【ナルシストの代わりに周囲に毒を吐く代理人】フライングモンキーとは
今ナルシストの相手をしていて困っている方は、必ずといっていいほどフライングモンキーからの被害に遭っている方が多いと思います。
このフライングモンキーというのは、ナルシストが巧みに操る第三者のことです。
フライングモンキーは1人とは限らず、ナルシストは時に数人を自分のナルシズムの代理人として利用します。
今日はフライングモンキーとはナルシストにとって一体どういった存在なのか、ナルシストはなぜこのフライングモンキーが必要なのかについて、具体的にお話ししたいと思います。
フライングモンキーってどんな人?
自己愛が強いと言われているナルシストは、自分の欲求を満たすために周りの人を利用します。
この周りの人たちを心理学でフライングモンキーというんですね。
【フライングモンキー】ナルシストのイネーブラー。ナルシストに成り代わって周囲に毒を吐く代理人
彼らはナルシストに成り代わって周囲に毒を吐いたり、ナルシストの代理になってくれるのでナルシストにとってフライングモンキーは自分のお気に入りの存在です。
例えばドレッシングのかかっていないサラダとドレッシングのかかっているサラダだったらドレッシングのかかっているサラダの方が美味しいですよね。
そんな感じでナルシストはターゲットに対する嫌がらせをフライングモンキーに加担させます。
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フライングモンキーはナルシストのいじめに加担する存在
何が言いたいかと言うと例えば、学校のいじめと一緒で1人でいじめるより友達と誰かをいじめる方がもっと面白いように、大人のいじめも基本的に論理は一緒なんですね。
フライングモンキーは周りの人誰でもなり得ます。
もし家族だったら子供や兄弟、職場の上司がナルシストだったら同僚たちが複数でフライングモンキーになったりします。
フライングモンキーは自分がナルシストに利用されていることに気付いていないこともあります。
ナルシストはターゲットに嫌がらせをするためにガスライティングをしたりフライングモンキーを上手に操って洗脳します。
オズの魔法使いに由来している
このフライングモンキーという用語はオズの魔法使いという小説から来ていて魔女に命令されたり嫌な役回りをするパシリのキャラクターらしいです。
例えばメインのナルシストがいて周りにいる雑魚キャラみたいなのがフライングモンキーということになるんですね。
学園ドラマとかでもいじめっ子のボスの隣にいつも2人くらいパシリみたいな煽ったりしている存在がいますよね。
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彼らはナルシストの言うことを全て信じている
ナルシストはターゲットを周囲から孤立させるためにフライングモンキーを巧みにコントロールします。
なのでフライングモンキーは、基本的にナルシストの言うこと全てを信じ込んでいます。
これはナルシストの相手をしている人ほとんどが言うんですが、フライングモンキーはナルシストのことを素晴らしい人間だと信じているんですね。
フライングモンキーはナルシストの存在についてターゲットに
『〇〇がどれだけいい人なのかわかってないのはあなただけだよ』『あの人そんなに悪い人じゃないよ』
みたいなことを本気で言ってきたりします。
これに関しては本当に悲しいことだと思います。
要するに周りの人たちはナルシストのことを優秀で優れていて、親切で思いやりがあって‥など思っていて彼らに上手に騙されているんですね。
基本的にこういったナルシストのタイプは猫を被っていたり、カバートアグレッションのようにいい人のふりをして見かけだけで、ターゲットにしか本性を見せないことが多いです。
ナルシストとの関係はかなり表面的
ナルシストはかなり表面的で上辺だけの特徴を持っています。
例えば私たちの身近にいるとすれば、『私たち友達だから』とか言って上手に仲間を集めて誰かを攻撃したりする人ですよね。
こういったナルシストのタイプは裏で『〇〇にこんなことを言われた』とか言って悲劇のヒロインを演じていることもあります。
被害者のふりをして相手に同情してもらうことで味方を増やせるからなんですね。
なのでフライングモンキーは両者の言い分を聞かずにナルシストの言うことだけを信じて判断していることがほとんどです。
フライングモンキーはターゲットにされた人の都合や気持ちを無視して勝手に判断して批判するので、こういった行為はターゲットからすると本当に迷惑やし腹の立つことなんですね。
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悪い噂を流す中傷キャンペーンとは
彼らでターゲットについての話題で勝手に話を大きく広げたりしてターゲットをけなします。
これを中傷キャンペーン(スミアキャンペーン・Seamer campaign)といいます。
彼らは長期間に渡ってこういった手口を使ってじわじわとターゲットに嫌がらせをします。
いい人のふりをして攻撃するカバートアグレッションは心配するふりをして相手の価値を落とします。
ここで彼らがよく使うフレーズを例として挙げます。
あくまで例えですが、例えば、彼らは
『〇〇昨日飲みすぎてたけど大丈夫かな。心配やわ』
と言っておきながら、数ヶ月後とかしばらくしてこの中傷キャンペーンという彼らのイベントが始まると、
『なあなあ。前から言うてたけど〇〇最近飲み過ぎやんな。絶対アルコール依存症やん』
とか言って話を大きく作りあげたり悪意のある嘘をついたりします。
根拠もない勝手な決めつけで盛り上がったりするのが中傷キャンペーンです。
人の粗探しをしたり何か小さな欠点を見つけては相手を批判して
『母親失格やろ』『えー知らへんの?みんな知ってるで!』『〇〇もこないだこんなこと言ってたもん!』
とか言うタイプですね。
これらがフライングモンキーが取る行動で、こういう風に直接じゃなくても間接的にターゲットを攻撃します。
フライングモンキーを使った嫌がらせはターゲットを孤独、犠牲、孤立したように感じさせて、ターゲットは『自分が間違っていて自分がおかしいのではないか』という思考を持ってしまいます。
実際に起こっていないことをあたかも起こったかのように話して周りの人に信じさせようとするので、これは第三者を含んだガスライティングですよね。
もしナルシストが近くにいる場合はナルシストは他人と自分の味方か敵かという関係性しか作ろうとしません。
彼らは自分のことを尊敬してくれてたくさんの愛情を注いでくれていつでも自分のニーズを満たして自分に精一杯尽くしてくれる人しか認めません。
ナルシストに意見をする人、指摘や口出しをする人はすぐに敵とみなされて攻撃されることもあります。
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ナルシストとの関係はかなり面倒
英語で、walk on eggshells という言葉があるんですが、
walk on eggshells直訳すると『卵の殻の上を歩く』という意味なんですが、これは『細心の注意を払う』『慎重に行動する』
ということなんですね。
つまりナルシストの相手をしている人は卵の殻の上を歩かなければいけないようなくらい常に自分の発言や行動に気を付けなければいけないと感じています。
よくあるモラハラ被害
モラハラとか特にそうですが、パートナーがナルシストだと余計なことを言ってしまったら、相手の癪に障るだけなのでモラハラの被害者は自分の意見など気持ちを押し殺してしまうことが多いらしいです。
なので、常にパートナーの機嫌を取ろうとしたり彼らの意思を優先したりしてしまいます。
でも実はナルシストは臆病で精神的にもろいと言われているのでフライングモンキーという軍隊を自分の横につけないと相手と戦えないんですね。
ナルシストはこういった戦術を使って周りの人を操作しようとします。
もし周りにナルシストがいる場合、彼らが誰かの噂話など言ってきても彼らの言い分だけを聞いてその人物を判断するのではなく、両方の立場に立って事情を理解するように心がければ自分がフライングモンキーになることを防げます。
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ナルシストは他人を共感する能力が欠けている
ナルシストは共感力が低く、人の痛みがわからなかったりします。
フライングモンキーも悪気なく無意識にこれらの行動を取ったとしてもターゲットにされた人からすれば本当に傷つく行為だったりします。
ナルシストの吹き込んだターゲットの悪人像を本気で信じ込んで直接、または間接的に嫌がらせをするフライングモンキーもいます。
ガスライティングやマニピュレートなど彼らは他人を操ろうと思ってこれらの行動を取っている自覚はないと言われていますが、私が個人的に思うのが彼らは悪意があってこれらの行動を取っているのであれば自分のやっていることっていうのは彼らは十分に理解しています。
こういう風に操作すれば相手は言うことを聞くだろうと無意識のうちに考えて行動しているのだとすれば、頭の中では十分に計算されていて実際行動に起こせば相手や相手の人生にどういう風に影響するのかというのは理解できるはずです。
悪意があってこれらの行動を取る人は意図的にこういった行動を取ってターゲットにした人を傷つけます。
その嫌がらせに利用されているのがフライングモンキーなんですね。
今後またフライングモンキーをどういう風に対処すればいいかなど詳しく別の動画でお話ししたいと思っています。
関わると厄介なフライングモンキ、どう対処すればいい?
できるだけ関わらない
最後に、フライングモンキーを避ける為にできる対処法について少しお話ししたいのですが、やっぱり一番にするべきことは関わらないこと、相手にしない、無視するということです。
ナルシストと長く深く付き合うほど彼らからの被害にあう可能性が高くなります。
彼らは出会ったすぐは仮面を被っているのでいい人のふりをしていることがほとんどでいきなり攻撃してくることはありません。
彼らと付き合う期間が長いほど、仲良いふりをして情報を探る為にいろいろ聞いてきて弱みを握られたり、彼らが得る情報が増えると同時に、中傷キャンペーンのネタが増えるということになります。
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自己陶酔的な供給を行わない
一番手っ取り早いのはナルシストに自己陶酔的な供給を与えないということです。
自分とナルシストやフライングモンキーとの間に強い境界を設定して自分の中に入ってこないように対策をする必要があります。
境界を作る
『ここまでの行動は許せるけどこれ以上されたら許せない』
と自分で固く決めて、受け入れられないものには線を引くべきなんですね。
彼らと戦おうとせず、同じレベルに立つことを拒否することを見せつけ、同じレベルに立っていないということを彼らに思い知らせることは彼らからすれば屈辱で悔しいものです。
そうすることで彼らに自己陶酔的な供給を与えることを完全に止めれます。
私たちは彼らの全てを受け入れる必要はなく、私たちにはいつも立ち去る権利があるということを心がけることが重要だと思います。
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
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