ナルシストの危険信号の見抜く方法
ナルシストと知り合って彼らの異変に感じ、離れようとしてもなかなか彼らから離れることが難しいと感じたことはありませんか？
感情的にも物理的にも距離を取れたと思ったのに、実際彼らは再び戻ってくることが多いです。
今日はナルシストやサイコパスに出会ってこの虐待的なサイクルに巻き込まれないようにするために見抜くことができる『ナルシストの危険信号』についてお話ししたいと思います。
ナルシストはお世辞を使って、相手を心理的に操作する？
ナルシストやサイコパスなどの精神的にも身体的にも虐待をする人は、他人を巧みに操作し支配しようとします。
彼らにターゲットにされたことがある方は
『どうして彼らに巻き込まれたんだろう』『どうして兆候に気づけなかったんだろう』
と感じる方も多いと思います。
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どうしてかというと、そもそも彼らの行為っていうのは最初嫌がらせや虐待のように見えないんですね。
ナルシストやサイコパスは知的で魅力的な人が多いです。
実際、彼らの行動や態度などは素晴らしく素敵に見えたと思います。
その理由は彼らはお世辞を使って相手に心理的操作を行うからなんですね。
彼らは相手を褒めてターゲットを感情的にマニピュレートして自分の世界に引き込みます。
ナルシストは相手が喜ぶことを計算して、賞賛や褒め言葉などをマニピュレーションの戦術のうちの１つとしてうまく利用します。
それは見返りにターゲットから何かを得ようとしているんですね。
相手に自分のことを信用させる目的としてお世辞を言ってきたりして、ナルシストの行動はとても操作的です。
実際に過度な賞賛は不誠実で、下心を持っていると定義されています。
なので本質的に誰かが過度なお世辞を言ってくるということは、ほとんどの場合彼らは私たちから何かを欲しがっている、または何かを得ようとしているという可能性が高いです。
この過度なお世辞というのは純粋に相手を褒めるということではなく、相手を褒めまくっているからといってその人がナルシストだということではないんですね。
単純に相手を褒めるといった行為は感情の現れであるので、とても自然な行為です。
でもナルシストは意図的に相手を褒めて、彼らが望むものを他人から得ようとします。
ナルシストが得意とするLove bombingの戦術
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彼らは毎日ラインや電話をしてたくさんのコミュニケーションを取ろうとしてきたり、
『今、何してるの？』『今どこにいるの？』
と頻繁に聞いてきたり、常に詳細を知りたがります。
ナルシストはコミュニケーションを取ることに時間を費やして愛や信頼を掴もうとします。
このLove bombingの時期は絶え間なく色んなことを言って、ターゲットを夢中にさせ魅了させます。
ターゲットはナルシストからプレゼントや褒め言葉などの形でたくさんの愛情を受け取り、彼らに心を奪われることもあります。
本質的に彼らがしていることは相手を信頼させるエネルギーの供給を行わせる為にウォーミングアップのようなものだということが言えます。
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ナルシストはターゲットを魅了するためにいろんな手口を使う
このLove bombingという攻撃はターゲットに喜びと満足感を与えて、ターゲットの脳内ではドーパミンとオキシトシンが分泌され、ハイの状態になります。
彼らはターゲットの脆弱性（ぜいじゃくせい）や自信の無さを使って、上手に調節しながらLove bombingを行います。
実際何が起こっているのかというと、私たちは私たちの内側にある承認の感覚をナルシストに移しているということになります。
これは第一ステージですが、次の『過小評価』の段階に進むと、ナルシストは180度態度を豹変してターゲットに暴言を吐いたり、暴力を振るうようになります。
今まで優しかった姿とは別人の本性を出し始め、ターゲットを責めて嫌がらせや、精神的、または身体的虐待を本格的に開始します。
なので彼らが何かを得る為に必要以上に自分のことを褒めてきたり、下心が見えた時は次の段階へ進ませないように十分に注意する必要があります。
純粋に心から思って言っているお世辞か、何かの目的の為の偽物のお世辞なのかその違いを見抜くことが大事です。
私たちの承認欲求のために彼らが私たちに与える賞賛に溶けこんだりしなくても、自分自身の自尊心や自信を高める努力をすることで彼らに頼らなくてもよくなります。
ナルシストはかなり表面的なので、彼らはお世辞など言って常に自分の見栄えをよくしたいと思っています。
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もし、ナルシストが欲しいものを得られない場合は？
もし、彼らが自分の欲しいものをターゲットから得られない場合は、色んな手を使って攻撃してきます。
それがナルシストが人を侮辱したり批判したりする理由です。
決してお世辞を言うことが悪いとかそういったことではなく、あからさまに思っていもいないお世辞を言い合ったりすることは、時に奇妙に思われることがあります。
見え見えなお世辞は人に気に入られるためや何かの目的のためによって行われる行為で本物ではなく偽物だからです。
なのでナルシストは他人に媚びるのが上手だったり、出世しやすかったりするんですね。
その理由は、彼らは
『これを言ったら相手が喜ぶ』『これを言ったら相手は嫌がる』
ということを理解し、計算して他人とコミュニケーションを取ることができるからです。
ナルシストへの対処法
最後にナルシストのこういったサインが見え始めたらどうしたらいいのか対処の方法についてお話ししたいと思います。
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①遅らせる
これは彼らに時間を与えるということなんですね。
ナルシストと知り合ってこれらの兆候が見え始め彼らの性格の異変に感じたり、虐待のサイクルに巻き込まれたと感じたとします。
例えば彼らと深い関係になる前、交際、同棲や結婚を求められて悩んでいる時や彼らと旅行に行く前、親しい友人になる前やいろんな状況で言えます。
彼らはLove bombingの段階でたくさんの愛情表現を行うかもしれませんが、ナルシストの場合高い確率で次の段階の過小評価に映ります。
暴言を吐いたり、マウントを取って見下してきたりネガティブな自己陶酔を得ようとしているサインが見え始めた時、
『ちょっと距離を置きたい』と私たちが感じてしまう時です。
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②離れる
この時、彼らを手放すように心がけます。
ナルシストは高い確率でフーバリングを行って、私たちを自分の元にもう一度取り戻そうとしてきます。
フーバリングの段階ではターゲットは複雑な感情を抱いたり、彼らのLove bombingによって混乱し、衝動に駆られるかもしれません。
もしそれが自分の望むものでない場合は、その衝動に抵抗するべきだと言われています。
彼らは注目してもらいたい為に再びコミュニケーションを取ったり、つきまとったりするように感じたら間違いなく危険信号だと思います。
なのでナルシストとの関係では彼らがどのように自分とコミュニケーションを取っているかをよく観察して、過剰な褒め言葉などのお世辞を与えられているか見極める必要があります。
また彼らがお世辞を言うことで見返りを求めているかということを見抜くことも大事だと思います。
これはカップルだけに限らず、友達の関係でも同じことが言えます。
お世辞をたくさん言い合ったりする表面的で上辺だけの付き合いなのかのことです。
まず正直な気持ちを持って、本音を言い合えない関係はよくないと思います。
そしてこういったタイプのナルシストは相手にお世辞を与えることで、自分もお世辞を言ってもらうことを期待し、それを自己陶酔的な供給として他人からの賞賛を得ます。
これは
『こんなにあなたのこと褒めてあげてるんだから、私のことももっと褒めてよ』
という心理なんですね。
彼らは生きていく上でこの自己陶酔が必要なので、褒め言葉や賞賛などを他人から期待します。
以前の動画で自己陶酔的な供給について詳しくお話ししているので、まだ観ていない方はぜひご覧になってください。
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ナルシストが生きていく上で欠かせないこの自己陶酔の本質や定義がはっきりと理解できると思います。
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
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