受け止めたりすることができるのがエンパスといわれるタイプの人です。
エンパスは共感力が高いため、相手の気持ちをよく理解することができるので、例えばナルシストが悲しいストーリーを話し出して同情を誘おうとした時、エンパスも自分のことのように悲しくなってしまいます。
もちろんナルシストは無意識にこういった行動を取っていることがほとんどですが、エンパスはそれに気づけずナルシストに同情して彼らの欲しいものをすぐに与えてしまいます。
ナルシストは欲しいものが手に入ると、エンパスに対しLove bombingという愛情表現を行い、エンパスを自分に魅了させます。
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【Love bombing】ナルシストの虐待サイクルの第一段階。大袈裟な愛情表現、愛の爆弾とも言われ、ターゲットにたくさんの褒め言葉やプレゼントを与え、自分に魅了しようとする心理的操作の戦術
エンパスは『自分が彼/彼女を助けてあげることができた』と満足し、これが共依存の関係へ陥る理由のうちの1つだと言えます。
②人を助けようとする人
エンパスと少し似ていますが相手に同情し、事情をよく把握する前にとっさに助けようとする人はナルシストに狙われやすいです。
例えばナルシストが何か要求してきた時、
『自分が助けてあげるしかない』『この人をなんとかしてあげないと』
と感じ救おうとします。
これにおいても人を助けようとすることが決して悪いことではなく、ナルシストは人の脆弱性を利用して目的を達成します。
脆弱性というのは人の脆く、弱いところを表します。
彼らは被害者のふりをして同情を誘ったり、ターゲットを責めて罪悪感を植え付け、欲しいものをターゲットから得ようとします。
実はこのタイプはイネーブラーに多いです。
イネーブラーについては以前の記事で紹介しましたが彼らは基本的にアルコールや薬物などの問題行動の依存を手助けしてしまう人の事を言います。
例えばナルシストがアルコール依存症だったとしてお酒を買うお金を要求してくるとします。
イネーブラーはそれがよくないことだとわかっていてもお金を渡してしまったりナルシストをサポートします。
その心理は色々で
『断ったら嫌われてしまうかも』『ダメと言ったらもう会ってくれないかも』
といった理由で断れなかったり、
『断ったら暴力を震われたり脅されるかも』
と考えたり深刻なケースも本当に多いです。
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③ポジティブな人
これは意外かもしれませんが、ナルシストはネガティブな人よりポジティブな人に惹かれることが多いです。
ナルシスト自体内側で嫉妬や妬みなどのネガティブな感情を抱えていることが多いので、自分のことを上げてくれるポジティブな人をナルシストは好みます。
ナルシストはポジティブな自己陶酔と呼ばれるエネルギーを吸い取って自身のメンタルを保ちます。
【自己陶酔的な供給】ナルシストがエゴを養うのに欠かせないもの。褒め言葉、賞賛、注目やパワーを持っているような力強い気分、環境や誰かをコントロールできていると感じる気分など
まずネガティブな人から自己陶酔を得る事は難しいと思います。
どうしてかと言うとポジティブな人から自己陶酔を得た方が、得た甲斐が大きいんですね。
要するにポジティブな人から得る自己陶酔は、ネガティブな人から得る自己陶酔より質がいいということになります。
ポジティブな人から得る自己陶酔の方がもっと価値があって、もっと多くのエゴを養えるのでポジティブな人を好みます。
ナルシストは自分で自分のことを幸せな気分にさせるのが苦手な性格をした人たちなので、周りの支えがないと生きていけない事が多いです。
なので自分に自信をつけたり自尊心を高めるためには他の誰かを常に必要とし、ターゲットを自分の存在を引き立ててくれる存在として利用します。
また単純にナルシストは嫉妬深いのでポジティブで自分の考えをしっかり持っていたり周りから評価されている人に嫉妬して標的にすることもあります。
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④すぐに許してしまう人
ナルシストは同じ失敗を何度も何度も繰り返し
『もう傷つけることはしないから』『態度を改めるから許して欲しい』『自分がしたことにすごく反省している』『君を傷つけるつもりはなかった』
とその度に謝ります。
絶対に謝らないタイプのナルシストもいますが、彼らが自己陶酔が必要な時やなにか欲しいものを手に入れようとしている時、相手を操作している時は一旦プライドを捨てて謝罪してくることがあります。
その時にチャンスを何度も与えてしまう人は彼らのターゲットになりやすいです。
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私の経験なんですが、私はナルシストからの被害に遭った時に彼女が何度も失敗を繰り返す度に何度も許したんですね。
謝ってきては何度もチャンスを与えて心のどこかでは
『これが最後ではないだろうな』
とわかっていても、実際ナルシストが操作してきた時は何度も同じ失敗を許してしまったんですね。
完璧な人は絶対にいないので人を許すことは大事だと思うんですが、何度も何度も同じ過ちを犯す人にチャンスを与え続けたり、
『また〇〇してもどうせ許してくれるだろう。この前も許してくれたし。』『うまく誤魔化せばいいや』
など考える悪意のあるナルシストを何度も許す行為は自分を傷つける行為だと思います。
まず変わろうと口では言っていても実際行動と矛盾している人は変わろうとする気がない人なんですね。
これはナルシストを何度も何度も許してチャンスを与えてしまった結果ですが、最終的に何も残らないし時間の無駄だなと私は思ったんですね。
ナルシストではない人は自分が失敗してしまった時
『今度は気をつけよう』『ちゃんと反省しなきゃ』『相手に悪いことしてしまったな』
と感じますが、相手がナルシストの場合、誰かが許してくれた時彼らは
『これを許してくれたんだしこれからはこれをやってもいいんだ』
と許可をされたかのように勘違いします。
ナルシストの持つ人格は自己愛が歪んだ人格です。
考え方も本当に歪んでいて、相手の言ったことを微妙に捻じ曲げて解釈する特徴があります。
利用されている時に何度も相手を許すことって本当に疲れることだと思います。
もし今こういった状況にいる方は思い切ってナルシストにNOとはっきり断ってみたり、自分の意思を見せることはナルシストを驚かすことになるかもしれません。
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⑤ナルシストに育てられた人
いわゆるスケープゴートと呼ばれる人で、
彼らは罪もないのに悪者にされたり自分が犠牲になって他人の責任を負うはめになったりする人
です。
ナルシストに育てられた人はナルシストの親や家族から受けた心理的虐待に当たり前のように慣れてしまっていたりします。
なので大人になってからナルシストに会っても、ナルシストのパートナーからナルシスト的虐待を受けていることに気づけないことが多いです。
皆さんはこれらのタイプに当てはまりましたか・
共感力が高いこともポジティブな性格を持っていることもとても素晴らしいことだと思います。
そのせいでナルシストから目をつけられることは本当に残念なことですが、自分の性格や、ナルシストを引き寄せるタイプなどよく理解しておくことでナルシストから攻撃されることを早い段階で対策することができるはずです。
ナルシストを扱う時は彼らに惹きつけられないように無反応をキープして自分の意思をしっかり持つことが大切です。
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
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