中村りんの心理学研究所

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ナルシスト・ナルシシズム・自己愛性虐待を詳しく解説しています。

【この方法でナルシシズムを簡単に見抜けます】モラハラ加害者=自己愛が強いという訳ではない?!ナルシストを見分けるたった3つのサイン

【この方法でナルシシズムを簡単に見抜けます】ナルシストを見分けるたった3つのサイン

 

身近にいる人が『この人はナルシストかも』と気づいて、ナルシストについて調べていくうちに特徴がたくさんあって

『んーこの人はナルシストなのかな』『私が考えすぎなのかな』

と感じたことはありませんか?

ナルシストに関するいろんな情報を目にして、いろんな情報をインプットすることで、余計に混乱してしまうことがあるんですね。
 
例えば、モラハラする人=ナルシストと思われがちなんですが、決してモラハラやパワハラをするから、すぐにキレるからナルシストということではないんですね。
 
サイコパスやソシオパスなどの人格障害を持った人、もしくは人格障害を持っていない人でもモラハラをします。
 
なので、今日は『たった3つのサインで、相手がナルシストかどうか簡単に見分ける方法』をみなさんに紹介します。
 
今『この人ナルシストっぽいな』という人といたり、『いつかナルシストに会うかもしれないしサインを知っておきたい』という方も多いと思います。
 
このたった3つのサインを知っておくことでこんな人に会ったら注意するべきやということがわかるので、ぜひ役立ててみてください。
 

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今日はハーバード大学で心理学教授をされているクレイグ・マルキン博士の研究を参考にお話しします。
 
マルキン博士は、ナルシストについて深く研究されているナルシストの専門家なんですね。

健康的なナルシシズムと毒のある悪性ナルシシズム

 
実はナルシシズムはたくさんの種類があって、大きく2つに分けられます。
 
1つめは健康的でポジティブに働くナルシシズムと、2つめは健康的ではないネガティブなナルシシズムです。
 
ナルシストやからといって人に嫌がらせするとは限らないんですね。
 
冒頭でもお話ししたように、モラハラをするからと言ってナルシストということではないです。
 
単純に注目が欲しいために、大胆な行動を取ったりマウントを取って優越感に浸るだけのナルシストもいます。
 
ナルシシズムもレベルに分けると、いいように働けばカリスマ性が発揮されて有名人になります。
 
でも、悪性ナルシシズムになってくると攻撃的でかなり危険だと言えるんですね。
 
このように、もしこのネガティブなナルシシズムを持つナルシストと関わると自分にとって害を及ぼすが多いです。
 
ナルシスト=自己愛が強い人と定義されていますが、先ほども言ったように大声で怒鳴ったり、怒りをコントロールできないからナルシストではないんですね。
 
例えば、境界性を持った人でも怒りを向けるし、反社会性を持った人でもモラハラをする訳なんですよね。

ナルシストを見分ける3つのサイン

 
では、相手がナルシストかどうかを見極めるにはどうしたらいいのか、今からお話ししていきます。
 
先ほど紹介したマルキン博士がおっしゃるには、ナルシストはアルファベットのEから始まる代表的な特徴を持っているらしいです。
 
彼が言うこの3つのサインは非常に簡単で理解しやすく、覚えやすいので、今からこの3つのサインを順番に説明していきます。
①Entitlement(エンタイトルメント)特権意識が強い
 
エンタイトルメントは、特権意識が強いという意味があります。
 
これは、自分は周りからもっと褒められ賞賛されるべき、評価されて当然だという考えを持つことを意味するんですね。
 
このエンタイトルメントの性格特性を持った人は、『自分は特別な人間で、こんなにすごいんだから〇〇される権利があるんだ』という欲求を持ちます。
 
もし、周りが認めてくれないように感じると嫉妬、怒り、失望、不満など否定的な感情を持ちやすく、それがナルシストが攻撃的になる理由です。
 
彼らは人を見下したり、自分の方がすごいんだと他人に思わせる行動を取ります。
 
ありのままの等身大の自分を愛すことができず、周りに評価されることを優先するんですね。
 
ナルシストは人からどう思われるのかが気になるので、自分がやりたいこと、人の役に立つことよりも人に認めてもらうための承認欲求を満たすことを目的としてしまいます。
 
ということで、1つめのサインは特権意識です。

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②Lack of Empathy(ラック・オブ・エンパシー) 共感力の欠如
 
ナルシストは共感力の高いエンパスとは真逆のパーソナリティを持っています。
 
共感能力が低い人は、相手が置かれている状況や気持ちなどを感じ取ることができないですよね。
 
彼らは相手が実際に体験していることを理解できないので、思いやりがなく冷たく感じることがあります。
 
例えば、ナルシストに何か悲しいこと、共感して欲しいことを話しても『うん。それで?』『だから?』という素っ気ない態度で済まされたりした経験のある方は多いと思います。
③Exploitive(エクスプロイティブ) 摂取的
 
これは摂取的という意味です。
 
コンピューターに詳しい方はエクスポロイトという言葉を知っておられる方もいると思います。
 
これはIT用語で『利用する。悪用する。有害な動作を行うプログラムによる不正アクセスなどの攻撃』ということを指すんですね。
 
何が言いたいのかというと、エクスプロイティブというのは『脆弱性を利用して攻撃する、または利用しようとする傾向がある』という意味があります。
 
ナルシストがどのように摂取的なのかというと、例えば自分の利益を得るために相手を利用することはめっちゃ多いと思います。
 
例を挙げると、詐欺、浮気、不正行為や心理的操作が挙げられますが、実際にお金や物を摂取するだけではなく、人からポジティブなエネルギーを摂取することもあります。
 
それがナルシストがエナジーバンパイアと言われる訳で、彼らは他人や外側から摂取して、それをポジティブなエネルギーにして生きているからなんですね。

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まとめ

 
①Entitlement(エンタイトルメント)特権意識が強い
②Lack of Empathy(ラック・オブ・エンパシー) 共感力の欠如
③Exploitive(エクスプロイティブ) 摂取的
 
この3つのEが『ナルシストを見分けるたった3つのサイン』になり、この特徴を持つ人には少し注意が必要やと思います。
 
有毒な人は表ではいい人を演じますが、裏ではターゲットに嫌がらせを行ったり、羊の皮を被った狼がほとんどです。
 
人は見かけによらないし、何かくれたから、もしくは自分のことを褒めてくれたからいい人ではないと思うんですね。
 
カバートナルシストのように大人しく親切なふりをして、ナルシシズムを隠しながら攻撃するタイプもいます。
 
大事なポイントはこれらのサインを見逃さずに注意することなんですね。
 
今日ご紹介した『特権意識が強く、共感力がない摂取的な人』
 
この3つの特徴を持つ人はナルシシズムの傾向が高いので、自分の大切なものや大切な人、そして自分自身を守るために対策して、これらのサインをぜひ役立ててみてください。

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【嘘で塗り替える作戦】ナルシストはどのようにフライングモンキーとターゲットを中傷するのか【自己愛性パーソナリティ障害とスミアキャンペーンを詳しく解説】

【嘘で塗り替える作戦】ナルシストはどのようにフライングモンキーとターゲットを中傷するのか【自己愛性パーソナリティ障害とスミアキャンペーンを詳しく解説】

 

もし家族、友達、職場の人がナルシストだと高い確率で起きるのがスミアキャンペーンです。

スミアキャンペーンは一般的にネガティブキャンペーンとも言われていて、スミアキャンペーンの対象になってしまうと、自分のイメージを下げられてしまったり非常に厄介で、多くの方がそういった経験をされたことがあると思います。

 

今日はこのスミアキャンペーンとは一体何なのかお話しします。
 
そして、記事の最後には対処法も紹介するので、ぜひ最後までみていただけたら嬉しいです。
 

スミアキャンペーンとは

 
スミアキャンペーンとは、中傷キャンペーンとも言われ、英語ではSmear campaignと言います。
 
このスミアキャンペーンという用語は、1936年頃に普及したらしいです。
 
スミアキャンペーン、スミア戦術または単にスミアは、否定的な宣伝を提唱(ていしょう)することにより、誰かの評判を傷つけたり疑問視したりするための取り組みです。個人またはグループに適用できます。
【引用:Wikipedia】
 
スミアは塗り付けるで、キャンペーンは宣伝という意味ですが、このスミアキャンペーンをする人はターゲットについてネガティブな要素を塗りつける宣伝というものを行います。
 

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もっとわかりやすく言うと、彼らはターゲットの評判を落とす目的でスミアキャンペーンをするんですね。
 
これは単純に悪口を言う行為とは異なり、普通に愚痴をこぼすことよりももっと悪質な行為で陰湿なケースがほとんどやと思います。
 
例えばターゲットを悪者にしたり、ターゲットが嫌がらせの被害者なのに加害者に仕向けたりします。
 
ターゲットにネガティブな要素を植え付けて、ターゲットのイメージを下げるキャンペーン行為なんですね。
 
彼らは、相手を批判してレッテルを貼ります。
 
そして、事実とは全く異なった情報を広め周りから信用を無くさせて、イメージを落とそうとする、こういった行為のことをスミアキャンペーンといいます。

どのようにスミアキャンペーンは行われれる?

 
ナルシストはフライングモンキーとターゲットに嫌がらせをするためにスミアキャンペーンをします。
 
また嫌がらせの理由だけではなく、自分のイメージのためにすることがほとんどだと言えます。
 
ターゲットに恥をかかせ、自分自身や自分の行いを正当化してターゲットを悪者にするんですね。
 
よくある例を挙げると、例えばターゲットのことについて
 

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『あの人はおかしい』『あの人は間違っている』『なんてひどい人なんだ』
 
と、ターゲットに問題をなすりつけるわけなんですね。
 
2つめによくあるのが、ナルシストは相手のことを『あの人ナルシストだよ』と相手をナルシスト呼ばわりすることがあります。
 
3つめに、これは結構多いと思いますが『あの人には関わらない方がいいよ』というのもスミアキャンペーンに当たります。
 
4つめの例は、カバートナルシストがよくターゲットのことを心配しているふりをしてターゲットの価値を下げる行動を取るんですね。
 
このカバートナルシストが使う戦術は以前の動画でもお話ししていますが、例えばターゲットのことを『あの人最近飲みすぎてるよね。心配じゃない?』とわざと会話に出すとします。
 
そして『アルコール依存症なんじゃないの?』など憶測だけで話を勝手に広げますよね。
 
これは、ナルシストの話し方によっては、もしかしかしたら話を聞いている相手はナルシストの言うことを鵜呑みにして信じてしまうかもしれません。
 
でも、それがナルシストの目的で、彼らは嘘を本当のことのように話すんですよね。
 
他にもただ単に落ち込んでいる人のことを『鬱なんじゃないの?』と言ったり、ナルシストは勝手に判断することが多いです。
 
彼らは現実を歪めて話すことを得意とするので、巻き込まれた人はナルシストの嘘を簡単に信じてしまうんですよね。
 
周囲は作り上げられた嘘さえも現実だと認識するし、フライングモンキーはそれが真実だと疑いもしないことがあります。
 

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フライングモンキーに嘘の情報を伝えることで、ナルシストがまともな人間だと周りは勘違いをしてしまいますが、一般的にこういった行為は集団ガスライティングとも言われています。
 
1人が信じると2人、3人と信じ込ませることは簡単になっていきますよね。
 
ナルシストはこうやって誤った情報を狙った相手に吹き込んでいきます。

スミアキャンペーンはいつ行われやすい?

 
次にこのスミアキャンペーンはいつ行われやすいのかについてです。
①カップルや夫婦
 
カップルや夫婦の場合だと、別れた後や離婚後など、ナルシストの虐待のサイクルの第三段階廃棄と別れ(Discarding)の段階で行われやすいと言われています。
 
例えば、モラハラなど自分がターゲットにしてきたことを覆い隠すため、自分が有利に立つために親戚から友達から周りの人に『自分が被害者で、〇〇にこんなことをされてたんだ』と、自分が被害者のポジションに立とうとしますよね。
 
周りの人にターゲットのことを『〇〇はこんなひどい人なんだ』と言って、話を大袈裟に話したり嘘をついて騙します。
②職場
 
職場だと、ターゲットが職場を離れた後に起きやすいらしいです。
 
彼らは自分が嫌がらせの加害者だったとしても、ターゲットのことを『実はあの人はあんなことをしていたんだ』と悪人としてイメージづける行動を取る傾向があるんですね。
③家族や友達
 
家族や友達の場合は、何か家族内や友達間で揉め事が起きた時、ターゲットと揉めた時、喧嘩した後などすぐにナルシストは他の人にスミアキャンペーンを始めます。
 
彼らはターゲットの信用を無くすために、ターゲットがおかしいということを他の人に言いふらすんですよね。

どうしてスミアキャンペーンをするのか

 
次にナルシストはどうしてスミアキャンペーンをするのかについてお話しします。
①悪口を言ってストレス発散するため
 
今回は2つの理由を挙げたいと思いますが、1つめは悪口を言ってストレスを発散するためなんですね。
 
スミアキャンペーンは基本的に悪口で盛り上がる行為で、悪口を言うと脳内でドーパミンが大量に分泌されます。
 
このドーパミンは快楽を感じさせる脳内物質で、中毒性があります。
 
例えば、愚痴を言ったらすっきりしたと感じますよね。
 
スミアキャンペーンをする人は、悪口を言う=楽しいと感じます。
②ナルシストは注目や賞賛を必要とするため
 
2つめに考えられる理由は、ナルシストは注目や賞賛を必要とするからなんですね。
 

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例えば、尊大型ナルシストは周りから褒められたり、『自分はこんなにすごいんだ』と評価されたいという特徴があるそうです。
 
そして、脆弱型ナルシストのカテゴリーに分類されるカバートナルシストは、内向的で内心では『自分の方がもっとすごいのに』と嫉妬心を抱いていたり、『〇〇はこんなに可哀想な人なんだ』と周りに思ってもらうことでエゴを養え、それがエネルギーになります。
 
それを自己陶酔的な供給と言って、エゴを養うことは全てナルシシズムというナルシストが内側に持つ感覚から来ているんですね。
 
【自己陶酔的な供給】ナルシストがエゴを養うのに欠かせないもの。褒め言葉、賞賛、注目やパワーを持っているような力強い気分、環境や誰かをコントロールできていると感じる気分など
 
本当は自信がないけど、その自信のなさを隠すため、自尊心(プライド)を保つためにスミアキャンペーンをして、自分の自己価値を感じようとします。
 
それは優越感に浸るため、自分を安心させるためということになります。
 
ナルシストはその不安さを軽減させるために、他人と自分を比較して人の価値を下げることで自分の価値が上がると錯覚します。
 
スミアキャンペーンも投影と同じで、自分を守る心理メカニズムによって行われるんですね。
 

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【投影】自分の中にある受け入れたくない不都合な感情や衝動を、他人のものだと思い込むこと。例えば、誰かのことを嫌っているとして他人を嫌う自分の感情を認めたくないので『相手が自分を嫌っている』と自分の感情を相手に押し付けて自分の否定的な感情感を相手に移すこと
 
これを防衛規制と言って、英語ではディフェンスメカニズムと言います。
 
防衛規制は、自身が抱える不満や葛藤から自分を守るために抵抗しようとする心理メカニズムです。
 
彼らは自分を守るために無意識にターゲットを非難して、現実逃避するんですね。そうすることで自分の問題と向き合わなくていいので、こういった心理でスミアキャンペーンをします。
 
そして、ナルシストは共感力がなく自分がされたら嫌やということを理解しにくいので、自分を他人の立場に置き換えることができません。

ナルシストとスミアキャンペーンをするフライングモンキー

 
次にナルシストとスミアキャンペーンをするフライングモンキーについてですが、フライングモンキーについてはこのブログでよくお話ししています。
 
フライングモンキーというのはナルシストのイネーブラーで、彼らはナルシストに成り代わって周囲に毒を吐く代理人です。
 

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代理ナルシシズムとも言われていて、基本的にフライングモンキーはナルシストの嫌がらせに加担する立ち位置についていることが多いんですね。
 
ナルシストはフライングモンキーに噂話をします。
 
以前フライングモンキーになりやすい人についての記事を出していますが、そこでお話ししているのが、フライングモンキーにも周りに流されやすかったりナルシストのイネーブラーになりやすい体質だったりいろんなタイプがいると考えられるということなんですね。
 
読みたい方はこちら
 
 
その中で、『一部のフライングモンキーはナルシシズムを持っている』ということについてお話しししましたが、要するにフライングモンキーはナルシストと馬が合います。
 
なので、フライングモンキーは基本的に関わると有害なことが多いらしいです。
 
前にもお話ししたようにナルシシズムは伝染するんですよね。
 
フライングモンキーもナルシシズムを持っているということは、フライングモンキーもエゴを養うことを必要としているということが考えられます。
 
例えば、ナルシストと同じように噂話で盛り上がったり、仮にターゲットと仲良かったとしてもナルシストの肩を持つ場合もあります。
 
彼らはナルシストから高く評価されることや気に入ってもらうことで自己陶酔を得ることができます。

ナルシストはどうしてフライングモンキーを利用するのか 

 
これは、フライングモンキーを巻き込んだ方がターゲットに嫌がらせをしやすいからです。
 
そして、フライングモンキーがスミアキャンペーンに協力することで、ターゲットの自尊心を下げることができます。
 

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彼らは味方を増やすことで、『もしかするとターゲットは真実を明かすことを諦めたり、泣き寝入りするかも』と考える可能性もあります。
 
ターゲットが実際に起こった事実を知っているからそれを明かしてほしくないから、ナルシストはフライングモンキーを使って真実を隠しているということも考えられます。
 
そうなればターゲットの信用が無くなり、大半がナルシストの言うことを信用してしまいます。
 
フライングモンキーを巻き込むことで、周りや状況をもっと混乱させることが可能になるんですね。
 
もう一つは単にナルシストの嫉妬からということもあり得ます。
 
ターゲットの容姿や能力などに妬んで、単純に気に入らないのでスミアキャンペーンをするタイプもいます。
 
支配的なナルシストはパワーを得たいので、そのグループ内で一番上に立とうとして競争心を燃やします。
 
自己愛の強い人は孤独を感じたくないので、ターゲットに孤独を感じさせようと孤立させるんですね。

対処法

 
では、最後に自分がスミアキャンペーンの対象になってしまった時、どのように対処することができるか4つの対処法を紹介するので、参考にしてみてください。
①反応しない
 
これはどんな状況でもお伝えしている対処法ですが、ナルシシズムを持った人はターゲットが反応することを楽しみます。
 
『応答するけど反応しない』ぜひこれをみなさんに覚えてもらいたいと思います。
 
こちらが怒りや悲しみなどのネガティブな感情を見せることは、ナルシストを喜ばせることになります。
 
病的なナルシシズムを持っている人はそれが彼らが『生きている』『自分には価値がある』と感じれるポジティブなエネルギーになるんですね。
 
この発想はかなり病的ですが、ナルシストは自己価値の感覚がないので人を傷つけ自分の価値を感じようとします。
 
彼らにその感覚を感じさせないためには、こちらがムキになって反撃したり挑発に乗らないことがかなり重要とされています。
②接触しない
 
スミアキャンペーンの後、ナルシストがしたことを謝ってきたり連絡を取ろうとしてきても無視やブロックすることが一番効果があります。
 
フライングモンキーについても同様です。
 
ナルシストはフライングモンキーを使って詮索して、こちらの様子を上手に伺ってきます。
 

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ナルシストやフライングモンキーをSNSでもフォローしていたり、フォローされている場合はブロックする方がいいと言われています。
 
写真や日々の出来事など投稿する場合は、彼らが一切こちらの情報を得れない環境を作るべきやと言われているんですね。
 
どうしてかというと、こちらの情報は彼らにとってもっと嫌がらせをする材料になります。
 
ナルシストやフライングモンキーはSNSでターゲットの様子を見ていたり、場合によってはストーカーすることもあります。
 
こういった陰湿なやり方でエネルギーを吸い取って喜びを感じる人は、関わるべきではないと思うので、自分のエネルギーを一切与えないために接触せずに自分を守ることを優先するべきやと思います。
③フライングモンキーを手放す
 
私が思うには本当に自分のことを大切に思ってくれている友達や家族だったら、周りが何を言おうと自分のことを信頼してくれるはずです。
 
自分が間違ったことをしていないんだったら、申し訳ないとか感じずに堂々としてればいいと思うんですね。
 
ナルシストの言うことを信じて離れていったんだったら、それだけの人やし、そんな嘘とか細かいことを信じ込んで離れていくような人は、自分と付き合う価値はあるのか見極めることも大切なことやなと思います。
 
なので、フライングモンキーがこちらに事実を確認したり、味方せずに一方的にナルシストの肩を持っているのであれば、納得させようとせずに手放すことも1つの対処法になります。
 
盲目になっているフライングモンキーのタイプは、事実を話したところで信じてくれないことがあるから、話しても時間の無駄な場合があります。
 
こういったタイプは事実を信じられないし、事実を信じたくないんですね。
 
有害な人は本当にあったこと、何が起こったのかも聞かないし、聞きたくないんですよね。
 
でも、本当の友達や信頼できる家族は実際にあったことを知りたいし、こちらが話すまで待っててくれたり、自分のことを心配したり気にかけてくれるはずです。
 
そして、自分のエゴを養うために近づいてきたりせず、心から心配してくれると思います。
 
自分の現実感覚を守るために、誰が信用できるのかじっくり見極めて、関わっても得をしない、むしろ自分にとって損でしかない存在な人に、貴重なエネルギーを使うことをやめることを心がけます。
④必要最低限の会話と感情的に距離を縮めない
 
職場の人、家族など、スミアキャンペーンをするフライングモンキーと関わらないといけない場合はどうしたらいいのかと言う話なんですが、一定の距離を保つことを心がけ、個人的な情報を与えないようにすることです。
 
これは簡単なことではないかもしれませんが、感情的に距離を縮めると、フライングモンキーは境界を無視して上手に入り込んで、それが嫌がらせにエスカレートしていくんですね。
 
話をそらす、逆に聞き返す、意味のない話をする、その場を離れる、感情的に繋がりを持たない
 
これは自分を嫌がらせから守る方法として必要なことです。
 
スミアキャンペーンは破壊的で深刻なケースになることがありますが、これらの毒を持った人の特徴や行動を知っておくと、彼らに騙されることを避けることができます。
 
すぐに実行できなくてもこれらの知識を身につけておくことで、自分や大切な人を精神的虐待から守ることができます。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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人をいじめる毒を持った人が取る行動【フレネミー、カバートアグレッション、ナルシスト、サイコパスなど関わるとやばい人】

人をいじめる毒を持った人が取る行動【フレネミー、カバートアグレッション、ナルシスト、サイコパスなど関わるとやばい人】

 

毒を持った人は英語ではトキシック・パーソン(Toxic person)と言われ、毒を持った動物や植物に触れると毒を植え付けられるように、人間という生き物も時々毒を持つ人が存在します。

この毒を持った人、有毒な人に狙われたり攻撃されると、高い確率で私たちのメンタルに影響し、メンタルだけではなく私生活や人間関係など様々なことにまで悪影響を及ぼしてしまいます。
 
今日は人をいじめる毒を持った人が取る行動についてお話しするので、彼らがどのように人をいじめ、人を操り、人を利用するのか参考にしてもらえればいいなと思います。
 

 

去年チャンネルを始めた頃に『毒を持った人が正体がバレた時に取る行動』という動画をあげたんですね。
 
 
読みたい方はこちらの記事をご覧ください

rinnakamura.hatenablog.com

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私は当時カメラの前で話すことに慣れてなくて、話し方もぎこちなかったんですが、あの動画はありがたいことにたくさんの方に観ていただいたんですね。
 
今回はその続編ということで人をいじめる毒を持った人が取る行動について紹介していきます。
 
今日お話しするのは、ナルシストだけではなくサイコパスやパーソナリティ障害を持った人、モラハラ、パワハラやセクハラなどの嫌がらせをする人、人をいじめる人、毒親など子供に悪影響を及ぼす人など、基本的に毒を持った人全般についてお話しします。
 
この記事では基本的に人をいじめる人の心理がはっきりと理解できると思います。
 
※解説および意見は情報提供のみを目的としております。この記事には人によってはショッキングな内容が含まれているかもしれません。精神的虐待のトラウマを呼び起こしてしまう可能性があるなどご心配な方は、ご視聴をご遠慮いただきますようお願いします。

『人をいじめる毒を持った人が取る行動』

①人をいじめることを楽しむ
 
彼らは人が苦労しているところを見るのを逆に喜びます。
 
人をいじめる人は脅したり、相手が怖がっているのが彼らのエネルギー源なんですね。

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②支配する
 
有毒な人は相手をコントロールしたがります。
 
相手より上のレベルにいること、優位に立つことを望みます。
 
そして、相手よりパワーを持つことを好むので周りの人を操って、ターゲットに勝とうと必死になります。
③仲間のふりをして裏切る
 
有毒な人は味方のフリをして最終的に裏切ることが多いです。
 
彼らは敵か味方か判断しにくいような立ち位置につくことが多いです。
 
仲良いフリをして秘密話を暴露したり、悪意を持って無知を装って人を陥れようとするのでかなり悪質なんですね。
④傷つけながらも助ける
 
これは虐待的な関係において身体的にも精神的にもです。
 
これに関しては残酷で奇妙で病的やと思いますが、彼らはターゲットをいじめたり傷つけた後、急に態度を豹変して助ける方に回ったりします。
⑤まだコントロールできるか確かめようとする
 
ターゲットがまだ支配下にいるか、もっと操れるか確認するために、ターゲットを挑発したり罠に引っ掛けようとする行動を取ります。
 
有毒な人からするとテストとかゲームのようなものなんですね。
 
ターゲットを心理的に操ることを楽しみ、相手を支配できないと感じた時他の方法を考え、行動がエスカレートする可能性もあります。

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⑥助けるフリをして相手を陥れる
 
タチが悪いのが、助けるふりをしていい人を装い、ターゲットを油断させて陥れるということなんですね。

最後に

 
これらの行為全てを行う人と接触しないのが一番ですが、実際に有毒な人はどこにでも潜んでいます。
 
それが自分の親やったり結婚相手やったり、誰でも遭遇してしまう可能性があります。
 
有毒な人に関わらないことが一番ですが、やはりこれらのサインに気づいたらすぐに逃げる方がいいと思います。
 
相手に毒があるとわかったらすぐに立ち去ったり、関係を徐々に切って毒を植え付けられないように自分を守る対策をします。
 
みなさんにお伝えしたいことは毒を持っていない人は、人を傷つけることを楽しむことはしないということです。
 
有毒な人は狙ったターゲットを釣りのように引っ掛けてリールを素早く巻いて自分から離れないようにするんですね。
 
できるだけ距離が縮まったり親密にならないように、必ず境界を作ることを心がけてみてください。
 
例えば、有毒な人が自分との境界を無視して、自分に負担をかけてきている状況では『ごめんね。大丈夫だから』など言い方に気をつけながら上手に断って静かに離れることです。
 
有毒な人にきつく当たったり正面からぶつかると敵意を持たれ攻撃されることがほとんどです。
 
彼らと関わっていることが気持ち的にしんどかったり、精神的な負担になっているのであれば我慢せずに正直にこちらの気持ちも伝えながら、一定の距離を保つべきやと思います。

 

上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊

 
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モラハラでよく起こるナルシストがターゲットを心理的に操るために使うFuture Fakingとは【ナルシシズムのRED FLAGに気付くには?】

モラハラでよく起こるナルシストがターゲットを心理的に操るために使うFuture Fakingとは【ナルシシズムのRED FLAGに気付くには?】

 

自己愛の強いナルシストは自分を高く評価し、自分自身や行動を空想化させていきます。

そこで、よく起こるのがFuture Fakingというナルシストが人を操るために使う戦術です。
 
ナルシストに約束を破られた
ナルシストに何度も裏切られた
離れようとしても何度も嘘をついて引き戻そうとしてくる
 
このように感じている方は多く、ナルシストに守らない約束を何度もされている場合それはこのFuture Fakingという戦術を使っている可能性があります。
 
今日は『Future Faking』というナルシストが人を操るために使う心理テクニックを紹介するので、『ナルシストに騙された経験がある』『今、ナルシストが何か約束してきている』という方にぜひ知ってもらいたいと思います。
 

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ナルシストってどんな人?

 
ナルシストは自己愛の強い人ですが、自己愛性パーソナリティ障害を持つナルシストは一体どんな人なのかまずナルシストの代表的な9つの特徴を簡単に紹介します。
 
ナルシストの代表的な9つの特徴
 
①自分の重要性や才能について誇大な根拠のない感覚を抱いている
②自分の成功、権力、才能、美しさに関して現実にそぐわない理想的な空想にとらわれている
③自分は特別な存在で、他の特別で地位の高い人にしか理解されないという考えを持っている
常に注目や賞賛されることを必要とする
⑤特権意識が強い
目標を達成するために他者を利用する
共感力に欠けている
⑧他者に強烈な嫉妬をする。また、他者が自分を嫉妬していると思い込む
⑨傲慢で横柄な態度が目立つ
 

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これらの特徴を持った人がナルシストに該当しますが、次にこの壮大で誇大性を持ったナルシストが使うFuture Fakingという戦術についてご紹介します。

Future Fakingとは

Future Fakingは直訳すると偽物の将来という意味ですが、これは『守らない将来の約束をすること』です。
 
みなさんもナルシストが『する』と言ってやってくれなかったことなど約束を破られたことってありませんか?
 
もちろん私も過去にナルシストにFuture Fakingをされた経験がありますが、私の生活や人間関係までに支障が出てしまったので、Future Fakingはものすごく深刻な問題になってしまうことも十分にあります。
 
例えばですが、結婚とか金銭面とか大きなことに関わってくるんですね。
 
マキャベリアニズムの要素が強いナルシストは他人を利用してでも、自分の目的を達成しようとします。
 
そして、サイコパシーの要素が強いと利用したことさえ罪悪感を感じないんですね。
 
このFuture Fakingは何か大きな目標を持って成し遂げようとしていることとは違います。
 
夢や希望を持つことは素敵なことやし、必要なことやと思います。
 
でも、ターゲットの脆弱性を利用して意図的に嘘をついて裏切ることは大きな夢を叶えようとする行為ではないと言えます。
 
できもしないこと、そもそもやろうともしていないことをいい顔をするために『将来〇〇するんだ』と嘘をついて相手を騙すことがFuture Fakingです。

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Future Fakingをする理由

 
ナルシストがFuture Fakingをする理由ですが、何かを得る目的が一番に挙げられます。
 
例えば、私たちが何か大きな決断をする時などナルシスト自身が得られるものを目的としてFuture Fakingを行うんですね。
 
尊大型ナルシストの場合は相手を自分に惹きつけるためにFuture Fakingをして、ターゲットをコントロールします。
 
内気で不安定な脆弱型ナルシストや悪性のナルシシズムを持つ悪性ナルシスト(マリグナントナルシスト)は、相手を利用するため、陥れるためにFuture Fakingをすることが多いです。

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どのようにFuture Fakingをするのか

 

まずナルシストは病的に嘘をつきます。
 
バレにくい細かい嘘から、大きな大胆な嘘までついて言葉巧みにターゲットにした人を操作します。
 
『〇〇したら僕が〇〇するから安心して』
『大丈夫。〇〇になっても私が助けるから』
『〇〇になっても私がなんとかするから、やってみた方がいいよ』
 
と、やりもしないことを約束します。
 
実際にする気もないし、計画もないのに相手を騙して操るためにFuture Fakingを使うんですね。
 
ナルシストは言ったことを守らないし、約束したことも大したことないと思っていることもあります。
 
何か夢を持って大きな発言をする場合、そのために勉強したり貯金をしたり目標のために実際に行動することに対し、Future Fakingは言ったことに関して何もせずに突発的で計画性がない特徴があります。

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例えば『老後は海外で暮らすから』と発言するとします。
 
それが目標で現実にしたいのであれば、
 
英語やその国の言語を勉強する
貯金する
その国の文化について調べる
ビザについてと知識を得たり準備するなど
 
それを叶えようとするこういった前向きな行動が見られると思います。
 
Future Fakingの場合はその国のことに関して大して興味もないし、ただ単に相手にいい顔をするために発言しているだけなんですね。
 
もしくは、パートナーを自分から離さないようにこういった嘘をついて心理的に操るという戦術を使います。

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Future Fakingはいつ行われる?

 
Future Fakingはナルシストの虐待のサイクルの第一段階Love bombingの段階で行われることが多いです。
 
【Love bombing】ナルシストの虐待サイクルの第一段階。大袈裟な愛情表現、愛の爆弾とも言われ、ターゲットにたくさんの褒め言葉やプレゼントを与え、自分に魅了しようとする心理的操作の戦術
 
そして、次に行われやすいのは第四段階のフーバリングの段階です。
 

【フーバリング】ナルシストの虐待サイクルの第四段階。ナルシストが離れていったターゲットをもう一度捕まえようとすること

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ナルシストの虐待サイクルの第一段階【Love bombing】
 
第一段階のLove bombingではターゲットを手に入れるために、そして第四段階のフーバリングでは離れていったターゲットをもう一度手に入れるためにFuture Fakingをします。
 
Love bombingでは大量の褒め言葉や、プレゼントやサプライズをターゲットに与えることが多いです。
 
そして、『幸せにする』などの将来の約束をしますが、よくあるのがモラハラのケースでこのパターンが多いです。
 
モラハラの被害を受けたほとんどの人が『結婚する前はいい人だった』と言います。
ナルシストの虐待サイクルの第四段階【フーバリング】
 
フーバリングではナルシストの嫌がらせに耐えられず、離れていったターゲットに対し『もう傷つけたりしないから』『これからは態度を改めるから』とフーバリングをしますよね。
 
その時に〇〇したら私が〇〇するから』と、うまく取引をしてターゲットを
安心させようとします。
 
また、Love bombingとフーバリングの段階だけではなく、他の段階でも心理的操作の材料として、ターゲットを自分の元へ引き留めておくための方法としてFuture Fakingをすることもあります。

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どうしてFuture Fakingを見破ることが難しいのか

 
次にどうしてFuture Fakingを見破ることが難しいのかについてお話しします。
 
大きな理由は2つあって1つめはナルシストはマニピュレーターです。
①ナルシストはマニピュレーター
ナルシストは魅力的で口がうまいので、人を騙すことは彼らにとって難しいことではないんですね。
②ターゲットは言い訳を探してしまう
2つめの理由はターゲットが言い訳を探してしまうからです。
 
何か確信があったとしても、ターゲットはそれを信じたくないので
 
『まさかこの人が‥』『〇〇してくれたから悪い人じゃないよね』
 
と、ナルシストを悪い人じゃないように頭の中で言い訳を探してしまうんですね。

Future Fakingを見破る方法

これは私が実際にナルシストからFuture Fakingをされた経験から、学んだことを元にお話ししたいんですが、まずこんな人には気をつけた方がいいかなというタイプの人を紹介していきます。
①時間にルーズな人
 
ナルシストは約束の時間に来なかったり、いつも遅刻ばかり繰り返すことが多いです。
 
もちろんいろんな事情があって遅刻は起こることやし、私も遅れてしまうことももちろんあるので遅刻が完全に悪いことではないと思います。
 
道が混んでたとか子供の準備で思ったより時間がかかってしまったとかではなく、人を待たせても『悪いな』って思わなかったり、ドタキャンしても相手に迷惑をかけていることが理解できないタイプは、Future Fakingをされて信じないように注意するべきかなと思います。

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②言っていることとやっていることが違う人
 
言っているだけで実際に行動に移していない人は、Future Fakingをしていることがあります。
③向上心がない人
 
夢を語っているだけで実際に行動しないタイプは、自分が成長したり目標のために努力しないことが多く、意識しているだけでその目標のステップとして段階を踏んでいくということはないと思います。
 
基本的にナルシストは他人を犠牲にしても罪悪感を感じることが少ないので努力を惜しまずに突き進むことが少ない傾向があると言われています。
④自分のことしか考えていない人
 
相手の欲求を後回しにして自分の要求を押し通そうとしたり、自分のやりたいことだけを優先しようとするタイプの人です。
 
例えば、結婚など急ぐナルシストの場合、パートナーのことを心から愛しているのではなく『結婚している自分』になりたいから結婚を急ぐケースが多いとよく専門家の方はおっしゃいます。
 
ナルシストにとってステータスが全てなんですね。
 
『〇〇な自分はすごい』と周りに評価されるための行動を取る特徴が目立つと思います。

Future Fakingをされた時の対処法

 
最後にFuture Fakingをされた時の対処法についてお話しします。
①意図を探る
 
彼らの目的はなんなのか、どうしてそういった発言をするのか彼らの目的や心理を知ることが重要です。
②行動を見る
 
発言じゃなくて、ナルシストの行動をよく観察して見極めます。
 
言っていることとやっていることが異なっている場合は、少し注意する方がいいと思います。
 
今日この動画でみなさんにお伝えしたいのが、守れない約束をする人、無理な取引をしようとする人は少し相手の発言を疑って上手に距離を取りながら様子を見ることが大切だということです。
③彼らの過去の行いを振り返る
 
過去に何度も嘘を繰り返したり、裏切られた経験があるのか記憶を辿ってみることです。
 
『この人はいつもハッタリばっかりで、結局なんもしてへんやん』って感じたら、それが答えやと思うんですね。
 
ちゃんと約束を守る人は、できそうになかったとしても相手のために約束を守る努力をしてくれるはずです。
 
『する』と約束したことをわざとしないのは信用の問題やし、そして、その人の人間性やと思うんですね。
 
なので、『あの時もこうやったしな』と過去を振り返って、自分が犠牲にならないように自分を守ることは忘れてはいけないと思います。
 
これは彼らにされたことを許してはいけないということとはまた違って、何度もチャンスを与えて、自分が傷つけられている状態であれば自分の身を守るべきやと思います。

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④第三者に相談する
 
どんな状況でも誰かに悩みを打ち明けることは大事です。
 
結婚、仕事、金銭関係、引っ越しなど、ナルシストがなにか大きいことを言ってきている場合、少し疑問を感じたら誰かに相談することです。
 
『こんなこと言われているんだけど、どう思う?』と第三者の客観的な意見をもらうことで、『それはおかしいんじゃない?』と言ってもらったり、騙されてしまう前に留まることができます。
 
ガスライティングをされている場合、記憶を上書きされるので実際に起こったことを思い返すのは難しいです。
 

【ガスライティング】心理的虐待の一種。ターゲットにわざと誤った情報を伝えターゲットが自身の記憶や知覚、正気を疑うように仕向ける手法

 
実際にあったことをなかったことにさせるように仕向けるのがガスライティングの手口なんですね。
 
ガスライティングをされると、どんなにひどいことをされていても『実際にはそんなことは起きなかったんだ』と頭の中で錯覚してしまいます。
 
なので、第三者に話すことで『でも、この前もこんなことがあったって言ってなかった?』と第三者が思い出させてくれます。
⑤期待しない
 
ナルシストとの関係においては希望を持たないことも大切なんですね。
 
変わる見込みがないことを最初から想定しておくことです。
 
『約束したやん』『なんでしてくれなかったの?』と責めても、ナルシストは言い訳をして平気な顔をしていることがほとんどです。
 
私がナルシストに裏切られて学んだことは『彼女に期待した自分がアホやったんや』ということだったんですね。
 
もちろん自分を責めることはよくないことですが、当時はナルシストがいい加減な人やとわかってて信じてしまった私も悪いと感じたんですね。
 
信用したことも後悔しましたが、後悔してからじゃ遅いので次からは気をつけようと実際に被害を受けて学んだんですね。
 
これは相手に不信感を抱く方がいいということではなく、もし相手がナルシストだと分かっていて、騙される可能性がある場合は簡単に信用せずに様子を見ながら対策した方がいいということです。
⑥自分でバックアップを取っておく
 
単純に守らない約束を破られてしまった時のために、自分で初めから対処しておくことが必要なんですね。
 
どうしてかというと、ナルシストが約束を守らず、何かトラブルが発生しても焦らず対処できるからです。
 
では、どのようにバックアップを取ればいいのかという話なんですが、例えばこちらが自分で立ち上がって行動することが大切です。
 
ナルシストの将来の約束を守ってくれなかった時のために、自分ができることを見つけ、少しずつ実行しておくということです。
 
要するに自立することが共依存において重要なポイントやと言われているからなんですね。
 
後で問題が起きてから焦るよりも、早いうちに行動しておくことは後に強力な武器になります。

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⑦それ以上その行為を受け入れない
 
約束しても嘘をつかれて自分が被害を受けている場合は、はっきり断ることです。
 
まず一番に『断ってもいい』ということを理解することと、断る選択肢もあるということを忘れないことです。
 
ナルシストが嘘をついて心理的に操作している時は、彼らの言っていることは全て素晴らしく聞こえます。
 
でも、自分の直感や本心に集中して『やりたくない』という気持ちがあるのであれば、断るという選択肢もあるんやということは覚えておくべきことやと思います。
 
『自分はしたくない』ということを伝えて、それで怒りを向けてくるのであればそれだけの人、その人は自己愛が強いということなんですね。
 
ナルシストではない人は、相手をリスペクトし相手がやりたくないことを強制することはないです。
 
ナルシストに操られた時は一歩下がって、感情的に距離を取って自分の気持ちを整理してみてください。
 
ナルシストにどう思われるかは一旦置いておいて、自分がしたいことや自分の望むことを最優先に考えることがほんまに大切やと思います。

 

上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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精神的に攻撃してくる有毒な人を見抜く5つの大きなサインを紹介【モラハラ、パワハラ、ナルシストの嫌がらせ】

精神的に攻撃してくる有毒な人を見抜く5つの大きなサインを紹介【モラハラ、パワハラ、ナルシストの嫌がらせ】

 

付き合っているカップルや結婚した夫婦が言い合いをすることは当たり前のことだと思います。

では、普通のカップルや親子の関係と有毒な関係というのはどんな違いがあるのか、今日は『精神的虐待を受けているサイン』をご紹介します。
 
有毒な関係というのは英語でトキシック・リレーションシップ(Toxic relationship)と言います。
 
有毒な人と有毒な関係を持ってしまった場合、精神的虐待にエスカレートすることが多く深刻な問題を抱える可能性があります。
 
有毒な人はパートナーや子供など誰かを心理的に操作し支配しようとしたり、ものすごく虐待的で被害者を犠牲にさせます。
 
エスカレートすると共依存の関係が出来上がって被害者にとってかなり不健康な関係が生じてしまいます。
 
2013年の調査によると精神的虐待は身体的虐待と同じくらい有害である可能性があるらしく、精神的虐待は珍しいことなんかではないんですね。
 
『精神的虐待』と聞くと聞き覚えのない方の方が多いかもしれませんが、2011年のCDC(アメリカ保健福祉省疾病予防管理センター)の調査では女性の47.1%と男性の46.5%が人間関係において心理的攻撃を経験していることがわかったんですね。
 
精神的虐待は気づかないうちに段々と状態が悪化するケースが多く、まずは有毒な人のサインや戦術に注意することが重要です。
 
この動画では8つの精神的虐待を受けているサインを紹介するので、周りに『毒を吐いてくる人がいるな』『この人には気をつけた方がいいかな』と感じる方はぜひこれらのサインを役立ててもらえればいいなと思います。
 
 
今日はアメリカ・ペンシルベニア州の臨床心理士のジャニカビースリーという方の研究を参考にし、お話しします。

精神的虐待を受けているサイン

①不安を抱かせる
 
例えば、わざとみなさんが自信をなくすような発言をしたり、大勢の前でからかったり『恥』の感情を感じさせようとするんですね。
 
褒め言葉を言っているように見せかけて軽く侮辱することもあります。
 
皮肉を言う人なんかそうですが、例えば例を挙げると
 
『今日の服いいね。いつもみたいに太って見えないし』
 
など明らかに褒めずに相手をディスっている発言ですよね。
 
相手が気にしていることを知っていながらわざと話題にしてターゲットをバカにして傷つけます。

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②ガスライティング
 
ガスライティングは、心理的虐待の一種で彼らはターゲットにわざと嘘の情報を知らせたり嫌がらせを繰り返すことで混乱させ、ターゲットは現実に疑問を抱き始めます。
 
ターゲットを心理的に操作して自分の正気や判断を疑わせるかなり悪質な方法なんですね。
 
例えば、何か実際に起こったことや誰かに言われたことを相手に訴えたとしても精神的虐待をする人は
 
『そんなこと起こってないけど』『あなたがおかしいんじゃないの?』『あなたの勘違いですよ』

 

と言って否定するだけでなく、実際に起こったかどうかを疑問視させることを目的とします。
③第三者を巻き込む
 
彼らはターゲットをさらに操ってコントロールするために、周りにいる第三者を巻き添えにすることがあります。
 
例えば、『ターゲットをうまく操れない』と感じたら、親や他の兄弟、友達などを使って彼らが望むものを第三者に伝え、第三者からターゲットに頼むようにお願いをするケースが多いです。
 
要するに、欲しいものが手に入らない場合第三者に説得するんですね。
 
状況をよく知らない第三者は完全に彼らの言うことを信じ、それがターゲットを悪者にし始める原因になったり、揉め事に発展する可能性が高くなります。

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④罪悪感を植え付ける
 
彼らは自分の望むものを手に入れるために相手に罪悪感を感じさせようとします。
 
例えば、過去にした失敗をわざわざ掘り下げてきたり、自分が誰かと仲良くしていることについて不満を述べてきたりします。
⑤受動的攻撃性を持つ 
受動的攻撃はパッシブ・アグレッシブ(Passive aggressive)とも言われ、無視をしたり皮肉を言ったりして直接ではなくまわりくどく相手を攻撃することを言います。
 
サイレントトリートメントと言って長い間無視やそっけない態度で会話をすることを拒否して相手を精神的に追い詰めたりします。
 
実際に問題を相手に伝えずに、受動的攻撃という形で不満を表現する方法はターゲットを不安にさせ感情的に操っていることになり、ターゲットのメンタルへの影響はかなり大きいものだと言えます。

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⑥ムービング・ゴールポスト(Moving goalposts)
 
精神的虐待を行う人はムービング・ゴールポストという戦術を使います。
 
これは初めて紹介する戦術ですが、彼らはこの戦術を使ってターゲットにもっと不安を感じさせます。
 
これはサッカーなどの競技から来ているんですが、
 

『合意した条件や同意した目的、または進行中に交渉のルールを不当に変える方法』

 
という意味があります。
 
交渉などにおいて、終わりが近付いていると思いきや、相手が着地点を遠のかせます。
 
『そんなんまるでサッカーのゴールポストを動かしてしまうようなもんやん』
 
っていうことから、ムービング・ゴールポストという名前がつけられたみたいなんですね。
 
要するに、彼らは自分の都合のいい風に持っていきます。
 
例えば、ターゲットと約束したことについても
 
『それだけだったらまだ足りない』
 
と言って、もっともっと与えてもらおうとするんですね。
 
ターゲットからすると
 
『ほな最初と話が全然ちゃうやん』
 
ってなるんですが、この戦術を使うことで彼らの要求はもっと大きいものになり、ターゲットは常に期待させられ常に与えるだけの存在になってしまいます。
⑦スモークスクリーン(Smokscreens)
 
7つめはスモークスクリーンという戦術を使います。
 
これは名前の通り、自分のしたことや事実を隠して曖昧にすることを指します。
 
例えば、パートナーが彼らの行いについて
 
『これをされると嫌だから、やめてほしい』もしくは『謝ってほしい』
 
など訴えたり、非難するとします。
 
すると、彼らは
 

『そうなの?でも、君もこの間こんなことしてきたじゃない。僕も嫌な思いしてるんだよね。君が謝るべきなんじゃないの?』

 
と、こちらに責任を移して、会話を別の方向に導くために全く無関係な話を出してきます。
 
彼らはこの戦術を使うことでターゲットに責任をなすりつけることができ、自分が責任を取ることから逃れることができます。

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⑧境界線を破る
 
最後の8つめは境界線を破ります。
 
関わると有害な人はこちらが断ったとしてもそれを無視したり、境界を守らないことが多いです。
 
仮にこちらが『嫌だからやめて欲しい』と注意しても、彼らは止めることはないんですね。
 
このようなことが続くと、ターゲットは『自分さえ我慢したらいいんだ』と感じるようになり、これが精神的虐待を受けているという大きなサインになります。

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最後に

 
以上が精神的虐待を受けているサインになりますが、これはほんの一部に過ぎないしサインはまだまだたくさんあります。
 
共依存や、こういった有毒な関係にいる場合、まずこれらのサインに注意して『自分が受けているのは精神的虐待なんだ』と気づくことが大切です。
 
精神的虐待は広く知られていないですが、どこでも頻繁に起こっていることなのでもっと重要視されるべきだと思います。
 
もし、誰かが精神的虐待に遭っている場合は周りが気づいてあげることがものすごく大切やと思います。
 
そして、もし自分が誰かに精神的虐待をされている場合は、
 

『自分はこの関係におらんくてもええんや』『自分が無理してまで、この人とおらんでもええんや』

 
と自分に言い聞かしてあげることを忘れないでほしいです。
 
人は相手のことばかり考えて自分のことを大切にすることを忘れがちな時が多いと思います。

 

一番大切なのは、自分の心はどう思っているのかということです。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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ナルシストに狙われるタイプはこんな人!エンパスを卒業するには〇〇することが大切!【共感力の高い人の特徴/エンパス体質対策/HSPとの違い】

ナルシストに狙われるタイプはこんな人!エンパスを卒業するには〇〇することが大切!【共感力の高い人の特徴/エンパス体質対策/HSPとの違い】


みなさんはエンパスってご存知ですか?

心理学を学んでおられる方は知っている方も多いと思いますが、このエンパスは共感力の高い人のことなんですね。
 
エンパスは共感力が高い以外にも様々な特徴があるんですが、実はこのエンパスはナルシストのターゲットとして非常に狙われやすい性格を持っています。
 
今日はエンパスの特徴とナルシストの関連性などについてお話しするので、
 
『自分は少し人よりも共感力が高いな』『いつも高い共感力のせいで辛い思いをしている』
 
など感じる方に観て欲しいと思います。
 
共感能力や感受性が高い方はもしかしたら心当たりがあるかもしれません。
 

youtu.be

 

以前にも『ナルシストに狙われやすいタイプ』について動画をあげているんですが、その5つのタイプの中で、エンパスについて話しているんですね。

 

『ナルシストに狙われやすいタイプ』動画はこちら 【自己愛性パーソナリティ障害のターゲットなるのを防ぐ対策】ナルシストに狙われやすいタイプ|What Kind of Person Do Narcissists Target? - YouTube

『ナルシストに狙われやすいタイプ』の記事はこちら

rinnakamura.hatenablog.com

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今日はそのエンパスとはどういったタイプの人なのかエンパスの特徴をご紹介します。

エンパスの特徴

 
エンパスというのはエンパシーから来ていてエンパシーは共感、感情移入の力という意味があります。
 
 エンパスと呼ばれる人は共感力の高い人のことで、 彼らは感情やエネルギーに敏感で、他人の感情を自分のことのように受け取る洞察力を持っています。
 
他にも他人の痛みや感情をまるで自分が感じているように感じることができるんですね。
 
エンパスは本当に思いやりのある優しいタイプの人でナルシストとは真逆の性格をしています。
 
ただ優しいから、または相手に同情できるからといってその人がエンパスだとは限らず、エンパスには共感力が高い以外にも4つの主な特徴があります。
①他人の感情を自分のことのように受け取る洞察力を持つ
 
相手の感情を直感的に感じ取ることができて、相手が体験していることや感じている気持ちなどを自分のことのように理解できます。

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②高い共感力のせいで自分が苦しい思いをすることがある
 
例えば映画の暴力のシーンや残酷なニュースを観ると胸が痛くなったりするんですね。
③感情の浮き沈みが激しい
 
この感情の浮き沈むが激しいというのはいい面も悪い面も含めてなんですが、例えば不安、痛み辛さなど否定的な感情だけではなく、相手が嬉しいときは自分も喜ぶことができます。
 
そして相手が悲しい時はその悲しいという感情を感じ取ったり、一緒に泣いたりすることが可能なのがエンパスの特徴です。
④1人の時間が必要だと感じるが、決して孤独が好きというわけではない
 
エンパスは他人の感情やその場の雰囲気を直接受け取りやすいです。
 
なので共感力のせいで周囲に合わせ過ぎてしまったりして心が落ち着かない状態が普通の人より多いです。
 
結果1人の時間を大切にしようとするんですが決して孤独が好きとか人が嫌いということではないみたいなんですね。

HSPとエンパスの違い

 
次に『HSPとエンパスはどう違うのか』と思った方もおられると思うので。この2つの違いを簡単にお話ししたいと思います。
 
まずHSPとはハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person)の略で、『人一倍敏感な人』という意味です。
 
お笑い芸人の田村淳さんが自身がHSPであることを公表されてから、かなり広く知れ渡った言葉だと思います。
 

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HSPは心理学の用語で『感受性が強く、繊細な気質』を指します。
 
HSPとエンパスは同じように聞こえますが、現段階ではHSPの一つにエンパスがあると位置づけられているらしいです。
 
この2つの大きな違いはHSPは心理学的な要素がほとんどですが、エンパスにはスピリチュアルな要素が加わります。
 
要するにエンパスの人はHSPでもありますが、HSPの人がエンパスであるとは限らないということなんですね。
 
そして、HSPは自分の目に見えるものに注目するのに対し、エンパスは目に見えない部分に着目します。

ナルシストとエンパスの関連性

 
次にナルシストとエンパスの関連性についてお話ししていきます。
 
自分がエンパスの傾向があったり共感力が高いことはものすごくいいことやし、それもその人の個性とか素質なので人の気持ちを素早く察することができることは素晴らしいことやと思います。
 
エンパスの人は思いやりがあったりとても素敵な性格ですが、残念ながらナルシストはエンパスのその優しい性格を自身のエゴのために利用してしまうんですね。
 
例えば、ナルシストがターゲットを心理的に操作したいがために被害者のふりをしようとしますよね。
 
彼らはエンパスに嘘をついたり、実際に起こっていもいない悲しいストーリーをでっちあげてエンパスに信じ込ませようとします。
 
でもエンパスは共感力が高いので、そのストーリーに感情移入してしまったりナルシストの巧妙な嘘に騙されてしまうケースが多いんですよね。
 
エンパスは素直に彼らの意見など全てを受け止めようとしてあげたり、彼らはエンパスの持っているその高い共感力、脆弱性(脆い部分)や誠実性をうまく利用して自身が望むものを得ようとします。
 

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ナルシストとエンパスは絶好の組み合わせだと言えるんですよね。
 
例えばカップルや夫婦、友達だと、この2つの正反対のタイプはお互いに惹かれ合ってしまいます。
 
他人を全く共感できないナルシストと他人にものすごく共感してしまう全く正反対のエンパスですが、例えば出会ってものすごく気が合ったりお互いに『相手は自分に持っていないものを持っている』と、相手のことをとても魅力的に感じることもあります。
 
お互いにニーズを補っているような関係性が作り上げられ、この関係性っていうのは出会ったすぐはうまいように釣り合っているんですね。
 
エンパスはナルシストのエゴを養うために尽くしたり彼らに共感するんですが、自己愛の高いナルシストにとってそれはとても心地の良いものだと言えます。
 
エンパスは自分の存在を認めてくれる唯一の存在で共感力が高く、自分の意見より周囲を優先する傾向があります。
 
なので、ナルシストにとってエンパスはどんなことも受け入れてくれて、自分の欲求を満たしてくれるのでそれがエンパスであるターゲットを手放すことを嫌がる理由なんですね。
 
エンパスはギバー(Giver)でナルシストはテイカー(Taker)です。
 

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ギバーは常に相手を優先し与えるばかりで尽くしすぎてしまう特徴があり、テイカーはもらうばかりで相手に尽くしてもらうことを当然のように考え、相手の良心を利用します。

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どうしてエンパスは相手がナルシストだと気づけないのか

 
次にどうしてエンパスは相手がナルシストだと気づけないのかということについてお話しします。
 
ナルシストはマニピュレーターです。
 
マニピュレーターと呼ばれる人たちは裏と表の顔を持ちます
 
よくモラハラの被害であるのが
 

『結婚する前はいい人だった』『結婚してから本性を出してきた』

 

と言う方が多いと思いますが、ナルシストはマスクを被ってカリスマ性を上手に利用して相手を自分に魅了したり、かなり操作的です。
 
尊大型ナルシストの場合、初対面で横柄な態度が目立つのでカバートナルシストに比べたら相手がナルシストだと気づける可能性は高いかもしれません。
 
ですが、ナルシストはかなり表面的なので仮面を被っていい人を演じることが得意です。
 
彼らは共感能力はないですが相手に共感しているふりをすることはできます。
 

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虐待的なナルシストだったとしても思いやりのある親切な人を演じることは可能なんですね。
 
また周りの人、例えばフライングモンキーを自分の味方につけて『理想の自分』を演じます。
 
フライングモンキーを自分を引き立てる存在として利用して、ターゲットを自分に惹きつけるんですね。
 
ナルシストは内部や周りから攻めていってターゲットをがっちり固めるような戦術を使うことが多いです。

ナルシストはどのようにエンパスを攻撃するのか

 
次に、ナルシストはどのようにエンパスを攻撃するのかについてお話ししていきます。
 
彼らはエンパスの持つ思いやり、良心、脆弱性や誠実性を利用します。
 
ギブアンドテイクの概念がないナルシストは常に人から摂取することを望んでいるんですね。
 
共感力の高いエンパスを操って自分のニーズを満たしてもらいます。
 
ナルシストは飴と鞭をうまく使って、自分の欲しいものを手に入れ自己陶酔的な供給を得ます。
 
例えば、ナルシストから被害を受けた方はこのように感じたことがあると思います。
 
ナルシストはターゲットに完璧さを求めるんですね。
 
『自分のパートナーはこうあるべきだ』と彼ら自身の中で定着している考えがあります。
 
もし、エンパスが自分の思い通りに行動しないと罰を与えるかのように攻撃し始めます。
 
ナルシストは『相手のため』と正義感から被害者を責め立てますが、その行為が段々とモラハラへとエスカレートしていくんですね。
 
必要以上に責められるエンパスは
 

『自分のせいなんだ』『自分に足りないところがあるからだ』『もっとこうしてればよかったんだ』

 
と感じます。
 
でも、よく考えてみると完璧な人っていないんですよね。
 
人は誰でも弱点や欠点があって当たり前やし、人に完璧さを求めているナルシストも完璧ではないんですよね。
 
でも、エンパスは共感力が高いのでナルシストに求められた完璧さを得るために自分を犠牲にしてまで努力をします。
 
無理をしてでもナルシストにとことん尽くしてしまうエンパスは、ほんまに誠実です。
 
なので、人より少し共感力が高い方は、ナルシストに騙されないように注意が必要だと思います。

ナルシストと長い期間一緒にいるとどうなってしまうのか

 
次に、ナルシストと長い期間一緒にいるとどうなってしまうのかエンパスへの影響についてお話しします。
 

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まず一番に考えられることは常にエネルギーを吸い取られるということです。
 
そして、エンパスはナルシストに対し『いつか変わってくれるだろう』という希望を抱きます。
 
『自分がこの人を変えてあげよう』と、ナルシストに尽くしてしまうケースが多いですがナルシストの振る舞いが完全になくなることはないと言ってもいいと思います。
 
どうしてかというと、ナルシストのその性格は幼少期にすでに形成されているんですね。
 
親や周りの人からの甘やかしなどの過保護、過干渉、ネグレクトや虐待のトラウマなど、彼らが子供の時に何かしらか彼らに起こったことが原因でナルシシズムの性格が作り上げられるとされています。
 
誰かに自分の自尊心を調節してもらう
誰かに自分の失敗の尻拭いをしてもらう
誰かがいつも自分のために責任を取ってくれる
誰かを操って欲しいものを手に入れる
気に入らなかったら誰かが改善してくれる
 
このように自己愛に問題を抱えるナルシストは常に他人が自分のためにたくさんしてくれてきたので、こういう生き方が当たり前のナルシストにとって自ら責任を取ることは未知の世界なんですね。
 
ナルシストの大きなサインは彼らは自分を変えず、周りを変えようとします。
 
だから謝れないし、他人に自分の失敗をなすりつけます。
 
パートナーや友達、家族など近い存在である人がナルシストの性格を変えようとしても今更だったり、遺伝が原因のケースもあるので根本的なパーソナリティを変えるというのは非常に困難だと思います。

【対処法】もし自分がエンパス体質だったら、どうやって対策したらいい?

 
ではもし自分がエンパスでナルシストに狙われて精神的に攻撃されたり共依存の関係から抜け出したい時、どうしたらいいのかということで最後に対処法についてお話しします。
 
まず一番大事なこと、一番効果のあることは『はっきりと断ること』です。
 
これに関しては強い意志を持つ必要があります。
 
元カレ、元カノや元旦那さん、元奥さんがナルシストでよりを戻そうとしてきても、それが自分の望んでいるものではないもの、むしろ会いたくないのであれば正直に断ることです。
 
もちろん言い方に気をつけないといけないですが会いたくないなら『ごめんね。会えない』と自分の意思を相手に伝えます。
 
これは当たり前のことかもしれませんが、エンパスにとって断ることってかなり難しいことだったりするんですね。
 
家族や友達などが無理なお願いをしてきたら
 
『ごめんね。私できないから他の人に頼めるかな』『ごめんね。それはできない』
 
とはっきりと断ります。
 
『どうしようかな』『考えておくね』『できるかわからないけど、やってみるね』
 
最初にこれを言ってもありかもしれませんが、相手に一切期待をさせないことが重要です。
 
『摂取ばかりされてほんまにもう無理』っていう方は特に断ることが大切だと思います。
 
これはアメリカではSet boundariesと言って境界を設定するということで有害な関係を断つ時にするべき対処法として知られています。
 
『ここまでは許せるけど、これはできない』という境界を自分の中で設定します。
 
必要であればそれを相手に伝え『私はこれを受け入れない』と言うことで自分の身を守ることができます。
 
境界を設定することで自分自身が奪われていたパワーを取り戻すことが可能になるんですね。
 
自分が立ち上がることで相手のためにもなるし、これは有害な人から自分のメンタルを守る方法として役立ちます。
 

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もちろんこういった対処法は実際に行ってみると難しいんですよね。
 
簡単なことではないですが境界線を引くというのは毎日の積み重ねです。
 
境界っていうのは作り上げていくものなんですね。
 
境界線を作ったことでナルシストは自己愛憤怒(ナルシスティックレイジ)を向け始める可能性も十分にあります。
 
でも、関わると有害な人を対処するには逃げることが何よりなので、まず離れて自分のメンタルケアをするのが大切なんですね。
 
ナルシストにどんなに自尊心を傷つけられても忘れてはいけないのはみなさんには価値があるということです。
 
私はエンパスは周りの人に気が遣えて頑張り屋さんで、誰よりも思いやりのある素敵な性格だと思います。
 
疲れたら休むのと一緒で、人間関係も休憩は必要やと思います。
 
自分に集中してあげて新しい出会いや、自分の時間をもっと増やして今よりも充実した毎日を過ごせるといいなと思います。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
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【悪性ナルシシズム】いじめの根本的な原因はこれ!サディズムを持つサイコパスの手前の悪性ナルシストの特徴

【悪性ナルシシズム】いじめの根本的な原因はこれ!サディズムを持つサイコパスの手前の悪性ナルシストの特徴

 

みなさんは悪性ナルシシズムってご存知ですか?

これまでカバートナルシストや尊大型ナルシストなど、いろんな種類のナルシストについて紹介してきましたが、今日は『悪性ナルシスト』についてお話しします。
 

 

※解説および意見は情報提供のみを目的としております。この動画には人によってはショッキングな内容が含まれているかもしれません。精神的虐待のトラウマを呼び起こしてしまう可能性があるなどご心配な方は、ご視聴をご遠慮いただきますようお願いします。
 
まず、悪性ナルシストはどういうタイプのナルシストなのか詳しくお話ししていきたいんですが、悪性ナルシストはダークトライアドパーソナリティに定義されることもあります。
 
ダークトライアドについてもっと詳しく知りたい方は以前の動画で話しているのでぜひご覧になってください。
 

3つの要素を持つダークトライアド

 
まずダークトライアドについて簡単に説明していきます。
①ナルシシズム
 
ダークトライアドは3つの要素で形成されたパーソナリティで、まず1つめの要素はナルシシズムです。
 
ナルシシズムの傾向が強い人は『自分は特別な存在である』と傲慢な態度が目立ち、リーダーシップを発揮することが多いです。
 
『常に自分が正しい』という考えを持っていて、自分の非を認めず謝ることはないんですね。
 
ナルシストは、賞賛や注目を常に必要とします。
 
『自分はこんなにすごいんだ』と周囲に認めてもらうことがエゴを養うことになり、彼らに取ってエゴを養うことが全てなんですね。
②マキャベリアニズム
 
この要素を持つ人はかなり操作的で、人を心理的に操って、自分の思い通りになるために嘘をつき騙します。
 
口がうまいのが特徴的で、他人を利用するためにお世辞を言ったりして自分の欲しいものを手に入れます。
 
でもものすごくサディズムの要素が強くて、他人の立場などを考えないで行動する傾向があり、目的のためなら手段を選ばないんですね。
 
自分の立場しか考えないので、人を肉体的にもしくは精神的に苦しめても、むしろそれを喜びに感じます。
③サイコパシー
 

サイコパシーの傾向が強い人は反社会性パーソナリティ障害のカテゴリーに分類され、一般的にサイコパスと呼ばれています。

 
サイコパスは共感力がなく、罪悪感や後悔を感じなかったり、彼らがした行いに対し『申し訳ない』という気持ちを持つことはないんですね。
 
なので、これら3つの要素のパーソナリティが全て合わさった時、このダークトライアドという性格がものすごく虐待的で破壊的で操作的で危険なのか想像してもらえると思います。
 
そして、もしナルシストがこれらの要素を持っていたとしたら、どうして彼らがそれだけ周りの人に危害を加えるのか根本的な理由が理解できますよね。

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悪性ナルシストとは

 
悪性のナルシストは人を傷つけても平気だというダークな要素を備え、彼らはマリグナントナルシスト(Malignant Narcissist)と呼ばれています。
 
そして、悪性のナルシシズムは英語ではマリグナントナルシシズムと言います。
 
いじめとか精神的に人に苦痛を与える人などこういった根本的な原因は悪性のナルシシズムから来ていて、身近にいるとかなり危険な場合が多いです。

悪性ナルシストを見抜くのは簡単なのか

 
まず相手が悪性ナルシストの場合、もし女性であればもしかしたら男性より女性の方が悪性ナルシストだと気づくことが難しいかもしれません。
 
理由は、女性の場合だと女性らしさとか男性が持っていない繊細な部分をうまく利用できるからなんですね。
 
もちろん男性でも同じように最初は見かけも良く親切かもしれません。
 
よくあるのが、最初はおしとやかでおとなしかった人がものすごく摂取的で、お金で騙されたなどのケースがありますが、始め相手が悪性ナルシストだと見抜くことは簡単ではないと思います。
 
どうして見抜くことが難しいかというと、ナルシストは基本的に操作的なので外面もよくて、演じていることが多いんですね。
 
例えば、幼い頃にマニピュレーションの方法を学んだナルシストは『こうやって操作しながら人とコミュニケーションを取れば、欲しいものが手に入るんだ』と幼少期に心理的操作のテクニックをすでに習得しています。
 
なので、普通に嘘をつくことなく正直にありのままに話しながら人とコミュニケーションを取ることをしなかったり、ものすごく操作的でバレない細かい嘘を繰り返します。
 
彼らの目的はもちろん相手の感情や人間関係をコントロールすることで、相手をコントロールしたら自分の欲しいものが手に入ることを理解して相手を心理的に操ろうとします。
 
出会ってすぐナルシストだと見抜くことは難しいことが多いですが、サインを見逃さないように注意すれば毒を植え付けられる前に逃げることは可能です。

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悪性ナルシストの特徴

 
では、悪性のナルシシズムを持った人はどういった特徴を持っているのか、悪性ナルシストの特徴についてお話ししていきます。
①マニピュレーション
 
先ほどもお話ししたようにナルシストは操作的で、悪性ナルシストはもっと操作的です。
 
例えばめっちゃいじめっ子やのに大人の前では優等生で優しい子を演じます。
 
マスクを被ってバレにくい巧妙な嘘をつき人を騙します。
②Love bombing
 
2つめの特徴もLove bombingというマニピュレーションの方法です。
 
Love bombingについても以前の動画で詳しく話していますが、これは大袈裟な愛情表現、または愛の爆弾とも言われ、ナルシストの虐待のサイクルの第二段階になります。
 
彼らはLove bombingという戦術を使ってターゲットを逃がさないように自分に惹きつけます。
 
蜘蛛の巣に引っかかってしまった虫をイメージしてもらうとわかりやすいと思うんですが、思いっきりターゲットとの距離を縮めて離さないようにしたあとに虐待のサイクルに巻き込むんですね。
 
例えば、カップルだと高価なプレゼントを渡したり、ロマンチックなデートに誘ったり結婚を急いだりなどが挙げられます。
 

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職場だと特別扱いしたり必要以上に褒めるなどの行動が見られます。
③表と裏の顔を持つ
 
そんな操作的な悪性ナルシストは裏と表の顔を持ちます。
 
彼らは自分の利益を得るために、被害者のふりをしたり相手を騙します。
 
もちろんサイコパシーの要素が混じっていれば、共感力や罪悪感がないので人を騙してもなんとも思わないし、外面ではいい人を演じていたとしても裏では危険で虐待的なことがほとんどなんですね。
 
よくあるのがいじめているのは彼らの方なのに、彼らは
 
『自分はこの人からこんなことをされている』『いじめられて困っているのはこっちの方なんだ』
 
と被害者のふりをして本物の被害者を悪者に仕立て上げるのが得意なんですね。
 
彼らは自身が必要なものを得るためにこういった戦術を使って、周りの人に嘘をついて騙します。
 
また、彼らの本性や嘘がバレた時、相手が正体を見破った時、欲しいものが手に入らない時や自分の思い通りに周囲を操れない時に彼らはどうなるのかというと、ものすごく攻撃的になります。
 
例えば、カップルの場合だと別れを切り出したり、脅したりします。
 
もしパートナーに別れ話を持ちかけられたらストーカーになったり暴力的になることがあります。
 
典型的なナルシストの場合だと周囲にターゲットの悪口を言って毒を吐いてターゲットの評判を下げるんですね。
 
これを中傷キャンペーン(スミアキャンペーン)と言ってよくナルシストと離婚する時に行われるものだといわれています。
 

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一般的にはネガティブキャンペーンと言いますが、英語ではスミアキャンペーン(Smear campaign)と言います。
 
このようにいろんな形でターゲットを攻撃しようとするので、悪性ナルシストと遭遇した時は少し構えて、できることなど対策しておくと精神的に全然違うと思います。
④病的に嘘をつく
 
相手のためを思ってつく嘘や、責任逃れのためにつく嘘など人間という生き物は嘘をつく一面があります。
 
ですか、悪性ナルシストは病的な嘘つきです。
 

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病的な嘘つきの特徴は、
 
細かい話を作り上げる
無自覚で嘘をついている
嘘を庇うために嘘をつく
悪意のある嘘をつく
事実に嘘を混ぜて話す
 
などが挙げられます。
 
私が実際に会った悪性ナルシストは自分から離れていった人たちに注目を集めるために『癌を患った』と嘘をついていたんですね。
 
ちなみにこのケースはほんまによく聞きます。
 
ナルシストの代表的な特徴は周囲から注目や賞賛を与えてもらうことです。
 
実際には癌を患っていなかったとしても、周りの人たちに注目してもらおうと信じてもらおうと必死だったんですね。
⑤他人が苦しむことに喜びを感じる
 
彼らは他人の屈辱を楽しんだり、ものすごく虐待的なので人を精神的にも身体的にも傷つけることに快感を感じます。
 
このパーソナリティは本当に残酷だと思いますが、例えば人をいじめて相手が苦しむことは彼らにとって喜びなのでそれが彼らにとってエネルギーになります。
 
もし身近に誰かの不幸を喜んだり、人を陥れるためにわざとその人が苦労するように仕向けるアドバイスなどを意図的にしている人がいれば、悪性ナルシシズムを持っている可能性が高いかもしれません。
 
彼らは相手の幸せを喜びとして感じることができず、信じ難いですが悪性ナルシストは我が子にさえも敵意を持つこともあります。
 
例えば、よく心理学の専門家の方がおっしゃっるのが、他人の幸せは彼らにとってゴキブリと同じなんですね。
 
自分の部屋に現れたら排除しなければいけないもののように感じるらしいです。
 
悪性ナルシストは心に病を抱えた人たちなので人間関係やその人の家庭、幸せを壊そうとするのでものすごく恐ろしいパーソナリティです。
⑥責任から逃れることが得意
 
これはサイコパシーの要素が強い悪性ナルシストに多いですが、自分がやらかしてしまったミスさえも
 
『私は何もしていないよ』『私は何も悪くないよ』
 
と開き直って、自分がしてしまった失敗に対して責任を取ることはないんですね。
 

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むしろ、自分がその問題の原因だったとしてもその責任を第三者になすりつけ現実逃避します。
 
ナルシストが身近にいる方はこういったことを経験をした方が多いと思いますし、もちろん私も経験があります。
 
自分に関係のない問題の責任をなすりつけられるのはものすごく厄介なことだと思いますが、ナルシストは何度も何度も言い訳を繰り返しては他人に自分が抱える問題を押し付けます。
 
そのためには嘘を繰り返し、その嘘を相手に信じさせるために巧みにマニピュレーションして相手を騙すんですね。
 
相手を騙すためには何度もマニピュレーションを繰り返すし、彼らのマニピュレーションは本当に巧妙で相手にYESと言わせるまでマニピュレーションを途中で諦めることは少ないです。
⑦人と競おうとする
 
常に自分が勝利することを望み、人と競おうとします。
 
悪性ナルシストは相手と競争し、どちらが幸せなのか、どちらの方が偉いのか、どちらの方が上でどちらが下なのか競い合おうとします。
 
彼らは自分が負けること、自分が相手よりも衰えていることは屈辱のように感じ、それを認めることを絶対に許しません。
 
自分の方が優位な立場に立っていないといけないし、自分が他の誰よりも優先されるべきだという考えを持ちます。
 
自分が勝ち取るためには卑怯な手も使うし、誰かを妨害してでも自分が勝つことを必要とするんですね。
 
良心を持った普通の人ならこういうやり方はしないと思いますが、悪性ナルシストは自分が勝つために人を騙し利用し、自分にとって大切な存在の人をも敵に回します。
⑧嫉妬深く執着心が強い

 

彼らは誠実さや忠実さ、思いやりや共感能力が欠けていて
 
『他の人も自分と同じくらいに汚れた心や思考を持っているだろう』
 
と考えます。
 
相手にそんなつもりがなかったとしても、言われたことされたことをいつまでも覚えていることもあるんですね。
 
執念深いので狙われると知らない間に恨まれて敵意を持たれていたり、彼らと関わると厄介なことが多いです。
 

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7つめでお話ししたように競争心が強いので相手を羨ましいと感じた場合、相手からその幸せや喜びを奪うために妨害したり、悪性ナルシストが持つパーソナリティはものすごく破壊的です。
 
『他のみんなは自分と同じくらい悪いことをしている』
 
という思考を持つ悪性ナルシストは、
 
『他のみんなだって〇〇してるよ』『これをしているのは私だけじゃないから』
 
と言って、自分の問題行動を正当化します。
 
彼らは時に状況に応じて被害者を演じて、相手に自分の要求を満たしてもらって欲しいものを手に入れます。

まとめ

 
これらが悪性ナルシシズムを持つといわれる悪性ナルシストの代表的な特徴なんですが、みなさんの身近にいるナルシストの特徴や行動などに当てはまりましたか?
 
実はこのタイプのナルシストは珍しくなく、案外どこにでも潜んでいるといってもいいくらい悪性ナルシストと出会う可能性は高いと思います。
 
よく質問をいただくんですが
 
『ナルシストの被害に遭ったことがあり、ナルシストのパーソナリティを知ってから疑問に思うのがナルシストは自分のことを本当に心から愛していたのでしょうか?』
 
ということなんですが、みなさんはどう思いますか?
 

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もし、モラハラやパワハラの被害に遭った方、親が毒親だという方、みなさんの心の中はどのような気持ちを持っていますか?
 
もし本当にパートナー、友達、家族を愛しているのであれば、相手の痛みや苦しみを喜ぶのではなく、助け合ったり支え合うことができるはずです。
 
もし相手のことを愛しているのであれば相手の幸せを心から喜ぶことができるはずですが、残念ながらナルシストはそういった誠実な心や愛情を持っていないんですね。
 
その振る舞いが長年も続いているのであれば、彼らが変わることは難しいと思います。
 
彼らの虐待に巻き込まれないようにするためにはまずこれらのサインに早い段階で気づいて、その関係から直ちに逃げ出すこと、そして関わらないことが自分の身を守るためにものすごく重要です。
 
こういった関わると有害な人のサインについて、このブログでたくさん話しているので、自分のメンタルを守るために参考にしていただければいいなと思います。
 
そして決して悲観的にならず、自分をその困難な状況から解放してあげるためにはどうすればいいのか、何ができるのか少しずつ見つけ出し、前に進み出すことが重要です。
 
上記の動画でも詳しく話していますので、興味のある方はぜひご覧になってください😊
 
この記事が参考になった!共感した!と思った方は、スター🌟とコメント💌お待ちしております!
 
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