中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【ダークトライアド/サディスト】人間関係を壊す人の対処法

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人間関係を壊す人の対処法

 
あなたは恋愛、友人、職場などの人間関係を破壊しようとする人に会ったことはありますか?
 
サイコパス、カバートアグレッションやナルシストは職場や親戚などグループの中でわざと揉め事になるように人間関係をめちゃくちゃにしたりします。
 
楽しい集まりだったはずなのに彼らによって周りの人との人間関係を壊された経験がある方もいると思います。
 
今日は『人間関係を崩壊させる人』についてお話しします。
 
 
記事の最後には対処法についてもお話しするので、今彼らの存在に悩まされている方はぜひご覧になってください。
 

人間関係を壊すタイプの人

 
まず『人間関係を壊す人』は色んなタイプがいると思うんですが、彼らの特徴を挙げると、天然や無知を装ってわざと人の秘密を暴露したりします。
 
いわゆるあざとい感じの人で他の人に言うべきではないことを口が滑ったとか『あ、言ったらだめだったんだ!』と後からとぼけたりする人です。
 
こういうタイプはカバートアグレッションに多いんですが、彼らは直接悪口を言ってあからさまに攻撃せずに隠れた攻撃性を持っています。
 
彼らは事実の中に少し嘘を混ぜて第三者に伝えたり、悪い噂を流してターゲットを陥れようとします。
 
そして周りの人を洗脳してターゲットを孤立させようとします。
 
またナルシストも操作的なので、周りの人間関係を壊そうとする傾向があります。

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要素が混じったパーソナリティを持った人もいる

 
こういったパーソナリティー障害を持った人たちは実はいろんな要素を揃えていることも少なくありません。
 
ナルシストにもサイコパスの要素を持った人もいれば、ソシオパスだけどナルシストの要素を持った人もいたり、特性が混ざっていることもあります。
 
サイコパスの気質がある人の代表的な特徴ですが、彼らは自己中心的で人の痛みや苦しみがわからなくて良心に欠けています。
 
サイコパスは自分の承認欲求を満たす為に周りの人を巻き込んで人間関係が崩壊する光景を楽しんだりします。

関わると危険と言われているダークトライアド

 
ここでこういった特性を持った人もいると言うことを少しご紹介したいんですが、
 
このような他人を傷つけてもなんとも感じない反社会的特性を持った人を探ると、ダークトライアドという3つの要素を持った人というのがいます。
 
ナルシスト(自己愛傾向)
サイコパス(共感力がない人)
マキャベリアニスト(目的の為に手段を選ばない)

これらの3つの要素に加えてもう一つサディストという人を苦しめることに喜びを感じるという4つの要素を持った人と関わると危険だという研究結果があるんですね。
 
実はサディストにもたくさんの特徴があるんですが、彼らは人をからかって相手がうろたえているのを見るのを楽しみます。
 
周りの人を振り回すことに抵抗を感じなかったり、自分が主導権を握っているということを相手に分からせる為なら人を傷つけても何とも思わないんですね。
 
彼らは他人に辛く当たることを楽しんだり、人を苦しめると気分がよくなったりします。
 
他人に屈辱を与え、人を騙したり嫌がらせをすることを楽しみ喜びを感じます。
 
サディストには他人を苦しめても罪悪感を感じないという特徴もあります。
 
もしこのようなタイプの人と関わってしまうと精神的にも肉体的にも苦痛を与えられてしまいます。
 
サディストの要素を持った人にターゲットにされた場合、周りとの人間関係をめちゃくちゃにされ、精神的に追い詰められてしまう可能性がかなり高いです。

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視聴者さんからもらった質問

 
そして最近視聴者の方からいただいた質問なんですが、
 
『一度ナルシストに壊された人間関係を戻すことは不可能なのか』
 
ということについてお話ししたいと思います。
 
質問くださった方ありがとうございます。
 
これは個人的な意見で色んな意見があると思いますが、この質問に関しては研究結果や参考資料とは別に実際に私がナルシストからの被害に遭った経験からお話しさせてください。
 
私はナルシストに一度むちゃくちゃに壊された人間関係を元に戻すのはかなり難しいと思います。
 
これは巻き込まれた相手やその巻き込まれた人物とターゲットの関係性にもよりますが、結論から言うとその人物次第だと思います。
 
ナルシストに関係を壊されてもその人と自分次第で再び関係を修復することは可能だと私は思うんですね。
 
例えばもしその人がナルシストのフライングモンキーになって完全に洗脳されてしまって、こっちの言い分を聞いてくれないとかかなり批判的で一方的な判断をする人だとします。
 
ナルシストはフライングモンキーにあることないこと言って話を大袈裟に話してガスライティングをしながら彼らを巧みに洗脳するので、基本的にフライングモンキーはナルシストの言うことを信じ込んでいます。
 
以前にも動画でお話ししたナルシストが行う中傷キャンペーンの期間にナルシストは私たちを悪人に仕立て上げる為にかなり中傷的になっています。
 
そしてフライングモンキーはガスライティングをされて催眠術をかけられたような状態になっていると言えます。
 
なので私たちがフライングモンキーに対してどう誤解を解こうと、自分の正当性を主張しようとフライングモンキーが両サイドの視点からまともに話を聞いて判断してくれるということは簡単ではないんですね。
 
一度ナルシストの味方についてしまったら、こちらの話を聞く姿勢はほぼなくなるので、フライングモンキーを相手することはほんまに厄介です。
 
実際に私もナルシストに数人との人間関係を壊されたことがありますが、壊れてしまう前のような関係に戻すということはできなかったんですね。
 
でも唯一壊される前より関係がよくなった人が1人だけいます。
 
当時はナルシストが何度もその人との人間関係を壊そうと攻撃してきて大変でしたし、ナルシストが危害を加えてきている時はその人との関係は最悪でした。
 
でもお互いがそのナルシストがどれだけ有害なのかということに気づいて、ナルシストとの接触を避けるようになってからその人物との関係は良くなりました。
 
多くのナルシストの研究をされている専門家の方が『ナルシストと関わらないのが一番の対処法』だということをおっしゃるのがこういった理由だということが言えます。
 
本当にその人物によると思いますし、その人が関係を修復する気があるのか、また自分を気にかけてくれるのか、それでもナルシストの味方につくのかと見極めることが大事だと思います。

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人間関係を壊す人の対処法

 
最後に人間関係を壊す人の対処法についてお話しします。
①関わらない
 
家族や職場の人とかではなく関わらなくても支障がない人であればナルシストだけではなくフライングモンキーも避けることが効果的です。
 
どうしてかというとフライングモンキーはマインドコントロールされているので、ナルシストだけではなくフライングモンキーからの被害にあって傷つくことがあるからです。
 
フライングモンキーはナルシストの嫌がらせやいじめに加担するような存在です。
 
彼らはナルシストの心理的操作によってナルシストの味方になっていきます。
 
ナルシストとの関係は白か黒かはっきりしていると言われています。
 
どういうことかというと味方か敵か好きか嫌いかのどちらかで、その間はないんですね。
 
心理学ではナルシシズムは伝染すると言われています。
 
フライングモンキーは実際に悪い人ではなく嫌がらせをするような人じゃなかったとしても、ナルシストに上手に操られているので結果的に無意識のうちに私たちを傷つけていたりします。
 
フライングモンキーは最初は悪気がないかもしれませんが、段々とナルシストに洗脳されていくうちに噂話を簡単に鵜呑みにしたり、一緒に悪口を言って楽しんでいるかもしれません。
 
悪口を言うと脳内でドーパミンが放出されるのでそれはタバコとかアルコールのように中毒性があるんですね。
 
フライングモンキーはそういった理由でナルシストに操られているので、関わらなくても支障がないのであれば関わらない方がいいらしいです。

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②細かい情報を与えない

自分の弱みを握られたり中傷キャンペーンのネタになるだけなので、彼らが知る必要のないことはできるだけ話さない方がいいみたいです。

③周りを味方につける
 
できるだけ多くの人にナルシストにされたことや言われたことを把握しておいてもらうことがポイントです。
 
もしかしたら同じことをされて嫌な思いをしている人もいるかもしれないし、ナルシストの異様な行動に気づいている人も多いかもしれません。
④スルーする
 
気にしないというのは難しいかもしれませんが、ナルシストはこちらが反応することを何よりも望んで楽しみにしています。
 
私たちが彼らをコントロールすることはできないので、私たちが変わるのが一番いいです。
 
スルースキルを身につけて反応しない態度を見せることで彼らは『自己陶酔を得られないし面白くない』と判断するので標的にすることをやめるかもしれません。
⑤お互い冷静になってから話し合う
 
ナルシストに関係を壊されてすぐに関係を修復しようと話し合うのは言い合いになったり難しいことが多いです。
 
相手も失望していたり感情的になっていたりするので、相手が自分を許せる気持ちになるまで少し待ってみるのもいいかもしれません。
⑥悪いと思っていないことは謝らない
 
ナルシストによって関係を壊されたんであれば、そのことについて謝る必要はないと思います。
 
ナルシストと関わっている時は基本的に罪悪感を植え付けられるので『これは自分のせいではないんだ』と意識することが重要です。
 
絶対に自分を責めて悲観的にならず、自己意識を高めることがナルシストとの関係で大事なことだと思います。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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