中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【心理的操作】マニピュレーターが行うマインドゲーム

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マニピュレーターが行うマインドゲーム

 
みなさんはマニピュレーターってご存知ですか?
 
マニピュレーターは自分の利益や目的の為に他人を操ろうとする人のことです。
 
基本的にナルシストやカバートアグレッションなどの歪んだ人格を持った人はマニピュレーターです。
 
彼らは相手を心理的に操作しながら嫌がらせをして人を傷つけます。
 
今日は『マニピュレーターが行うマインドゲーム』についてお話しします。
 
【心理的操作】マニピュレーターが行うマインドゲーム|Mind Game Narcissists Play|今回は『マニピュレーターが行うマインドゲーム』についてお話ししました。–––––––––––––––––––––––––––––動画をご視聴いただきありがとうございます!このチャンネルでは日常生活、職場、恋愛や友人関係など様々な状況において役立つ心理学の知識やテクニックを発信しています✨また、前向きな思考で物事を...リンクyoutu.be

ナルシストやサイコパスが人をコントロールするために行うマインドゲーム

 
ナルシストやカバートアグレッション、ソシオパスやサイコパスなどこれらのマニピュレーターが使う戦術はたくさんあります。
 
彼らは心理的に相手を操作し、こういった行為は心理的虐待と言われています。
 
前回『ナルシスト的な虐待』についてお話ししましたが、擦り傷は簡単に治りますが彼らの虐待からのトラウマによってつけられた心の傷はそう簡単に治りません。
 
なので早めに彼らの存在に気づくことで構えることができるので、自分のメンタルを守ることができます。
 
もし周りに
 
『ちょっとおかしい人がいるんだけど』
『この人を扱うのがすごく難しい』
 
と感じる人がいればもしかしたらマニピュレーターなど他人を操作する関わると有害なタイプの人かもしれません。
 
今日は彼らが行うマインドゲームを7つ紹介したいと思います
①ガスライティング
 
まだあまり認知されていない用語なので聞いたことがない方も多いかもしれません。
 
他の動画やブログ記事でもガスライティングについて詳しくお話ししています。
 
実は虐待的な関係を持った人の多くがガスライティングを受けた経験があると言われています。
 
ではガスライティングとは一体なんなのかという話しなんですが、
 
ガスライティングは、彼らがターゲットに自身の現実感覚を狂わせ、自分自身を疑わせる為の心理的操作の方法
 
です。
 
ガスライティングは心理的虐待とも言われていて、心理的に誰かを支配、マインドコントロールする嫌がらせの手口なんですね。
 
これに関してはとても悪質で陰湿です。
 
例えばあなたはドアの鍵を閉めます。
 
でも彼らはあなたの知らないところで嫌がらせをする為にわざとドアの鍵を開けます。
 
そしてあなたのことを
 
『無責任』
『なんでそんなことも忘れてるの?』
『鍵閉めてって頼んだじゃない』
『馬鹿じゃないの?』
 
と後であなたを非難します。
 
このように彼らは巧みに嘘をついて誤った情報をターゲットに与えるので、ターゲットは自身の記憶や正気を疑うようになってしまいます。
 
『悪人は善人を悪人に仕立て上げることから始める』
 
という言葉のように、マニピュレーターは話を作り上げて自分をよく見せて相手を悪者扱いします。
 
ガスライティングをされているターゲットは不安や混乱、落ち込みなどは感じていますが、こういった感情の原因が何なのか理解できないことが多いです。
 
まずはマニピュレーターに操作されている場合、自分がされているのはガスライティングだということに気づくことが重要です。

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②投影
投影というのは心理学で『自分の中にある受け入れたくない不都合な感情を認めたくない時にそれを他人のものだと思い込むこと』
 
例えばなんとなく嫌いだと感じる相手がいる場合、自分が相手を嫌っているにも関わらず、『この人は自分のことを嫌っている』と無意識に思い込んでしまうのが投影です。
 
マニピュレーターもこの投影によってターゲットをサンドバッグのように扱い、彼らのネガティブな感情を押し付け自身の感情の衝突を回避しようとします。
 
例えば問題があるのは彼らの方なのにターゲットに問題があるようにターゲットを責め、腹を立てて暴言を吐いたりします。
 
これを英語でダブルスタンダードというんですが、自分のことを棚に上げて、他人の事ばかり批判するといった行動を取ります。
 
これはものすごく自分勝手で不公平な物事の判断の仕方で、同じ状況だとしても彼らの行為は許されてターゲットの行為は絶対に許されません。
③罪悪感を抱かせようとする
 
彼らが何かを欲しがっている時、ターゲットに罪悪感を植え付けて必要な物をターゲットから手に入れようとします。
 
ターゲットがしたり言った些細な事を思い出させようと受動的に過去に起こったことについて話したりして罪悪感や責任感を感じさせようとします。
 
マニピュレーターは罪悪感を使って相手に借りを作ったかのように感じさせるのが得意です。
 
こういった行為を受動的攻撃と言ってカバートアグレッションがよく使う戦術です。
④サイレントトリートメント
 
サイレントトリートメントというのは無言対応という意味で、これも受動的攻撃行動に含まれます。
 
彼らはいきなりターゲットに冷たい態度を取ったり無視をしたりします。
 
彼らがサイレントトリートメントを行う理由はターゲットの自尊心を壊す為です。
 
これは職場や家庭内、友達、カップルなど色んな状況で行われて、彼らは何もしていないターゲットとコミュニケーションを取ることを拒否します。
 
そしてターゲットの自尊心を下げて、ターゲットが謝ったりして彼らに頭を下げることで再びコミュニケーションを再開します。
 
なのでターゲットは常に彼らの顔色を伺ったり、自分が悪い状況じゃなくてもいつも謝っている可能性があります。

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⑤無知を装う
 
彼らは無責任で常に自分の失敗を他人に押し付けたり、自分で責任を取ろうとしません。
 
いつも人のせいにするために言い訳を準備しています。
 
彼らは無知を装って知らないふりをしたりとぼけたりします。
 
そして彼らの不適切な行動から逃れようとします。
 
例えば浮気なんかが代表的な例ですが、彼らに悪い行いを問い詰めてもとぼけてその問題を大したことではないかのように重要視しません。
 
彼ら自身が許されるように上手に持っていってターゲットを操作します。
⑥被害者を演じる
 
周りの人から共感を得る為に涙という武器を使ったり、悲劇のヒロインを演じます。
 
『この人にこんなことをされた』
『私はこの人にこんなにしてあげたのに』

 

と大袈裟に話を広げ周りの人から注目を集めようとします。
⑦癇癪を起こす
 
彼らは子供の癇癪と同じように彼らが自分の思い通りにいかなかったり自分の要求しているものが手に入らない場合、感情をコントロールすることができず激しく怒り出します。
 
彼らは暴言を吐いてターゲットを罵ってもっと自分に服従させる為に怒りを使います。
 
彼らは批判に耐えられず常に自分が正しいと確信しているので、私たちが同意しない場合は私たちを敵とみなします。

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最後に

 
みなさんの周りでこれらの特徴を持った人はいますか
 
または過去にこういったマニピュレーターと関わったことはありますか
 
もし今マニピュレーターが身近にいる場合、これらの戦術を理解することで彼らが私たちを操作することは間違いなくもっと難しくなります
 
もし私たちを操作できないのであれば私たちは彼らにとってもう役に立たないので、もしかしたら彼らは危害を加えて来なくなるかもしれません
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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